学校生活

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9年間を見通した、子どもの「育ち」と「学び」をつなげるために Part2 ~第4回小中合同会議~

 8日(水)、東陽中校区小中一貫・連携教育合同会議を東陽小で行いました。東陽小学校と東陽中学校は、平成25年度より一小一中施設分離型の「小中一貫・連携教育」に取り組んでいます。キーワードは「つながり」と「連続性」。義務教育9年間を見通した、子どもの「育ち」と「学び」をつなぐ教育の展開を目的としています。
 前回(1月)の会議で出された成果と課題をもとに、より一層の推進に向けた来年度の活動について確認しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 小中共通の学校教育目標「ふるさと東陽を愛し、自ら学び、心豊かにたくましく生き、夢実現に向け未来を切り拓く東陽っ子の育成」に向け、校種の枠を超えて、東陽っ子の「育ち」と「学び」の適時性と連続性を重視した指導を展開していきます。保護者の皆様からの温かいご支援とご助言をよろしくお願いします。

 追伸:次年度は4年ぶりとなる小中合同運動会を、5月20日(土)、東陽小学校で実施する予定です。今年度同様、子どもたち自身が考え、創り上げる運動会になるよう、側面からサポートしていきます!

「東陽の未来を託す子どもたち」を育てるために ~第4回学校運営協議会~

 7日(火)、第4回東陽小中学校運営協議会が開催されました。

学校運営協議会:法律に基づき教育委員会により任命された委員が、一定の権限を持って、学校の運営とそのため
         に必要な支援について協議する合議制の機関のこと(引用:熊本県教育委員会HP)

 会の中では、①東陽小・中学校の取組について(学校評価下期を受けて)、②来年度の方向性について、③その他 の3点について熟議がなされました。

 

 

 

 

 


 「東陽町を大好きな児童生徒を育てる」ために、学校、地域でどのような取組をしていけばいいか?、さまざまなご意見を伺うことができました。
 貴重なご意見をもとに「地域とともにある学校」づくりを進め、地域の皆さまの思いとともに「東陽の未来を託す子どもたち」を9年間で育てていきます。さらに、この取組が地域の活性化につながるよう、「学校を核とした地域づくり」にも努めてまいります。
 お忙しい中、学校運営協議会にご出席いただき、大変ありがとうございました。 m(_ _)m

「石工の郷 八代」の魅力を伝える ~3月中学生ボランティアガイド~

 10月23日(日)東陽しょうが祭でスタートした日本遺産中学生ボランティアガイド。12月より、毎月第1日曜日・事前申込制で行っています。
 1月、2月は申込みがありませんでしたが、3月は、日本遺産を巡るジャンボタクシーツアーおよび八代市立代陽小学校運営協議会の2団体11名の方にガイドを実施しました。
 今回は、有名な白髪岳天然石橋をご案内するBコース「①石匠館→②橋本勘五郎さんの実家→③権三別当堂の石垣→④白髪岳天然石橋→⑤菅原神社のひねり灯篭→⑤鍛冶屋下橋」を巡る2.2kmのコースです。
 始めてのコースということもあり、卒業した3年生も1・2年生のサポート役として参加してくれました。

 

 

 

 

 

 

 ガイドに参加された方からは、

「とても良かったです。歩いてウォーキングコースみたいで、おしゃべりしながら参加できて良かったです。」
「説明はわかりやすく、ちょうどよい時間でした。身近にある名所等、なかなか気づかないところもあり、新鮮でした。このコース、5,000歩でした。」
「自分の担当以外のとき、小さな手帳を用意して、質問内容や分からなかったこと、気づきをメモすると、さらにレベルアップすると思います。」
「頑張って準備をしていただいたことが伝わってきました。今後の人生にきっとプラスになる貴重な経験になると思います。」

等、嬉しい感想や温かなエールをいただきました。
 子どもたちからは、

「始めてBコースを案内して、参加された方から教えられたこともあり、勉強になりました。」
「距離が2.2kmだったので、参加された方に長さを感じさせない工夫が必要だと感じました。」
「もっとガイドの仲間を増やして、個別に対応していきたいです。」

