学校生活

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こころも身体も健康で、元気な子どもを育むために ~体力づくりスタート~

 スポーツ庁の体力・運動能力調査によると、新体力テストが始まった1998年から現在まで、小中学生の新体力テストの体力合計得点は男女ともに増加傾向にあります。しかし、「走る:50m走」「跳ぶ:立ち幅跳び」「投げる:ボール投げ」のスポーツ活動の基礎となるテスト項目の成績は、1985年頃の水準と比べるとかなり低く、子どもたちの体力は、決して楽観できる状況にありません。
 本校でも、日常生活で運動をする子としない子の二極化が進んでおり、肥満傾向の生徒(15.80%)が全国平均(11.26%)よりも高い現状があります。そこで、先週11日(月)から「体力づくり」活動を始めました。

 

 

 

 

 

 

 帰りの会終了後、1・2年生全員で「トラック10周(2,000m)+リレー・縄跳び等」を行います。子どもたちは自分のペースに合わせて、仲間と励まし合いながら取り組んでいました・・・。 (^^)/
 JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)によると、運動の意義として、①体力・運動能力の向上、②健康的なからだの育成、③意欲的なこころの育成、④社会適応能力の発達、⑤認知機能の発達等の効果が期待できるとしています。健康や体力は、積極的にからだを動かすことを継続してこそ得られるものです。子ども時代にからだを動かす習慣を身につけることは、大人になってからの健康や体力にも影響を与えます。
 こころも身体も健康で、元気な子どもを育むために・・・、楽しくからだを動かしましょう!!

9年間を見通した、子どもの「育ち」と「学び」をつなげるために Part3 ~小中合同寺子屋~

 11日(月)、中学校の職員と生徒が小学校にお邪魔して「toyo寺子屋」を行いました。目的は、以下の通りです。

【教職員】
 ・校種の枠を超えて、児童生徒の9年間を見通した学習指導、学習支援を行うことができる。
【中学生】
 ・小学生への学習支援を行うことにより、小学校時に学習した内容の再理解が深まり、自身の学力向上につながる。
 ・自己有用感を高めることで、今後の学習へのモチベーション向上につながる。
【小学生】
 ・全員学習会を経験することで、学習への意欲付けを図り、主体的な学びに向かう態度を育てる。  
 ・上級生や中学生への憧れを持つことで、成長への見通しをもたせ、中一ギャップの解消につなげる。

 子どもたちは、6グループに分かれて小学生への学習支援を行いました。(ALTのジェシー先生も手伝ってくれました!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日のtoyoノートには、
「小学生に声をかけながら教えることができました。漢字がわからなかったので勉強したいです。(2年)」
「小学生の問題は意外と難しかったけど、しっかり教えることができました。(2年)」
「教え方が難しかったです。(2年)」
「最初は、説明できるか不安だったけど、わかりやすく教えることができたので楽しかったです。(1年)」
「簡単なものだけでなく、少し難しいものもあって、私も勉強になりました。(1年)」
「小学生に勉強を教えることができ、自分のためにもなったのでよかったです。(1年)」
等と感想が書いてあり、中学生にとってもとてもよい経験ができたことが伺えました。
 “校種の枠を超えて、東陽っ子の「育ち」と「学び」の適時性と連続性を重視した指導の展開へ”
 11年前に掲げられた理念を継続・発展させながら、東陽小学校の先生方とともに新しい学校教育を創造してまいります。

9年間を見通した、子どもの「育ち」と「学び」をつなげるために Part2 ~第4回小中合同会議~

 6日(水)、東陽中校区小中一貫・連携教育「第4回合同会議」を東陽小で行いました。「先生をつなぐ部会」「子どもをつなぐ部会」「学びをつなぐ部会」「健康教育部会」の各部会において、前回(1月)の会議で出された成果と課題をもとに、来年度の取組について協議しました。

 

 

 

 

 


○合同会議と合同校内研究の部会を統一し、5部会に改編する。
○夏休みの駅伝練習を小学校で行い、小学生の参加を促したり、中学生ボランティアガイドの学習に小学校4年生を参加させたりするのはどうか?
○情報教育週間を設定し、情報モラル教育に取り組む。
○ノーメディアデーの啓発に際し、子どもからの発信等、話題を増やしていく。
等々、新たな取組の提案が出されました。
 小中共通の学校教育目標「ふるさと東陽を愛し、自ら学び、心豊かにたくましく生き、夢実現に向け未来を切り拓く東陽っ子の育成」に向け、校種の枠を超えて、東陽っ子の「育ち」と「学び」の適時性と連続性を重視した指導をこれからも展開していきます。保護者の皆様からの温かいご支援とご助言をよろしくお願いします。

