学校生活
地元に住む私たちにしかできない取組に ~八代市中学生議会~
「子どもたちの市政に対する意見や提案などを聞き、市政運営の参考にするとともに、将来の八代市を担う子どもたちが身近な問題から自分たちの暮らすまちを見つめ直し、自分の夢や希望を提言することで市政への関心を高め、まちづくりに進んで参画しようとする意欲を育む場とする。」ことを目的として、八代市中学生議会が昨日、開催されました。
本校からも、生徒会長、副会長の2名が参加し、生徒会長のOさんが「日本遺産の魅力を発信するガイドを中学生が担うことで、八代を訪れる観光客の増加が見込まれ、多くの経済効果が期待できるのではないでしょうか?」との提言を行いました。
市長からは、「日本遺産の認知度向上だけでなく、歴史・文化の次世代への継承にもつながる大変意義のある取組です。実施体制や運営方法などについて、今後、具体的に検討します。若い方々の取組を、観光客の増加や経済効果に結びつけるとともに、東陽町の地域活性化に向けて一緒に頑張っていきましょう。」とのお答えをいただきました。
最後に、副会長のSさんが「学びだけで終わってはもったいない気持ちがありました。身近にあるメリットを生かし、地元の活性化や認知度の向上、歴史・文化の次世代への継承につなげていきたいです。」と感想を述べました。
東陽中学校の代表として、市政運営に参加したOさん、Sさん、お疲れ様でした!緊張したと思いますが、堂々とした立派な態度でした。2人に大きな拍手を送りたいと思います! (^^)/
※当日の様子がYoutubeで配信されています。ぜひご覧ください。4:59:43から東陽中の質問です。
Youtube配信URL発信.docx
本当の強さとは、違いを認め、相手を受け入れること ~平和への誓い~
多くの尊い命を奪った太平洋戦争が終結して77年が過ぎました。当たり前の日常や誰もが幸せに生きることができる世の中を創っていくことは、私たちみんなの「使命」だと考えます。
先日6日(土)に営まれた広島平和記念式典では、小学6年生の二人がこども代表として、「平和への誓い」を読み上げました。
あなたにとって、大切な人は誰ですか。 昭和20年(1945年)8月6日 午前8時15分。 あれから77年経ちました。 自分が優位に立ち、自分の考えを押し通すこと、それは、強さとは言えません。 過去に起こったことを変えることはできません。 今度は私たちの番です。
【引用:広島市教育委員会HP「平和への誓い」】 |
「戦争」は、人権侵害の最たるものです。しかし、今もなお戦禍の中で暮らす人々がいます。戦争は決して遠い昔の出来事でも、ひとごとでもありません。今、世界で起こっている「戦争行為」について、私たちみんなが自分の意見を持つことが大切です。
東陽中でも、大切な人と一緒に笑い合う生活を創っていくのは、私たち全員の仕事です。一人一人の気持ちを大事にして、互いを認め、笑顔で生活ができるよう、みんなで努力していきましょう。自分には力があると信じて、正しいことを求めて行動していきましょう。
東陽中の子どもたちが「平和」を創る主体者として育ってほしいと願っています。
夏休みが始まって10日余り・・・ ~日々の積み重ねが花開く Prat2~
夏休みになって10日余りが経ちました・・・。今日から8月、休み前に立てた計画は順調に進んでいますか。
今週の陸上練習会場は、東陽スポーツセンターグラウンド。広々とした会場でのトレーニングは、爽快です。
Aグループは1周200mを50秒ペースで15周、Bグループは60秒ペースで15周、走りました。八代中体連秋季陸上大会に向け、日々の積み重ねは順調です。 (^^)/
夏休みは、私たちにとっても研修と修養の絶好の機会です。
先月28日(木)には、八代教育研究会中学理科部会の夏期研修会が本校を主会場に行われました。
講師は、元中学校理科教諭のM様。(奥様は元音楽教諭で、なんと東陽中の校歌を作曲された方でした!)