との感想や課題が出されました。ガイド終了後には、東陽町づくり協議会のN会長より、3年生に終了証が手渡されました。ガイドスタッフリーダーとして、発足から今日まで1・2年生を導いてくれました。ありがとうございました。
 翌日、M教諭が子どもたちに4月のボランティアガイドの希望について尋ねたところ、2年生2名、1年生5名が新たに手を挙げてくれました。先輩たちの背中を見て、後輩たちが思いを受け継く・・・。うれしい伝統が築かれつつあります。 (^o^) さらに充実した取組になるよう、子どもたちと共にこれからも励んでまいります。
 新しいコース学習会でお世話になりました石匠館館長のU様、アテンダントスタッフ(大人付添人)としてご協力いただきましたS様、O様、T様、お忙しい中、ありがとうございました。

優しく温かい仲間、かわいい後輩、熱心に指導してくださる先生方に出会うことができて、幸せでした。 ~第54回卒業証書授与式 Part2~

 Part1のつづきです・・・。

 送辞:「中体連陸上大会で、印象に残っていることがあります。私は競技の前、とても緊張していました。そんな時に、ある先輩が『頑張って』と声をかけてくれました。たった一言でしたが、その言葉がとても心強かったことを覚えています。先輩方と過ごした2年間の思い出と学びは、私たちの大切な宝物です。先輩方が築かれてきたこの学校を発展させていくために、努力していきます。」生徒会長 Iさん

 

 

 

 

 

 

 


 答辞:「最上級生としてみんなを引っ張っていく立場となった三年生。最も印象に残っているのは、運動会です。私は、団長としてとても悩みました。どうしたら、きつい練習をみんなが楽しんでくれるか、そもそも自分に務まるのか、不安でいっぱいでした。ですが、練習を重ねていくうちに嫌そうに踊っていたメンバーが、笑顔で踊ってくれた時は、とても嬉しかったです。とても大変だったけれど、より互いの絆を深めることができたと思います。(中略)みんなで一緒に行事を成し遂げていくうちに、少しずつ、クラスの仲が深まり、今では、後輩たちからうらやましがられるほどになりました。こうして、東陽中学校で過ごした3年間を振り返ると、私たちは多くの方々に支えらていたと、改めて感じます。私は、優しく温かい仲間、かわいい後輩、熱心に指導してくださる先生方に出会うことができて、幸せでした。」前生徒会副会長 Sさん

 

 

 

 

 


 17名の仲間への思い、後輩への思い、保護者の方々への思い・・・、気持ちを込めた言葉の数々に、私の涙腺が・・・。
 唱歌「仰げば尊し」、「蛍の光」、「校歌斉唱」。静寂な仲、体育館に歌声が響きます。

 

 

 

 

 


 保護者代表挨拶:身に余るお言葉をいただき、大変感激しております。S様、ありがとうございました。  m(_ _)m

 

 

 

 

 


 卒業生退場
 学級では、仲間や先生、保護者への感謝の思いを一人一人語ってくれました・・・。
 担任からも、エピソードを交えながら最後のメッセージを伝えていました・・・。

 

 

 

 

 


 卒業生、在校生、職員、保護者、教育委員様等、式に参加された全員の思いが詰まった感動の卒業式でした。17名の卒業生のみなさん、これで本当にお別れです。旅立つ君に、未来が幸多からんことを願っています。
 “卒業、おめでとう!”

 

 

 

 

 

 

絵に描くことでふるさとへの愛情が何倍にもなる・・・ ~八代亜紀さん絵画コンクール~

 3日(金)、「八代亜紀さん絵画コンクール」の表彰式がお祭りでんでん館で行われ、本校3年生のKさんが、見事大賞を受賞しました!!「自分たちが住んでいるまち」が今回のテーマということで、東陽町が誇る重見橋を色彩豊かに表現してくれました。
 八代亜紀さんは、「絵に描くことでふるさとへの愛情が何倍にもなる。多くの人にふるさとの絵をかいてほしい。」と話されています。(引用:熊本日日新聞)
 Kさんは、昨年10月にスタートした日本遺産中学生ボランティアガイドのメンバーです。「東陽には、日本遺産に指定されている石橋がまだまだあるので、魅力を発信して多くの人に伝えられたらと考えています。」と話してくれました。ふるさと東陽への思いに溢れた絵が、観る人の心を打ったのだと思います。「石工の郷 八代(東陽)」の魅力を多くの方に発信してくれました。Kさん、大賞受賞、おめでとうございます。 (^^)/