 追伸:会議終了後には、「第4回学校運営協議会」を開催しました。①東陽小・中学校の取組について(学校評価下期を受けて)、②来年度の方向性について、③その他 の3点について熟議がなされ、「東陽町を大好きな児童生徒を育てる」ために、学校、地域でどのような取組をしていけばいいか?、さまざまなご意見を伺うことができました。

 

 

 

 

 


 貴重なご意見をもとに「地域とともにある学校づくり」を進め、地域の皆さまの思いとともに「東陽の未来を託す子どもたち」を育てていきます。会員の皆さま、お忙しい中、ご出席いただき、大変ありがとうございました。 m(_ _)m

この仲間と一緒に笑い合った日々は、私の大切な思い出です。 ~第55回卒業証書授与式 Part2~

Part1のつづきです・・・。

 送辞:「私たちは、たくさんの場面で先輩方に支えられてきました。先輩方にとっては何気ない一言、思い出の一場面だったかもしれません。しかし、私たちにとっては、一生忘れることのない宝物になりました。私たち在校生は、先輩方が築かれてきた東陽中の良き伝統を守り、さらに発展させるよう努力していきます。」生徒会長 Tさん

 

 

 

 

 


 答辞:「在校生の皆さん。私たちに力を与えてくれてありがとう。信じてくれてありがとう。皆さんがいてくれたからこそ、私たちは最高学年としての自覚をもち、頑張ることができました。いつもそばにいてくれた家族。私たちのことを第一に考え、一番近くで応援してくれてありがとう。心配をかけることもあったと思いますが、どんな時も味方でいてくれて、励ましてくれたことが、とても心強かったです。3年生のみんな。この仲間と一緒に笑い合った日々は、私の大切な思い出です。うれしいことも互いに分かち合ってきた10人の特別な仲間。勇気をもって新しい一歩を踏み出しましょう。今まで、本当にありがとう。」前生徒会長 Iさん

 

 

 

 

 


 卒業生合唱「絆」、全校合唱「群青」。「きっとまた会おう あの街で会おう 僕らの約束は 消えはしない 群青の絆~♪」明日から離ればなれになる友・先輩を思い、感動の歌声が体育館に響きます・・・・。校歌斉唱、若人の輝かしい未来へエールを贈りました!

 

 

 

 

 

 

  保護者代表挨拶:「○○を笑顔にしてくれてありがとう・・・。」我が子を思う愛情溢れる言葉の数々に皆の涙腺が・・・。K様、ありがとうございました。 m(_ _)m
 卒業生退場。

 

 

 

 

 


 最後の学活では、「3年1組卒業式」と称して、未来への希望と仲間や先生、保護者への感謝の思いを一人一人語ってくれました。

 

 

 

 

 


 「感動の卒業式でしたね。」「教育の力はすごいね。」ご列席いただいたご来賓の皆さまからのお言葉です。10名の卒業生のみなさん、これで本当にお別れです。旅立つ君に、未来が幸多からんことを願っています。“卒業、おめでとう!”

この仲間と一緒に笑い合った日々は、私の大切な思い出です。 ~第55回卒業証書授与式 Part1~

 爽やかな春風に吹かれ、校庭の草花も色づき始めました。早春のこの佳き日に、第55回卒業証書授与式が行われ、10名の卒業生が東陽中を旅立ちました。

 

 

 

 

 

 

 


 卒業証書授与では、希望に満ちた眼差しで証書を受け取る一人ひとりの姿に、成長を改めて実感しました。

 

 

 

 

 


