学校生活
石工の文化に学ぶ ~「東陽学」スタート!~
総合的な学習の時間を、今年度から「東陽学」として大幅にリニューアルしました。①伝統文化、②生き方、③石工の文化、④町づくりの4つの単元から構成し、東陽町に関する学習を深めることで「地域とともにある学校づくり」、「地域に貢献する人材の育成」を目指します。その一環として、先週27日(木)から『石工の文化に学ぶ』単元を始めました。目的は、
東陽の歴史や地域の魅力に着目し、石工の活躍を中心に学習したことをボランティアガイドの取組に生かす |
ことです。
今年度のボランティアガイドは総勢30名、新規加入の1・2年生は12名です。ボランティアガイドデビューに向け、資料の作成、ガイドの練習を行いました。さまざまな場面で、2・3年生が経験を踏まえて優しくアドバイスしてくれました・・・。 (^_^)
「改めて東陽町はすごい町なんだと思った。もっと賑やかな町にしていきたい。」 卒業生が、しょうが祭でのガイドを終えた後に述べた感想です。後輩たちが先輩の思いを受け継ぎ、ふるさとへの愛着や誇りを抱いてほしいと願っています。
相手のことを深く知る力を身につけてください ~親子教育講演会~
28日(金)、「SNS利用に係るトラブルの現状 SNS利用に係る犯罪被害防止」のテーマで親子教育講演会を開催しました。多くの保護者の皆様にご参加いただき、ありがとうございました。講師は、八代市役所市長公室理事のK様。熊本県警の警部として刑事課長、県警本部特捜班長を歴任され、昨年から八代市役所に出向されています。
これまでに扱った数々の事案をもとに、SNSによるトラブル(いじめ、個人情報の流出・炎上、他者への誹謗中傷、犯罪被害)の現状をわかりやすく説明してくださり、誰にでも起こりうる身近な問題として危険性を認識することができました。
また、トラブルを起こさないために、「直感はすべて正しいとは限らない 先入観は捨てたほうが良い」「SNSで知り合った相手と直接会わない!」「撮らない・撮らせない・送らない!!」「写真の画質やSNSの公開範囲の設定を適切に!」等、大事なアドバイスをいただきました。
講話の最後に、「相手のことを深く知る力を身につけてください。SNSではわからない、奥行きを知った人対人のコミュニケーションが必要です。こんな時代だからこそ、現代人に求められるコミュニケーションではないでしょうか?」とのメッセージをくださいました。相手のことを表面的に見るのではなく、思いや背景まで知ることが大事なことと、改めて学ぶことができました。
当日は東陽小・中学校の学校運営協議会員の6名の皆様にもご参加いただき、「現職の刑事ならではの話で深く考えさせられた」「今の保護者、生徒に直接深く関係する内容だったと思います」「『親子関係がしっかりしていればトラブルに巻き込まれることはない』という講師の言葉には、保護者の方たちも同意されていたようです」等の感想をいただきました。学校、家庭、地域、子どもたちと、それぞれの立場から正しいSNSの利用を考えていきたいと思います。K様、ありがとうございました。
追伸:学年・学級懇談会では、1学期のようすや今後の学校行事等の説明に加え、夏休みの過ごし方について、ご家庭での見守りをお願いしました。ご家庭と学校が同じ方向を向き、「共に子どもを育てていく=共育」視点を大事にして、教育活動を進めてまいります。2学期も保護者の皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。 m(_ _)m
君はなぜ働くのか ~職場体験学習に向けて~
来週2日(火)・3日(水)に、2年生が職場体験学習を行います。これまでの事前学習で、「働く意義」や「目的」、「心得」等を学んできました。電話連絡の際は、「俺、初めて知らない人に電話する~」と緊張したようすもみられました・・・。 (^o^) 昨日の午後には、体験する事業所に事前訪問し、時間や服装、注意点等の打合せを行いました。
本校では、2年生職場体験をキャリア教育の中核として位置づけ、発達段階に応じて、1年生では「職業調べ・農業体験・福祉体験」に、3年生では「高校調べ・体験入学」に取り組んでいます。実際に仕事を経験し、働くことの喜びややりがい、厳しさや苦労等を身をもって体験してください。受け入れてくださる事業所の皆さま、大変お世話になります。
「命を守るために」 逃げるスイッチオン! ~避難訓練~
6月下旬となり、本格的な雨のシーズンを迎えました。本日も、九州南部では激しい雨や雷雨になる所があり、土砂災害に警戒が必要との予報が出されています。NHK熊本放送局と熊本の民放4局(RKK・TKU・KKT・KAB)が合同で取り組む防災CM「『命を守るために』 逃げるスイッチオン!」も放送されています。
昨日、国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所から9名の所員の方をお招きして、風水害を想定した避難訓練を行いました。今回の風水害は、河俣川の氾濫による校舎の浸水を想定し、3階へ垂直避難しました。いつもと違う避難場所でしたが、避難時の約束「お・は・し・も」を守り、安全に避難ができました。(Oさん、なぜ振り返ったんでしょう・・・!?)
防災教室では、土砂災害の状況や災害を未然に防ぐ砂防堰堤(さぼうえんてい)、流水型ダムについて、さらに災害から命を守るための3つの行動(①ハザードマップの確認、②雨が降り始めたら情報確認、③地域とのつながりを持つ)について、模型を使ってわかりやすく話していただきました。(東陽町の年間平均降水量は約2400mm!日本の年間平均の1.4倍です!!)
災害が発生した際、中学生には、自分が避難することはもちろんのこと、家族や近所の方と声を掛け合う役割も求められます。「どこに」「だれと」「いつ」避難すべきか?、あらかじめ避難行動をまとめておくことで、いざという時にあわてずに避難することができます。マイタイムライン等を活用し、災害時の行動について、ぜひ一度ご家庭で話し合われてください。国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所の皆さま、ありがとうございました。
中体連と書いて“感謝”と読む ~懸命にプレーする姿は、光り輝いていました!~
22日(土)・23日(日)、八代中体連が開催されました。お忙しい中、送迎や応援に来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。結果は、男子バレーボール部が1回戦敗退、バドミントン部が男子団体戦は1回戦敗退、女子団体戦は2回戦敗退、個人戦はベスト16に男子1名、女子2名入賞しました。
目標を達成し充実した思いでいる人、目標に届かず悔しい思いをしている人、さまざまだと思います。「努力の過程は人をつくり、結果は思い出をつくる」という言葉があります。願いが叶わなかったとしても、これまで努力してきたことは決して消えることはありません。
自分を信じて、仲間を信じて、最後まで懸命にボールやシャトルを追い続けた3年生の姿は、後輩たちのよき道しるべになりました。部活動を通して学んだことを、今後の人生の糧としてください。また、これまで支えてくださった監督やコーチ、チームメート、保護者の方々への感謝の思いを忘れないでください。
懸命にプレーする姿は、光り輝いていました!感動をありがとうございました。 m(_ _)m
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