優しく温かい仲間、かわいい後輩、熱心に指導してくださる先生方に出会うことができて、幸せでした。 ~~第54回卒業証書授与式 Part1~

 校舎を囲む桜の木々も小さなつぼみをつけ、開花の準備をしています。先日、第54回卒業証書授与式が行われ、17名の卒業生が東陽中を旅立ちました。 
 先月、子どもたちが植えたナデシコやパンジー、ビオラの花々も大事な門出を祝っています・・・。

 

 

 

 

 


 9時55分 卒業生入場。卒業証書授与では、緊張のなかにもまっすぐな眼差しで証書を受け取る姿・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 校長式辞:「三年間を振り返ると、時には友人や家族、先生と気持ちがぶつかってしまったり、勉強や部活動がうまくいかなかったりしたこともあったでしょう。でも、そのたびに、周りの人達に支えられ、自分の言動を振り返ってきたのではないでしょうか。その繰り返しの中で、あらゆる他者を尊重すること、多様な価値観、考え方をもつ人々と協働することなど、社会人として大事なことを身につけてここまできました。(中略)皆さんは、今日で東陽中学校を旅立ちますが、九年間で学んだ「自主・剛健・奉仕」の精神を忘れず、自立貢献する立派な社会人になってほしいと願っています。」
 教育委員会告辞:「日本遺産中学生ボランティアガイドの取組では、東陽しょうが祭りにおける観光ボランティアガイドデビューに向けて、資料の準備、ガイド練習などにおいて、1・2年生をリードしていました。イベント当時は、19団体41名の方に丁寧にガイドすることができ、東陽中に新しい伝統の1ページを築くことができたと聞いています。学校をリードしてきた皆さんの姿は、きっと後輩に受け継がれていくことと思います。そして、学校生活を通して学んだことや経験したことは、今後の人生において大きな支えとなることでしょう。」八代市教育委員 S様
 祝詞・祝電披露:「これから皆さんがそれぞれに進まれる新しい道の前途には洋々たる素晴らしい人生が待っています。その一方、乗り越えなければならない試練も数多く待ち受けていることと思います。そのような時は、これまでお世話になった先生方のご指導や先輩、仲間とともに学んだことを思い出し、決してくじけず、真摯に立ち向かってください。多くの経験を通じて心と体を鍛え、たくましく成長されるとともに、それぞれが描く『夢』を実現されることを願っております。」八代市長 中村 博生 様

 

 

 

 

 

 

 


 その他、前校長(現八代教育事務所)のK様を始め、さまざまなお立場から、卒業生の門出を祝うメッセージをいただきました。ありがとうございました。 m(_ _)m

 Part2につづく・・・

卒業までのカウントダウン・・・、いよいよ明日お別れです。

 卒業までのカウントダウン、いよいよ明日でお別れです・・・。 (T_T)
 3校時には、予行練習を行いました。今年は、保護者の方の座席を卒業生席の真後ろの位置に変更しました。たくましく成長したお子様の姿を、ぜひ間近で見守ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 4校時には、表彰並びに3学年修了式。表彰では、「スタディタイムパーフェクト賞」「歯優良賞(乳歯、永久歯 むし歯なし)」「全国中学生人権作文コンテスト熊本県大会入賞」「ハッピーブック賞」、これまでの努力の証です。おめでとうございます。続いて、修了式。修了証授与では、クラス代表のMさんの凜とした大きな返事が、体育館中に響き渡ります。記念品贈呈では、八代市教育委員会からいただきました卒業証書筒入れを贈呈しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 校長の話では、修了式の意味をもとにこの1年で成長した(学んだ)と思うことを一人一人に尋ねました。「準備をすることの大切さ」「リーダーシップ」「周りを思いやる心」等々・・・。それぞれが自分の成長を、自分の言葉で発表してくれました。生徒発表では、「(この1年を振り返って)心が大きく成長しました。新しい考え方を身につけることができました。みんなとこれから毎日会えなくなると思うと寂しいですが、それぞれが新しい道に進むことを楽しみにしています。」と、Kさんが未来への思いをエールにして述べてくれました。


