学校生活
繋がれ~私とあなたの絆の輪~
令和7年度 生徒会テーマが発表されました。
4月15日(火)朝、生徒会執行部が企画運営する生徒集会が行われました。令和7年度の生徒会テーマを、「繋がれ~私とあなたの絆の輪~」と発表されました。その後、全生徒及び職員も一緒になって、ジェスチャーゲームを行い、各学年はもちろんのこと、先生たちも加わって無邪気に参加し、和やかな雰囲気の中に進めることができました。「笑顔もあふれ」、発表された生徒会テーマである、「繋がれ~私とあなたの絆の輪~」を実現する第一歩になった瞬間でした。
全国学力・学習状況調査 八代市学力調査
4月16日(水)・17日(金)に、3年生対象に全国学力・学習状況調査が行われました。国語・数学は「PBT」で、理科は、「CBT」方式で実施されました。近年、教育界でもアルファベットを略した呼び方が多く、何だろう?と、混乱することがあります。ちなみに、PBTが、Paper Based Testingの略称で、紙と筆記用具を使って解答するテスト形式。そして、CBTは、Computer Based Testingの略称で、コンピューターやタブレット端末などを使って行うテストだそうです。これからの時代、CBT方式に変わっていくのでしょうか、、。
また、1・2年生の5教科(国・社・数・理・英)と、3年生の2教科(社・英)は、八代市学力調査が行われました。加えて、生徒質問紙もありました。
東陽の子どもたちは地域の宝
1 東陽中校区小中一貫連携教育
4月4日(金)に、第1回小中合同研修を本校で行い、研究メインテーマを「学習リーダーを中心とした授業スタイルの創造」としました。小中連携のあり方については、次の4つ実践を行う予定です。
・乗り入れ授業(中学校授業者が小学校へ)
・伝統文化学習(地域に伝承されている伝統文化、雨乞い銭太鼓踊り・棒踊り・石匠太鼓)
・小中合同運動会(5月17日(土)実施予定)
・小中合同寺子屋(年3回実施予定)
国の学習の方向性として、「主体的、対話的で深い学び」を示されており、研究テーマの「学習リーダーを中心とした授業スタイル」を進めることは、本校区の教育目標に近づくものと考えます。学びの中心を「教える」ことから、「学び」に転換し、「学び合う学び」を目指すところです。7年度は12回の校内研修を予定しています。
保護者や地域の皆様、どうぞ本年度もよろしくお願いいたします。
2 全校学活
4月10日(木)、今年度最初の授業では、1年生を迎えて全校学活を行いました。内容は、学校目標の提示、生活面について、保健室の使い方、学習・家庭学習ノートの使い方、避難経路等、学校生活などについてです。武道場で行われましたが、きちんと整列し、緊張感のある中、真剣に話を聞いている様子を見て、令和7年度のスタートを実感したひとときでした。
東陽中学校教育目標 |
☆「ふるさと東陽を愛し 自ら学び 心豊かにたくましく生き 夢実現に向け未来を切り拓く 東陽っ子の育成」 ~スローガン~「自律・協働・貢献」→笑顔あふれる学校 |
3 部活動紹介
4月11日(金)の放課後、部活動紹介がありました。本校には、バドミントン部と男子バレーボール部がありますが、ユニフォームを着た部活動生はとてもかっこよく、輝いていました。普段、教室では見ることのできない生徒の姿が目の前にあり、その迫力に歓声があがっていました。部活動だからこそ学べることがあると思っています。夏期中体連に向けて、精一杯取り組んでほしいと思います。また、本校の取り組みの目玉でもある、日本遺産中学生ボランティアガイドについて説明がありました。5月から始まるということで、とても楽しみです。
