日々の生活の中で
水俣病から宝物を伝えるプログラム
1月30日(火)の午後、「水俣病から宝物を伝えるプログラム」の取組として、ほっとはうすから施設長の加藤さん、胎児性水俣病患者の永本さん、松永さんの3名が鹿北に来てくださいました。そして、小学5・6年生と中学1年生との交流活動を行いました。水俣病公式確認から62年。痛めつけられてもたくましく生きてきたこと、差別されいやなこともたくさんあった。お金がもらえていいなあと言われる。だけど、お金よりも体を返してほしい。この言葉に、水俣病の歴史と人生を重ねながら生きてきたことが伝わってきました。
楽しいこともたくさんあった。それぞれが自分のできることに精一杯取り組んでいる。なかまがいること、ほっとはうすの存在が何より大きい。ほっとはうすは高校生が名づけてくれた。ひらがなにした。ここに来るとほっとしていやされるそんな場所がほっとはうす。優しくてほっとする声をかけていきたい。
永本さん、松永さんから、自分の好きなものを見つけてほしい。今日の出会いを大切にしてほしいとの言葉をいただきました。
最後に、水俣の小学生がつくった「海」という歌を全員で歌い、握手をして交流会を終了しました。握手には、これから差別とたたかうなかまとしてつながっていくという思いが込められています。
今日の出会いを大切にするとともに、差別とたたかう新たな一歩としていきます。
加藤さん、永本さん、松永さん、鹿北まで来ていただきありがとうございました。
がんばれ、3年生!
1月30日(火)朝7時30分。校長室で公立高校前期選抜のグループ討論の練習をしました。9名の生徒で、「スーパーのレジ袋は有料にすべきか」「無言掃除に賛成か反対か」など、テーマをいくつかしぼって自分の意見を言ったり、質問をするなど、活発な討論を行いました。2月1日(木)の前期選抜まであとわずか。真剣な雰囲気の中で討論が行われました。
テーマの本質を見抜くこと、自分の意見を簡潔にまとめメモすること、自分と反対意見のポイントをメモすることなど、討論をしながら確認していきました。
入試のためだけでなく、討論を通して学ぶことがたくさんあると思いました。
当日は、落ち着いて、自分の意見を伝えていくことです。ガンバレ3年生!
特別活動講演会
1月26日(金)15時00分よりランチルームにて、清水弘美先生(東京都八王子市立弐分方小学校の校長先生)の講演会を開催いたしました。鹿北小・中学校の教職員をはじめ山鹿市内外の先生方にも参加していただき有意義な会となりました。
演題は「人の役に立つ喜びを知る特別活動」。子どもの自尊感情や学級の支持的風土を高める先進的な特別活動の実践について学ぶことができました。清水先生のすばらしい実践とともに、元気と情熱にあっという間に時間が過ぎていきました。鹿北小・中学校に新しい風を吹き込んで下さいました。これからの実践に生かしていきます。
清水先生、お忙しい中熊本まで来ていただきありがとうございました。
私の決意(1月17日、夢プロジェクトにて)
私の決意
西牟田 光虹
私は今まで、壁にぶつかったり、悩んだりした時に、たくさんの人に応援してもらい、支えてもらいました。
私は、昨年の11月に生徒会長になりました。初めての役割が町のお祭りで、ずっと歌い継がれてきた伝統ある合唱の指揮をすることでした。伴奏と指揮が合わず、自分の指揮が思うようにいかなくて先生からの厳しい指導もあり、毎日毎日がつらかったです。先生と校内で顔を合わせることすら緊張しました。そんな時、母や先生が、「初めは誰でもできない」と励ましてくれました。私はその時、「上達するためには練習を積み重ねる必要があるから、初めはできなくて当然だ。でも、そこであきらめずに努力を続けてほしい。」ということを伝えたかっただろうということに気づきました。このことに気づくまでにどれくらい時間がかかったでしょう。もっと早く気づいていれば心も強くなり、深く落ち込まなくてよかったのかもしれません。しかし、今気づいたからこそ、これまで支えてくれた人たちに感謝したいという気持ちがわいてくるのだと思います。つらいことから逃げずに、努力することは、必ず自分のためになるということを学びました。
