学校生活

山鹿市中体連夏季大会 女子ハンドボール競技

    6月23日(土)午後3時45分。胸の鼓動を感じながらその時を迎えました。2年前31対1でほとんど何もできずに終えた山鹿市中体連大会。創部約3ヶ月の女子ハンドボール部は、記念すべきこの「1点」から今日の日を目指して厳しい練習に取り組んできました。確実に成長を続けてきた女子ハンドボール部、そして3年生。3年生にとって、今日の中体連大会は今までの集大成の日となります。そんな緊張感が鹿北の応援席からも伝わってきます。
    いよいよ試合開始のブザー。前後半合わせて50分。この50分にすべてをぶつけていきます。体育館に歓声や悲鳴が響き続けます。50分を経過した時の点差はわずかに2点。しかし、鹿北にとっては届きそうで届かなかった2点、こんなに重く感じたことはなかったのではないでしょうか。それは終了のブザーとともにあふれ出した涙が物語っています。ハンドボールを精一杯やり通して届かなかった2点。これは、これからの人生の宿題でもあるのかなと思います。
    本気の姿を見せてくれみなさんに、今は「ありがとう」の言葉しか思い浮かびません。