学校生活

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きついといわれているけど、とても“楽しい”仕事です!! ~1年生福祉体験学習~

 5日(火)、特別養護老人ホーム「ひかわの里」で福祉体験学習を実施しました。始めに自己紹介を行った後、「八代市の介護の現状とひかわの里の役割」について、職員のA様より、

○65歳以上の高齢者の割合が、八代市の34.9%に比べて東陽町は48.8%と高いこと
○地域福祉の拠点として、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援していること
○介護福祉士、看護師、栄養士、介護支援専門員(ケアマネージャー)、福祉用具専門相談員等、いろいろな役割を持つ人が働いていること

等、ご講話いただきました。

 

 

 

 

 


 次に、介護体験として、①介護ベッド・ストレッチャー体験、②電動車椅子の体験、③介護ロボット・エアマット体験を行いました。(介護用品の体験だけでなく、スライディンググローブやシートを使ったベッド上の移動介助も体験させていただきました。)

 

 

 

 

 


 子どもたちからは、「利用者の方のことを気遣って支援されていることを学びました」「移動サポートロボット等、便利で工夫されていると思いました」「これから、いろいろなことを聞いて教えてもらおうと思いました」「自分も、将来お世話になるかもしれないので、やり方がわかってよかったです」との感想が聞かれました。
 「『ありがとうね』と感謝の気持ちを伝えてくれて、やりがいを感じます」「利用者に応じた介護用品を使っています」「介護の仕事は、きついといわれているけど、とても“楽しい”仕事です!」との職員の方のお言葉に、福祉の仕事に携わっている喜びや誇りを子どもたちも感じることができました。

 

 

 

 

 

 

 大きな大きな学びをいただきました。ひかわの里およびサニーデイズの皆さま方、貴重な体験をさせていただき、大変ありがとうございました。 m(_ _)m

自分の言葉で伝えるようになるために・・・ ~ボランティアガイド学習会~

 3日(日)は石匠館にて、「日本遺産石橋中学生ボランティアガイド」の学習会を行いました。石匠館のU館長をはじめとするスタッフの方々に、ガイドで使うフリップや話す様子を見ていただきました。

 

 

 

 

 

 

 細かな年代や時代背景、石橋の長さの測り方、石工たちの活動の様子など細かな部分まで助言をしていただきました。また、説明する際の表現の仕方についても助言していただきました。10月には、県子ども会連合会の皆さまへのガイドや、しょうが祭でのガイドが予定されています。来月に向けて、さらに充実した、ガイドができそうです。最後は、参加生徒全員で、石匠館の見学をして終了しました。お忙しい中にもかかわらず、ご指導いただいた石匠館の皆様ありがとうございました。 m(_ _)m

 

“自分たちの学校は、自分たちでつくる Part4” ~9月専門委員会~

 先月31日(木)、第5回専門委員会を開きました。1学期の活動の反省や、9月の活動について内容の検討や確認を行っていました。生徒会活動の目的の1つは、

学校全体の生活をよりよくするための課題を見いだし、その解決のために話し合い、合意形成を図ったり、意思決定したり、人間関係をよりよく形成したりすることができるようにすること

です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 今月も、以下のようなさまざまな企画が予定されています。
○執行部:ボランティア活動
○生活・環境委員会:あいさつ運動
○体育委員会:スポーツイベント
○保健・給食委員会:生活習慣アンケート・toyoいきいきウイークの呼びかけ
○図書委員会:ポップへのコメント呼びかけ
○放送委員会:トヨナンデス
 “自分たちの学校は自分たちで創る!”生徒会活動も、よい社会人になるための学びです。9月も積極的に活動に取り組みましょう! (^^)/

教師修養 第5弾 ~自分も相手も大切にするなかまづくりをめざして~

 昨日、菊池市中央公民館で社会教育指導員をされているO様(前菊池市立七城小学校長)を外部講師にお招きして、校内研修を行いました。研修テーマは「自分も相手も大切にするなかまづくりをめざして」、自分のよさや可能性を認識するとともに,他者を尊重し,協働することができる児童生徒を育成するために、教師と子ども、子ども同士のつながりをどのようにして深めていくのか?を学びました。

 

 

 

 

 


 以前、ご自身が担任されていた学級で取り組まれた実践から、

○同和教育=進路保障
○「中心に据える子」というのは、差別の課題を私たちに差し出してくれる宝の子のこと
○集団づくりとは、バラバラだったクラスをまとまりのある一つのものにすることではなく、多様な個が対立しぶつかり合い葛藤することで、互いに個を鍛え合う営みである
○進級や進学で、「もとのクラスが良かった・・・。」と思わせるのではなく、次の新しい場所でも、おかしいことにおかしいと言える、新しい関係を作っていける力を育てることが大事

等、多くのことを教えてくださりました。
 子どもへの愛情に溢れた熱い語り口に、「今、目の前にいる子どもたちと、もっとつながっていきたい!」と、職員一同、思いを新たにしたところです。O様、お忙しい中、ご講話くだりありがとうございました。 m(_ _)m

つらいことがたくさんあるけど、今日だけは世界で一番幸せです ~ブダベスト世界陸上 女子やり投金メダル~

 25日(金)、ハンガリーのブダペストで開催された「2023世界陸上競技選手権大会」において、北口榛花選手が女子やり投種目で金メダルを獲得しました。オリンピックも含めた世界大会における日本人女子の金メダル獲得は、陸上競技場内で実施されるトラック&フィールド種目では史上初の快挙です。「他の選手が金メダルを獲るならハルカに獲って欲しかったからとても嬉しい」とライバルからも祝福や称賛が相次く等、競技にかける真摯な姿勢はもちろん、愛される人柄や人間性も注目を集めています。エピソードを2つ紹介します。

①やり投げを始めてわずか2ヶ月で北海道大会優勝、2年生で全国高校総体(インターハイ)優勝、3年生で世界ユース選手権金メダルと順風満帆な高校生活から一転、大学では、1年時に右肘を故障したり、専門のコーチ不在と記録・結果へのプレッシャーから3年時の日本選手権では予選敗退(12位)に終わったりと不振に陥りました。しかし、どんなに苦しくても、「陸上で大学に来て、辞めたら何も残らない。同級生たちは受験勉強をして大学に進学して、教員になりたいから教育学部、医師を目指して医学部、と目標を自分で決めていました。だから、結果が出なかったとしても絶対に辞めない、と心に決めていました。水泳、バドミントン、勉強、いろいろな選択肢の中でやり投を選んで、あの時、あれを選んでいればよかった……という後悔をしたくない」という思いで必ずグラウンドには足を運んだといいいます。
②欧州の講習会で出会ったシェケラック氏に、「今までは誰かが支えてくれるのを待っていた。でも、それでは思うようにいかない。自分からアプローチすることが大事だと気付いた」と、直接コーチを依頼、単身でチェコに渡り、トレーニングを行ったそうです。

 競技後のインタビューでは、「自分が必ず歴史を作ると決めて、ここにやってきた。本当につらいことがたくさんあるけど、今日だけは本当に世界で一番幸せです」と答えています。あきらめない心、自ら解決策を見つけ行動する勇気・・・。困難に直面したとき、どのようにして乗り越えていくのか?彼女の生き方が私たちにヒントを示してくれたと思います。北口選手、金メダル、おめでとうございます! (^^)/    【画像引用:日本陸上競技連盟公式HP】