学校生活

日々の生活の中で

卒業式準備

3月8日(木)の午後、10日(土)に行われる卒業式の会場設営を行いました。1・2年生がそれぞれの係の活動を丁寧に行ってくれました。

3学期は時間の流れがあまりに速すぎて気持ちがついていけないのが正直なところです。体育館が卒業式会場へと姿を変えていくのを見ても、3年生があと2日しか学校に来ないということの実感がわいてきません。いつもいるのが当たり前だったので、3年生がいない学校はなかなかイメージできないといった感じです。しかし、確実に卒業式の日はやってきます。みんなで心込めて3年生を送り出したいと思います。


ガンバレ3年生!

3月7日(水)今日は公立高校後期選抜1日目。山鹿、菊池、熊本市内の各高校で国語、理科、英語の問題にチャレンジします。鹿北の地から「がんばっているかな」と何度も思いながらの1日です。

後期選抜がない3年生は、学校で掃除などの活動をしています。場所は違うけれど、それぞれの場所で精一杯取り組んでいます。

「読み聞かせ」ありがとうございました

3月5日(月)、今日は今年度最後の「読み聞かせ」です。マザーグースのみなさまを中心に読み聞かせをおこなっていただきました。読み聞かせとともにお手玉を使ってちょっとした遊びも取り入れて下さいました。生徒も楽しそうでした。

読み聞かせ終了後、各学年ごとに感謝のメッセージをお渡ししました。1年間。心が温まりホッとする時間をつくっていただきありがとうございました。

来年度もよろしくお願いいたします。

国旗・市旗・校旗

 3月2日(金)集会後、ランチルームから戻る途中、国旗、市旗、校旗を見上げました。今まで風雪に耐えよく頑張った旗から新調された旗へとバトンタッチしました。今日は一昨日、昨日のような激しい風もなく、何となく気持ちよさそうです。

手話教室、お世話になります

 3月1日(木)昼休み、毎週恒例の「手話教室」の時間です。保護者の島北さんに来ていただき、手話の練習をしました。生徒、先生が参加して、なごやかに楽しく練習することができました。

 島北さん、いつも丁寧に教えてくださり、ありがとうございます。

梅シロップのお礼に鹿北小学校に行きました

3月1日(木)昼休み、生徒会執行部の生徒が校長室にやってきました。何かと思っていたら、「先生、今から小学校に梅シロップのお礼に行ってきます。」とのことでした。給食のメニューで出していただいた梅シロップは小学校3年生が作ったものだったのです。

 中学生が来ると、みんな並んでくれてお礼の言葉を聞いてくれました。そして、感謝の気持ちを書いたメッセージを受け取ってくれました。

 みんなが笑顔になり、とてもすばらしい時間を創ることができました。

高校卒業式

 3月1日(木)午前10時00分より多くの高校で卒業式が挙行されました。鹿本商工高校からも105名の生徒が学び舎を巣立っていきました。県外の企業に就職する生徒もいるとのことです。それぞれの道に向かって新たな一歩を踏み出す、そんな決意が感じられる卒業式でした。式の最後に卒業生、在校生で歌った校歌。体育館に声が響いて、思いが伝わってきました。

 今日、卒業を迎えられた各学校の生徒のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

春の足音

 2月28日(水)の朝、登校してくる2年男子生徒が、清流門前の坂の途中にある木の前で立ち止まっていました。「どうしたの」と声をかけてみると、「先生、梅の花が咲き始めています」と返ってきました。そして二人でしばらくの間、梅の花を見ていました。

 まだ寒い時はありますが、季節は確実に春に向かっている。そんなことを教えてくれる梅の木でした。

 明日からもう3月です。明日はいよいよ高校の卒業式です。

小中合同PTA部長会

2月27日(火)19時00分より中学校図書室にて、鹿北小中学校合同PTA各部長会を開催しました。目的は、今まで別々にしていたPTA活動の中で、鹿北小・中学校合同でできるものはないかについて話し合うことです。

話し合いの中で、「資源回収」、「ビーチバレーボール大会&懇親会」「授業参観」「研修会」などは合同で行っていこうということになりました。

 今後、さらに合同で行えることを増やしていきたいと考えています。

 

昼休み

2月26日(月)昼休み、グラウンドから元気のよい声がたくさん聞こえてきます。「何かな」と思い見てみると、鹿北小の児童が遊んでいました。元気よく遊ぶ姿は「いいなあ」と思いました。小学生からも元気がもらえる鹿北の教育環境は、「すばらしいなあ」とあらためて感じています。

性教育講演会

2月23日(金)15時00分より「性教育講演会」を行いました。講師として、福田病院から助産師の片平 起句に来ていただき、「大切ないのち~助産師の立場から~」との演題で、映像やスライドを交えて命の尊さについて心に響くお話をしていただきました。