様々な取り組みを通して、「東陽の新たな発見」ができれば、と強く願うところです。
新入生の皆さんご入学おめでとうございます
「第57回八代市立東陽中学校入学式」
4月9日(水)、たくさんのご来賓の皆様のご臨席のもと、6名の新入生を温かく迎えることができ、在校生・教職員ともに、大変嬉しく思います。式辞では3つの取り組みについて話がありました。
一つ目は、「笑顔あふれる学校」にしていきましょう。学校は教科の授業はもちろんのこと、様々な活動があります。得意なこと、そうでないこともあると思いますが、どんなときにでも、仲間とともに、笑顔で取り組んでいきましょう。 二つ目は、「東陽の新たな発見」をしましょう。ご存じの通り、東陽校区では、平成二十五年度より、小中一貫・連携教育がスタートしました。共通の目標を、「ふるさと東陽を愛し、自ら学び、心豊かにたくましく生き、夢実現に向け、未来を切り拓く 東陽っ子の育成」としています。これは、学校、地域、保護者が連携し、義務教育九年間を視野に入れた、県内類を見ない素晴らしい取り組みです。これまでのことを継承しつつ、新たな発見をしましょう。 三つ目は、「命を大切」にしましょう。普段から自転車に乗る機会が多いことが考えられます。くれぐれも安全運転でお願いします。また、学校生活は、楽しいこともあれば、悩んだりすることもあります。そんなときに相談相手になったり、心の支えになったりしてくれるのが仲間です。仲間とは、友達、先生、保護者、地域の方々みんなです。本当に困ったときは、相談してくださいね。 |
そして、PTA会長のごあいさつ、在校生歓迎の言葉、新入生代表誓いの言葉、ご来賓の皆様方からのお言葉と祝詞のメッセージ、保護者代表のあいさつとなど、新入生の力強い言葉や心温まるメッセージをたくさんいただきました。本当にありがとうございました。
本格的に、令和7年度がスタートです。
令和7年度がスタートしました 就任式・始業式
4月8日(火)春休みが明け、久しぶりに学校には子どもたちの声が戻ってきました。いよいよスタートです。
桜の花も半分近くは散っていましたが、満開時の様子の余韻に浸りながらも、無言で一生懸命掃除をしてくれました。
まず、就任式が行われ、7名の教職員が転任してきました。全職員数の半分近くが入れ替わった7年度ですが、在校生の皆さんは温かく迎えてくれました。歓迎の言葉も立派なものです。転入者もすぐに緊張がほぐれ、東陽中の一員になれたようです。
引き続き始業式が行われ、新3年生、新2年生、そして生徒会の代表者から、抱負等が述べられました。
校長からは、東陽中学校を「笑顔あふれる学校にしていきましょう」、という言葉がありました。
令和7年度が皆さんにとって、よい年になりますように。
そして、明日はいよいよ、入学式! 新1年生が入学し、東陽中学校が本格的にスタートします。
いよいよ新年度スタートです
今年度赴任した、御嵜(みさき)といいます。どうぞよろしくお願いいたします。
先日、東陽中にちょっとだけお邪魔しましたが、周辺は、川の流れる音や大自然に囲まれた本当に素晴らしくて感動したのを覚えています。
4月1日(火)初出勤。あいにくの雨で、せっかく校庭の桜も少しさみしそうでした。
翌2日(水)は天気も回復し、桜も見頃に! ちょうどそこに、部活動などで登校していた新3年生が各自お弁当を持ってきてお花見。なんとも微笑ましい光景でした。
