学校生活

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なぜ働くのか?Part2 ~職場体験学習~

 2日間の職場体験を終えての子どもたちの感想です。
「あいさつと返事の大切さを学びました。」
「働くことの大切さと、頑張れば頑張るほど仕事のやりがいを感じることができました。」
「お客さんからしょうがについて訪ねられたとき、回答ができませんでした。町の特産物なので、きちんと知識を持っていないとダメだと思いました。」

 

 

 

 

 


 また、受け入れてくださった事業所の方からは、
「東陽中の子を受け入れるのは初めてでした。しっかりとした態度で体験学習をしてくれたので、また来年も受け入れたいと思わせてくれました。」
「○○さんの良いところがたくさん見られました。おとなしい印象でしたが、積極的なところ、気が利くところ等、どんな仕事でもできると思います。」
等々、多くのお褒めの言葉をいただきました。
 また、「若い人に地元の加工を知ってもらういい機会になりました。今後、高齢化で問題は山積みですが、まだまだ頑張らねばと励みにもなりました。」との感想をいただきました。子どもたちの頑張る姿が地域や職場を元気づける「社会貢献」につながったことを、大変嬉しく思います。
 改めて、受け入れていただいた事業所の皆様方、大変お世話になりました。ありがとうございました。

なぜ働くのか? ~職場体験学習~

 8日(木)・9日(金)に、2学年「職場体験」学習を実施しました。職場体験学習は特別活動〔勤労生産・奉仕的行事〕の一つであり、生徒の発達の段階や、卒業後の主体的な進路選択等を踏まえると、中学校段階において、重点的に推進することが求められています。本校でもキャリア教育の中核として位置づけ、発達段階に応じて、1年生では「職業調べ・農業体験」、3年生では「高校調べ・体験入学」に取り組んでいます。活動における3つの視点と重点的に育成を目指す資質・能力は以下の通りです。

 

 

 

 

 

 子どもたちは、自分の適性や興味・関心をもとに選択した6つの事業所で、実際に仕事を経験し、働くことの厳しさや喜びなどを身をもって体験していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 京セラ創業者の稲盛和夫氏は、著書(働き方「なぜ働くのか」「いかに働くのか」)の中で、「働くことは人間を鍛え、心を磨き、『人生において価値あるもの』をつかみ取るための尊くて、もっとも重要な行為である」と述べています。この2日間、実際に仕事をしている人と接し、体験することで得た働くことの意義(勤労観)や新たな自分の発見(可能性)をもとに、10年後、20年後自分の夢や希望を実現するために、「今、中学生の間に何をすべきか(学ぶか)?」を考えてほしいと思います。よりよい社会の形成者となるために、自分のよさをさらに伸ばしてほしいと願っています。 受け入れていただいた事業所の皆様方、子どもたちは大きな学びを得ることができました。大変お世話になりました。

自分自身との闘い いいチャレンジを!

 今朝、行いました全校集会のようすをお伝えします。

 

 

 

 

 


 まずは、チャレンジテストの表彰です。満点賞は10名!短い期間で英単語100個を習得しました。よく頑張りました!! (^o^)
 続いて、八代中体連陸上競技大会の選手推戴式。
 私からは、陸上世界選手権の男子100メートルで日本勢90年ぶりの決勝進出を果たしたサニブラウン・ハキーム選手の言葉を引用し、「大切なのは、自分のこれまでの記録を上回ることです。チャレンジをしてください。」と激励の言葉を贈りました。

 

 

 

 

 


 選手紹介の後、選手を代表して、Sさんから「本番では、練習したことのすべてを出し切り、東陽中の代表として頑張りたいです。」、Oさんから「自己ベストを更新できるよう、最後まであきらめずに頑張ります。」と決意表明がありました。
 最後に、生徒激励の言葉として、「練習中、印象に残っているのは、小学校の先生方や保護者の方の温かい応援です。思いを受け止め、自己ベストを目指して頑張ってください。」と、共に頑張ってきた仲間を勇気づける言葉がありました。
 中体連陸上競技大会が単独で開催されるのは、今年度が最後です。(次年度からは、他競技と同じ6月開催になります。)
 有終の美が飾れるよう、当日は、全力で競技場を駆け抜ける姿を期待します。“起こせ 東陽の旋風!!”