また、冬休みに行われた生徒会リーダー研修会では、友だちと本音で話し合うことの大切さに気づきました。来年度の年間テーマについての話し合いが行われる中、初めはなかなか意見が出ませんでした。私は、自分の意見を言うことで、相手がどう思うか不安で発言することをためらいました。しかし、話し合いを進めるうち、みんな自分の気持ちを伝えたいと思っている、相手からも伝えてほしいという気持ちを持っていることを知りました。伝え合うことで、信頼関係が生まれると思います。これから、お互いに安心して気持ちを伝え合えるなかまづくりをしていきたいです。
そして、私を支えてくれたたくさんの人の中には、私に夢をくれた人がいます。それは保健の先生です。悩んだ時に、保健室に行くと「光虹さんなら大丈夫。きっとやりとげられるよ。」とやさしくアドバイスをしてくださいました。そんな温かい場所が学校にあることは心の支えです。いつしか私は、誰からでも相談される温かい人になりたいと思うようになりました。
私の夢は、私の学校の保健の先生のような養護教諭になることです。私が大人になった時、悩みがある子どもに、自分の経験を話し少しでも勇気づけることができたらいいなと思っています。そして、「またがんばろう」と思えるような居場所になるためには、たくさんの経験が必要だと思います。このような経験を通して、私たちは自立に向けて進んでいくと思います。
これからさらに、自分を磨き、自分の経験を通して、子どもたちの悩みに寄り添うことができる養護教諭になりたいです。今から先も壁にぶつかることがあると思います。しかし、一つ一つ乗り越えることで夢を叶えていきます。
これが私の決意です。
道徳、研究授業
1月24日(水)6校時、道徳の研究授業を行いました。1年生の教室で小島先生の授業です。国際理解についての読み物を通して、国際社会の一員として、大切なことや自分にできることは何かを考えていきました。生徒が安心して活発に自分の意見を言える雰囲気があり、学級のなかまづくりができていて、生徒と先生の関係がとてもよいということが伝わってきました。このことが何よりうれしかったです。
また、ゲストティーチャーとして3年生の男子生徒が外国での生活体験をもとに、自分が感じたことなどを1年生に伝えてくれました。さらに、内古閑先生が、中国での3年間の生活を通して中国文化を理解することの大切さを伝えてくれました。その国の言葉を理解することは、その国の文化や宗教、生活習慣なども含めて理解することなんだと思いました。
授業後の研究会では、県立教育センターの梶原先生より、道徳の授業づくりについてのお話、相手の国の文化や習慣などを理解することは、実は身近なところで同じようなことを行っている。自分のすぐ隣の人とも考え方や生き方が違うなど。また、教科としての道徳について詳しく説明をしていただきました。考え議論する道徳のありかた、道徳の授業作りの視点など多岐にわたるお話をしていただきました。私たちの感性が曇らないようにしつつ、しっかりとした指導観をもつことの大切さをあらためて感じました。
梶原先生、本日はありがとうございました。
1年1組の生徒のみなさん、すばらしい雰囲気の中での授業ありがとうござました。
給食の始まり
1月24日(水)、今日の給食は、給食が始まった時の献立を再現したメニューでした。シンプルな中にも作ってくださる方々の温かさが感じられました。今は献立も豊富でたくさんの食材を使っての給食ですが、給食がなぜ始まったのか、その原点を忘れずに大切にしていきたいです。
水俣交流小中合同事前学習
1月22日(月)5校時、小学校5・6年生と中学校1年生が合同で水俣交流事前学習会を行いました。
最初に小学校の塚原先生が、水俣病の発生のこと、差別や偏見、そして、もやい直しや水俣が生まれ変わっていくことなどについてビデオ等を使って話をしました。次に中学校の大倉先生がスライドを使い、あるおかあさんの「この子は宝物」との思いについて話し、おかあさんが「この子は宝物」と言った思いについて一人一人が考えていきました。最後に、みんなで水俣の小学生が作った歌、「海」を歌いました。
30日の交流会が楽しみです。
梅の木の伐採
1月20日(土)13時00分より、3年生の保護者の方々に梅の木の伐採をしていただきました。ここ数年そのままになっていたため、思った以上に大変な作業になってしまいましたが、見違えるほどすっきりしました。本当にありがとうございました。切った木は燃やすはずでしたが、あまりに量が多く燃やすと時間がかかるので、後日、機械を使ってチップにすることになりました。重ね重ねお世話になります。
今年の梅ちぎりは、いつも以上に安全にできることと思います。梅ちぎりの時期が来るのが楽しみです。