 以下に掲載したのは、参加された保護者の方々の感想です。生徒、保護者、そして教職員にとっても温かい気持ちになり、生まれてきた奇跡、生きる意味について自分を見つめる時間となりました。

 片平先生、ありがとうございました。

「子どもを産んだ時の喜び、日々の事で忘れがちになりますが、あらためて『愛しい』という思いが強くなりました。中学校に入り、反抗期等もありましたが、やはり私は、子どものために生きていると実感しました。ありがとうございました。」

 「子どもが生まれた時の事を思い出しました。命の重み、喜びを感じた日を忘れません。今では中学生となり、体は大きくなり、心配や悩みも増えてきています。貴重な講演をして戴き、一緒に考える時間を頂き、本当にありがとうございました。子どもも自分を大切に、これからを過ごしていってほしいと心より願っています。」

 「久しぶりに赤ちゃんの成長を見させていただいて、「あ~そんなだったなあ」としみじみ思いました。小学校はわかりやすく、中学校はきちんと年齢に合わせてあったので、とても良かったと思いました。中学生は反抗する時もあるけど、最後のDVDはとても泣けてきました。『ずっとあなたの味方でいたい』、そうです、何だか勇気をいただきました。ありがとうございました。」

「未来の翼」面接練習

2月22日(木)昼休み、未来の翼(オーストラリアホームステイ)本審査にための面接練習を行いました。「今回なぜ応募したのか」、「今回の経験を将来にどのように生かしたいと考えているか」、「山鹿や熊本の紹介をするとしたら、どのように紹介するのか」、「外国の言葉を学ぶ上で大切なことは何か」など様々な角度から質問をしました。どの質問に対しても明確に自信をもって答えることができ、とてもすごいと思いました。予期せぬ質問にも臨機応変に対応することができます。24日(土)の本審査での面接もこの調子で頑張ってほしいと思います。

 明日、最後の面接練習を行います。中学生が夢や目標を語る姿に接することができるのはとても楽しいものです。

避難訓練

2月21日(水)昼休み、避難訓練を行いました。今回の避難訓練は抜き打ちの訓練です。昼休み生徒は、いろいろな場所で遊んだり、話をしたり、本を読んだりしています。そこに突然の非常ベル。3階音楽室からの出火です。グラウンドへの避難は落ち着いて行うことができました。集合してすぐに人員確認。いない人がいないかを確認しました。この作業が一番大切です。一人でもいなければ、消防署の方々は校舎の中に入っていきます。

 今回、グラウンドでの人員確認では全員の所在が確認できました。

 鹿北分署から3名の署員の方々に来校していただき、避難訓練の様子を見ていただきました。そして、突然の火災や地震、油断をしないこと、どのように行動するのかを考える習慣をつけておくことなど、わかりやすくお話をしてくださいました。

 いざという時に怪我をしない、命を守るための訓練です。今日話していただいたことを忘れることなく、とっさの対応ができる人でありたいと思います。

1・2年生学年末テスト

 2月20日(火)今日から3日間、1・2年生は学年末テストです。1時間目から3時間目までみんな集中して頑張っていました。1年生教室の棚の上の「まゆ人形」も「ガンバレ!」と応援しているように見えます。

鹿北小6年生学活の授業

 2月20日(火)今日の1時間目は、鹿北小学校6年生の学活の授業を参観しました。話し合いの議題は「どんな卒業式にしたいのか」ということです。班ごとに話し合い発表をしました。感動してもらえる卒業式、感謝の気持ちを伝えられる卒業式、下級生に思いを伝えられる卒業式などが出されました。そして、そのためにはこんな姿、こんな場面など具体的なものも出されました。

 次に、自分たちがめざす卒業式を迎えるために、卒業式までの生活をどうすればよいのかを話し合いました。

 6年生のみんなが、「自分たちで出し合い決めたことを実行していく」、そんな力をつけて中学校に入学してきてほしいと授業を参観しながら思いました。

鹿北小学校学習発表会

2月18日(日)13時00分よりにて鹿北小学校学習発表会が行われました。天気もよくいつもと比べると暖かな陽気だったので体育館もそれほど寒くは感じませんでした。

1年生は、「スプリングファッションショー」。カラフルなビニールで作った服を披露してくれました。そして、できるようになったことと自分の夢を元気よく発表してくれました。

2年生は、「スイミーと18名のなかまたち」を通して団結すること、協力することの大切さを音読劇で表現しました。そして、親への感謝の言葉を伝える姿は胸にグッとくるものがありました。