午後の式準備では、「~してください。」と言われなくても、「~しましょうか?」と自主的に動く1・2年生の姿が見られました。これも、先輩たちの背中を見て、自然と学んでいったものです・・・。

 

 

 

 「まだ実感が湧かない・・・」卒業生を間近で見てきた先生の言葉です。3年生は、この1年、さまざまな場面で「自立貢献」を具現化し、現在の「伸びゆく東陽中」をリードしてくました。お別れするのはとても寂しいですが、旅立ちの時をみんなで祝い、感動を共有したいと思います。
 明日は10時00分開式です。多くの保護者の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。 m(_ _)m

さりげない行動に感心しました! ~地域の方からのうれしいお電話~

 27日(月)、八代市西宮町にお住まいのS様より、うれしいお電話をいただきました。
 「先月18日(土)に、道の駅『東陽』で交通事故があったが、怪我した運転手を車から助け出して介抱してくれた中学生と小学生がいました。名前を告げずに立ち去ったので・・・。東陽中の生徒ではないですか?なかなか出来ることではないので、感心して電話しました。」とのことでした。
 尋ねてみると、2年生男子のKさんとSさんでした。
「車の中から煙が出ていたので、爆発したら危ないと思って助けました。すぐ判断することができて、よかったです。」と話してくれました。
 事故時の対応等、わかっていてもなかなか出来ることではありません。学校教育目標スローガンの「自立貢献」をまさに体現してくれた姿に嬉しくなると同時に、頑張っている姿を地域の方々が温かく見守ってくださることにも感激しました。 (^o^)

 

旅立ちが近づいています Part2 ~クラスマッチ&生徒集会~

 6校時にクラスマッチ、放課後に生徒集会を行いました。種目は「ドッジボール」!学年や男女関係なく、運動が得意な子も苦手な子も、みんなが楽しめるよう、体育委員会が企画してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 第1試合は3年VS1年、第2試合は3年VS2年の学年対抗戦。第3試合は紅団(3年・1年)VS白団(3年・1年)、第4試合は紅団(3年・2年)VS白団(3年・2年)の団対抗形式です。結果は・・・、一日の長もあり学年対抗戦では3年生が、団対抗戦では白団が勝利しました!好プレーあり、珍プレーありと笑顔あふれるクラスマッチになりました。 (^^)/
 生徒集会では、各委員会からの報告の後、生徒会執行部から令和5年度の生徒会テーマの発表がありました。「挑め ~成長への第一歩~」です。

 令和5年度生徒会テーマは、「挑め~成長への第一歩」に決定しました。現在の東陽中生の現状として、運動会や文化祭などの行事には意欲的に取り組むことができますが、学校生活や生徒会活動では、自主性があまり感じられません。その原因として、仕事を人任せにしたり、自分の失敗を恐れたりして、先生から指示を待っていることなどが挙げられます。そこで、少しでも東陽中生の自主性を高めるために、生徒が自分の役割に責任を持ち、意欲的に企画・準備・運営をしていけるような学校を目指します。目指す学校は、「活気あふれる学校」「温かい学校」「最後まで責任を持って取り組む学校」です。みなさん、一緒に学校を盛り上げていきましょう。

