学校生活

2022年6月の記事一覧

教師修養 第2弾 ~小中合同研修会~

 東陽小学校と東陽中学校は、平成25年度より一小一中施設分離型の「小中一貫・連携教育」に取り組んでいます。
 キーワードは「つながり」と「連続性」。義務教育9年間を見通した、子どもの「育ち」と「学び」をつなぐ教育の展開を目的としています。

 昨日は、小中合同研修として、小学校の研究授業(算数)に参加させていただきました。

 

 

 

 

 


 「ハイッ!!」とまっすぐ手を伸ばして意欲的に発言する姿や、学習者用タブレット端末を慣れた手つきで操作する姿にとても感心しました。その後の授業研究会でも、小中の校種の枠を超えて、「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善に向け協議を行いました。
 次回は、7月25日(月)に県教育委員会及び八代教育事務所から講師をお招きして「熊本の学び」ステップ・アップ研修を、11月には本校で研究授業(社会)を実施します。
 合同研修を通して、児童生徒の理解や関わり方について学び、系統性を意識した指導方法の工夫改善を行っていきます。東陽の未来の創り手となる子どもたちのために、私たちも日々学び続けます! (^^)/  

「自分のやったことに誇りをもって、自分で自分をほめること」 ~2年生「職業講話」~

 28日(火)にキャリア教育の一環として、2年生「職業講話」を開催しました。講師は、本校に施設用務員として勤務されているM先生でした。M先生は、高校を卒業後、航空自衛隊に入られました。10年間、自衛隊員として活動された後、八代市役所に勤務されました。

 

 

 

 

 


 自衛官の心構えとして「シ・コ・セ・キ・ダン」が大事と言われたことや、整理整頓の徹底をされていたことなどを話されました。(シ:「使命の自覚」コ:個人の充実セ:「責任の遂行」キ:「規律の厳守」ダン:団結の強化)
 市役所時代は、様々な課に務める中で、全国花火競技大会の初代担当や、桜十字ホールやつしろ(ハーモニーホール)の建設事業、東日本大震災時の石巻市への被災地支援、熊本地震への対応などたくさんの仕事をされてきました。仕事の中身はもちろんですが、仕事をするうえで大切なことなどをたくさん話していただきました。
 「コミュニケーションをとることがとても大切なこと」、「自分のやったことに誇りをもって、自分で自分をほめること」、「わからないことは、そのままにせず、聞いたり教えてもらったりしながら、わかるようにすること」などわかりやすく説明してくださいました。
 また、ご自身のお子様の進路選択を振り返りながら、先生たちともしっかりと相談して決めてほしいという思いも話していただきました。子どもたちも話に引き付けられ、あっという間の50分でした。
 2年生は、今後9月に実施を予定している職場体験学習に向けて活動を進めていきます。今日の講話の内容を大切にして、10年後、20年後の自分の未来の姿について、しっかりと考えていく機会としてほしいです。M先生、ご講話ありがとうございました。

中体連と書いて“感謝”と読む ~八代中体連 終わる~

 25日(土)・26日(日)、八代中体連が開催されました。お忙しい中、送迎や応援に来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
 結果は、男子バレーボール部が準優勝、バドミントン部が団体戦は1回戦敗退、個人戦は男子シングルスでベスト16に1名入賞しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 優勝やベスト4を目標としていただけに、悔しい思いをしている人もいると思います。
「努力の過程は人をつくり、結果は思い出をつくる」
 みなさんが、これまで努力してきたことは決して消えることはありません。
 今日の全校集会では、
 「決勝戦の3セット目は、序盤でミスが続いて点差が開いてしまい、挽回できませんでした。苦しい状況でしたが、ローテーションやフォーメーションを考え、話し合いながらゲームに臨むことができました。3年生の誰か一人でも欠けると、あんな試合はできなかったと思います。この悔しさと仲間と戦えた喜びを、これから生かしていきたいと思います。(男子バレーボール部キャプテン)」
 「団体戦ベスト4という目標を達成することはできませんでしたが、楽しんで試合をすることができました。個人戦の結果はさまざまで一人一人反省点がありますが、練習の成果は出せました。これまで支えてくれた人に感謝し、この経験を今後の生活に生かしていきたいと思います。(バドミントン部キャプテン)」
 N先生からは、「目標を持ってやり遂げられたことを自信にしてほしいこと。一緒に頑張ってきた仲間は財産であること。サポートしてくれた人たちへの感謝を持つこと。」の3点を、ご自身の中学時代(女子バレーボール部)の経験をもとに話してくださいました。

 

 

 

 

 


