学校生活
確かな学力の育成のために ~「熊本の学び」推進研修会~
20日(木)、「次年度に向けた『熊本の学び』推進研修会」がオンラインで開催されました。本校からは、校長、教頭、教務主任、研究主任の4名で参加しました。
この研修会は、「熊本県学力・学習状況調査の結果分析や今後の方向性等について共有し、各学校における学力向上検証改善サイクルや次年度の校内研修の取組の充実を図る」ことを目的として、県内すべての小中学校に向けて開催されたものです。県学力・学習状況調査の結果分析をもとに、資料の活用や校内研修への位置づけ等について説明がありました。なかでも、「熊本の学び」プロジェクト校の取組では、授業を参観した児童が授業研究会に参加する等、大変参考になる実践を学ぶことができました。今後、本校でも生かしていきたいと思います。
「自らの可能性を拡げ、未来を切り拓く 熊本の人づくり」を目指し、児童生徒が学びの主体となる授業を目指してまいります。保護者の皆様からの温かいご支援とご助言をよろしくお願いいたします。
追伸その1:12日(水)に、「経年変化において向上傾向がみられる学校の事例収集」として、八代教育事務所のH指導主事、K学力向上アドバイザー、八代市教育委員会のN指導主事が来校されました。(八代管内の中学校2校、小学校4校の事例を収集されるそうです)
この2年間、小中で一貫・連携して進めてきた、授業改善(学習リーダーの育成・定着確認の徹底)と、学習習慣形成(家庭学習、学習支援)の取組についてご説明させていただきました。
追伸その2:19日(水)に第16回小中合同校内研修を東陽小で行いました。小・中それぞれに結果分析を行い、今後の実践について班別協議を行いました。
次年度も、校種の枠を超えた“東陽っ子の「育ち」と「学び」をつなぐ教育”を展開してまいります。
旅立ちが近づいています ~バレーボールクラスマッチ~
21日(金)、体育委員会主催でクラスマッチを行いました。種目は、昨年度に続き「バレーボール」。①サーブは投げても良い。②サーブカットのみ一度だけキャッチOK等、誰でも楽しめるようルールが工夫されていました。第1試合は3年VS1年、第2試合は2年VS1年、第3試合は3年VS2年の学年対抗戦です。
第2試合でバレーをまだ習っていない1年生が2年生を破る等の波乱もあり、全学年が一勝一敗の結果になりました。好プレーあり、珍プレーありと勝っても負けても笑顔あふれるクラスマッチになりました。体育委員会の皆さん、ありがとうございました。
卒業式まであと8日になりました・・・。
なぜ学ぶのか ~人生をより面白く生きるため~
昨日から1・2年学年末考査が始まりました。
toyoノート(生活ノート)には、
「テスト勉強したところが出てきて、解けたのでよかったです。(1年Yさん)」
「今日は4時間も勉強ができたので、よかったです。(1年Mさん)」
「今日の数学のテストで、ずっと悩んでいたとこを聞いたらわかったのでよかったです。(1年Sさん)」
「解けない問題があったので、しっかり勉強しようと思いました。(2年Yさん)」
「保健体育がすごく解けました。明日も頑張ります。(2年Uさん)」
「今日の3教科はあんまり自信がないので、明日は頑張りたいです。(2年Iさん)」
等と書いてあり、現学年最後のテストに向けて意欲的に取り組んでいる様子が伺えました。
58歳でライフネット生命保険株式会社を創業、70歳で立命館アジア太平洋大学学長(現学長特命補佐)に就任した出口治明氏は、著書「なぜ学ぶのか【小学館YouthBooks】」の中で、
・リベラルアーツ(人文科学・自然科学・社会科学)を学び、自分の頭で考えることで、人の言うなりに使われるのではなく自由に生きていくことができる。「人は学ぶことで自由になれる」のです。 ・人が学ぶのは、学校で良い成績をとるためでもなければ、偏差値の高い学校に行くためでもありません。学ぶことは、自分の人生の選択肢を増やすことです。その結果、人生をより自由に生きられるようになります。そのために僕たちは学び続けるのです。 ・なぜ学ぶのか。そう聞かれたら、僕は「人生をより面白く生きるためです」とこたえます。 |