宮原・東陽地区の地質について、説明があった後、 宮原地区の礫層や花崗岩の露頭、立神峡の大理石や結晶片岩、東陽地区の白髪山天然橋や底痕、火砕流堆積物を見学しました。
東陽地区には、9万年前に起こった阿蘇の噴火による堆積物が地表に現れており、そのうちの溶結凝灰岩を石工の石材に、岩石の質が柔らかい火砕流堆積物をしょうがの貯蔵所に利用しているとのことでした。
なぜ東陽町で石工が発展してきたのか?地形的にも、非常に恵まれた場所にあることが要因の一つであることがわかりました。多くの学びを得ることができました。M様、ありがとうございました。 m(_ _)m
また、30日(土)には、八代地区人権同和教育・人権啓発研究集会が開催されました。
午後の分科会では、本校のN養護教諭が安心できる居場所づくりとして保健室の在り方をレポートし、参加者と学びを深めました。私たちも、2学期からの教育実践に向け、日々の積み重ねを頑張っています。 (^o^)
教師修養 第4弾 ~小中合同研修会「熊本の学び」ステップ・アップ研修~
6月30日(木)のHP(学校生活)にも掲載していますが、東陽小学校と東陽中学校は、平成25年度より一小一中施設分離型の「小中一貫・連携教育」に取り組んでいます。キーワードは「つながり」と「連続性」。義務教育9年間を見通した、子どもの「育ち」と「学び」をつなぐ教育の展開を目的としています。
昨日は、熊本県教育庁市町村教育局義務教育課および八代教育事務所よりお二人の指導主事をお招きして、「熊本の学び」ステップ・アップ研修を行いました。
令和2年4月からスタートした「熊本の学び」。熊本のすべての子供たちが、「学ぶ意味」を問いながら、「能動的に学び続ける力」を身に付けるために、四つの基本方針に基づく具体的な取組が熊本県全体で進められています。
今回の研修では、特に「小学校6年生から中学校1年生への学力・学習面での円滑な接続」についてご講話いただきました。
県学力・学習状況調査の結果から、小学校6年生から中学校1年生において、県全体として特に数学で学力の低下がみられること、また、規範意識や学習習慣、生活習慣が大きく低下する傾向があることがわかりました。
小中学校の円滑な接続を図るため、①「学力・学習面での共通理解」として、小中学校で互いにどのような取組を現在行っているのか?②「小中の連携した取組」として、今後何ができるか?職員でグループワークを行いました。
東陽小中学校の子どもたちの共通課題である“家庭学習の習慣化”に向け、発達段階に応じた自主学習ノートの取組や学力充実dayまたはweekの設定、メディアコントロール力の育成等、さまざまなアイデアが各グループから出されました。 (^o^)
まとめとしてN指導主事から、「やるための原動力があれば、子どもたちは主体的に取り組めるのではないか?授業とつなげて、自主的に取り組んだことを認め、励ましてほしい。」との貴重なアドバイスをいただきました。
夢を実現するための礎となる「確かな学力」の育成に向け、改めて、学校では、①授業と家庭学習をつなげる、②やる気を引きだす等、家庭ではどのようなことをすればいいか?方法や内容等を今後、具体的に支援していきます。その一環として、2学期から“toyoスタディタイム”をスタートする予定です。
ご家庭でも、①ペースメーカー、②サポーター、③ファシリテーターという家庭学習の効果を高める学習環境等 、側面からの支援をよろしくお願いします。参考までに、以前配布した学校通信「家庭学習のススメ」を改めて下記に掲載します。参考にしていただけたら幸いです。
※学校通信:東陽の旋風7月8日号.pdf
夏休みも文武両道! ~日々の積み重ねが花開く~
7月21日(木)朝8時。東陽小学校の体育館にいたのは、中学生。
これは、一体・・・!?
八代中体連秋季陸上大会に向けての陸上練習のスタートでした!!