3年生は、「たから島のたからをさがせ!」の劇を行い、たからものは「みんなで過ごした時」なんだということを表現しました。鹿北中の梅林のことも劇にいれてくれました。

4年生は、「そうだったのか!通潤橋!!」の劇を通して水の大切さ、さらには、体験学習で学んだ「お茶」についての発表もしました。さらには、神楽も披露してくれました。

5年生は、「水俣の願い」という劇をを通して水俣での学びを表現しました。水俣のことは遠い問題ではなく、自分たちの身近な問題であることを力強く伝えてくれました。

6年生は、「鹿北太鼓2018~心を1つに~」です。例年6年生は太鼓を披露してくれますが、今年も勇壮な姿を見ることができました。下級生は6年生になったら自分たちも太鼓の練習をして学習発表会で披露できる。このことあこがれをもっています。

どの学年も学年の特色を出したすばらしい発表でした。6年生はあと1ヶ月ちょっとで中学生です。入学してくるのを楽しみに待っています。

たくさんの感動をありがとうございました。



北原君、ガンバレ!!

 2月16日(金)今日で2年生の北原君が転校します。昨日15日の全校集会で北原君から転校のことをみんなに伝え、3年生の石川君が全校生徒を代表して激励の言葉を贈りました。その後2年生はお別れ会を行いました。そして今日は、3年生から励ましのメッセージのプレゼントがありました。

 山鹿中学校に行っても全校集会で言っていた「自分らしさ」を大切に一歩一歩努力する日々を送ってください。ガンバレ響!!

梅の木のかたづけ、ありがとうございました

 2月15日(木)冷たい雨が降る中、保護者の方々に先日伐採した梅の木をチップ状にする作業をしていただきました。機械を搬入していただき、梅の木がどんどんチップ状になってまかれていきます。体育館裏の梅の木がすっきりしました。保小中合同の梅ちぎりがやりやすくなりました。また安全にできるようになりました。雨の中、寒い中ありがとうございました。

表彰式

 2月15日(木)8時10分よりランチルームにて表彰式を行いました。今回は、文集「なかま」入選、「小さな親切」作文コンクール入選、弓道の宇城市少年武道大会準優勝の表彰です。みんなの頑張りがとてもうれしいです。おめでとうございます。

寒い朝

 2月13日(火)連休明けの朝はまだ雪が残りとても寒いです。そんな中、徒歩、自転車、スクールバス、生徒が登校してきます。小学校前に立っているとみんな元気よくあいさつしてくれます。今日も頑張ろうと気持ちが引き締められます。



国立教育政策研究所【特別活動】研究協議会

    2月9日(金)TK P渋谷カンファレンスセンターにて行われた国立教育政策研究所、指定校事業 特別活動実践発表研究協議会に、小中連携コーディネーターの作守先生、鹿北小学校の浅野先生、鹿北中学校の内古閑先生とともに参加しました。
    午前は中学校、高等学校、午後は小学校2校の研究実践をもとに全国から参加した先生方と意見交換を行いました。
    小学校低学年でも、民主的に話し合い活動を行い、意見の違いを自分たちで集約し合意形成までもっていくことができる、そのレベルの高さに驚かされました。小中9年間で系統立てた話し合い活動を中心とした特別活動に力を入れていくことの大切さを実感しました。鹿北の教育にぜひ生かしていきたいと強く思いました。
    研究協議会に参加させていただいたことを無駄にすることがないようにしていきます。さっそく実践化に取り組んでいきます。

国立教育政策研究所【校種間連携】研究協議会

   2月8日(木)、文部科学省旧庁舎で校種間連携の発表を鹿北小学校の浅野先生と鹿北中学校の内古閑先生が行いました。2年間の研究の成果と課題について発表しました。鹿北小学校・中学校の実践に対してたくさんの質問や意見をいただきました。特にユニバーサルデザインの授業やインクルーシブ教育システムを根底に置いていることへの興味関心が高いことがわかりました。全国の先生方と意見交換ができたことは今後の実践の方向性を考える上で参考になりました。
    研究協議会終了後、会計検査院庁舎に移動し、2年間の研究を支えてくださった文部科学省の安部調査官から今までの実践と今後の実践に対してのアドバイスをいただきました。日が暮れるのが熊本よりだいぶ早く、窓の外に見える東京タワーがライトアップで浮かび上がってきてとてもきれいでした。
    今回学んだことを持ち帰り、鹿北の教育に生かしていきます。

富士山

    明日行われる国立教育政策研究所【校種間連携】研究協議会では、鹿北小学校・鹿北中学校の2年間の研究実践について、その成果と課題を発表します。
    研究協議会に参加するため東京に向かっていますが、新幹線の車中から富士山が見えました。日本の象徴である富士山。新幹線の中からでもきれいです。