山鹿市教育会半日研修会
1月19日(金)午後、山鹿市教育会半日研修会が行われました。中学校社会科は山鹿中学校にて、研究授業と授業研究会を行いました。3年生の公民の授業を参観し、その後の研究会では熊本大学の藤瀬先生より具体的な授業を例にあげて、授業作りの視点についてお話をしていただきました。今あるものをそのまま当たり前のこととして受け入れるだけでなく、時には本当にこれでよいのかと自問することで、新たな授業の流れが見えてくることなど、私たちの感性が問われていると感じました。熊本大学の学生も研究会に参加し様々な意見交換ができ、たくさんの刺激を受けることができました。
今回の学びをそれぞれの学校で生かしていくことで山鹿市の社会科のレベルアップにつなげていきます。
手話教室
1月18日(木)昼休み、生徒昇降口では、保護者の島北さんに来校していただき、手話教室が行われました。今日は参加者がいつもより少なかったですが、一生懸命手話で「365日の紙飛行機」の練習を行っていました。手話はコミュニケーションツールとしてとても重要です。鹿北中では「しあわせ運べるように」を全校生徒が手話をつけて歌うことができます。
たくさんの人が手話を学び、日常生活でも手話でコミュニケーションがとれるようになればすばらしいと思います。
島北さん、ありがとうございます。
給食室から「3年生ガンバレ!」
1月18日(木)給食室の内野先生より中学3年生に合格のお守りをいただきました。さっそく、3年生のすこやか環境委員長と副委員長が3年生を代表して感謝の気持ちをお伝えたえするため、給食室に行きました。3年生の二人は、「先生の思いをしっかりと受け止め、これからの試験に向けて頑張っていきます。」と、力強い決意を伝えることができました。内野先生からは「しっかり頑張ってね」との励ましの言葉をいただきました。たくさんの方々に応援していただき見守られていることをあらためて実感しました。
内野先生、ありがとうございました。
小学校6年生、算数の授業
1月18日(木)1校時、中学校のランチルームでは小学校6年生の算数の授業が行われています。この授業には、小学校から3名、中学校から1名の計4名の先生が入って、個別指導の時間を充実させる取組を行っています。一人一人の状況合わせて、より丁寧に対応することで、少しでも「わかった」、「頑張った」と感じることができる授業を目指しています。
「夢プロジェクト」講演会
1月17日(水)14時00分より八千代座にて、山鹿市内の中学2年生のために「夢プロジェクト講演会」が行われました。これは立志式を兼ねたもので、自分自身を見つめ夢を育むための取組です。
講演会では、アトランタオリンピック10000m7位入賞の川上優子さんが「信じ動き続ければ、夢は近づく」との演題で中学生にとって勇気や希望が出てくるお話をしていただきました。
最初から何でも一番ではなかった。悔しさから練習を一生懸命頑張った。
あきらめないとは,自分を信じ続けること。私はそう思い続けてやってきた。
自分を信じ抜くことができますか。このことを全員に思ってほしい。
今できていなくても、いつか必ず自分はできると信じ続ける。
結果が出ない時、壁にぶつかった時、そんな時こそ、自分のことを認めてあげる。
いつか必ずできると自分のことを信じてあげる。
「なりたい」ではなく「なる」。そう決めることで行動、思考が変わる。
自分はやれるとしつこく言い聞かせる。
信じ続ける人に、(壁をやぶることができる)環境が出てくる。
信じ続けることで夢に近づく。もっと違った目標が出てくる。
小さな「挑戦」の繰り返しが夢につながる一歩となる。
チャンスは自分で決めるもの。日常生活の中でこれがチャンスと決めたものがチャンスとなる。
これからの生活に生かしていける魂のこもったお話でした。常に前向きで、プラス思考の川上さんの生きる姿勢がストレートに伝わってきました。
中学生はもちろんのこと、私たちにとっても自分を見つめ直すきっかけとなるすばらしいお話となりました。
川上優子さん、ありがとうございました。
また、この「夢プロジェクト」では、本校2年生徒会長の西牟田光虹さんが、山鹿市内中学2年生を代表して決意発表を行いました。自分の夢を堂々と発表する姿はとても立派でした。西牟田さんの決意発表の内容については後日、このホームページに掲載します。楽しみに待っていてください。
水俣交流に向けて ~小学校6年生音楽~