 校長式辞:「自律とは、『自分で考え、判断し、決定し、行動すること』です。思い描いたなりたい自分を実現するために、誰かに頼るのではなく、自分で考え、決定し、行動し続けてほしいと願っています。貢献とは、『自分だけでなく、自分のいる集団のために役に立とうとすること』です。想像力の翼を広げて心豊かに生きていける人に育ってほしいと願います。」
 教育委員会告辞:「4年ぶりに開催された小中合同運動会では、生徒の皆さんが主体となって全体をまとめたり、小学生に優しく指導したりして、全員が笑顔で楽しめる最高の運動会になりました。文化祭においては、脚本を自分たちで作成するとともに、将来の夢について楽しくわかりやすく表現し、素晴らしい劇になったと聞いています。学校をリードしてきた皆さんの姿は、後輩に受け継がれていくことと思います。」八代市教育委員 S様
 来賓祝辞:「10代後半は、自立した大人に成長する最終章の時期であり、大変重要な時間であると言われております。常に自分の持つ無限の可能性を信じ、多くの経験を通じて心と体を鍛え、たくましく成長されるとともに、それぞれが描く『夢』を実現されることを願っております。」八代市役所東陽支所長 K様

 

 

 

 

 


 祝詞・祝電披露:「ご卒業おめでとうございます。ここ、東陽中でみなさんと過ごした日々が、今でも、そしてこれからもそっと私の背中を押してくれます。みなさんが一生懸命に生きていく姿をずっと想っています。」1年時担任 M先生 


 その他、多くの皆さまから卒業生の門出を祝うメッセージをいただきました。ありがとうございました。 m(_ _)m

 Part2につづく・・・

旅立ちが近づいています Part4 ~卒業までのカウントダウン~

 卒業式まで、あと1日となりました。いよいよ明日でお別れです・・・。
 朝の時間は、「3年生を送る会」。生徒会執行部が企画・運営してくれました。「私は誰でしょう?クイズ」と「ジェスチャーゲーム」で大盛り上がり!珍プレーならぬ珍ジェスチャーで誤答続出・・・。楽しい一時でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 3校時は修了式。式に先だって行った表彰では、「ハッピーブック多読賞」「全国中学生人権作文コンテスト八代人権擁護委員協議会長賞」「くまもとの笑顔・未来を創る児童生徒の表彰」を行いました。これまでの努力の証です。おめでとうございます。続いて、修了式。修了証授与では、クラス代表のIさんの大きな返事が、体育館中に響き渡ります。記念品贈呈では、八代市教育委員会からいただきました卒業証書筒入れを贈呈しました。私からは、修了式の意味をもとに、この1年で集団として、個人として成長した(学んだ)と思うことを一人一人に伝えました。伝えた内容を卒業式前にスライドショーで流す予定です。ご覧いただければ幸いです。生徒発表では、「東陽中学校で過ごした日々の一つ一つが、私にとってかけがえのない宝物です。高校に行っても中学校で身につけたことを生かして、勉強と部活動の両立を目指して頑張っていこうと思います。」と、Uさんが未来に向けての決意を力強く述べてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 4校時は予行練習。今年も子どもたちに納得してもらい、保護者席を卒業生席の後ろの位置にしています。子どもたちが感謝の思いを伝える一番の相手は、保護者の皆さまだと考えているからです。ご理解をお願いいたします。

 

 

 

 

 


 午後、会場設営を行い、旅立ちの時を祝福する準備が整いました。お別れするのはとても寂しいですが、感動を共有したいと思います。明日は9時30分開式です。多くの保護者の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。 m(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 追伸: 昨年まで本校に勤務されていたN先生が、祝詞を届けに来てくれました。練習も見守ってくださり、子どもたちの合唱では感極まって涙ぐまれていました。「この子たちは1年生から知っているので・・・。」3年生がいろいろな人に見守られ、愛されていることを改めて感じました。N先生、ありがとうございました。

「15の春に向けて」 Part4 ~公立高校後期(一般)選抜~

 昨日、今日と公立高校後期(一般)選抜が行われています。担任いわく、「前日までは不安やプレッシャーが見えました。」とのことですが、初日の感想を聞いてみると、「国語、自信があります!」「明日、高得点をとります!」等、手応えを感じていたようです。


 「自分の将来は周りが決めるんじゃねぇ、世の中の流れに乗るもんでもねぇ。自分の人生は自分で作る。人生はどうなるかじゃなく、どうするかだ!」【桜木健二:TBS系ドラマ「ドラゴン桜」】より
 これまでの努力を信じて、全力で取り組むのみです! Fight!3年生!! (^^)/