4日(金)にもなると花はだいぶ散ってきていましたが、まだまだ大丈夫そう。
いよいよ4月8日からは新学期が始まります。生徒の皆さん、そして保護者・地域の皆さん、令和7年度もどうぞよろしくお願いします。
考える力とは、答えが出ない問いを投げ出さずに考え続ける力 ~令和6年度修了式~
25日(火)、令和6年度の全課程を修了しました。子どもたちは、この1年間、“自律・協働・貢献”の学校教育目標スローガンのもと、よく考え、共に活動し、学校や地域の役に立とうと行動し続けました。そして、大きく成長しました。
まずは、表彰です。八代市教育委員会教育論文特別賞やハッピーブック達成者、チャレンジテストパーフェクト賞の表彰を行いました。続いて、修了式。修了証授与では、2年生Sさん、1年生Kさんが学年を代表して修了証を受け取りました。
生徒発表では、
「2年生での目標は、①家庭学習を毎日すること、②朝、自分で起きられるようになることです。4月からは新1年生が入学してくるので、優しく頼りになる先輩になれるように努力します。(1年生Nさん)」 「卒業された3年生のように、大きな声で返事やあいさつができたり、後輩に優しく声をかけたりできる3年生を目指していきます。お互いに嬉しい言葉や良いところを伝え合って一人ぼっちのいない学校にしていきたいです。(2年生Yさん)」 「2年生は、先日卒業された3年生からバトンを受け取りました。一人一人が周りを見て行動し、今年1年の行事、活動に挑みましょう。1年生は、新1年生のお手本となれるように自主的に行動し、さまざまな場面で先輩としての背中を見せていきましょう。(執行部Tさん)」 |
等々、1年間を振り返り、新年度に向けて、とても前向きな決意を述べました。
私からは、ドラマ「御上先生」の最終話を引用して、「考える力とは、答えが出ない問いを投げ出さずに考え続ける力です。あなたたちの中の答えの出ない質問は、未来そのものです。そしてあなたたちが、苦しみの中で選び取る答えは、きっと弱者に寄り添うものになります。あなたたちなら出来ます。私はそれを信じています」という話をしました。
3日後には、新しい学年になります。次は、1年後の自分に向けてのスタートです。なりたい自分をイメージし、一歩ずつ踏み出していきましょう。卒業生からバトンを受け取った新3年生を中心に、力を合わせ、さらに素晴らしい東陽中を創っていきましょう。進級おめでとう。
保護者の皆様へ:1年間、本校の教育活動に対し、ご理解、ご協力をいただき、大変ありがとうございました。令和7年度も、“夢実現に向け未来を切り拓く東陽っ子の育成”に向け、全職員で導き、サポートしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
すごく楽しかった!ずっと続けてほしい・・・ ~東陽さくら祭りボランティアガイド~
23日(日)、道の駅「東陽」開駅4周年記念『東陽さくら祭り』が開催されました。今年は、「せせらぎ」20周年、「石匠館」30周年ということもあり、中学生ボランティアガイドを行いました。残念ながら桜はまだ咲いていませんが、天気は快晴、絶好のボランティアガイド日和です。
担当のN先生からは、①東陽町の魅力を伝えること、②自分から話しかけることの2つのミッションが与えられました。早速、会場内のお客様に案内開始!手持ちのフリップを使い、ガイドをアピールします。受付には、小学5年生の未来のガイドも手伝ってくれました!!