1月16日(火)昨日の小学校5年生に引き続き、今日は、小学校6年生の音楽の授業で1月30日(火)に行われる「水俣交流」の事前学習を行いました。中学校音楽教諭の内山先生が、水俣病のことについて、水俣の人たちがどんな思いで立ち上がっていったのか、「海は私たちの大切なたからもの」との言葉には、どんな思いが込められているのかなどを考え、自分たちの学級やなかまについても見つめていきました。
最後にみんなで、1984年当時、小学校5年生の児童が作詞した「海」という歌を歌いました。
「海」
1 海は きれいだ
とても きれいだ
海は ひろいな
どこまでも 続いてる
2 海は 心を
なごませてくれる
海 は勇気を
あたえてくれる
3 海は 命を
生み育ててきた
海は 私たちの
大切な たからもの
海は 私たちの
大切な たからもの
まほろば保育園から「もぐら打ち」に来てくれました
1月15日(月)10時30分、まほろば保育園の園児が中学校に来てくれました。なぜかとういと、「もぐら打ち」をするためです。
「もぐら打ち」は、竹に巻いたわらで家先や田畑の地面をたたいてまわる九州地方に伝わる伝統行事です。元々は田畑を荒らすもぐらの害を防ぐために行われていましたが、五穀豊穣や家内安全を祈る儀式となりました。地域によって異なりますが、小正月の頃(多くは1月14日)に子供たちが家々をまわり、「14日のもぐら打ち」とかけ声をかけながら竹に巻いたわらで家先や田畑の地面をたたきます。「モグラ打ち」をしてもらった家々では子どもたちにお礼のお餅をあげたりします。
まほろば保育園の園児たちが、この「もぐら打ち」を鹿北中学校でしてくれました。
各教室、保健室や職員室をまわって、元気よく「14日のもぐら打ち」のかけ声とともに、思いっきり床をたたいてくれました。そして、お礼にお菓子を渡しました。「もぐら打ち」をしてもらい、中学生も先生たちも風邪やインフルエンザなどに負けずに頑張っていきます。
まほろば保育園の園児のみなさん、ありがとうございました。
読み聞かせ ありがとうございます
1月12日(金)今日は今年初めての読み聞かせの日です。2名の保護者の方に来ていただき2年と3年のクラスに入っていただき、読み聞かせを行っていただきました。
あれ!1年生は?と思われた方もおられたのではないでしょうか。1年生の教室に行ってみると、何と西浦先生が読み聞かせを行っていました。普段の体育の授業や部活動の時には見せることないやさしい笑顔で絵本を読んでいる姿は不思議な感じがしました。しかし、このギャップ(違いや差)がとても新鮮でした。
お二人の保護者の方々、西浦先生、今日は寒い中ありがとうございました。
面接練習開始式
1月9日(火)昼休み、3年生の面接練習開始式を図書室で行いました。図書室に集まった3年生は少し緊張した表情でした。3年部の先生より面接の心構えや日程について説明があり、その後、代表生徒のあいさつ、模擬面接が行われました。しっかりと前を向き、はきはきした声がとても印象的でした。これからの面接練習で、どうして志望する高校へ行きたいのか、高校ではどんなことを頑張りたいのかなど自分を見つめていくことが何より大切です。
自分の思いを相手に伝えるためにはどうすればよいのか、これも大切な「学び」です。ガンバレ3年生。
3学期始業式
1月9日(火)今日から3学期です。8時45分、ランチルームにて始業式を行いました。各学年代表生徒と生徒会代表生徒が新年の抱負を発表してくれました。勉強のこと、部活動のこと、生徒会のこと、進路のことなど、自分の目標や夢について堂々と発表する姿が印象的でした。3学期は、あっという間に過ぎていく感じです。だからこそ、一日一日を大切にしていってほしいと思います。
始業式後、特別支援教育部の今本先生、保護者の島北さん、内山先生、大谷先生が手話で「365日の紙飛行機」を披露してくれました。手話教室を毎週木曜日に行っていることの紹介もありました。手話は保護者の島北さんから教えていただいております。
ぜんざい
1月5日(金)、昼食を食べていると、今本先生がぜんざいを持ってきてくれました。家で作って持ってきてくださったとのこと。職員室でもみんなでいただきました。甘いけれど甘すぎずちょうどよい感じでした。餅もやわらかく食べやすかったです。今日は何か得した気分になりました。
タイムカプセル