今年の夏休みは、中学校の体育館の改修工事が行われるため、東陽小学校および東陽スポーツセンターの体育館やグラウンドをお借りして陸上と部活動の練習を行います。小学校やスポーツセンターの皆様方には、快く会場を提供してくださり、ありがとうございます。m(_ _)m
昨日は天候不良のため体育館での練習でしたが、今日は薄曇りの絶好のランニング日和!グラウンドを使ってのペース走です。Aグループは1周200mを60秒ペースで20周、Bグループは65秒ペースで15周、走りました。
きつい練習をしているときが、筋力や心肺機能を高めているときです。この日々の積み重ねが、約2ヶ月後の秋季中体連、1年後の夏季中体連で大きく花開きます。(^^)/
ヘトヘトになりながらも、1・2年生は、9時から部活動、そして午後は・・・中学校に戻って学習会に励んでいました!!
夏休みも、文武両道!この夏を乗り越え、一回りも二回りも大きく成長してください! Fight!東陽中!!
1学期終了 ~温かいご支援とご協力、ありがとうございました~
今日は終業式。4月8日(金)の始業式から、“あっ”という間の3ヶ月半でした・・・。
1、2校時は水泳大会。途中、雨も降りましたが、子どもたちはお構いなし!!全力で泳ぎます!!
3校時は終業式。生徒発表では、一番印象に残ったこと、2学期に頑張りたいことを述べてくれました。
生徒会執行部からは、「1学期は、運動会や生徒総会を私たちが中心となって活動できました。2学期の文化祭や中体連陸上大会等も、学校や各団が1つになれるように中心となって頑張っていきたいです。みんなで学校を創り上げましょう。」と、とても前向きな決意が聞かれました。(^o^) また、中体連陸上大会に向け、実行委員の紹介もありました。
明日から夏休みです。「親戚や家族とゆっくり過ごす。」「家の仕事に励む。」「興味のあることに取り組む。」「勉学に励む」等々、学校ではできない出会いや学びを、35日間の休みで存分に楽しんでください。8月25日(木)、一段と成長した皆さんに会えることを楽しみにしています。
保護者の皆さま、1学期は、運動会やPTA除草作業を始め、さまざまな教育活動に対し、温かいご支援とご協力をいただき、誠にありがとうございました。2学期も、さらに子どもたちの力を伸ばしていけるよう、夏休みは研究と修養に努めます。2学期もよろしくお願いいたします。 m(_ _)m
伝統文化学習スタート ~思いを受け継ぐ~
東陽町に継承されている伝統文化の体験学習(伝統文化学習)が、15日(金)に始まりました。
(目標)地域に伝承されている伝統文化やそれを継承している人に触れ、受け継がれてきた伝統文化に関心をもつとともに、伝統文化を体験的に学習し、地域に愛着が持てるようにする。 |
東陽小中一貫・連携教育の一環として、これまで大事にしてきた取組です。新型コロナウイルス感染症拡大の状況を踏まえ、第1回目は中学校単独で行いました。
「箱石銭太鼓踊り」:天明年間(1781~1788)の大旱魃(だいかんばつ)の際、農民の危機が救われ、そのお礼を感謝を神に捧げたものという伝承があります。永遠の豊作を祈念した踊り(箱石銭太鼓)の歌としても用いられます。【引用:八代市HP観光サイト】
「坂より上棒踊り」:今から数百年前のこと、源平合戦に敗れた平家の落人が坂より上地区に住みついて、村びとたちに農民の武術として教え、伝えたのが始まりといわれています。落人が亡くなった後、その死を惜しみ、花棒踊りを加えてびとの平和を祈願して踊りはじめられました。【引用:八代市HP観光サイト】
「石匠太鼓」:「石文化の里づくり」で村おこしをめざす東陽村で新たな価値ある文化の創造を図るために、先達の石工への感謝の思いを記念して東陽石匠太鼓が誕生しました。(平成9年種山小で初演奏を披露)ノミと石づちで石を割る音や石笛の音色を入れたオリジナル曲「匠」が売り物です。【引用:読売新聞1997(平成9年)年5月31日わがまち通信】