新富士駅付近にて撮影


ありがとうございます

 2月5日(月)雪がまだ残る中、生徒が登校してきます。よく見ると、道にはほうきではいた跡が見えます。これは、用務員さんが朝から児童・生徒が転ばないようにと一生懸命道に積もった雪を取り除いてくれたほうきの跡です。見えないところでいろいろな人に支えていただいていることに感謝できる人でありたいです。
 寒い中、ありがとうございました。

鹿北町駅伝競走大会

2月4日(日)北風が強く、雪が舞う中、鹿北町駅伝大会が行われました。鹿北小・中学校も合同チームで出場しました。

 小学生、中学生、小・中学校の教職員が協力してタスキをつなぎました。地域の方々からも温かい声をかけていただき本当にありがとうございました。各地区でも中学生がたくさん出場し、地域の一員として頑張っている姿はとても頼もしく感じました。寒い中でしたが、選手として出場した児童・生徒、先生方、補助員として参加してくれた生徒のみなさん、そして、応援に駆けつけてくれた生徒のみなさん、ありがとうございました。

 この大会に向けて、ポスターや応援旗を作ってくれたみなさんにも感謝です。鹿北町をみんなで盛り上げてこうとする思いをこれからも大切にしていきましょう。







小島先生!

「小さな親切」運動実践発表会

2月3日(土)「小さな親切運動」実践発表会が鹿北市民センターにて行われました。表彰式では熊本県「小さな親切」作文コンクールでの島北大都君(3年)の入選をはじめ、たくさんの生徒が表彰されました。

 作文講評では、野中米里先生より、小さなことに普通に気づくようになると、何かに出くわした時に行動に移すことができる。場面は違っても、小さな親切には大きな違いはない。相手が困っている、つらい時に、思いやることができる、助けることができる。そこに違いはない。小さな親切は鹿北の財産。とのお話がありました。

 これからも鹿北中生は、鹿北の宝である「小さな親切」を大切にし、様々な場面で実行できる人に成長していきます。


新入生保護者説明会

2月2日(金)19時30分よりランチルームにて、新入生保護者説明会を行いました。ご多用の中、ご参加いただきありがとうございました。

鹿北中学校は、インクルーシブ教育システムのさらなる構築、保・小・中の連携推進、地域との連携・交流・貢献活動、そして、特別活動(なかまづくりや生徒会活動等)に特に力を入れています。生徒一人一人の社会的自立に向けて、精一杯教育活動に取り組んで参ります。

約2ヶ月後、新入生の入学を楽しみにしています。

2月の読み聞かせ、ありがとうございました

 2月2日(金)8時10分より、読み聞かせをしていただきました。今日は、3日が節分ということで鬼を題材にした絵本を読んでいただきました。

 また、1年生では「えがないえほん」を読んでいただき、みんな元気よく声を出して笑顔の輪が広がりました。

 楽しい時間を作っていただきありがとうございました。

今日は公立高校前期選抜の日

2月1日(木)、今日の3年生の教室は、空席が目立ちます。なぜなら今日は公立高校前期選抜の日だからです。本校からも12人の生徒が受検に行き、作文や面接、集団討論にチャレンジします。

「どうして本校を志望したのですか?」

「本校に入学したら3年間どのようなことを頑張りたいですか?」

「中学校生活で頑張ってきたことを教えてください?

「あなたの長所を教えてください?」

「将来どのような大人になりたいですか?」 など

面接練習を何度も何度も繰り返す中で、一人一人が自分を見つめ直していきました。そして、何のために高校に行くのか、このことを明確にすることができました。

ベストを尽くせ! ファイト!!

鹿北町駅伝大会近づく!

2月4日(日)に開催される鹿北町駅伝競走大会の日が近づいてきました。今年も鹿北中生が作成したポスターを町内各所に掲示させていただいております。これは、地域行事に積極的に関わるという生徒会活動の一環として行われています。

駅伝には中学生も各地区の代表として出場します。鹿北小・中学校でも先生と児童・生徒が集まり1チームつくり参加します。

昨年は雨で中止となってしまいましたが、今年は開催できそうです。協力して頑張っていきましょう!