1月4日(木)、朝電話があった卒業生3名が昼近くに来校しました。目的は5年前に埋めたタイムカプセルを掘り出すためです。そうです!彼らは今年成人を迎えた卒業生なのです。しっかりと挨拶ができ、礼儀正しく、いかにも「タイムカプセルを掘り出すのが楽しみ」といった雰囲気が全身から感じられました。
いよいよタイムカプセルの掘り出しです。ところが、5年前ということもあり、なかなか正確な場所が思い出せません。最初に掘り始めたのは体育館裏の桜の木の下。掘り始めて約15分。まったく何も出てきません。そこで、いろいろな人に電話をして、今度はプールの土手に移動。桜の木の下ということですが、ここにあるのは梅の木ばかり。またもとの体育館裏にもどり、今度は桜の木から少し離れた場所を掘ってみました。しかし、何も出てきません。最初の笑顔が消えて、だんだん悲しそうになってきました。ポカポカした冬の日射しの中、時間だけが過ぎていきます。
さらに、電話をかけ、今度はさっき掘った桜の木の下と反対側を掘り始めました。心なしか元気がなくなってきた感じがします。そんな時、スコップを入れた瞬間、鈍い金属音が響きました。もうみんな必死です。土を掘るスピードが上がります。そして、ようやくこわれた一輪車の荷台の下から頑丈にくるまれたタイムカプセルが姿を表しました。みんな、ホッとした表情に変わり、最初の笑顔がもどってきました。本当に良かったです。
成人式の日、このタイムカプセルを囲んで、なかまとの再開を喜び合う姿が目に浮かんできます。いったいどんなメッセージや思い出の品物を入れたのでしょうか。5年の歳月の長さ、そして、短さを感じる成人式となることでしょう。新成人のみなさん、おめでとうございます。
今日から「仕事始め」です
1月4日(木)、今日から「仕事始め」です。さっそく、部活動生が活動を始めています。野球部は、近くの神社の階段でのトレーニングからスタートです。また、ハンドボール部は、昨日3日から合宿中です。3年生も自分の進路目指して日々頑張っていることと思います。それぞれの2018年(平成30年)が始まりました。
「目標に向かって前進する」。そんな2018年です。
あけましておめでとうございます
教育実習生来校!
12月26日(火)11時00分、来年6月から3週間の教育実習を予定している本校卒業生が打ち合わせのため来校しました。中学時代は野球部に所属し、内古閑先生にも指導を受けたとのこと。何年かぶりの再会を二人とも懐かしがっていました。
実習教科は保健体育。受け答えもはきはきしていてさわやかな好青年です。教育実習が始まるのが楽しみです。
将来、熊本に帰ってきて、ぜひ体育の先生になってほしと思います。
クリスマスカード&年賀状
2学期も終わり冬休みに入りましたが、年末のあわただしい日々が続いています。そんな中、ホッとするメッセージを紹介いたします。
1つ目は、暑い日も寒い日も私たちのために一生懸命給食を作ってくださった給食室の先生方へ、すこやか環境委員会委員長、副委員長からのクリスマスカードです。二人の生徒の思いは全校生徒の思いでもあります。給食室の先生方、毎日おいしい給食ありがとうございました。
2つ目は、鹿北在住の一人暮らしの高齢者の方々への年賀状です。年賀状は全校生徒で書きました。元日に年賀状が届き笑顔になっていただけることを願い心を込めて書きました。
鹿北中生の思いが届きますように。
冬休み、生徒も先生も頑張っています。
12月25日(月)午前中、様々な活動が行われました。
8時10分より、克己タイム(体力づくり)。3年生も自主的に参加しました。
同じ時間、吹奏楽部は明日のソロコンテストに向けて、体育館で練習。また、図書室では「地域未来塾」が行われていて、3年生が英語の勉強の取り組んでいました。
3年生教室に行ってみると、自習している生徒がいます。8時から来て勉強に取り組んでいます。入試問題に黙々とチャレンジしている生徒もいました。
9時過ぎ、再び3階に行ってみると、3年部の先生を中心に面接の練習をしていました。自習をしている生徒も増えたようです。
11時過ぎ、部活動が終わった1・2年生が教室で、ウインタースクール(学習会)に参加していました。12時30分までの予定です。
13時頃、吹奏楽部以外の生徒は帰宅し、学校が何となく静かになり、午前中と比べると時間の流れがゆったりとした感じになりました。
こんな感じで今日の午前中が過ぎていきました。
【克己タイム】
【吹奏楽部】
【3年生】
【地域未来塾】
【ウインタースクール】
教頭先生、中嶋先生 還暦祝い!!