勇壮で華麗な踊りや迫力ある太鼓の音色に圧倒されました。東陽に脈々と受け継がれてきた伝統文化・・・。先人の思いをしっかりと受け止め、引き継いでいきたいと思います。ご指導いただいた5名の指導者の皆様方、大変お世話になりました。m(_ _)m
「石工の郷 八代」の魅力を伝える ~中学生ボランティアガイド~
「八代を創造した石工たちの軌跡 ~石工の郷に息づく石造りのレガシー~」が、令和2年6月19日に日本遺産に認定されました。日本遺産とは、文化庁が認定した、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーのことです。各地域の魅力溢れる有形・無形の文化財群を、地域が主体となって整備活用し、国内外へ発信することで地域活性化を図ることを目的としています。
八代市としては、日本遺産を地域活性化に繋げるために、以下の4つのプロジェクトに、今後、取り組もうとされています。①石工の郷の文化を守り伝える仕組み、②石工の郷の体感文化をつくる仕組み、③石工の郷の文化を魅力的に伝える仕組み、④石工の郷の情報が積み上がる場づくり
八代市内に現存している46基の石造りのめがね橋。そのうち、半数近くが存在する東陽町・・・。学校教育目標スローガン「自立貢献」の具現化に向け、ぜひ、プロジェクト③の「地域の魅力を発信するボランティアガイド」になってもらいたいと考えています。
13日(水)は、八代市文化振興課より3名の講師の方をお招きして、ボランティアガイド説明会を行いました。「八代の認定ストーリー」の概要や日本遺産を目指した目的、今後のビジョン、ブランディング戦略を熱く語ってくださいました。
東陽町の宝物である石橋群を、行政や地元有志の方々と一緒に整備活用したり、国内外に発信したりする壮大なプロジェクトに参加してみませんか。くしくも、今年は石工のレジェンド、橋本勘五郎さんの生誕200周年。節目の年に、大きな学びを得られる機会です。皆さんの積極的な参加を待っています。 (^o^)
感じる力 創造する力 表現する力 ~物語の世界にひたる体験がこころを育てる~
子どもの読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことができないものです。 とりわけ、これからの社会は「人々が、生涯いつでも、自由に学習機会を選択して学ぶことができ、その成果が適切に評価される」ような生涯学習社会です。このような社会のなかで、読書は、自分で課題を見つけ、自ら学び、考え、行動する力や豊かな人間性等の「生きる力」の基礎を育む重要な手段といえます。 【引用:「肥後っ子いきいき読書プラン」 平成16年7月 熊本県教育委員会】 |
家庭、地域、学校等において子どもが読書に親しむ機会を設ける一環として、12日(火)、朝自習の時間に「読み聞かせ」を実施しました。
お越しいただいたのは、読み聞かせの会のH様、K様、Y様。東陽小学校や東陽中学校の読み聞かせを10年以上されており、落ち着いた語り口に子どもたちも吸い込まれるように、聞き入っていました。
お話を伺うと、「子どもたちは、とても静かで集中してお話を聞いてくれます。」等の感想や「まずネットで調べ、図書館で20冊程借りてきます。」、「行事や季節にあわせたり、子どもからアドバイスをもらうこともあります。」等、選定する際に大変なご苦労があることをお聞きすることができました。
皆さまのお陰で、「感じる力」「創造する力」「表現する力」が子どもたちに育ちつつあることを感じます。
H様、K様、Y様、大変お世話になりました。ありがとうございました。 m(_ _)m
【出典:「絵本で子育てを楽しく」文部科学省】
Thank you very much for teaching us English.