水俣病から宝物を伝えるプログラム

1月30日(火)の午後、「水俣病から宝物を伝えるプログラム」の取組として、ほっとはうすから施設長の加藤さん、胎児性水俣病患者の永本さん、松永さんの3名が鹿北に来てくださいました。そして、小学5・6年生と中学1年生との交流活動を行いました。水俣病公式確認から62年。痛めつけられてもたくましく生きてきたこと、差別されいやなこともたくさんあった。お金がもらえていいなあと言われる。だけど、お金よりも体を返してほしい。この言葉に、水俣病の歴史と人生を重ねながら生きてきたことが伝わってきました。

楽しいこともたくさんあった。それぞれが自分のできることに精一杯取り組んでいる。なかまがいること、ほっとはうすの存在が何より大きい。ほっとはうすは高校生が名づけてくれた。ひらがなにした。ここに来るとほっとしていやされるそんな場所がほっとはうす。優しくてほっとする声をかけていきたい。

 永本さん、松永さんから、自分の好きなものを見つけてほしい。今日の出会いを大切にしてほしいとの言葉をいただきました。

 最後に、水俣の小学生がつくった「海」という歌を全員で歌い、握手をして交流会を終了しました。握手には、これから差別とたたかうなかまとしてつながっていくという思いが込められています。

 今日の出会いを大切にするとともに、差別とたたかう新たな一歩としていきます。

 加藤さん、永本さん、松永さん、鹿北まで来ていただきありがとうございました。


がんばれ、3年生!

 1月30日(火)朝7時30分。校長室で公立高校前期選抜のグループ討論の練習をしました。9名の生徒で、「スーパーのレジ袋は有料にすべきか」「無言掃除に賛成か反対か」など、テーマをいくつかしぼって自分の意見を言ったり、質問をするなど、活発な討論を行いました。2月1日(木)の前期選抜まであとわずか。真剣な雰囲気の中で討論が行われました。

 テーマの本質を見抜くこと、自分の意見を簡潔にまとめメモすること、自分と反対意見のポイントをメモすることなど、討論をしながら確認していきました。

 入試のためだけでなく、討論を通して学ぶことがたくさんあると思いました。

 当日は、落ち着いて、自分の意見を伝えていくことです。ガンバレ3年生!

特別活動講演会

1月26日(金)15時00分よりランチルームにて、清水弘美先生(東京都八王子市立弐分方小学校の校長先生)の講演会を開催いたしました。鹿北小・中学校の教職員をはじめ山鹿市内外の先生方にも参加していただき有意義な会となりました。

演題は「人の役に立つ喜びを知る特別活動」。子どもの自尊感情や学級の支持的風土を高める先進的な特別活動の実践について学ぶことができました。清水先生のすばらしい実践とともに、元気と情熱にあっという間に時間が過ぎていきました。鹿北小・中学校に新しい風を吹き込んで下さいました。これからの実践に生かしていきます。

清水先生、お忙しい中熊本まで来ていただきありがとうございました。

私の決意(1月17日、夢プロジェクトにて)

私の決意

西牟田 光虹

 

 私は今まで、壁にぶつかったり、悩んだりした時に、たくさんの人に応援してもらい、支えてもらいました。

 私は、昨年の11月に生徒会長になりました。初めての役割が町のお祭りで、ずっと歌い継がれてきた伝統ある合唱の指揮をすることでした。伴奏と指揮が合わず、自分の指揮が思うようにいかなくて先生からの厳しい指導もあり、毎日毎日がつらかったです。先生と校内で顔を合わせることすら緊張しました。そんな時、母や先生が、「初めは誰でもできない」と励ましてくれました。私はその時、「上達するためには練習を積み重ねる必要があるから、初めはできなくて当然だ。でも、そこであきらめずに努力を続けてほしい。」ということを伝えたかっただろうということに気づきました。このことに気づくまでにどれくらい時間がかかったでしょう。もっと早く気づいていれば心も強くなり、深く落ち込まなくてよかったのかもしれません。しかし、今気づいたからこそ、これまで支えてくれた人たちに感謝したいという気持ちがわいてくるのだと思います。つらいことから逃げずに、努力することは、必ず自分のためになるということを学びました。

また、冬休みに行われた生徒会リーダー研修会では、友だちと本音で話し合うことの大切さに気づきました。来年度の年間テーマについての話し合いが行われる中、初めはなかなか意見が出ませんでした。私は、自分の意見を言うことで、相手がどう思うか不安で発言することをためらいました。しかし、話し合いを進めるうち、みんな自分の気持ちを伝えたいと思っている、相手からも伝えてほしいという気持ちを持っていることを知りました。伝え合うことで、信頼関係が生まれると思います。これから、お互いに安心して気持ちを伝え合えるなかまづくりをしていきたいです。

 そして、私を支えてくれたたくさんの人の中には、私に夢をくれた人がいます。それは保健の先生です。悩んだ時に、保健室に行くと「光虹さんなら大丈夫。きっとやりとげられるよ。」とやさしくアドバイスをしてくださいました。そんな温かい場所が学校にあることは心の支えです。いつしか私は、誰からでも相談される温かい人になりたいと思うようになりました。