旅立ちが近づいています Part3 ~卒業式の練習が始まりました~

 3月8日(金)、第55回卒業証書授与式を挙行します。先週金曜日から卒業式の練習が始まりました。昨日は、入場から退場まで一通り式を流し、証書授与や送辞、答辞、合唱の動き等を確認しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 司会のS先生からは心構えとして、①さわやかな返事、②服装、③姿勢、④心を込めた歌を挙げられています。心がこもった返事や歌声に、式にかける一人一人の思いが伝わってきました。別れは悲しいですが、当日は立派な旅立ちの姿を見せてくれることと思います。

追伸:
 ①英語の最後の授業では、ジェシー先生と英単語しりとりを行っていました。
 ②学校用務員のM先生が、3年生のために「心のほうき」をプレゼントしてくださいました。
 ③八代教育事務所よりU所長が来校され、3年生のKさん、Sさんに「くまもとの笑顔・未来を創る児童生徒 特別賞」の表彰をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 


 卒業式まで、あと3日となりました・・・。

「石工の郷 八代」の魅力を更に伝えるためには ~八代市日本遺産ガイド講習会~

 八代市日本遺産活用協議会では、日本遺産のストーリー・構成文化財をはじめとした八代市内全域の歴史文化や、観光スポットなどの魅力を、地域事業者や地域住民が自ら発信・紹介・活用していく機運を醸成することを目的として、ガイド講習会を昨年度より実施しています。今年度は、先月29日(木)に、実際にガイドを行っている本校生徒を対象に行われました。講師は、NPO法人まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会のH代表理事様です。

 

 

 

 

 


日本遺産の伝え方では・・・

○文化財を保護するだけでなく、観光資源として活用する取組
○石橋だけでなく、干拓施設、石垣、棚田、まちづくりや民俗芸能も構成文化財
○干拓は、現在もい草やトマトの恵みをもたらしている
○特別な評価を得られずとも仕事に尽力した石工のすごさ
○阿蘇火山の噴火によりできた溶結凝灰岩が材料

ガイドとして大切なことは・・・

○まずは、自分が感動・楽しむこと
○話すときは、目立つこと・しっかり大きな声で伝えること
○カンニングもOK、自分で理解しにくかったことは図や写真など道具を使いましょう。
○はじめと終わりのあいさつも大事

等々、ガイド力によって更に魅力を伝えるコツをたくさん教えていただきました。また、ブラタモリ出演時のエピソードや大河ドラマ「西郷どん」の出演者の方々との会食、鹿児島国体での両陛下へのガイド等、これまでの豊富なご経験もユーモアを交えてお話ししてくださり、あっという間の50分でした。

 

 

 

 

 


 「みなさんの頑張りが八代の未来につながります」 いただいたメッセージに応えられるよう、子どもたちとともに魅力を発信していきたいと思います。H代表理事様、ありがとうございました。 m(_ _)m

追伸:昨日3日(日)には、東陽まちづくり協議会主催の「自然散策と地域の宝探し」のイベントでガイドを行いました。普段は行けない鍛冶屋中橋、鍛冶屋上橋、大久保自然石橋も探索し、新たな発見と学びがありました!

 

 

 

 

 

 

教師修養 第12弾 ~主体的な学びにいざなう授業とは?~

 28日(水)、八代市教育委員会のJ指導主事および東陽小学校の先生方をお招きして、2年理科、1年社会で授業公開を行いました。この授業公開は、8日(水)に行った小中合同校内研修の今年度の総括を受け、授業改善に積極的に取り組んでいるS先生、M先生の授業を皆で参観し、これからの授業づくりに役立ていくことを目的にしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「課題提示」→「自力解決」→「交流の時間」→「全体解決」→「まとめ」と、授業がテンポ良く流れ、課題である「振り返り」と「定着確認の徹底」も学習者用タブレット端末を活用して行っていました。活動中は、学習リーダーが授業を進め、教師は支援に徹する姿に、J指導主事も、「2人の先生が、ほとんど喋らないのがいいですね。」と感心されていました。

 

 

 

 

 


 かたらんねTIMEでは、

○主体的に学ぶ時間を確保するために、話し合いの延長はしない
○できるところでジクソー法を取り入れる(取り組まざるを得ない状況をつくりだす)
○つなげる言葉で子どもたちの思考を深めていく
○「振り返り」は次の学びにつなげるために、絶対必要
○定着確認を必ず行う