昨年11月から本校にALTとして勤務されていたDavid先生が、今夏アメリカに帰国されることになりました。来週18日(月)が祝日のため、11日(月)が本校最後の勤務日でした・・・。
生徒たちからは感謝の意を込めたメッセージカードをDavid先生に贈り、David先生からはお別れのメッセージをいただきました。
Hi everyone. How do you feel? I know you have had several ALTs in the past,and compared to them I stayed a short time. But I want you to know that even in a short time,you,the students,impact us greatly. You are strong and hardworking,but kind and friendly. You are like little adults,I think you're awesome. I'll never forget this small school,the beautiful nature,and the kind students of Toyo. It was a short time,but I'm glad it was in Toyo. I'll go to America and work hard towards my goals,and along the way, I will remenber the strong and hardworking kids of this town. These memories will became my motivation. Thank you and good luck. |
皆さん、こんにちは。 とても寂しいです。 今まで多くのALTの先生と出会ってきたと思いますが、彼らと比べると私の期間は短いものになりました。 しかし、短い間でしたが、皆さんからとてもいい刺激をもらいました。 親切で優しいだけでなく、(休み明けの月曜日でも)頑張ろう!という皆さんのたくましさ・・・。 中学生なのに驚くばかりでした。 この小さな学校、豊かな自然、そして東陽中の親切な生徒のことは、決して忘れません。 短い時間でしたが、東陽に来られてよかったです。 これからアメリカに帰って、自分の目標(言語聴覚士)に向かって一生懸命進んでいきます。 東陽のたくましくて頑張り屋の皆さんのことは、決して忘れません。 ここでの思い出が私のモチベーションです。 ありがとう、そして幸運を。 |
短い間でしたが、本校生徒に英語の楽しさや面白さを教えていただき、ありがとうございました。
David先生の夢の実現を、本校職員・生徒一同願っております。今まで大変お世話になりました。 m(_ _)m
スマホやネットをきっかけに「自律」できる自分になってほしい ~くまもと「親の学び」プログラム次世代編~
家庭は、教育の原点であり、全ての教育の出発点です。しかし、少子化や核家族化の進行等により家庭の教育力の低下が指摘されており、学校や地域、事業者、行政等、県民みんなで家庭教育を支えていくことを目的として、熊本県では、平成25年4月に「くまもと家庭教育支援条例」が施行されました。
家庭教育支援の一環として、親としての学びの機会や親同士のつながりを作る機会を提供するため、保護者向けに「親の学び」講座が、まもなく大人になる高校生や中学生向けに、「親の学び(次世代編)」講座が実施されています。
今年度、「親の学び」次世代編実践協力校として東陽中が選ばれ、8日(金)5校時に講座を開催しました。取組のようすを参観するため、県教育庁市町村教育局社会教育課長様を始め、5名の方が来校されました。
講師は、八代市教育委員会生涯学習課のK社会教育指導員です。(以前、本校にも勤務されており、PTA会長も当時の教え子だそうです。)
まずは、アイスブレイク。しあわせジャンケンやアドジャントークで緊張していた子どもたちもリラックス。笑顔が見られます!(^^)
緊張が解けたところで、今日の本題に入ります。「私の意見と親の意見」~スマホの利用を通して~
スマートフォンは使い方によっては便利でもあり、また、危険性も伴うことを知った上で、どのような使い方が望ましいかを考え、家族の一員として自覚を高めることがねらいです。
よく見られるネットのトラブルや対処法について学んだ後、グループワークその1。携帯・スマホの利用に際して、特に大切だと思うキーワードを「①目的、②安全、③フィルタリング、④相手、⑤節度、⑥相談、⑦その他」の中から優先順位をつけて3つ選びます。
続いて、グループワークその2。スマホの利用について、「子どもの立場」と「親の立場」に立って意見を互いに出し合います。