 テーマへの思いを、生徒会長のIさん、副会長のUさんが力強く語ってくれました。
 続いて、3年生を送る会。執行部が考えたのは、豆つかみ大会と、わたしは誰でしょうクイズです。まずは、豆つかみ大会。掃除縦割り班での熱き闘い・・・、焦れば焦るほど大豆がつまむことができません。クイズでは、その人に関するヒントが出されますが・・・、「バレーが趣味」「1月生まれ」、「(アイドルの)○○○○が好き」等々、その人のことをよく知っていないと全くわかりません!?次々と正解するようすに、子どもたちのつながりをここでも感じました。 (^o^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 3年生への感謝の思いを伝えようと、体育委員会、執行部が趣向を凝らして計画・運営してくれました。その思いは3年生にも、きっと伝わったと思います。心温まる時間になりました。
 卒業式まで、あと3日となりました・・・。

旅立ちが近づいています ~卒業式の練習が始まりました~

 3月3日(金)、第54回卒業証書授与式を挙行します。今日6校時に、まずは3年生だけで卒業式の練習に取り組みました。最初に、教務のS先生から「卒業式を成功させるための4つの約束」と題して、①さわやかな返事、②服装、③姿勢、④心を込めた歌 について思いを語りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 式中の姿勢や流れの確認、証書授与の練習等を行いましたが、初めての練習とは思えない程、心がこもった返事や動作でした。別れは悲しいですが、当日は立派な旅立ちの姿を見せてくれることと思います。
 卒業式まで、あと4日となりました・・・。

今日の訓練で学んだ事をしっかりと意識して日頃から生活して下さい ~避難訓練~

 24日(金)6時間目に避難訓練を実施しました。今回は、地震発生後、家庭科室から火災が発生したと想定して避難をしました。生徒たちは真剣な表情で武道場まで避難をしました。その後、駐車場に移動して、泉分署の隊員の指導により、水消化器を使った消火訓練を行いました。消化器の使い方を詳しく説明していただき、代表生徒が実際に消化器を使って体験をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 令和2年度には、全国で約3万5千件の火災が発生しており、八代管内では58件の火災が発生したそうです。火災件数は減少しているが、死者は増えているそうです。火災発生時に一番注意すべきことは、一酸化炭素中毒により意識を無くすことです。

  隊員の方からも、「今日の訓練で学んだ事をしっかりと意識して日頃から生活して下さい」と言葉をいただきました。災害はいつ、どこで起こるか誰にもわかりません。落ち着いて、安全に避難できるように、日頃から防災意識を高めておきましょう。

教師修養 第11弾 ~熊本県立教育センター研究発表会~

 22日(水)、熊本県立教育センター研究発表会にオンラインで参加しました。「夢の実現に向けて 能動的に学び続ける児童生徒の育成」という研究テーマのもと、学習構想の在り方と、それを支える指導と評価の在り方について学びました。

 

 

 

 

 

 

 


 “進みつつある教師のみ、人を教える権利あり”(ドイツの教育学者ジェステルリッヒ)
 令和3年1月に、中央教育審議会から出された「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して」には、Society5.0時代における教師の在り方について、変化を前向きに受け止め、求められる知識・技能を意識し、継続的に新しい知識・技能を学び続けていくことが必要であると述べられています。
 夢の実現に向けて 能動的に学び続ける児童生徒を育成するために、私たち教師も能動的に学び続けていきたいと思います。

学問に王道なし Part3 ~1・2年学年末考査~

 昨日から1・2年学年末考査が始まりました。子どもたちの生活ノート(デイリーライフ)には、
「今日のテストはは意外に解けた気がします。明日のテストも頑張ります。(1年)」
「今日は、お兄ちゃんと19時30分から勉強しました。(1年)」
「時間が足りなかったり、解けないところがあったりしましたが、全力を尽くせました。(2年)」
「数学は時間が足りなかったです。残念でした(2年)」
等々、書いてあり、テストに向けて意欲的に取り組んでいる様子が伺えました。朝自習では学び合う姿も見られ、共に伸びようとするつながりを感じました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 以前も述べましたが、「学んだ知識がどのくらい定着したか?」「学んだ知識が使いこなせるようになったか?」というのが、本来のテストの目的です。
 フィギュアスケート男子シングルの2大会連続金メダリストの羽生結弦選手が、TVのインタビューで次のような言葉を述べています。