 私の夢は、私の学校の保健の先生のような養護教諭になることです。私が大人になった時、悩みがある子どもに、自分の経験を話し少しでも勇気づけることができたらいいなと思っています。そして、「またがんばろう」と思えるような居場所になるためには、たくさんの経験が必要だと思います。このような経験を通して、私たちは自立に向けて進んでいくと思います。

 これからさらに、自分を磨き、自分の経験を通して、子どもたちの悩みに寄り添うことができる養護教諭になりたいです。今から先も壁にぶつかることがあると思います。しかし、一つ一つ乗り越えることで夢を叶えていきます。

 これが私の決意です。



道徳、研究授業

 1月24日(水)6校時、道徳の研究授業を行いました。1年生の教室で小島先生の授業です。国際理解についての読み物を通して、国際社会の一員として、大切なことや自分にできることは何かを考えていきました。生徒が安心して活発に自分の意見を言える雰囲気があり、学級のなかまづくりができていて、生徒と先生の関係がとてもよいということが伝わってきました。このことが何よりうれしかったです。

 また、ゲストティーチャーとして3年生の男子生徒が外国での生活体験をもとに、自分が感じたことなどを1年生に伝えてくれました。さらに、内古閑先生が、中国での3年間の生活を通して中国文化を理解することの大切さを伝えてくれました。その国の言葉を理解することは、その国の文化や宗教、生活習慣なども含めて理解することなんだと思いました。

授業後の研究会では、県立教育センターの梶原先生より、道徳の授業づくりについてのお話、相手の国の文化や習慣などを理解することは、実は身近なところで同じようなことを行っている。自分のすぐ隣の人とも考え方や生き方が違うなど。また、教科としての道徳について詳しく説明をしていただきました。考え議論する道徳のありかた、道徳の授業作りの視点など多岐にわたるお話をしていただきました。私たちの感性が曇らないようにしつつ、しっかりとした指導観をもつことの大切さをあらためて感じました。

 梶原先生、本日はありがとうございました。

 1年1組の生徒のみなさん、すばらしい雰囲気の中での授業ありがとうござました。



給食の始まり

 1月24日(水)、今日の給食は、給食が始まった時の献立を再現したメニューでした。シンプルな中にも作ってくださる方々の温かさが感じられました。今は献立も豊富でたくさんの食材を使っての給食ですが、給食がなぜ始まったのか、その原点を忘れずに大切にしていきたいです。

水俣交流小中合同事前学習

1月22日(月)5校時、小学校5・6年生と中学校1年生が合同で水俣交流事前学習会を行いました。

 最初に小学校の塚原先生が、水俣病の発生のこと、差別や偏見、そして、もやい直しや水俣が生まれ変わっていくことなどについてビデオ等を使って話をしました。次に中学校の大倉先生がスライドを使い、あるおかあさんの「この子は宝物」との思いについて話し、おかあさんが「この子は宝物」と言った思いについて一人一人が考えていきました。最後に、みんなで水俣の小学生が作った歌、「海」を歌いました。

 30日の交流会が楽しみです。

梅の木の伐採

 1月20日(土)13時00分より、3年生の保護者の方々に梅の木の伐採をしていただきました。ここ数年そのままになっていたため、思った以上に大変な作業になってしまいましたが、見違えるほどすっきりしました。本当にありがとうございました。切った木は燃やすはずでしたが、あまりに量が多く燃やすと時間がかかるので、後日、機械を使ってチップにすることになりました。重ね重ねお世話になります。

 今年の梅ちぎりは、いつも以上に安全にできることと思います。梅ちぎりの時期が来るのが楽しみです。

山鹿市教育会半日研修会

1月19日(金)午後、山鹿市教育会半日研修会が行われました。中学校社会科は山鹿中学校にて、研究授業と授業研究会を行いました。3年生の公民の授業を参観し、その後の研究会では熊本大学の藤瀬先生より具体的な授業を例にあげて、授業作りの視点についてお話をしていただきました。今あるものをそのまま当たり前のこととして受け入れるだけでなく、時には本当にこれでよいのかと自問することで、新たな授業の流れが見えてくることなど、私たちの感性が問われていると感じました。熊本大学の学生も研究会に参加し様々な意見交換ができ、たくさんの刺激を受けることができました。

今回の学びをそれぞれの学校で生かしていくことで山鹿市の社会科のレベルアップにつなげていきます。

手話教室

1月18日(木)昼休み、生徒昇降口では、保護者の島北さんに来校していただき、手話教室が行われました。今日は参加者がいつもより少なかったですが、一生懸命手話で「365日の紙飛行機」の練習を行っていました。手話はコミュニケーションツールとしてとても重要です。鹿北中では「しあわせ運べるように」を全校生徒が手話をつけて歌うことができます。