道の駅「東陽」を出発し、重見橋・若宮神社・鍛冶屋下橋・橋本勘五郎の生家・石匠館のコースを計4回、8組18名の皆さまにガイドを行うことができました。
宇土市からお越しのM様は、
「すごく楽しかったし、勉強になりました。東陽町は良いものが多く、素敵なことです。さらに興味が湧きました。子どもたちも、この経験はあとあと為になりますね。ずっと続けてほしいです。」 |
と、嬉しい感想をいただきました。
ボランティアガイドリーダーのSさんからは、
「自分たちで声をかけられたのはよかったです。3年生からは、『もっと大きな声で自分から話しかけてほしい。』とのアドバイスを頂いたので、次回に生かしていきましょう!」 |
との言葉がありました。
石橋や生姜だけでなく、自然や温かみのある人との繋がり等、東陽町には多くの魅力があります。ふるさと東陽の魅力をもっともっと発信できるよう、これからも子どもたちと共に取り組んでまいります。東陽まちづくり協議会の皆さま、このような機会を与えていただきありがとうございました。 m(_ _)m
今、どんな小さな目標を立てていますか? ~イチロー選手の生き方に学ぶ~
18日(火)、理科のチャレンジテストを行いました。内容は、1年時に習う重要語句50問です。
今回の目標は、期待を込めて全員50点満点!!達成に向け、ペンを走らせていました・・・。 (^o^)
今年1月に日本人選手として初めてアメリカ野球殿堂入りを果たしたイチロー選手は、会見で、
○才能ある人たちもたくさんいます。僕なんかもうとても比較にならないぐらい才能にあふれた人がいっぱいいます。でもそれを生かすも殺すも自分自身だということです。自分の能力を生かす能力はまた別にあるということは知っておいてほしい。 ○(史上2人目となる満票選出にわずか1票足りなかったことに関して)1票足りないというのはすごくよかったと思います。しかもジーターと一緒。これも数字的な話なんですけど...。足りないものを、これって補いようがないんですけど、努力とかそういうことじゃないからね。ですけど、いろいろなことが足りない、人って。それを自分なりに自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生だと思うんですよね。 ○これとそれはまた別な話なんですけど、やっぱり不完全であるというのはいいなと。生きていくうえで不完全だから進もうとできるわけで。そういうことを改めて考えさせられるというか、見つめ合えるというか、そこに向き合えるのはよかったなと思います。 |
と述べています。“努力すれば手が届く小さな目標を設定し、クリアしたらまた小さな目標を設定し努力する”それを積み重ねて、数々の大記録を達成してきたイチロー選手らしい言葉です。皆さんは、5年後、10年後のなりたい自分になるために、今、どんな小さな目標を立てていますか?進級という節目の時期、ぜひ考えてみてください。
「こころの状態」は、体の働きによって変わってくる! ~地域学校保健委員会~
13日(木)、東陽中学校区地域学校保健委員会を東陽小学校で開催しました。八代教育事務所からMスクールカウンセラーをお招きし、「きもちの動き方を知ろう」の演題で東陽小学校5・6年生の子どもたちに講話をしていただきました。
○こころの中を図に表すと、大丈夫ゾーンと自分をコントロールできない高域ゾーン、体が言うことをきかない低域ゾーンがある。 ○私たちの体は常に安心を求めており、そこには自律神経が大きく働いている。 ○交感神経は、普段は体を活動へ向かわせる働きをしているが、危険を感じたときは戦うモードでは「暴言をはく」「イライラして物や人にあたる」、にげるモードでは「学校を欠席したくなる」「ゲームにのめりこみたくなる」。 ○大丈夫ゾーンからはみ出ても、戻る方法(深呼吸、腎臓に触る、大事なものや大事な人のことを思い出す、誰かに相談する)を知っていればOK! |
等々、「こころの状態」は体の働きによって変わってくることをわかりやすく教えてくださいました。児童・生徒理解に生かしていきたいと思います。Mスクールカウンセラー、お忙しい中、ご講話いただきありがとうございました。
「教師がしゃべらない授業」を見て学ぶ(泉中・I教諭来校)
13日(木)5限目、泉中学校のI教諭が来校し、2年生社会科の授業を参観しました。I教諭は、今年度、新規採用されたピカピカの初任者です。氷川中学校ご出身で、M教諭の後輩にあたります。「ぜひ学ばせていただきたい」との希望で、今回の参観となりました。Y教頭も、I教諭を部活動で指導した過去もあり、「ご縁」を感じました。
「授業中しゃべりすぎてしまう」という課題があるとのことで、M教諭は「教師がしゃべらない授業をみせます」と宣言、学習リーダーを活用して生徒が主体となる授業を展開しました。実際にM教諭のみが話す時間を計ったところ、結果は3分4秒。授業中、ほとんどの指示をリーダー役の生徒が行い、話し合い活動が進む中で、本時のめあてが達成される授業でした。
参観を終えて、I教諭に一言感想をお願いしたところ、「(生徒のみんなは)集中して、たくさんの内容を書いて、発表して、すごい授業でした!」と生徒の頑張りを褒めて頂きました。
その後、改めて授業内容を振り返りましたが、I教諭は「(教師がしゃべる時間が)5分以内の授業がどんなものか想像できなかった。生徒たちが進んで調べて、授業を進めていくスタイルに取り組んだことはなかったので勉強になりました」とM教諭に対して感謝されていました。これまで取り組んできた「学習リーダーの活用」を参観されて刺激を受けられたようです。M教諭も改めて自分の授業を振り返る機会となり、とても有意義な研修の時間をもつことができました!(2年生の頑張りに感謝です!)