12月22日(金)2学期最後の給食の時間。何とサプライズが待っていました。生野教頭先生と中嶋先生の「還暦のお祝い」を全校生徒、教職員で行ったのです。
二人の先生の登場に歓声とどよめきの声があがりました。ランチルームにいる人全員が笑顔になりました。お二人からメッセージをいただき、生徒会長がお祝いの言葉を伝え、みんなで「牛乳乾杯」をしました。鹿北中の温かさを感じた瞬間でした。
2学期終業式
12月22日(金)今日は終業式です。各学年の代表生徒が、2学期を振り返っての自分が成長した点やこれからチャレンジしたいことなどを堂々と発表してくれました。代表生徒のみなさんありがとうございました。
そして、生徒会からは3年生執行部の4名一人一人が、生徒会活動への思いや後輩への熱いメッセージを伝えてくれました。胸が熱くなる心のこもった言葉の数々。3年生はすごいなあとあらためて思いました。
今日のメッセージをしっかり受け止めて、後輩たちがこれから自分たちの道を切り拓いていきます。とても楽しみになってきました。
吹奏楽部ソロコンテスト出場推戴式
12月26日(火)に吹奏楽部はソロコンテストに出場します。文字通り一人で自分の担当する楽器を演奏するコンテストへの出場です。今日はソロコンテストに出場する吹奏楽部の推戴式を行いました。
代表生徒があいさつした後、一人一人演奏を披露しました。一人で演奏するのはかなりの緊張感があります。演奏を聴いている私たちにもその緊張が伝わってきます。そんな中、一生懸命演奏してくれました。当日までまだ時間があるので、さらに練習を重ねて演奏に磨きをかけてほしいと思います。生徒を代表して井上和叶さんが激励の言葉を伝えてくれました。
鹿北中生、みんなが応援しています。ガンバレ!!
かほくまつり実行委員会より感謝状をいただきました
12月22日(金)、かほくまつり実行委員会の皆様が来校され、鹿北中学校の生徒に感謝状を贈呈して下さいました。これは、かほくまつりの時に行った「手をつなごうプロジェクト」が実行委員会や地域の方々からとてもすばらしかったとの評価をいただいたことによります。
中学生が企画し実現したプロジェクトは、かほくまつりの歴史の中で初めてのことだそうです。新しい歴史の1ページを開いた中学生への期待がますます大きくなってきています。
私たちはその期待や思いにしっかりとお応えできるようこれからも地域とともに歩んでいきます。
本日はありがとうございました。
鹿北小・中学校合同がん教育講演会
12月21日(木)15時10分より、ランチルームにて「がん教育」講演会を行いました。講師はまつだ ようこ様です。まつだ様は薬剤師としてのお仕事とともにシャンソン・カンツオーネ歌手としても活躍されており、自らの乳がん闘病体験からがん患者の支援活動や「いのちをつなぐ会」講師として小中高等学校で講話活動をされています。
がんを患ってから、抗がん剤治療により髪の毛が抜けたり皮膚の皮がむけたりといった副作用とのたたかい、放射線治療のこと、がんの告知を受けた時の家族の反応や周囲の方々の励ましなど具体的なスライドをもとにお話をされました。特につらい抗がん剤治療の時でも自分が目標としたことや夢を実現するとの強い意志、家族のやさしさ、強さ、絆などを通して「生きる」こととはどういうことなのかを私たちに力強く伝えてくださいました。「がんと共に生きているから新しい夢を持つことができた」「がんと共に生きているからさまざまな出会いがあった」など、とにかく前向きです。
そして、生きるとは・・・自分のいのちに責任を持つこと、自分と同じように相手のいのちに責任をもつことという言葉が心に強く残りました。
「人生は前に進むことしかできない。人は『明日へ生きる』ものなのです」との言葉に、がんと共に生きることは普通のことのように思えてきました。今日の講演でがんに対するイメージが大きく変わるとともに、命を見つめて生きていくことの大切さを教えていただきました。
まつだ ようこ先生、本日はありがとうございました。山鹿市長、表敬訪問
12月21日(木)13時30分、島北大都君(3年)の熊本県人権作文コンテストで最優秀賞となる熊本地方法務局長賞受賞と県科学研究物展示会(科学展)でのグランプリ(県知事賞)受賞を担任の先生、島北君のお母さんとともに、中嶋憲正山鹿市長に報告にうかがいました。
島北君が、受賞報告を行い市長からお祝いの言葉をいただきました。また、堀田教育長からもお祝いの言葉をいただきました。その後、紙飛行機研究のこと、お母さんや担任の先生の思いなどなごやかな雰囲気の中で話をさせていただきました。
最後にみんなで記念写真を撮りました。今後の活躍がますます楽しみになりました。
門松を作っていただきました!