等々、小中学校で共通してできること語り合いました。J指導主事からは、子どもを「学び」の主体者にするために①タイムマネジメント、②授業の流れのシステム化、単元構想、③他者参照・交流の視点でご感想をいただきました。特に、“「学び方」や「進め方」、「教具」等の選択肢を増やす意識が大切であること、「他者参照」は授業改善の第一歩”等、未来の授業づくりを進めていく上で、大きな示唆をいただきました。今後、小・中学校で共通実践を積み重ねていきたいと思います。

 

 

 

 

 


 来週5日(火)には、中学校職員、生徒が小学校にお邪魔して「toyo寺子屋」を行う予定です。校種の枠を超えて、東陽っ子の「育ち」と「学び」の適時性と連続性を重視した指導の展開へ。9年間を見通した小中一貫・連携教育を進めてまいります。J指導主事、お忙しい中、ご参観いただきありがとうございました。 m(_ _)m

これぞ、自律(立)貢献です! ~八代市善行児童生徒表彰式~

 27日(火)、八代市善行児童生徒表彰式が八代市役所で開催されました。本校3年生のKさんとSさんが、昨年2月に行った人命救助が評価され、「特別賞」を受賞しました。学校HPにUPした記事を、再度、掲載します。 

「さりげない行動に感心しました! ~地域の方からのうれしいお電話~ 」

 27日(月)、八代市西宮町にお住まいのS様より、うれしいお電話をいただきました。
 「先月18日(土)に、道の駅『東陽』で交通事故があったが、怪我した運転手を車から助け出して介抱してくれた中学生と小学生がいました。名前を告げずに立ち去ったので・・・。東陽中の生徒ではないですか?なかなか出来ることではないので、感心して電話しました。」とのことでした。
 尋ねてみると、2年生男子のKさんとSさんでした。
「車の中から煙が出ていたので、爆発したら危ないと思って助けました。すぐ判断することができて、よかったです。」と話してくれました。
 事故時の対応等、わかっていてもなかなか出来ることではありません。学校教育目標スローガンの「自立貢献」をまさに体現してくれた姿に嬉しくなると同時に、頑張っている姿を地域の方々が温かく見守ってくださることにも感激しました。 (^o^)

 素晴らしい行いです。Kさん、Sさん、おめでとうございます。

 

 

 

 

 


 追伸:また、この行動は、「くまもとの笑顔・未来を創る児童生徒の表彰(旧熊本県善行児童表彰)」でも、特別賞を受賞しています。表彰式は、後日、本校にて行われる予定です。

「もし、災害が起こったら・・・」日頃からの意識が大事です! ~予告なし避難訓練~

 26日(月)6時間目に避難訓練を実施しました。今回は、いつ起きるかわからない地震や火災等の災害に対し、どのように避難をすれば安全か?自ら考え、行動できるようにするため、予告なしで実施しました。
 地震発生後、2階の理科室から火災が発生したの想定で避難指示が出されると・・・、子どもたちは自主的に整列し、最短経路でグラウンドへ避難することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 教師の細かい指示や引率がなくても安全に避難した行動に、鏡消防署泉分署の職員の方からは、「皆さんが良すぎて、言うことがありません。」と最大級のお褒めの言葉をいただきました。

○ショッピングモール等を訪れた際は、避難経路を見るだけでも予防になる。
○災害の際は、スマホ等の通信機器も使えない。もし起こったら、「ここに集まってみようか」と避難場所の確認をしておくことが大事。
○日奈久断層は日本で3番目に地震が起こりやすく、その規模も熊本地震の32倍が想定されている。「もし、災害が起こったら・・・」と、家族の人と話をしておいてください。

等々、日頃から防災意識を高めることが大事であることを学びました。命を守るために、今後も予告なし避難訓練を意図的に計画していきます。鏡消防署泉分署の職員の皆さま、ありがとうございました。 m(_ _)m

 

 

 

 

 

 