感想では、「親には逆らえないことがわかりました・・・。」「子どもの立場でしか考えていなかったけど、両方の立場に立って考えることが大切」等、一人一人が使用実態に応じてよく考えてくれていました。
最後に、講師の方からスマホやネットをきっかけに「自律」できる自分になってほしいと願いを込めて話されました。
スマートフォンを利用する際は、親と子がどちらも納得できる安心安全な使い方を考えることが大切です。ご家庭で、ぜひスマートフォンの利用について相談をお願いします。 ※参考資料 くまもと携帯電話・スマートフォンの利用5か条.pdf
また、同日開催しました授業参観および学年・学級懇談会も、大変お世話になりました。1学期の子どもたちのようすから、特に“家庭学習の習慣化”についてお願いをさせていただきました。
さらに、伸びゆく東陽っ子を目指して、学校とご家庭が協力して取り組めたらと考えています。よろしくお願いします。
教師修養 第3弾 ~温かい水が冷たい水に浮くのはなぜだろうか?~
6日(水)、1年生の理科で外部講師をお招きして研究授業を行いました。授業者はS教諭。本校では教務主任、男子バレーボール部顧問も務めています。
本時のめあては、「温かい水が冷たい水に浮くのはなぜだろうか?」温度によって水の密度が変化することを実験結果から見いだし、理由を説明することが目標です。
まずは、導入。常温の水に常温の水を入れても混ざり合うだけですが、常温の水に温かい水を入れると・・・
温かい水が浮かびます!「オー!」「すごい!」子どもたちの歓声があがります。掴みはOKです。(^o^)
なぜ温かい水が浮かんだのか?自分の考えを整理します。使うのは、学習者用タブレット端末、さらに電子黒板で各自の考えを共有します。
続いて、実験。各班で実験計画を考え、実験を進めていきます。上手く出来ない班もありますが、S教諭はあくまでもサポートに徹し、全てを教えません!
実験結果の考察では、自分の考えをもとに、意見交換や議論を行い、より妥当なものにしていきます。
まとめでは、「水の密度」と「温度」の語句をつかって、温かい水が冷たい水に浮くことをまとめていました。子どもたちの「わくわく(知的好奇心)」を喚起し、「やってみよう(挑戦)」「なるほど(納得)」が生まれた授業でした。
授業研究会では、班別協議で「生徒の意欲を高め、学びを深める教師のファシリテート力」の視点で、①良い点・効果的だと感じた取組、②悪い点・改善が必要な取組、③改善策について、それぞれの意見を出し合いました。(教員同士も“学び合い”です!!)
熊本大学教育学部附属中学校のT教諭からは、まず、「深い学び」の鍵は、各教科等の「見方・考え方」を適切に働かせることであることを、お茶やピアニストの反田さんを例にしてわかりやすく説明していただき、
今日の授業の良さとして
・授業の落ち着いた雰囲気(その裏の優れた学級経営)
・子どもたちは関係的な見方をはたらかせ、探求する姿が見られた。
・協働して解決しようとする姿が見られた。
また、改善点として
・「見方・考え方」から本授業に着目すると、なぜ本時は「関係的な見方」だったのか。
・小学校で学んだ概念が結びつけられていないのでは。
等、意欲づけや「見方・考え方」を意識した単元構想等、多くの指導助言をいただきました。
「自ら問い、考え、『協働』して学びを深め、確かな学力を身につけた生徒の育成」を目指し、職員一丸となって授業実践を行っていきます。T先生、研究主任でお忙しい日々をお過ごしの中、本校へのご指導・ご助言ありがとうございました。 m(_ _)m
学校生活の充実と向上を図る Part3 ~保健・給食委員会~
今朝、行われた生徒集会。執行部・各委員会の「6月の実践と振り返り・7月の目標」を述べた後、保健・給食委員会が「生活習慣に関する調査」について発表しました。
調査結果によると、本校のメディア機器の使用時間は、3h以上使用している生徒が、平日は20%、休日は47%!中には、6~7hと回答した生徒もいました!!メディア依存の可能性があります・・・。 (^_^;)
そこで、メディア依存になると身体や生活にどのような影響がでるのか?メディアとうまくつき合っていくためにはどうしたらよいか?問題提起してくれました。
有効なのは、①ルールを決める、②メディア以外に楽しめるものを見つける、③朝のうちに1日の計画を立てて実行する、です。もうすぐ夏休み、自分に合ったやり方を、保護者の方と相談して見つけてください。自分の行動の仕方を自分で考えて決めることで、自立する際に必要な自己管理能力が高まります。
実態をもとに改善点を訴える内容で、大変わかりやすかったです。保健・給食委員の皆さん、ありがとうございました。 m(_ _)m
3年生第1回確認テスト 始まる!