12月20日(水)、本校用務の有働さん、中嶋さんが門松を作って下さいました。寒い中でしたが、鹿北中学校のために心を込めて作って下さいました。途中、鹿北小学校からも様子を見に来られ、和気あいあいとした雰囲気の中すばらしい門松が完成しました。とてもたいへんだったと思います。本当にありがとうございました。
現在、鹿北中学校の玄関前は正月を迎える雰囲気があふれています。来校された際には、ぜひご覧いただければと思います。
笑顔はじけた、保小中なかよし駅伝大会
12月20日(水)午後、年末恒例の「保小中なかよし駅伝大会」が行われました。まほろば保育園園児、鹿北小学校児童、鹿北中学校生徒が縦割り班を9班つくり班対抗の駅伝大会です。競技方法は各班の選手がペアで400mコース、240mコース、80mコースを順番に3回走って優勝を争う約1時間の駅伝大会です。スタート前には班ごとにアップをしたり円陣をつくって声を出したり楽しみながらも気持ちを引き締めていました。
開会式のあと、保育園の園長先生のスタート合図でいよいよ駅伝大会が始まりました。中学生と小学生、小学生と園児、中学生と園児など各班で考えたペアの組み合わせと走る順番でリングバトンを渡していきます。各縦割り班の監督は保育園、小学校、中学校の先生です。それぞれ班のなかまの走りにみんなが熱い声援を送っていました。走っている人たちは走るスピードを考えたり、背中を支えたり、励ましたりそれぞれですが、みんな笑顔で走っていました。先生方もチームをつくって一緒に走りました。さすがに400mを3回走る先生はきつそうでした。
約1時間の駅伝大会の間、鹿北町グラウンドにはかけ声や歓声が響き、笑顔がたくさん見られました。市民センターの職員の皆さま、消防の鹿北分署の皆さま、保護者や地域の皆さまも応援にかけつけてくださり、にぎやかな駅伝大会となりました。また、「なかよし駅伝」ということで、保育園児、小学生、中学生の交流が進み楽しい大会となりました。
企画、運営に携わった児童・生徒の皆さん、応援にかけつけてくださったたくさんの皆さま、今日はありがとうございました。
「つらら!」、鹿北は寒いです!
12月18日(月)掃除の時間坂口先生が、校長室前の廊下から1年生教室に向かう通路の横につららを見つけました。それも屋根からの水滴が重なってできた上に伸びたつららです。生徒も先生もビックリ。さらに音楽の授業で中学校の音楽室に来ていた小学5年生もビックリです。「わあ、すごい!」など驚きの声がたくさん聞こえてきます。こんな寒さの中ですが、鹿北の小学生、中学生は元気に頑張っています!
3年生、鹿北市民センターへ 感謝!
11月18日(月)の昼休み、3年生全員と3年部職員でかほくまつりのお礼に鹿北市民センターに行きました。かほくまつりでは、中学生の企画を採用してくださり、地域貢献の機会をいただきました。地域の方々に喜んでいただき、取組を通して達成感や充実感を味わい、そして、鹿北町の一員であることをあらためて誇りに思うことができました。
今日は、3年生が感謝の気持ちを込めて感想と写真を広用紙2枚分にまとめたものを、3年生の思いとともに受け取っていただきました。市民センターの方々からは、「広く町民の皆さまに見ていただけるように掲示をします。」と言っていただき、さらに、「中学生がこれだけかほくまつりで活躍してくれたことにとても感動しています。」との言葉をいただきました。
これからも、地域とともに発展していく鹿北中学校でありたいと思います。
保健室のめだか
保健室のめだかが病気にかかってしまったようです。よく見ると背びれなどに白っぽいものがついています。動きにも元気がないです。現在「薬浴」で治療をしています。早く元気になってほしいです。
今年最後の読み聞かせ、ありがとうございました。
12月18日(月)今年最後の読み聞かせを行っていただきました。クリスマスが近いのでクリスマスにちなんだお話もしていただきました。生徒は絵本の世界に引き込まれていきます。そして、今日は生徒全員にクリスマスツリーのプレゼントをいただきました。とてもかわいらしいツリーです。校長室にも3ついただきました。ツリーとともにみんなの笑顔が広がりました。
今年1年、生徒、教職員のために読み聞かせをしていただきありがとうございました。毎回、読み聞かせの時間は、学校の時間の流れがゆったりとなり、幼い頃の自分を思い出したり、中学生として絵本との出会い直しをしたり、一人一人普段なかなか出会わない自分を見つめながら絵本の世界を楽しんでいます。とても贅沢で大切な時間です。来年もたくさんの絵本との出会い、自分との出会いを楽しみにしています。今年一年ありがとうございました。そして、来年もよろしくお願いいたします。
鹿北小6年生、中学校一日体験入学