旅立ちが近づいています Part2 ~花いっぱい運動~

 20日(火)、1・2年生で「花いっぱい運動」を行い、キンギョソウやビオラ、ナデシコの花苗をプランターに植えました。

 花いっぱい運動は、戦後まちが荒廃し人々の心にも余裕を持てない中で、①「社会を美しく・明るく・住みよくする」、②「花を通じて人々の気持ちを豊かに」との願いを込め、昭和27年4月8日、当時長野県松本市の小学校の教員だった小松一三夢先生によって始められました。50年以上が経ち、花いっぱい運動の心は、日本国内はもとより世界中にひろがり、「花いっぱい」は今では世界の共通語となっています。【引用:街を花いっぱいにする会HP】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 順調に育てば、卒業式や入学式で満開の花をお披露目できると思います。私たちの願いを込めた花々で、参加される皆さんの心に豊かな花が咲くことを願っています。準備、運営を行ってくれた生活・環境委員会の皆さん、ありがとうございました。

旅立ちが近づいています ~クラスマッチ~

 22日(木)、クラスマッチを行いました。種目は「バレーボール」!サーブキャッチあり等、学年関係なく、みんなが楽しめるよう、体育委員会が企画してくれました。第1試合は3年VS1年、第2試合は2年VS1年、第3試合は3年VS2年です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 結果は・・・、2年生との試合で1点差の接戦を制した3年生が優勝しました!授業でまだバレーを習っていない1年生が善戦する等、好プレーあり、珍プレーありと笑顔あふれるクラスマッチになりました。3年生にとっても忘れられない思い出になったことでしょう。私もとても楽しかったです。体育委員会の皆さん、ありがとうございました。

なんのために学ぶのか ~学ぶことは楽しいこと Part2~

 昨日20日(火)から明日22日(木)の3日間、1・2年生の後期期末考査を行っています。「国語は自信あります!!」「理科以外はできました!」「空欄をつくらずに答えることができた!」等、初日を終えての感想に、子どもたのやる気を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 以前、ご紹介したジャーナリストの池上彰氏は、著書「なんのために学ぶのか」の中で

 高校生のときは、対数の勉強など一体何の役に立つんだろうと思いながら数学の授業を受けていましたが、対数を使えば、地震のエネルギーのように小さなエネルギーから非常に大きなエネルギーまで一つの指標で簡単に表せるし、航海にも役立つものとは。
 それがわかったとたんに、「なんであの時、対数はこんなふうに役に立つんだよって教えてくれなかったのか。それがわかっていれば、もっと興味深く対数を勉強できたのに」と思ったものです。
 このように、私が「学ぶことって楽しいな」と思えるようになったのは、大学を卒業して社会に出てからです。一度学びの楽しさを味わってからは、やみつきになりました。学べば学ぶほど、いままでわからなかったことがわかるようになり、それによって自分の視野が広がります。知らないことや新しいことに出合うとかえって好奇心が刺激され、もっと多くのことを学びたくなります。学ぶことに知的スリルを覚えるようになるのですね。好奇心が満たされれば、大きな喜びにひたることができます。
 こういう学びの楽しさを、小学生、中学生、高校生の頃から体験することができたら、どんなに素敵でしょうか。

と述べています。
 学びの楽しさを知るきっかけは人それぞれです。教え方のとても上手な先生に出会ったとか、受験対策で始めた勉強なのにいつの間にかその科目の魅力にとりつかれたとか、海外に行ってカルチャーショックを受け、日本についてもっと知りたくなったとか、本人が予想していなかった偶然であることが多いです。ただ、それは学び続けていないと巡り合えません。今、勉強が好きじゃなくても、取り組み続けることが大事です! Fight!1・2年生!! (^^)/

追伸:昨日の放課後、各教室を覗いてみると・・・、2年生は立志式を欠席していた2名の生徒の決意表明を、1・3年生は期末考査や入試に向けての自主学習に取り組んでいました。この子たちと学びの楽しさとの出会いはもうすぐだと確信しました!!

 

 

 

 

 

 

「いろいろな性」とともに生きる ~性教育講演会~

 16日(金)、性教育講演会を開催しました。講師は、全国性教育研究団体連絡協議会常任理事(ともに拓くLGBTQ+の会 くまもと代表)のI様です。

 

 

 

 

 

 