 自分を信じて、仲間を信じて、最後まで懸命にボールやシャトルを追い続けた3年生の姿は、後輩たちの道しるべになりました。部活動を通して学んだことを、今後の人生の糧としてください。また、これまで支えてくださった監督やコーチ、チームメート、保護者の方々への感謝の思いを忘れないでください。
 感動をありがとうございました。 m(_ _)m

放送委員会 お昼の番組 生配信Part3

4月にスタートした放送委員会新企画!今日は、中体連特集でした。
MCは、放送副委員長。「東陽中数珠つなぎ!あの人、この人!」コーナーのゲストは、男子バレーボール部、バドミントン部のキャプテンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


①中体連の目標は?
男子バレーボール部:「優勝です。」
バドミントン部:「ベスト4です。」
②これまで取り組んできた練習内容を教えてください。
男子バレーボール部:「主にサーブ練習と2段トス、6人(ゲーム形式)練習です。」
バドミントン部:「練習試合を数多く行い会場に慣れること、声を出してプレーすることです。」
大会を明日に控え、緊張感もだんだん高まってきました。
これまで頑張ってきた自分を信じて、明日は悔いのない全力プレーを期待します。“起こせ 東陽の旋風!!”

教師修養 ~3年英語授業参観~

 22日(水)の2校時、3年1組の「英語」の授業を熊本県教育委員会のI指導主事と八代第八中学校のY校長先生が参観されました。これは、10月27日(木)に開催される県中学校英語教育研究大会(八代大会)で本校のN先生が授業を行うため、現在の授業のようすを参観し、研究大会に向け、どのように改善を図っていくか?授業力向上を目的として行われたものです。

 

 

 

 

 


 参観されたお二人からは、「(子どもたちは)よく頑張っていました。」「とても素直に学んだ英語の表現を使って、自分のことを語ろうとしていた。」等、嬉しいお言葉をいただきました。また、「子どもたち同士の会話を、全員で共有する場面があるとよかった。」等、“自分自身の考えや思いを主体的に表現する”ようになるためのご助言をいただきました。
 7月にはS先生が熊本大学附属中学校の先生をお招きして理科の研究授業を、9月にはM先生が八代市教育委員会の指導主事をお招きして社会の研究授業を行います。(来週29日には、小中合同研修として小学校の授業を参観し、系統性を意識した指導方法の工夫改善について学びを深めます。)
 「確かな学力の育成」を目指し、職員一丸となって授業実践を行っていきます。I指導主事、Y校長先生、お忙しい中、ご指導・ご助言ありがとうございました。   

これまで取り組んできたことを誇りに思ってください。応援しています。 ~八代中体連推戴式~

 八代中体連総体を目前に控えた昨日21日(火)、選手推戴式を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 各部の決意表明では、                                                                                                                                                   

男子バレーボール部:私たち男子バレーボール部は、「八代中体連優勝」を目標にこれまで頑張ってきました。先週、金曜日にはミーティングを行いました。大会まで短い日数ですが、八代中体連で優勝し、県中体連に行けるよう頑張ります。
バドミントン部:私たちバドミントン部は、「八代中体連でベスト 4 を目指す」ことを目標に、チームワークを高めながら練習を頑張ってきました。男子は、初の団体戦、1 年生は初の大会で緊張すると思いますが、納得のいく試合ができるよう頑張ります。

と力強い決意を述べてくれました。
 また、生徒激励の言葉では、「入部して頑張ってきた部活動の日々、上手くいかなかったこともあるでしょう。これまで取り組んできたことを誇りに思ってください。応援しています。」と温かい応援の言葉があり、各自中体連に向けての思いを、改めて胸に刻んでいました。
 いよいよ勝負の時です。敵は自分自身です。悔いのない全力プレーができることを願っています。

「共感」「交流」「向上」 ~水俣、芦北で学びを深めてきました~

 20日(月)、1年生は集団活動教室で、水俣、芦北方面に学習に行きました。天気予報では、終日雨となっていたため、心配なスタートでしたが、いい意味で予想を裏切り、雨もやみ、風も穏やかで、絶好の1日となりました。きっと、1年生の日頃の行いが良く、お天気も味方してくれたのでしょう。 (^_^)v

 最初は、水俣市にある「水俣病歴史考証館」に行きました。館内では、2班に分かれ、職員の永野さんと葛西さんから、水俣病の歴史、患者さんや地域の方々が受けてきた不当な差別など、詳しく、わかりやすくお話していただきました。生徒たちも真剣な眼差しで話を聞き、展示資料を見学しました。質問をする生徒も多く、たくさんの学びを得ることができました。