「努力はウソをつく。でも無駄にはならない。」
 努力がウソをつかないんだったら、やっぱり練習量を1番している人が、確実に毎回、毎回、優勝できると思うんですよ。(リオデジャネイロ)オリンピックを、今回いろんな競技を観させていただいて、どんなに努力している人も、勝てない時は勝てないんだなって思ったし、逆に本当に若い選手が、勢いで取っちゃうってこともあるので、そういう意味では、努力っていうものはウソをつくなって思います。
 だけど、そのウソ自体は無駄ではないし、そのウソをつかれるからこそもっと違う努力をしなきゃいけなかったり、もっと努力の正解というものを見つけることが大切じゃないかなと思います。

 努力がすぐに結果として表れるとは限りません。しかし、成功するためには何度でも努力を繰り返すことが必要です。学問に王道はありません。日々の積み重ねです。今日、出来なかったとしても、明日に向けて全力で取り組んでください。 Fight!1・2年生!! (^^)/

 追伸:今日と明日の2日間、公立後期(一般)選抜が行われます。6名全員、体調も良く試験会場に入りました。これまでの努力の集大成です。遺憾なく力を発揮してください!! Fight!3年生!! (^^)/

 

“共育”を目指して Rart3 ~PTA総会・学校運営協議会~

 16日(金)、性教育講演会の後に「第2回PTA定期総会」を開催され、「令和4年度事業報告」、「令和5年度PTA本部役員」が承認されました。O会長を中心に本部役員の皆様、役員・委員の皆さまのおかげで、令和4年度の事業がつつがなく実施できましたことに感謝します。

 

 

 

 

 


 次年度も、ご家庭と学校が同じ方向を向き、「共に子どもを育てていく=共育」視点を大事にして教育活動を進めていきたいと考えております。今後とも、保護者の皆さまの温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。新役員の皆さま、 どうぞよろしくお願いします。 m(_ _)m

 追伸:当日は東陽小中学校の学校運営協議会員の5名の皆さまにも、性教育講演会、PTA総会をご参観いただき、「性教育講演会、子どもたちはしっかり話を聞いていた。」、「登下校中のあいさつがとてもよい。」、「(小学校のときと比べると)○○さんが成長しているのに驚いた。」等、とても嬉しい感想をいただきました。
 また、「伝統文化学習等を通して、子どもと地域とのつながりが強くなっているが、生徒数が少なくなったときに継続できるか?心配している。」、「以前は子どもにどんどやの準備をしてもらっていた。活躍する場面を創りたいが、子どもが減って地域行事に子どもを引き込めない。」、「小中一貫・連携教育には学習や生活習慣改善に多大なメリットがある。連携を深めてほしい。」等の貴重なご助言をいただきました。
 今後、東陽小学校とも課題を共有し、改善に努めていきたいと思います。学校運営協議会員の皆さま、ありがとうございました。 m(_ _)m

命を生み出す大人になるために ~性教育講演会~

 17日(金)、性教育講演会を開催しました。朝から生徒会執行部を中心に会場設営を行ってくれました。(^^)
 講師は、八代市健康推進課鏡保健センターの保健師、E様、Y様です。
 「命の授業 ~中学生のみなさんに伝えたいこと~」と題して、生命誕生までの軌跡や思春期の身体の変化、相手を思いやることの大切さについて話していただきました。

 

 

 

 

 


 赤ちゃん抱っこ体験や妊婦体験では、人形を恐る恐る抱っこする姿や、妊婦体験ジャケットを着ると座ることにも悪戦苦闘する姿が見られ、出産や育児の大変さを身をもって感じていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子宮に着床するのは宝くじが当たるくらいのすごい確率であること、自分自身が大切な存在であること、周りの人もそうであること・・・等々、命を生み出す大人になるために、自分も他人も傷つけない力を身に付けることが大事であることを学びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 時折ユーモアを交えながら、とてもわかりやすくお話ししてくださり、子どもたちも自他の大切さと親への感謝の気持ちを改めて感じていたようです。感想を一部、紹介します。
「私たちの命はとても大切なもので、お母さんたちにとっては宝物なんだなと思いました。(1年)」
「赤ちゃんを抱っこする体験では、思ったよりも重たく、赤ちゃんの頭を自分の腕に乗せるのも難しかったです。(2年)」
「自分が生まれてきたこと、周りの友だちと出会えていることがどれくらいすごいのかを改めて知ることができました。(3年)」
 鏡保健センターのE様、Y様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。 m(_ _)m