 「性的マイノリティって知っていますか ~「いろいろな性」とともに生きる~」と題して、
○性的マイノリティの当事者の皆さんはあなたの周囲でともに生活しています
○トランスジェンダー当事者にとっては「こころの性」がその人の性別です
○精神的な病気でも人格的な異常でもない
○LGBTQ+は「性の多様性」の問題です
等、性的マイノリティの問題を正しく理解すること、私たちの中にある偏見や差別をなくしていくことが大切であることを話していただきました。
 子どもたちの感想には、
「全性愛という言葉を聞いて、どんな性別でも好きになれるって素敵だなと思いました。(1年生)」
「一番気をつけたいと思ったのは、ピアプレッシャー(同調圧力)です。友達から相談されたりしたときに、無責任なことは言ってはいけないと思いました。(1年生)」
「男性が男性を好きになったり、女性が女性を好きになるのは、少しだけ変だと思っていました。生まれつきそういう感情を持っていることを知り、偏見をもってはいけないと思いました。(2年生)」
「性は『グラデーション』という言葉が印象に残りました。決めつけなどには気をつけていきたいです。(3年生)」
とあり、一人一人の多様性や違いを認め合うことの大切さを改めて感じていました。
 全国性教育研究団体連絡協議会常任理事(ともに拓くLGBTQ+の会 くまもと代表)のI様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。 m(_ _)m

今の自分をふり返り、自己の生き方を真剣に考える ~2年立志式~

 16日(金)、立志式を行いました。立志式の目的は、

○今の自分をふり返り、自己の生き方を真剣に考える機会とする。
○3年の進路選択を前に、将来への目標を持ち主体的に進路を拓いていこうとする態度を育てる。
○将来への考えや思いから、ともに学び合い高め合う集団を目指す。

であり、橋本左内が15歳のときに書いた「啓発録」にならい、最上級生の進級を控えた2年生で行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 小学校1年生の頃の写真と現在の写真の前に立ち、
「介護士等の人をサポートできる大人になりたい」
「保育士や獣医師になりたい」
「土木関係の仕事をしてみたい」
「我慢強く努力ができて余裕をもって行動できる大人になりたい」
「父に勧められた騎手になりたい」
「自分の夢を見つけて、たくさんの人を笑顔にしていきたい」
「兄のように格好いい料理人になりたい」
「美容師になることが小学校5年の頃からの夢です」
「救命救急士のような人を助ける仕事をしたい」
等、5年後、10年後を見据えた未来の自分を語ってくれました。

 

 

 

 

 


 また、なりたい自分になりために、
「自分にできることは自分でやる」
「陸上でよい結果を残すためにも、規則正しい生活習慣を身につける」
「苦手な教科も頑張る」等、これから努力すべきことも表明してくれました。

 

 

 

 

 


 さらに、
「夢を叶えて家族に恩返しをしたい」
「感謝の一環として、家族の髪を最初に切りたい」
「反抗期が多いけれど、心の中では感謝しています」
等、これまで支えてくださった家族への感謝の思いを口にする生徒もいました。

 

 

 

 

 


 保護者を代表して、Y様からは「夢や目標に向かって頑張ってほしい。悩んだり迷ったりしたときは、話してもらえると、一緒になって考えます。何でも話してください。」と愛情溢れるメッセージをいただきました。
 誰にも言えなかった思いを勇気を出して言葉にする生徒、仲間の思いをしっかりと受け止める生徒、見守る保護者の方々・・・、とても温かな雰囲気に教室が包まれました。2年生の皆さん、素晴らしい立志式をありがとうございました。ご参加いただきました保護者の皆さま、ありがとうございました。

美味しかった!ご飯がほしい! ~1年調理実習~

 8日(木)、2・3校時に調理実習を行いました。メニューは、「煮込みハンバーグ」です! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 残念ながら、私は出張でいませんでしたが、家庭科担当のT先生からは、「タマネギのみじん切りと挽肉をこねる作業は、全員行いました。みんな手際がいいのに驚きました。特にIさんは、洗い物名人です!!」と子どもたちが頑張ったようすを伺うことができました。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 子どもたちの感想には、
「美味しかった!ご飯がほしい!」
「肉汁がでて美味しかった。」
「盛り付けがよくできた。」
「時間内に終われたのでよかった。」
等、協力しながら意欲的に取り組んだことがわかりました。ぜひ、お家の方にも腕をふるってみてください!