 たくさんの人が手話を学び、日常生活でも手話でコミュニケーションがとれるようになればすばらしいと思います。

 島北さん、ありがとうございます。

給食室から「3年生ガンバレ!」

 1月18日(木)給食室の内野先生より中学3年生に合格のお守りをいただきました。さっそく、3年生のすこやか環境委員長と副委員長が3年生を代表して感謝の気持ちをお伝えたえするため、給食室に行きました。3年生の二人は、「先生の思いをしっかりと受け止め、これからの試験に向けて頑張っていきます。」と、力強い決意を伝えることができました。内野先生からは「しっかり頑張ってね」との励ましの言葉をいただきました。たくさんの方々に応援していただき見守られていることをあらためて実感しました。

 内野先生、ありがとうございました。

小学校6年生、算数の授業

 1月18日(木)1校時、中学校のランチルームでは小学校6年生の算数の授業が行われています。この授業には、小学校から3名、中学校から1名の計4名の先生が入って、個別指導の時間を充実させる取組を行っています。一人一人の状況合わせて、より丁寧に対応することで、少しでも「わかった」、「頑張った」と感じることができる授業を目指しています。

「夢プロジェクト」講演会

1月17日(水)14時00分より八千代座にて、山鹿市内の中学2年生のために「夢プロジェクト講演会」が行われました。これは立志式を兼ねたもので、自分自身を見つめ夢を育むための取組です。 

講演会では、アトランタオリンピック10000m7位入賞の川上優子さんが「信じ動き続ければ、夢は近づく」との演題で中学生にとって勇気や希望が出てくるお話をしていただきました。

 

最初から何でも一番ではなかった。悔しさから練習を一生懸命頑張った。

あきらめないとは,自分を信じ続けること。私はそう思い続けてやってきた。

自分を信じ抜くことができますか。このことを全員に思ってほしい。

今できていなくても、いつか必ず自分はできると信じ続ける。

結果が出ない時、壁にぶつかった時、そんな時こそ、自分のことを認めてあげる。

いつか必ずできると自分のことを信じてあげる。

「なりたい」ではなく「なる」。そう決めることで行動、思考が変わる。

自分はやれるとしつこく言い聞かせる。

信じ続ける人に、(壁をやぶることができる)環境が出てくる。

信じ続けることで夢に近づく。もっと違った目標が出てくる。

小さな「挑戦」の繰り返しが夢につながる一歩となる。

チャンスは自分で決めるもの。日常生活の中でこれがチャンスと決めたものがチャンスとなる。

 

これからの生活に生かしていける魂のこもったお話でした。常に前向きで、プラス思考の川上さんの生きる姿勢がストレートに伝わってきました。

中学生はもちろんのこと、私たちにとっても自分を見つめ直すきっかけとなるすばらしいお話となりました。

川上優子さん、ありがとうございました。

 

また、この「夢プロジェクト」では、本校2年生徒会長の西牟田光虹さんが、山鹿市内中学2年生を代表して決意発表を行いました。自分の夢を堂々と発表する姿はとても立派でした。西牟田さんの決意発表の内容については後日、このホームページに掲載します。楽しみに待っていてください。

水俣交流に向けて ~小学校6年生音楽~

1月16日(火)昨日の小学校5年生に引き続き、今日は、小学校6年生の音楽の授業で1月30日(火)に行われる「水俣交流」の事前学習を行いました。中学校音楽教諭の内山先生が、水俣病のことについて、水俣の人たちがどんな思いで立ち上がっていったのか、「海は私たちの大切なたからもの」との言葉には、どんな思いが込められているのかなどを考え、自分たちの学級やなかまについても見つめていきました。

 最後にみんなで、1984年当時、小学校5年生の児童が作詞した「海」という歌を歌いました。

 

「海」

 

1 海は きれいだ

  とても きれいだ

  海は ひろいな

  どこまでも 続いてる

 

2 海は 心を

  なごませてくれる

  海 は勇気を

  あたえてくれる

 

3 海は 命を

  生み育ててきた

  海は 私たちの

  大切な たからもの

 

  海は 私たちの

  大切な たからもの

まほろば保育園から「もぐら打ち」に来てくれました

1月15日(月)10時30分、まほろば保育園の園児が中学校に来てくれました。なぜかとういと、「もぐら打ち」をするためです。

「もぐら打ち」は、竹に巻いたわらで家先や田畑の地面をたたいてまわる九州地方に伝わる伝統行事です。元々は田畑を荒らすもぐらの害を防ぐために行われていましたが、五穀豊穣や家内安全を祈る儀式となりました。地域によって異なりますが、小正月の頃(多くは1月14日)に子供たちが家々をまわり、「14日のもぐら打ち」とかけ声をかけながら竹に巻いたわらで家先や田畑の地面をたたきます。「モグラ打ち」をしてもらった家々では子どもたちにお礼のお餅をあげたりします。