12月15日(金)、今日は小学校6年生の一日体験入学が行われました。朝から中学校に登校し、1年生の教室に入りました。少し緊張している表情でしたが、今日一日担任の内山先生が気持ちをほぐしてくれました。そして、21日行われる「がん教育」の事前学習を朝の学習の時間に行い、みんな真剣に話を聞いていました。
授業は、乗り入れで行っている社会や音楽ではなく、今日は国語や理科などの授業です。いつもより5分間長い50分授業ですが、いつもと違う先生とともに午前中4時間の授業よく頑張りました。
給食は中学生と一緒にランチルームで食べます。エプロンをつけて自分たちで準備をしました。みんなで食べる給食はあまり慣れていないけれど楽しい時間となったようです。
昼休みは、教室や体育館などで自由に過ごしました。中学生とも楽しそうに遊んでいる姿をたくさん見ることができました。
掃除の時間は、2班に分かれて教室とランチルームの掃除です。無言掃除を徹底し黙々と掃除を行うことができました。
5時間目の体育は、いつもの乗り入れ授業。中学校の西浦先生の授業なので何となくホッとした感じで楽しそうでした。
6時間目は、中学校生活についての説明会。生徒会執行部の鬼塚君(1年)と福永さん(1年)が行事や部活動、委員会活動などについて元気よく説明してくれました。さすが先輩です。テスト勉強のことなどの質問にもしっかり答えてくれました。
あっという間の一日体験入学でしたが、中学校生活を少しですがイメージできたことと思います。中学校生活は小学校6年間の「学び」を土台としてスタートします。今の頑張りを大切に、4月には目を輝かせて入学してきてほしいと思います。その日を楽しみにしています。
沖縄に学ぶ
昨日12月14日(木)の人権集会で発表してくれた2年女子生徒の発表原稿を掲載いたします。沖縄修学旅行で学んだこと、感じたことを率直に綴っています。ぜひご覧いただければと思います。
修学旅行で行った沖縄は、海の色がエメラルドグリーンでとてもきれいでした。多くの人が沖縄と聞くと、私と同じようにきれいな海や美しい景色を思い浮かべるでしょう。しかし、その裏に戦争の歴史があることを忘れてはならないと思います。
ガマに入りましたが、入った瞬間に空気が変わったことがわかりました。ガマの中で、私たちが立っていたところも、苦しんでいた人がいたと思うと胸が苦しくなりました。資料館ではたくさんの戦争体験の手記を読みました。言葉で言い表せないほど悲惨で辛いものでした。私が読んだ中には、「麻酔なしの手術で切断された手や足を、ひめゆり学徒隊が運んだ」という話がありました。背筋が凍りそうな気持ちになり、私だったら耐えられないと思いました。しかし、戦争の中にいたら、それが普通になるのかと思うととても苦しいです。人間を人間でなくしてしまうものが戦争です。人権とは、人として生きる権利だと思います。戦争はすべてを壊してしまいます。今、目の前にいる人が人間である権利を失い、自分も人間ではなくなる。今、みんなと話したり、協力して達成できたりしていることもとても幸せだなと思います。講話をいただいた具志堅さんは、何度も私たちに「考えてください」と言われました。今の私たちにできることは、考えることです。平和の礎の前で誓った、「この悲しい過去を繰り返さず、事実を心に刻み、伝えていくのは私たちの役目であり、平和な世界を築いていくために私たちにできることは何なのかを考えていきたい。」という決意を忘れず、これからを大切に生きていきたいです。
右のカレンダー、更新しました(12月&1月)
行事予定を参考にされてください。
鹿北小学校6年生、算数の授業
中学校のランチルームをのぞいてみると、小学校6年生の算数の授業が行われていました。小学校から2名、中学校から2名、計4名の先生による授業です。子どもたちは質問があるときやわからない時は手を挙げますが、すぐに先生が対応していました。そして、ホッとして笑顔になります。
こんな形で授業ができるのは、鹿北ならではだと思います。これからも様々な工夫をして、小中学校の子どもたちの学力向上に取り組んでいきます。
全校集会 ~たくさんの表彰~
12月8日(金)午前8時10分よりランチルームにて全校集会を行いました。今回は、様々な大会やコンクールで賞をいただきましたがその表彰が中心です。部活動、科学展や発明工夫展、人権作文、県の英語暗唱大会などたくさんの生徒、部活動に賞状や盾などを渡すことができました。
一人一人またチームとしての頑張りがこのような結果として表れる場合もあれば、なかなか結果として表れない場合もあります。ただ、共通していることは日々の努力、そして感性を磨くことにチャレンジしていることだと思います。今回の賞を励みとして、全員が自分の目標に向かって一歩ずつ前進していく、そんな生活を創っていくことを期待しています。修学旅行15
これをもって修学旅行通信を終わります。
修学旅行14
尚、2年生は、明日は振替休業となります。
修学旅行13
修学旅行12
修学旅行11
修学旅行10
今、最後の活動である国際通りでの散策に向けて那覇に移動しています。