追伸:調理実習の1時間後には給食でした。ほとんどの子は普通に食べており、2年生の残った分もたいらげたそうです。1年生の胃袋、恐るべし・・・。

教師修養 第11弾 ~こういう授業を受けたかったなあ!!~

 先月25日(木)、児童生徒の「主体的な学び」をサポートする学習支援サービス「eライブラリアドバンス」を提供しているラインズ株式会社からTさん、Fさんが来校され、1年生社会科の授業を見学されました。これは、学習者用タブレット端末の活用が顕著なM教諭の取組を「ぜひ、好事例として取材したい。」とのご依頼で実現したものです。

 

 

 

 

 

 

 本時のめあては、「モンゴル襲来後の社会の変化について考えよう!」。3つのテーマ(①二度の襲来、②分割相続、③徳政令)から調べるものを選択し、背景やもたらした影響から、「鎌倉幕府がほろんだのはなぜか?」を追求していく授業です。まず、驚いたのは、始業前後の子どもたちのようすです!黙々とタブレットPCに向かい、課題(宿題)として出されていた単元学習や確認問題に取り組みます。M教諭は机間指導を行いながら、一人一人の学習状況を確認します。

 

 

 

 

 

 

 始業5分後、どのテーマを調べたいか?ホームグループ内で決定し、同じテーマで調べる他のホームグループの生徒と一緒に新しくエキスパートグループをつくり、背景や影響をさまざまな資料(教科書、資料集、ハンドブック)から読み取ります。

①元 → 宋のあと日本へ通交要請、執権 北条時宗が無視 → 1274年 文永の役 1281年 弘安の役 → 二度の襲来を元寇という
②女性の地頭も・・・、領地が減り、生活が苦しくなる、親の領地が細分化・・・ → 苦しくて今のままでは生活できない
③借金を帳消しにする → 一時的によくなった → 御家人・・・生活が苦しくなる 幕府への反感

 

 

 

 

 

 

 読み取った後は、学習リーダーの指示のもと、資料を互いにやり取りし、M教諭から提示された各テーマのポイントを確認した後、対話しながら1枚にまとめます。

 

 

 

 

 

 

 続いて、ホームグループに戻り、エキスパート活動で読み取ったことを説明していきます。「なぜそうなるの?」「もう少し詳しく言ってみて?」「具体的な例を挙げてみて?」等の問い(深める言葉)により、より考えが深まっていきました。最後に、全体で発表し、鎌倉幕府がほろんだ理由をまとめていきました。

 

 

 

 

 

 

 また、終業前にはタブレットPCを活用して振り返りを行うとともに、再度、単元学習と確認問題に取り組んでいました。学び合いの場面だけでなく、定着確認の徹底にも学習者用タブレット端末を効果的に活用した、まさに“未来の授業”といえるものでした。 (^^)/

 

 

 

 

 

 

 ラインズ株式会社のTさん、Fさんからは見学した感想として
・子どもたち自身が考える機会が多い授業
・協働学習の場面で、(考えを)「深める言葉」を提示して回っていたのが印象的
・先生がしゃべる場面が少ない
・学習リーダーを中心に子どもたち自身が進めている
・メリハリがあり、学習規律が定着している
・こういう授業を受けたかったなあ・・・
等々、嬉しいお言葉をいただきました。
 先日の小・中合同校内研修では、授業の中で「①定着確認を徹底すること」、「②学習リーダーの活用を図ること」が取組の重点事項として挙げられました。28日(水)には、効果的な活用を実践しているM教諭とS教諭(理科)の2本の授業を、東陽小学校の先生方と参観します。「主体的に学び、自分の思いや考えを伝え合いながら、確かな学力を身につけた児童・生徒の育成」を目指し、小・中の教職員が一丸となって授業改善を行ってまいります。


追伸:ラインズ株式会社のTさんは、当日、東京から来熊され、このまま大阪に向かうと伺いました。非常にお忙しい日々をお過ごしの中、本校へお越しいただきありがとうございました。 m(_ _)m

学校評価アンケート(下期)のお願い

 学校の教育活動を改善・充実させるとともに、信頼され開かれた学校づくりを推進するため、「学校評価アンケート(下期)」を実施します。保護者の方に本校の教育活動を評価していただき、その結果を今後の学校運営に生かしていきたいと考えています。
 本日、お子様を通じて、アンケート用紙を配布しております。ご多用な中に申し訳ありませんが、来週22日(木)までにお子様を通して担任まで提出いただくようお願いいたします。

学校評価アンケート(保護者用).pdf