教師修養 第5弾 ~「公共の福祉」とは?~

 7日(水)、八代市教育委員会からN指導主事をお招きして、3年生の社会科で研究授業を行いました。授業者はM教諭。本校期待の若手教員です。
 本時のめあては、“「公共の福祉」について説明することができる。”です。

 

 

 

 

 

 

 交通渋滞を解消するための市のバイパス建設計画に対して、①建設予定地に住んでいるAさん、②建設を進める市の担当者Bさん、③建設予定地ではない地域住民のCさん、の3つの立場にわかれ、それぞれの立場から「Aさんは立ち退きをすべきなのだろうか」を考えていきました。

 まずは、自分の考えを明らかにします。
 ①建設予定地に住んでいるAさん・・・立ち退くべきではない。(理由:幼少期からこの土地に住んでいるから。農地がなくなると生活費用が減ってしまう。大事な故郷のために貢献したい。)
 ②建設を進める市の担当者Bさん・・・立ち退くべきだと思う。(理由:以前から要望書が出されている。高齢のドライバーが多い。同じような地域でも、建設を進めていく機会にしたい。)
 ③地域住民のCさん・・・立ち退くべきだと思う。(理由:交通渋滞がなくなり、通学をする際に危険がなくなるなら建設をしてもいい。ただし、行政からの補償が必要である。)
等のさまざまな主張が出されました。

 

 

 

 

 

 

 次に、それぞれの立場から考えを出し合い、Aさんは立ち退きをすべきか?討論していきました。
それぞれの班では活発に質問や、意見交流が行われていました。学習者用タブレット端末を活用したリモートでの参加もみられました。

 

 

 

 

 


 他の立場の考えを聞き、再度、自分の考えをまとめます。
 最後に、「公共の福祉」について、個人の尊重と法の支配に着目してまとめていきました。

 

 

 

 

 


 主体的・対話的で深い学びのカギとなる「見方・考え方」を、子どもたちはさまざまな場面で働かせ、非常に意欲的な授業態度でした。 (^_^)

 授業研究会では、「生徒が主体的な学び手となる授業づくり」に向け、子どもたちに負けじと活発な討論(協議)が行われました。

 

 

 

 

 

 

 N指導主事からは、授業や校内研究の気づきとして、
・子どもたちは非常に落ち着いて学習に臨んでいる。日頃からのきめ細やかな手立てが伺える。
・討論の場面では、互いの立場からの考えを出し合い、協働的な学びがみられた。
・学習課題は、実生活に結びつく面白い課題であった。ただ、本時では、立場を離れて個人の考えを述べる生徒もおり、判断が難しかったのではないか。
・まとめは、思考・判断・表現の観点なのか?知識・理解の観点なのか?曖昧であった。
・東陽中学校の校内研究は、学習指導要領の方向性に沿ったものである。今後も、単元のゴールの姿を見通した課題の設定等、単元デザインを大切に授業改善を進めていってほしい。
等、多くの指導助言をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 「課題の解決に向け、自分で考え、自分から取り組んでいましたか」の問いに対し、肯定的に回答した3年生の割合が、4月:71.4 → 8月:92.3と大きく向上しました。さらに、子どもたちが意欲的かつ主体的に考え活動する授業を目指し、職員一丸となって授業改善を行っていきます。
 N指導主事、公務ご多忙の中、本校へのご指導・ご助言ありがとうございました。 m(_ _)m

物語の世界にひたる体験がこころを育てる Part2 ~全校読書~

 心配された台風11号、時折強風に見舞われましたが、学校には大きな被害はありませんでした。
ご自宅や近くの道路等、如何だったでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 朝自習のようすです。本校では、家庭、地域、学校等において子どもが読書に親しむ機会を設ける取組として、「読み聞かせ」以外にも、「全校読書」を定期的に実施しています。

 子どもの読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことができないものです。
 とりわけ、これからの社会は「人々が、生涯いつでも、自由に学習機会を選択して学ぶことができ、その成果が適切に評価される」ような生涯学習社会です。このような社会のなかで、読書は、自分で課題を見つけ、自ら学び、考え、行動する力や豊かな人間性等の「生きる力」の基礎を育む重要な手段といえます。
                 【引用:「肥後っ子いきいき読書プラン」 平成16年7月 熊本県教育委員会】

 教室を覗いてみると、各自、思い思いに読書に親しんでいました。なかには、先日、八代市より寄贈いただいた「八代石工ものがたり」を読んでいる生徒も・・・。(実はHさんは、10月23日にデビューを予定しているボランティアガイドのメンバーです!さすが意識が高い!)
 台風11号の通過直後で、吹き返しの風の音が時折聞かれましたが、「全校読書」のお陰で、落ち着いた雰囲気の中で今日一日が始まりました。

 また、夏休みに行われていた体育館屋根改修工事が先日、無事に終了しました。左の写真が改修前(ビフォー)、真ん中の写真が改修後(アフター)です。屋根の色が同じ緑青色のため、違いがあまりわかりません・・・。 (^_^;)
早速、本日の保健体育の授業で使用しました。改修中、練習会場を提供いただいた東陽小学校、東陽スポーツセンターの皆様方、大変お世話になりました。ありがとうございました。 m(_ _)m