 まほろば保育園の園児たちが、この「もぐら打ち」を鹿北中学校でしてくれました。

各教室、保健室や職員室をまわって、元気よく「14日のもぐら打ち」のかけ声とともに、思いっきり床をたたいてくれました。そして、お礼にお菓子を渡しました。「もぐら打ち」をしてもらい、中学生も先生たちも風邪やインフルエンザなどに負けずに頑張っていきます。

 まほろば保育園の園児のみなさん、ありがとうございました。



 

 

読み聞かせ ありがとうございます

1月12日(金)今日は今年初めての読み聞かせの日です。2名の保護者の方に来ていただき2年と3年のクラスに入っていただき、読み聞かせを行っていただきました。

あれ!1年生は?と思われた方もおられたのではないでしょうか。1年生の教室に行ってみると、何と西浦先生が読み聞かせを行っていました。普段の体育の授業や部活動の時には見せることないやさしい笑顔で絵本を読んでいる姿は不思議な感じがしました。しかし、このギャップ(違いや差)がとても新鮮でした。

お二人の保護者の方々、西浦先生、今日は寒い中ありがとうございました。

面接練習開始式

1月9日(火)昼休み、3年生の面接練習開始式を図書室で行いました。図書室に集まった3年生は少し緊張した表情でした。3年部の先生より面接の心構えや日程について説明があり、その後、代表生徒のあいさつ、模擬面接が行われました。しっかりと前を向き、はきはきした声がとても印象的でした。これからの面接練習で、どうして志望する高校へ行きたいのか、高校ではどんなことを頑張りたいのかなど自分を見つめていくことが何より大切です。

 自分の思いを相手に伝えるためにはどうすればよいのか、これも大切な「学び」です。ガンバレ3年生。

3学期始業式

1月9日(火)今日から3学期です。8時45分、ランチルームにて始業式を行いました。各学年代表生徒と生徒会代表生徒が新年の抱負を発表してくれました。勉強のこと、部活動のこと、生徒会のこと、進路のことなど、自分の目標や夢について堂々と発表する姿が印象的でした。3学期は、あっという間に過ぎていく感じです。だからこそ、一日一日を大切にしていってほしいと思います。

始業式後、特別支援教育部の今本先生、保護者の島北さん、内山先生、大谷先生が手話で「365日の紙飛行機」を披露してくれました。手話教室を毎週木曜日に行っていることの紹介もありました。手話は保護者の島北さんから教えていただいております。

ぜんざい

1月5日(金)、昼食を食べていると、今本先生がぜんざいを持ってきてくれました。家で作って持ってきてくださったとのこと。職員室でもみんなでいただきました。甘いけれど甘すぎずちょうどよい感じでした。餅もやわらかく食べやすかったです。今日は何か得した気分になりました。

タイムカプセル

1月4日(木)、朝電話があった卒業生3名が昼近くに来校しました。目的は5年前に埋めたタイムカプセルを掘り出すためです。そうです!彼らは今年成人を迎えた卒業生なのです。しっかりと挨拶ができ、礼儀正しく、いかにも「タイムカプセルを掘り出すのが楽しみ」といった雰囲気が全身から感じられました。

 いよいよタイムカプセルの掘り出しです。ところが、5年前ということもあり、なかなか正確な場所が思い出せません。最初に掘り始めたのは体育館裏の桜の木の下。掘り始めて約15分。まったく何も出てきません。そこで、いろいろな人に電話をして、今度はプールの土手に移動。桜の木の下ということですが、ここにあるのは梅の木ばかり。またもとの体育館裏にもどり、今度は桜の木から少し離れた場所を掘ってみました。しかし、何も出てきません。最初の笑顔が消えて、だんだん悲しそうになってきました。ポカポカした冬の日射しの中、時間だけが過ぎていきます。

 さらに、電話をかけ、今度はさっき掘った桜の木の下と反対側を掘り始めました。心なしか元気がなくなってきた感じがします。そんな時、スコップを入れた瞬間、鈍い金属音が響きました。もうみんな必死です。土を掘るスピードが上がります。そして、ようやくこわれた一輪車の荷台の下から頑丈にくるまれたタイムカプセルが姿を表しました。みんな、ホッとした表情に変わり、最初の笑顔がもどってきました。本当に良かったです。

 成人式の日、このタイムカプセルを囲んで、なかまとの再開を喜び合う姿が目に浮かんできます。いったいどんなメッセージや思い出の品物を入れたのでしょうか。5年の歳月の長さ、そして、短さを感じる成人式となることでしょう。新成人のみなさん、おめでとうございます。