 次に、エコパーク水俣を訪れ、「百間排水溝」や「水俣慰霊碑」などを見学しました。タブレットPCで写真を撮りながら、積極的に活動できました。今は、緑豊かなスポーツ施設となっていますが、以前は海であり、この下にはたくさんのヘドロや水銀に汚染された魚が埋められてできていると思うと、改めていろいろと考えさせられるものがありました。

 

 

 

 

 

 

  昼食後、あしきた青少年の家に移動しました。あしきた青少年の家ではマリン活動(カッター船)を行いました。スタッフの方の説明を聞いたあと、海へと向かいました。最初はかけ声も小さく・・・船もあまり進まず・・・と心配ばかりの船出となりましたが、途中からは、大きな声が海上に響き渡り、船もグングン進みました。最後は、2艇による競争が行われました。お互い最後まで、元気に笑顔で漕ぎきることができました。船から下りてきた生徒たちには、充実した表情が見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 活動を通し、「共感」「交流」「向上」等、多くの学びや体験をすることができました。生徒たちも一歩成長できた1日となりました。保護者の皆様も、お弁当の準備等大変お世話になりました。 m(_ _)m

マイタイムライン ~自分の命や身近な人の命を守るために~

 今週の天気予報は雨または曇り・・・。沖縄は今日梅雨明けしましたが、九州はこれからが梅雨本番です。明後日22日(水)にかけて梅雨前線の活動が活発になるとのこと。しばらくは、大雨への備えが必要な季節になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  令和2年7月豪雨の発生から、もうすぐ2年。県南地域を中心に甚大な被害をもたらしました。改めまして、犠牲となられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、愛する御家族や大切な御友人を失われた方々、そして、被災された全ての方々に心より御見舞いを申し上げます。
 自然災害は避けることはできません。ある日突然やって来るものです。しかし、私たちはこの災害から多くのことを学びました。被災経験や教訓を活かし、未来の防災に役立てることが、私たちの責務です。

 17日(金)、避難訓練(風水害)を行い、その中で「マイタイムライン(防災行動計画)」を作成しました。「マイタイムライン」は、大雨や台風などの自然災害から私たち自身を守るための防災行動計画です。
 防災主任による「5段階の警戒レベル」や「ハザードマップ(防災マップ)」の説明の後、我が家のタイムライン作成(演習)に取り組みました。
『(3日後の〇時に台風が直撃すると想定)台風直撃の時間には家族全員が安全な場所に避難しているようにするためには、いつまでに・だれが・何をやっておかなければならないのか?』
 避難するときの準備物や誰を先に避難させるか、避難場所等も考慮しながら作成していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子どもたちからは、「家にいると危ないので、避難場所で家族が合流したらどうか。」等、さまざまな意見がだされました。今後、くまもとマイタイムラインガイドブックをもとにマイタイムラインシートを作成していきます。
 マイタイムラインは自分の命や身近な人の命を守ることにつながります。ご家庭での防災対策に、ぜひご活用ください。

※参考までに、八代市の防災マップURLを下記に記載しています。ご確認ください。

 

 

 

 

 


八代市総合防災マップ(Web版)http://www.city.yatsushiro.lg.jp/bousai/hazardmap/flow_01.html
八代市総合防災マップ(冊子版)https://www.city.yatsushiro.lg.jp/bousai/kiji0035205/index.html

雨にも負けず・・・元気よく出発! ~1年集団活動教室~

 先程、1年生は水俣、芦北に向け、元気に出発しました。

 

 

 

 

 


 あいにくの空模様ですが、芦北では風がほとんど吹いていないとのことで、予定通り、マリン活動(カッター)は実施できそうです。なかまづくりとともに、水俣歴史考証館やエコパーク見学等で、水俣病をめぐる人権や環境についても学びを深めてほしいと思います。

梅の季節

 熊本地方気象台は、熊本県内を含む九州北部地方が 11 日(土)に梅雨入りしたとみられると発表しました。統計開始以降、最も早かった昨年(5 月 11 日)より 31 日遅い梅雨入りでした。
 梅雨の語源は中国で、中国・長江流域で梅の実が熟す頃に降る雨であることから梅雨と呼んだという説があります。

 

 

 

 

 


 梅の実といえば・・・ 先日、地域コーディネーターの奥村様が自宅で採れた梅の実を寄贈してくださいました。さっそく梅シロップにして、職員や来校者で美味しくいただきました。さわやかな酸味とほのかな香りに、季節の自然の恵みを感じました。
 奥村様、ありがとうございました。