未来の自分と向き合いました! ~2年立志式~

 16日(金)、立志式を行いました。 立志式とは、橋本左内の教えに学び、

○今の自分をふり返り、自己の生き方を真剣に考える機会とする。
○3年の進路選択を前に、将来への目標を持ち主体的に進路を拓いていこうとする態度を育てる。
○将来への考えや思いから、ともに学び合い高め合う集団を目指す。

ことを目的に、2年生が行う式です。

 

 

 

 

 


 幼い頃の写真を背に、一人ひとりが、
「連載を楽しみにされる漫画家になりたい」」
「看護師の母のように人を助ける仕事をしたい」
「理学療法士になり、関わった人々を笑顔にしたい」
「将来の夢はまだ決まっていませんが、私らしく生きたい」等、未来の自分を語ってくれました。
 また、なりたい自分になりために、
「わからないところがあるとあきらめていたので、これからは質問していきたい」
「凡事徹底を意識し、努力することで達成感を味わいたい」
「勉強や友人関係のわずらわしさから逃れるために、夜中までゲームに没頭していた。これから早寝早起きを心掛け、遅刻しないようにしたい」
「生活リズムを整え、学校に登校できる日を増やしたい」等、今までの自分をふり返り、これからの生き方を真剣に考えてくれました。
「誰にでもやさしく対応できる美容師になり、母の髪を一番にセットしたい」
「これまで、間違えたらどうしよう、迷惑をかけたらどうしようと自分に自信が持てていなかった。学童員をしている母のように、自信をもってみんなの前に立ちたい」等、これまで支えてくださった家族への感謝の思いを口にする生徒もいました。

 

 

 

 

 


 保護者を代表して、I様からは「何かしら夢中になるものを見つけて、やりつづけてほしい」、U様からは「(ご自身が勇気づけられた絵本を読んでくださり)上手くいかないときは、時には逃げ出すこともいいんですよ」と愛情溢れるメッセージをいただきました。
 これまで言えなかった思いを勇気を出して言葉にする生徒、仲間の思いをしっかりと受け止める生徒、見守る保護者の方々・・・、互いにつながり合う温かな雰囲気に教室が包まれました。 (^^)
 2年生のみなさん、素晴らしい志をありがとうございました。ご参加いただきました保護者の皆さま、ありがとうございました。

 

学校評価アンケートのお願い

 学校の教育活動を改善・充実させるとともに、信頼され開かれた学校づくりを推進するため、「学校評価アンケート(下期)」を実施します。保護者の方に本校の教育活動を評価していただき、評価結果を今後の学校運営に生かしていきたいと考えています。
 先日、お子様を通じて、アンケート用紙を配布しております。ご多用な中に申し訳ありませんが、2月22日(水)までにお子様を通して担任まで提出いただくようお願いいたします。

学校評価下期アンケート(保護者用).pdf

 

橋をかける心 ~種山の石工~

 10日(金)の放課後、以前、本校に勤務されていた八代第二中学校のY先生が、1年生の道徳科の授業「橋をかける心」を行うにあたり、本校が取り組んでいるボランティアガイドの取材に来られました。
 「ふるさと東陽町の紹介」や「ふるさとへの思い」、「ボランティアガイドを始めたきっかけ」等をインタビューされ、3年生がそれぞれの思いを答えていました。(緊張のためか最初は表情や言葉がぎこちなく、Take3でこの笑顔!!Y先生からOKがでました・・・。また、後方では、町づくり協議会のHさん、Oさんも見守ってくださいました。後日、インタビューを受けるそうです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ふるさと東陽町の魅力を八代第二中学校の皆さんにアピールできたことと思います。まさに“自立貢献”です!! (^o^)
 日本遺産中学生ボランティアガイドは、毎月第1日曜日・事前申込制で行っています。東陽町に息づく「八代を創造(たがや)した石工たちの軌跡」と東陽町の魅力を、これからの東陽を担う子どもたちが発信します。ガイドをご希望される方は、東陽町づくり協議会事務局(TEL 0965-65-2210)までご連絡ください。