心配された台風4号、明け方に強い雨が降りましたが、学校には大きな被害はありませんでした。
ご自宅や近くの道路等、如何だったでしょうか。
今日は、3年生第1回確認テストがありました。夏休みに行われる三者面談で参考となる大事なテストです。
本日は、国語・理科・英語の3教科が実施されました。
朝自習の時間には、各自受験用対策テキストを用いて黙々と最終確認を行っていました。
(ただ、全員理科をしていたのは何故???)
テスト終了後の感想です。「理科が難しかったです」「難易度が高くて、手応えがない・・・」とショックを受けている声もありました。しかし、さすがは3年生。気持ちを切り替え、放課後、スタディサプリで明日の社会の勉強をしている姿が見られました。
まだ、2教科あります。最後まであきらめず、テスト勉強に取り組みましょう! 応援しています! (^_^)
台風4号接近 今後の気象情報にご注意ください
ニュース等で報道されていますが、台風4号が午前9時現在、東シナ海を北北東に進んでおり、明日5日(火)には九州にかなり接近し、上陸する恐れがあります。
【引用:気象庁台風経路図】
明日は、現在のところ、「通常通りの登校」ですが、状況に変化が生じた場合は、安心・安全メールおよびデジタル回覧板でお知らせいたします。情報配信にご注意ください。
また、台風接近に伴い、九州北部地方では大雨となるおそれがあります。家を出る際に雨風が強い場合は、安全を第一に考えて登校するようお願いいたします。道路状況等のために登校が遅れる場合は、学校へご連絡ください。
保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
地域の教育力のありがたさ ~地域学校協働活動~
八代市では、地域と学校が連携・協働して、幅広い地域住民等の参画により地域全体で未来を担う子供たちの成長を支える「地域学校協働活動」を推進しています。
昨日は、2年家庭科の授業でお二人のサポーターにお越しいただきました。「日常着の手入れと保管」の分野で、まつり縫い、4つ穴ボタン付けの実習でした。
慣れない手つきで頑張る子どもたちと優しく見守るサポーターのお二人・・・、見ていて微笑ましくなると同時に、地域の教育力のありがたさを感じました。
O様、T様、一人一人に温かい声かけと支援をしてくださり、大変ありがとうございました。
教師修養 第2弾 ~小中合同研修会~
東陽小学校と東陽中学校は、平成25年度より一小一中施設分離型の「小中一貫・連携教育」に取り組んでいます。
キーワードは「つながり」と「連続性」。義務教育9年間を見通した、子どもの「育ち」と「学び」をつなぐ教育の展開を目的としています。
昨日は、小中合同研修として、小学校の研究授業(算数)に参加させていただきました。
「ハイッ!!」とまっすぐ手を伸ばして意欲的に発言する姿や、学習者用タブレット端末を慣れた手つきで操作する姿にとても感心しました。その後の授業研究会でも、小中の校種の枠を超えて、「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善に向け協議を行いました。
次回は、7月25日(月)に県教育委員会及び八代教育事務所から講師をお招きして「熊本の学び」ステップ・アップ研修を、11月には本校で研究授業(社会)を実施します。
合同研修を通して、児童生徒の理解や関わり方について学び、系統性を意識した指導方法の工夫改善を行っていきます。東陽の未来の創り手となる子どもたちのために、私たちも日々学び続けます! (^^)/
「自分のやったことに誇りをもって、自分で自分をほめること」 ~2年生「職業講話」~
28日(火)にキャリア教育の一環として、2年生「職業講話」を開催しました。講師は、本校に施設用務員として勤務されているM先生でした。M先生は、高校を卒業後、航空自衛隊に入られました。10年間、自衛隊員として活動された後、八代市役所に勤務されました。
自衛官の心構えとして「シ・コ・セ・キ・ダン」が大事と言われたことや、整理整頓の徹底をされていたことなどを話されました。(シ:「使命の自覚」コ:個人の充実セ:「責任の遂行」キ:「規律の厳守」ダン:団結の強化)