煮込んだおかげで、いい感じにソースが焦げて美味しかったです! ~1年調理実習~
11日(火)に、1年生が調理実習を行いました。メニューは、「煮込みハンバーグ」です。たまねぎをみじん切りにし、バターで炒めて、パン粉や卵、香辛料とともにひき肉を混ぜ・・・、
形を整えて焼き、最後にトマトソースで煮込んで出来上がり!!つけあわせのにんじんやさやえんどうもきれいです。
家でお手伝いをしている生徒は、包丁さばきや手ごね、焼きもお見事!手際がいいです!!美味しそうな香りに、笑顔、笑顔でした・・・。
子どもたちの感想には、
「長い時間、煮込んだおかげで、いい感じにソースが焦げて美味しかったです」
「ペアで一緒においしいハンバーグを作って楽しかったです」
「調理実習が上手くいってよかったです」
「とても楽しかったです」
等、楽しみながら学んだことが書いてありました。
ぜひ、お家の方にも腕をふるってみてください!次回は、私も試食させてください!!
集中して学習に取り組めました! ~小中合同寺子屋~
11日(火)、小中合同toyo寺子屋(全員学習会)を行いました。11月の「八代型小中一貫・連携教育」実践校実践発表会に続いて、今年度4回目の実施です。
実践発表会でいただいたアドバイスをもとに、教科毎に教室を分け、その教科を得意とする中学生をリーダーとして配置しました。また、小学生は低学年・中学年の児童は苦手としている教科を、高学年は得意な教科または苦手な教科を選んで参加しました。
どの教室も、和気あいあいと楽しみながら学びを深めていたようです。最後の振り返りでは、「集中して学習に取り組めましたか」の問いに、ほぼすべての児童・生徒が挙手をしてくれました! (^o^)
合同寺子屋の目的は、「①小学生への学習支援を行うことにより、小学校時に学習した内容の再理解が深まり、自分の学力向上につなげる、②自分の役割を果たし、充実感を味わうことで、今後の学習へのモチベーション向上につなげる」です。小学生との学び合いを通して、己の学習の定着度を知り、今後の自分の学びに生かしてほしいと思います。
この9年間で築いた絆や友情は決して忘れることはありません・・・ Part2 ~第56回卒業証書授与式~
Part1のつづきです・・・。
16名の仲間への思い、後輩への思い、保護者の方々への思い・・・、感極まって涙ぐむ心を込めた言葉の数々に、私の涙腺が・・・。
3年合唱「空高く」、全校合唱「群青」。
「ああ あの街で生まれて君と出会い たくさんの想い抱いて 一緒に時を過ごしたね 今旅立つ日 見える景色は違っても 遠い場所で 君も同じ空 きっと見上げてるはず~♪」歌詞と子どもたちの思いがリンクして、目の前に情景が浮かびます・・・。
校歌斉唱。3年間、道標として歌い続けた校歌が体育館に響きます。
保護者代表挨拶:「子どもたちは、東陽中で最高の先生方に出会い、地域の皆様方に見守っていただき、そして、在校生に支えられ、今日、この日を迎えることができました・・・。」身に余るお言葉をいただき、大変感激しております。O様、ありがとうございました。 m(_ _)m
卒業生退場。
最後の学活では、仲間や先生、保護者への感謝の思いと今後の抱負を一人一人語ってくれました・・・。
「素晴らしい卒業式でした。」「子どもたちがあれだけ泣くのは、思いがあるからですね。」ご列席いただいたご来賓の皆様からのお言葉です。16名の卒業生のみなさん、これで本当にお別れです。旅立つ君に、未来が幸多からんことを願っています。“卒業、おめでとう!”