「お互いが思っていることを言い合える、あたたかい学校を目指して」 ~校内人権集会~

 10日(金)6校時にリモートで校内人権集会を行いました。まず。生徒会長のIさんが生徒会執行部からの提言を行いました。

 みなさん、こんにちは。今日は、人権集会を通して差別やいじめをなくしていくために自分たちがしなければならないことを、考えましょう。
 みなさんは、自分がつらい思いをしているときに、周りの友達や家族に「大丈夫じゃない」と素直に伝えることができていますか。自分の考えを伝えることを不安に思い、周りに言えない人が多いのではないでしょうか。そこで、私たち生徒会執行部は『お互いが思っていることを言い合える、あたたかい学校』を目指して、取り組んでいきます。まずは、「おはよう」のあいさつから始めましょう。あいさつで心を通い合わせるようになれば、少しずつ自分のことを話せるようになると思います。
 お互いのことを今よりももっと知って尊重し合えるようになれば、安心して自分のことを話せる関係を築き、困っている人に優しい言葉かけもできるようになると思います。生徒会執行部はこれから、そのための取組を考えていきます。みなさん、一緒によりよい東陽中を目指して頑張っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 クラス発表では、1年生が「話したいと思うようになりました」や「光ば見つけました」の学習を通して、お互いを知ること、価値観を押しつけるのではなく相手の気持ちを尊重すること等を学び、一人一人を思いやり、“お互いの思いをわかり合える明るい学級にしたい”と心を込めて発表しました。2年生は「全国水平社結成と水平社宣言」の学習を通して、クラスの課題(自分の考えに自信がもてない、注意ができない・聞かない)を解決するために、見て見ぬふりをせず、お互いのことをもっと知って寄り添い、“明日も学校に行きたいと思えるような笑顔の絶えないクラスにしたい”と力強く発表しました。3年生は、「握りしめたこぶし」、「私の選択」、「統一応募用紙の闘いに学ぶ」を通して、周りの意見に流されず自分の考えを言えるようになるとともに、“仲間との絆・仲間の大切さを改めて考える進路公開にしたい”、“卒業した後も、17名全員でつながっていきたい”と9年間を見つめなおして発表しました。

 

 

 

 

 

 

 それぞれの学年の発表後には、「返し」の時間があり、発表を聞いて学んだこと、感じたことを自分の言葉で返していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に、2003年2月に制定された「東陽中人権宣言」を皆で斉唱しました。一人一人の思いがこもった素晴らしい人権集会でした。生徒会執行部およびこの集会に向けて努力してくれた皆さんに心より感謝します。

心の花を咲かせる ~花いっぱい運動~

 9日(木)、花いっぱい運動を行い、ナデシコやパンジー、ビオラの花苗をプランターに植えました。花いっぱい運動は、戦後まちが荒廃し人々の心にも余裕を持てない中で、「社会を美しく・明るく・住みよくする」、また、花を通じて人々の気持ちを豊かにとの願いを込め、昭和27年4月8日、当時長野県松本市の小学校の教員だった小松一三夢先生によって始められました。50年以上が経ち、花いっぱい運動の心は、日本国内はもとより世界中にひろがり、「花いっぱい」は今では世界の共通語となっています。【引用:街を花いっぱいにする会HP】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 今週、1年生から水やり当番が始まります。植物を育てる楽しさや難しさ、開花したときの感動をこの活動を通して味わってほしいと思います。順調にいけば、卒業式や入学式で満開の花をお披露目できる予定です。私たちの願いを込めた花々で、参加される皆さんの心に豊かな花を咲かせましょう。準備や当日の運営を行ってくれた生活・環境委員会の皆さん、ありがとうございました。