学校生活

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スマホやネットをきっかけに「自律」できる自分になってほしい ~くまもと「親の学び」プログラム次世代編~

 家庭は、教育の原点であり、全ての教育の出発点です。しかし、少子化や核家族化の進行等により家庭の教育力の低下が指摘されており、学校や地域、事業者、行政等、県民みんなで家庭教育を支えていくことを目的として、熊本県では、平成25年4月に「くまもと家庭教育支援条例」が施行されました。
 家庭教育支援の一環として、親としての学びの機会や親同士のつながりを作る機会を提供するため、保護者向けに「親の学び」講座が、まもなく大人になる高校生や中学生向けに、「親の学び(次世代編)」講座が実施されています。
 今年度、「親の学び」次世代編実践協力校として東陽中が選ばれ、8日(金)5校時に講座を開催しました。取組のようすを参観するため、県教育庁市町村教育局社会教育課長様を始め、5名の方が来校されました。
 講師は、八代市教育委員会生涯学習課のK社会教育指導員です。(以前、本校にも勤務されており、PTA会長も当時の教え子だそうです。)

 

 

 

 

 


 まずは、アイスブレイク。しあわせジャンケンやアドジャントークで緊張していた子どもたちもリラックス。笑顔が見られます!(^^)
 緊張が解けたところで、今日の本題に入ります。「私の意見と親の意見」~スマホの利用を通して~
 スマートフォンは使い方によっては便利でもあり、また、危険性も伴うことを知った上で、どのような使い方が望ましいかを考え、家族の一員として自覚を高めることがねらいです。

 

 

 

 

 


 よく見られるネットのトラブルや対処法について学んだ後、グループワークその1。携帯・スマホの利用に際して、特に大切だと思うキーワードを「①目的、②安全、③フィルタリング、④相手、⑤節度、⑥相談、⑦その他」の中から優先順位をつけて3つ選びます。
 続いて、グループワークその2。スマホの利用について、「子どもの立場」と「親の立場」に立って意見を互いに出し合います。

 

 

 

 

 

 

 感想では、「親には逆らえないことがわかりました・・・。」「子どもの立場でしか考えていなかったけど、両方の立場に立って考えることが大切」等、一人一人が使用実態に応じてよく考えてくれていました。
 最後に、講師の方からスマホやネットをきっかけに「自律」できる自分になってほしいと願いを込めて話されました。

 

 

 

 

 


 スマートフォンを利用する際は、親と子がどちらも納得できる安心安全な使い方を考えることが大切です。ご家庭で、ぜひスマートフォンの利用について相談をお願いします。 ※参考資料 くまもと携帯電話・スマートフォンの利用5か条.pdf

 また、同日開催しました授業参観および学年・学級懇談会も、大変お世話になりました。1学期の子どもたちのようすから、特に“家庭学習の習慣化”についてお願いをさせていただきました。
 さらに、伸びゆく東陽っ子を目指して、学校とご家庭が協力して取り組めたらと考えています。よろしくお願いします。

 

教師修養 第3弾 ~温かい水が冷たい水に浮くのはなぜだろうか?~

 6日(水)、1年生の理科で外部講師をお招きして研究授業を行いました。授業者はS教諭。本校では教務主任、男子バレーボール部顧問も務めています。
 本時のめあては、「温かい水が冷たい水に浮くのはなぜだろうか?」温度によって水の密度が変化することを実験結果から見いだし、理由を説明することが目標です。
 まずは、導入。常温の水に常温の水を入れても混ざり合うだけですが、常温の水に温かい水を入れると・・・

 

 

 

 

 


 温かい水が浮かびます!「オー!」「すごい!」子どもたちの歓声があがります。掴みはOKです。(^o^)
 なぜ温かい水が浮かんだのか?自分の考えを整理します。使うのは、学習者用タブレット端末、さらに電子黒板で各自の考えを共有します。
 続いて、実験。各班で実験計画を考え、実験を進めていきます。上手く出来ない班もありますが、S教諭はあくまでもサポートに徹し、全てを教えません!