この9年間で築いた絆や友情は決して忘れることはありません・・・ Part1 ~第56回卒業証書授与式~
「石走る 垂水の上の 早蕨の 萌え出づる春に なりにけるかも」と万葉集に詠われているように、春の訪れを感じる季節となりました。7日(金)、第56回卒業証書授与式を開催し、16名の卒業生が東陽中を旅立ちました。先週、子どもたちが植えたキンギョソウとビオラの花々も門出を祝っています。
9時27分、卒業生入場。卒業証書授与では、緊張のなかにも凜とした返事と、まっすぐな眼差しで堂々と証書を受け取る姿に、3年間の成長を感じました。
校長式辞:「『何のために学ぶのか』、私は、自分たちの社会を自分たちの力でよりよいものにしていく力をつけるためだと思っています。卒業生の皆さんには、まず自分で考え、周りの人とつながり、自分の力を社会のために役立てようとする心豊かな人に育ってほしいと願います。」
教育委員会告示:「現在3年目を迎えた日本遺産石橋巡り『中学生ボランティアガイド』においては、この活動を立ち上げた当初から取組を支え、八代地域の文化遺産を多くの方々に紹介するとともに、その魅力を発信されたと聞いております。学校をリードしてきた皆さんの姿は、後輩に受け継がれていくことと思います。また、学校生活を通して学んだことや経験したことは、今後の人生の糧になることでしょう。」八代市教育委員 S様
来賓祝辞:「どうか皆さんには、故郷『八代』を愛する心を持ち続けていただき、いつの日か、それぞれが培った力を『八代の発展』のために役立てていただけるものと大いに期待しております。」八代市役所東陽支所長 N様
来賓紹介並びに祝詞・祝電披露:「ご卒業おめでとうございます。3年間の中学校生活を終え、お互いに助け合い、励まし合いながらたくさんのことを経験し、体も心も大きく成長されていることでしょう。保健室や廊下でたくさんお話をしたこと・・・ みなさんが笑顔になって教室に戻っていく姿・・・ みなさんとの出会いは私の中で特別で、東陽中での日々を思い返すと心があたたかくなります。そして、私の元気の源にもなっています。これからそれぞれの道へと羽ばたくみなさん。どんな時でも自分の心と体を大切に、一歩一歩前に進んでいってください。みなさんの素敵な笑顔が輝き続けますように。これからもずっと応援しています。」1・2年時養護教諭 N先生
その他、M前教頭先生や1年時担任のN先生を始め、多くの皆さまから卒業生の門出を祝うメッセージをいただきました。ありがとうございました。 m(_ _)m
Part2につづく・・・
旅立ちが近づいています Part4 ~卒業までのカウントダウン~
卒業式まで、あと1日となりました。いよいよ明日でお別れです・・・。 朝の時間は、「3年生を送る会」。生徒会執行部が企画・運営してくれました。「私は誰でしょう?クイズ」と「ジェスチャーゲーム」で大盛り上がり!意外と当たらなかったり、となりのトトロのメイちゃんのジェスチャーが伝わらなかったり・・・、とても楽しい一時でした!