と述べています。
いま勉強の意義や面白さを見いだせなかったり、いやいやながら勉強したりしている人もいるかもしれません。しかし、自分の人生を自由に面白く生きていくためには、自分の頭で「考える」ことが必要です。時間は有限です。現状を嘆くのではなく、挑戦し続けてほしいと思います。Fight!1・2年生!! (^^)/
さまざまな選択は未来とつながっている ~日本生命「金融経済教育」出前授業~
18日(火)、日本生命保険相互会社から3名の講師の方をお招きして、「金融経済教育」の出前授業を3年生で行いました。成年年齢の引き下げやキャッシュレス化の進展などを受け、児童生徒がその発達段階に応じて、金融経済に関する基本的な仕組みや考え方を身に付ける重要性が高まっており、2022年4月から小学校・中学校・高校での金融経済教育が義務化されました。
本日のテーマは、「わたしのライフデザイン ~みらいとつなぐ~」、
①大切にしたいことの実現に向け、さまざまな選択肢があることに気づき、今、何をするかを具体的に考える。 ②自分らしく生きるためには、人生のさまざまなできごとに備えることが重要であり、「まさか!」に備えるための方法には、さまざまなものがあることを知る。 ③大切にしたいことをもとに、自分が何をするのか考えることが、自分の未来をつくることにつながっていることに気づく。 |
のねらいのもと、子どもたちは自分のライフデザインを思い描きながらワークに取り組んでいました。
「それぞれやりたいことは違っても、資金を貯めることは同じでした。(Kさん)」
「(まさか!のできごとが起こると)お金に困ると思います。(Hさん)」
等々、将来の自分の暮らしを設計すること、不足の事態に備えた貯蓄や保険の機能を理解することができました。
最後に講師のK様が、「さまざまな選択は未来とつながっています。未来をつくるのはあなた自身です」と子どもたちに温かなエールをくださいました。私も、改めて未来設計をきちんとしないといけないなあと痛感させられました。卒業を間近に控えた3年生にとって、将来の自立に向けた大きな学びになりました。日本生命保険相互会社のF様、K様、M様、ありがとうございました。 m(_ _)m
追伸:講師のM様は、本校の保護者でもあります。「『まさか!』のできごとに備えるために、これから気をつけることや、やることを書きましょう。」の欄に、Mさんはしっかり“保険”と書いていました。親子の信頼関係を感じました!!
東陽中のいいね! ~学校運営協議会員さんに聞いてみました~
14日(金)、学校運営協議会員の皆さまにご来校いただき、本校の子どもたちのようすについて意見交換の場を設けました。今回はこれまでと趣向を変え、本校事務主査のM先生がファシリテーターとなり、「東陽中のいいね!」についてご意見を伺いました。
絵や図形を用いる「グラレコ(グラフィックレコーディング)」という手法を用いて、意見を整理していくと・・・、
「あいさつの声が大きい」「側溝にはまった車の救出を二つ返事で手伝ってくれた」「伝統文化学習のお礼の手紙を自分の言葉で書いている」「年下の面倒見がいい」「(周りに流されず)自分が好きなものは好きと言える」等々、私たちも知らなかった子どもたちの良いところをたくさん挙げてくださいました。改めて、地域の方々が見守り、支えてくださっていることを実感しました。
記録した広用紙は、生徒昇降口から2階に昇る階段踊り場に掲示してあります。ご来校の際、見ていただければ幸いです。学校運営協議会員の皆さま、ありがとうございました。 m(_ _)m
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 御嵜 文男
運用担当者 情報 村岡 伸一