 

 

 

 

 


 実験結果の考察では、自分の考えをもとに、意見交換や議論を行い、より妥当なものにしていきます。
 まとめでは、「水の密度」と「温度」の語句をつかって、温かい水が冷たい水に浮くことをまとめていました。子どもたちの「わくわく(知的好奇心)」を喚起し、「やってみよう(挑戦)」「なるほど(納得)」が生まれた授業でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 授業研究会では、班別協議で「生徒の意欲を高め、学びを深める教師のファシリテート力」の視点で、①良い点・効果的だと感じた取組、②悪い点・改善が必要な取組、③改善策について、それぞれの意見を出し合いました。(教員同士も“学び合い”です!!)

 

 

 

 

 


 熊本大学教育学部附属中学校のT教諭からは、まず、「深い学び」の鍵は、各教科等の「見方・考え方」を適切に働かせることであることを、お茶やピアニストの反田さんを例にしてわかりやすく説明していただき、
今日の授業の良さとして
・授業の落ち着いた雰囲気(その裏の優れた学級経営)
・子どもたちは関係的な見方をはたらかせ、探求する姿が見られた。
・協働して解決しようとする姿が見られた。
また、改善点として
・「見方・考え方」から本授業に着目すると、なぜ本時は「関係的な見方」だったのか。
・小学校で学んだ概念が結びつけられていないのでは。
等、意欲づけや「見方・考え方」を意識した単元構想等、多くの指導助言をいただきました。

 

 

 

 

 


 「自ら問い、考え、『協働』して学びを深め、確かな学力を身につけた生徒の育成」を目指し、職員一丸となって授業実践を行っていきます。T先生、研究主任でお忙しい日々をお過ごしの中、本校へのご指導・ご助言ありがとうございました。 m(_ _)m

 

学校生活の充実と向上を図る Part3 ~保健・給食委員会~

 今朝、行われた生徒集会。執行部・各委員会の「6月の実践と振り返り・7月の目標」を述べた後、保健・給食委員会が「生活習慣に関する調査」について発表しました。
 調査結果によると、本校のメディア機器の使用時間は、3h以上使用している生徒が、平日は20%、休日は47%!中には、6~7hと回答した生徒もいました!!メディア依存の可能性があります・・・。 (^_^;)
 そこで、メディア依存になると身体や生活にどのような影響がでるのか?メディアとうまくつき合っていくためにはどうしたらよいか?問題提起してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 有効なのは、①ルールを決める、②メディア以外に楽しめるものを見つける、③朝のうちに1日の計画を立てて実行する、です。もうすぐ夏休み、自分に合ったやり方を、保護者の方と相談して見つけてください。自分の行動の仕方を自分で考えて決めることで、自立する際に必要な自己管理能力が高まります。
 実態をもとに改善点を訴える内容で、大変わかりやすかったです。保健・給食委員の皆さん、ありがとうございました。  m(_ _)m

3年生第1回確認テスト 始まる!

 心配された台風4号、明け方に強い雨が降りましたが、学校には大きな被害はありませんでした。
ご自宅や近くの道路等、如何だったでしょうか。
 今日は、3年生第1回確認テストがありました。夏休みに行われる三者面談で参考となる大事なテストです。
本日は、国語・理科・英語の3教科が実施されました。

 

 

 

 

 



 朝自習の時間には、各自受験用対策テキストを用いて黙々と最終確認を行っていました。
(ただ、全員理科をしていたのは何故???)

 テスト終了後の感想です。「理科が難しかったです」「難易度が高くて、手応えがない・・・」とショックを受けている声もありました。しかし、さすがは3年生。気持ちを切り替え、放課後、スタディサプリで明日の社会の勉強をしている姿が見られました。
 まだ、2教科あります。最後まであきらめず、テスト勉強に取り組みましょう! 応援しています! (^_^)

台風4号接近 今後の気象情報にご注意ください

 ニュース等で報道されていますが、台風4号が午前9時現在、東シナ海を北北東に進んでおり、明日5日(火)には九州にかなり接近し、上陸する恐れがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【引用:気象庁台風経路図】 

  明日は、現在のところ、「通常通りの登校」ですが、状況に変化が生じた場合は、安心・安全メールおよびデジタル回覧板でお知らせいたします。情報配信にご注意ください。
 また、台風接近に伴い、九州北部地方では大雨となるおそれがあります。家を出る際に雨風が強い場合は、安全を第一に考えて登校するようお願いいたします。道路状況等のために登校が遅れる場合は、学校へご連絡ください。
 保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。