3校時は修了式。式に先だって行った表彰では、「八代小中特別支援学校書写展」「ハッピーブック多読賞」「八代市善行児童生徒表彰」を行いました。これまでの「自律・協働・貢献」の証です。おめでとうございます。
続いて、修了式。修了証授与では、クラス代表のSさんの凜とした返事が、体育館中に響き渡ります。記念品贈呈では、八代市教育委員会からいただきました卒業証書筒入れを贈呈しました。私からは、修了式の意味をもとに、この3年間で頑張ったことや成長したこと、これから伸ばしてほしいことを一人一人に伝えました。生徒発表では、Yさんが、「私は中学2年時から2年間、東陽町の石橋や石工の魅力を伝えるボランティアガイドをさせていただきました。その中でコミュニケーション能力を身につけることができました。1・2年生の皆さん、皆さんのおかげで私たちは最高学年としての自覚をもち、頑張ることができました。これからの日々の中には、楽しいことも困難なことも、多くの事が待ち受けていますが、何事にも挑戦してください。応援しています。」と、自己の成長と後輩へのメッセージを力強く述べてくれました。
午後の式準備では、私がプランターを運んでいると、「私が運びましょうか?」と声をかけてくれる下級生の姿が見られました。これも、先輩たちの背中を見て、自然と学んでいったものです・・・。
「こんなに大きくなって・・・」入学してから1年間を共に過ごしてきたN先生の言葉です。3年生は、中学校3年間、さまざまな場面で「自律・協働・貢献」を具現化し、現在の「伸びゆく東陽中」を創ってくれました。お別れするのはとても寂しいですが、旅立ちの時をみんなで祝い、感動を共有したいと思います。
明日は9時30分開式です。多くの保護者の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。 m(_ _)m
貴重なガイド体験ができました! ~ガメとめぐる、日本遺産の旅~
2日(日)、東陽まちづくり協議会主催の「自然散策と地域の宝探し」のイベントでボランティアガイドを行いました。今回のガイドには目的が2つあります。一つ目は、1年生がガイド役をメインで務めること、二つ目は、街歩き音声ガイド(Locatone)のテストマーケティングです。
Locatone(ロケトーン)は、ソニーが開発した没入型音声AR(拡張現実)を体験できるサービスです。アプリ上でツアー形式のコンテンツにアクセスすると、マップ上にスポットが表示され、その場所を訪れると自動的に音が再生される仕組みです。一般社団法人DMOやつしろが、東陽町を訪れた観光客の滞在時間を長くすることを目的に企画・導入を進めています。
ガイド前にQRコードを読み取り、いざ出発!!
今回のコースは、道の駅東陽を出発し、①重見橋、②若宮神社のひねり灯篭、③菅原神社のひねり灯篭、④白髪岳天然石橋、⑤権座別当堂の石垣、⑥鍛冶屋下橋、⑦橋本勘五郎の生家、⑧石匠館のコースです。道中は街歩き音声ガイドを聞きながら、各スポットでは1年生がガイドを行いながら、2時間かけて散策しました。現実世界に仮想世界の音が混ざりあう、新感覚の音響体験に私も驚かされました。子どもたちからは、
○物語が面白かった ○詳しく物語形式で教えてくれるから細かいところも理解できる ○ストーリーの後に、次に行く場所を音声ガイドで教えてくれるところがよかった |
との感想がある一方、
○音声ガイドが毎回話が長い ○あまりお客様とお話をすることができなかった ○全部言ってくれるから中学生のいる意味があまりなかった |
等の課題も感じていたようでした。
ボランティアガイドリーダーのSさんからは、「とても楽しく貴重なガイド体験ができました。道中での会話があまり上手くできなかったので、次は意識して頑張りましょう」、東陽まちづくり協議会のI副会長からは、「街歩き音声ガイドにはデジタルのよさが、みなさんのガイドにはアドリブがあったりしてアナログのよさがあるなと感じました。たくさんの方に東陽町に来てもらうことが目的です。それぞれの良さを生かしてください」、DMOやつしろのNさんからは、「皆さんが、今取り組んでいることはすごく大事なことです。どんどんアピールしていってください」とのお話しがありました。今後、互いの長所を生かせるよう、役割を明確にしながら文化遺産を発信していきたいと思います。次回のガイドは、3月23日(日)に開催される東陽さくら祭りで行います。(石匠館30周年記念)多くの方の参加をお待ちしております。