市役所時代は、様々な課に務める中で、全国花火競技大会の初代担当や、桜十字ホールやつしろ(ハーモニーホール)の建設事業、東日本大震災時の石巻市への被災地支援、熊本地震への対応などたくさんの仕事をされてきました。仕事の中身はもちろんですが、仕事をするうえで大切なことなどをたくさん話していただきました。
「コミュニケーションをとることがとても大切なこと」、「自分のやったことに誇りをもって、自分で自分をほめること」、「わからないことは、そのままにせず、聞いたり教えてもらったりしながら、わかるようにすること」などわかりやすく説明してくださいました。
また、ご自身のお子様の進路選択を振り返りながら、先生たちともしっかりと相談して決めてほしいという思いも話していただきました。子どもたちも話に引き付けられ、あっという間の50分でした。
2年生は、今後9月に実施を予定している職場体験学習に向けて活動を進めていきます。今日の講話の内容を大切にして、10年後、20年後の自分の未来の姿について、しっかりと考えていく機会としてほしいです。M先生、ご講話ありがとうございました。
中体連と書いて“感謝”と読む ~八代中体連 終わる~
25日(土)・26日(日)、八代中体連が開催されました。お忙しい中、送迎や応援に来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
結果は、男子バレーボール部が準優勝、バドミントン部が団体戦は1回戦敗退、個人戦は男子シングルスでベスト16に1名入賞しました。
優勝やベスト4を目標としていただけに、悔しい思いをしている人もいると思います。
「努力の過程は人をつくり、結果は思い出をつくる」
みなさんが、これまで努力してきたことは決して消えることはありません。
今日の全校集会では、
「決勝戦の3セット目は、序盤でミスが続いて点差が開いてしまい、挽回できませんでした。苦しい状況でしたが、ローテーションやフォーメーションを考え、話し合いながらゲームに臨むことができました。3年生の誰か一人でも欠けると、あんな試合はできなかったと思います。この悔しさと仲間と戦えた喜びを、これから生かしていきたいと思います。(男子バレーボール部キャプテン)」
「団体戦ベスト4という目標を達成することはできませんでしたが、楽しんで試合をすることができました。個人戦の結果はさまざまで一人一人反省点がありますが、練習の成果は出せました。これまで支えてくれた人に感謝し、この経験を今後の生活に生かしていきたいと思います。(バドミントン部キャプテン)」
N先生からは、「目標を持ってやり遂げられたことを自信にしてほしいこと。一緒に頑張ってきた仲間は財産であること。サポートしてくれた人たちへの感謝を持つこと。」の3点を、ご自身の中学時代(女子バレーボール部)の経験をもとに話してくださいました。
自分を信じて、仲間を信じて、最後まで懸命にボールやシャトルを追い続けた3年生の姿は、後輩たちの道しるべになりました。部活動を通して学んだことを、今後の人生の糧としてください。また、これまで支えてくださった監督やコーチ、チームメート、保護者の方々への感謝の思いを忘れないでください。
感動をありがとうございました。 m(_ _)m
放送委員会 お昼の番組 生配信Part3
4月にスタートした放送委員会新企画!今日は、中体連特集でした。
MCは、放送副委員長。「東陽中数珠つなぎ!あの人、この人!」コーナーのゲストは、男子バレーボール部、バドミントン部のキャプテンです。
①中体連の目標は?
男子バレーボール部:「優勝です。」
バドミントン部:「ベスト4です。」
②これまで取り組んできた練習内容を教えてください。
男子バレーボール部:「主にサーブ練習と2段トス、6人(ゲーム形式)練習です。」
バドミントン部:「練習試合を数多く行い会場に慣れること、声を出してプレーすることです。」
大会を明日に控え、緊張感もだんだん高まってきました。
これまで頑張ってきた自分を信じて、明日は悔いのない全力プレーを期待します。“起こせ 東陽の旋風!!”
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 松本 卓也
運用担当者 井上 美紀