「15の春に向けて」 Part3 ~後期(一般)選抜~
今日、明日と公立高校後期(一般)選抜が行われます。本校からは、7名の生徒が受検に臨みます。「明日、(受検に行かず)朝から中学校に来ようかなあ・・・」とプレッシャーに押しつぶされそうな生徒もいましたが、これも大きな経験です。夢の実現に向け、これまで努力してきたことを遺憾なく発揮してください。 Fight!3年生!! (^^)/
旅立ちが近づいています Part3 ~卒業式の練習が始まりました~
3月7日(金)、第56回卒業証書授与式を挙行します。これまで合唱の練習を中心に行ってきましたが、本日は入場から退場までの流れと、それに伴う動きの確認を行いました。
初めての練習とは思えない程、美しい所作でした。(^o^) 別れは悲しいですが、当日は立派な旅立ちの姿を見せてくれることと思います。卒業式まで、あと4日となりました・・・。
発電の仕組みがよくわかりました!! ~熊本高専連携授業~
27日(木)、熊本高等専門学校八代キャンパスから2名の先生をお招きして、3年理科で「連携授業」を実施しました。この授業は、熊本高等専門学校と熊本大学が連携して取り組んでいる次世代人材育成事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の一環として行われたものです。
今日のテーマは、「エネルギーの変換」。太陽光パネルや圧電素子、ペルチェ素子を使った発電の仕組みを、実験を通して体験的に理解させることをねらいとしています。回路がなかなかつながらず苦労した班もありましたが、LEDが点灯すると、「おー!」「やったー!」と歓声が上がっていました!
次世代人材育成事業とは、
科学技術イノベーションを推進していくためには、次世代の科学技術を担う子供たちの育成を継続的・体系的に行うことが必要です。このため、次世代人材育成事業では、将来科学技術分野で活躍し、イノベーションを創出する人材を育成するために、学校・科学館・大学・研究機関・民間企業等と連携して、①理数系に優れた素質を持つ子供たちの才能の更なる伸長、②理数好きの子供たちの裾野の拡大を推進しています。【国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)HPより引用】 |
この体験を通して、科学技術やものづくりへの興味や関心(ワクワク)を高めてほしいと思います。 お忙しい中、授業していただきました熊本高等専門学校のM様、J様、ありがとうございました。 m(_ _)m
旅立ちが近づいています Part2 ~花いっぱい運動&地域のゴミ拾い~
26日(水)、1・2年生で「花いっぱい運動」を行い、キンギョソウとビオラの花苗をプランターに植え付けました。
花いっぱい運動は、戦後まちが荒廃し人々の心にも余裕を持てない中で、①「社会を美しく・明るく・住みよくする」、②「花を通じて人々の気持ちを豊かに」との願いを込め、昭和27年4月8日、当時長野県松本市の小学校の教員だった小松一三夢先生によって始められました。50年以上が経ち、花いっぱい運動の心は、日本国内はもとより世界中にひろがり、「花いっぱい」は今では世界の共通語となっています。【引用:街を花いっぱいにする会HP】 |
これから、水やり等、1・2年生全員で花を育てて、卒業式や入学式で満開の花をお披露目したいと考えています。願いを込めた花々で、参加される皆さんの心に豊かな花が咲くことを願っています。準備、運営を行ってくれた生活・環境委員会の皆さん、ありがとうございました。
追伸:花いっぱい運動に合わせて、3年生は地域のゴミ拾いを行いました。これまでお世話になった地域への感謝の気持ちを込めて、感謝コース実行委員会が計画してくれたものです。
石橋公園や石匠館周辺のゴミ拾いを、思い出を語り合いながら楽しく行ってくれました。子どもたちの“貢献”の意識の高さに感動しました!卒業式まであと6日になりました・・・。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 御嵜 文男
運用担当者 村岡 伸一