学校生活

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速くなるためには、ワクワクした気持ちを抱くことが大切 ~実力考査~

 8日(水)・9日(木)、実力考査を行いました。冬休み中も、テストに向けて計画的に取り組んでくれたことと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 箱根駅伝9区を走った東大大学院の古川大晃(ひろあき)選手は、近年の東京大学大学院が力をつけている理由について問われた際、「僕は速くなるためには、ワクワクした気持ちを抱くことが大切だと思うんです。やる気があるのとないのとでは、同じトレーニングをしても効果が全く変わってきますから。」と答えています。古川選手は、基本的なことを押さえた上で、本や論文で公開されている面白そうなトレーニングを片っ端から試しているそうです。
 嫌々ながらするのではなく、楽しみながら取り組むことでパフォーマンスが高まります。勉強も同じです。夢をかなえるツールとして捉え、ワクワクしながら学び続けていきましょう!

夢中になれること(目標)を見つけ、挑戦する1年に ~2025年のスタートです!!~

 2025年(令和6年)がスタートして、早一週間が過ぎました。学校では、今日から3学期です。
 まず、表彰です。「第22回くまもと・子どもの美術展(特選)3年Iさん」、「第74回社会を明るくする運動 熊本県作文コンテスト(熊本県更生保健協会理事長賞)2年Iさん」の表彰を行いました。今年も、子どもたちの多方面に渡る活躍が期待できそうです。(^o^) ※3枚目の写真は、先日行われた熊本県作文コンテスト入賞者表彰式・発表会のものです。

 

 

 

 

 


 始業式では、各学年の代表生徒が頑張りたいことを次のように述べてくれました。

「3学期は1年間のまとめであり、新2年生に向けてのスタートです。先輩としての自覚を持ち、悔いのないように頑張っていきたい。(1年生代表Yさん)」
「勉強や体調管理に加え、ひとりぼっちのいない学校を目指します。笑顔で何でも言い合える3年生のようになりたいです。(2年生代表Sさん)」
「3学期の抱負は、受検(験)に向けて全力を尽くすことです。クラスでは、残り3ヶ月、もっとい思い出を増やしていきたいです。(3年生代表Mさん)」
「私の今年の漢字は“動(く)”です。短い学期ですが、自分の目標を立てて、悔いのない学校生活を送りましょう。(執行部代表Iさん)」



 

 

 

 

 

 校長講話では、年末年始に開催されたさまざまな大会での県勢の活躍の中から、箱根駅伝9区を走った東大大学院の古川大晃(ひろあき)選手(八代市立第六中学校出身)を取り上げました。  

 大学進学の際、一度は諦めた箱根駅伝大会への出場を模索し続け、今回のラストチャンスを掴みました。夢の箱根路を走り終えた古川選手は、「チームに貢献できなかったことは悔しいです。ただ、(東大の)秋吉選手とタスキをつなげたことだったり、たくさんの人が遠方から一世一代の応援をしてくれて、晴れやかで清々しい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです」「高校の頃から憧れて出たいと思っていました。遠回りしたけど、強く望み続けた意地、執念が(出場を)導いてくれました」と述べています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 子どもたちには、「すべての一歩は、あなたの『やりたい』という思いで始まります。古川選手のように、夢中になれること(目標)を見つけ、挑戦する1年にしてください。」と伝えました。複雑で予測困難な時代だからこそ、変化を前向きに受け止め、新しい未来の姿を構想し実現していくことができます。今年も、東陽中の子どもたちは、自分の夢や仲間との目標に向かって、大きくたくましく成長していくことでしょう。私たち職員も力を合わせ、子どもたち一人一人の挑戦や、仲間との育ち合いを導き支えていきます。
 保護者の皆様、本年も、本校の教育活動に対しましてご支援とご協力をよろしくお願いいたします。 m(_ _)m

自分のやりたいこと(目標)を考え、文字にしてください ~2学期終業式~

 24日(火)、2学期終業式を行いました。まず、ボランティア清掃です。校地周辺の道路に積もった落ち葉を集めたり、先日の八代中学生マラソン大会で使用したブルーシートを吹き上げたりしてくれました。「クリスマス寒波」の影響で気温が5℃を下回る中での作業でしたが、寒さに負けずテキパキと作業をしてくれました! (^o^)

 

 

 

 

 


 続いて、表彰です。八代招待中学生バレーボール大会(1位パート準優勝)、八代中学生マラソン大会(3年男子の部2位、3年女子の部優勝)、東陽しょうが祭品評会(二等賞、三等賞)、八代子ども美術展(入選)、八代市人権作品(標語の部優秀、佳作)、校内持久走大会と、運動面・文化面において多くの活躍をみせてくれました。おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 終業式の生徒発表では、
「課題の提出期限を必ず守る、あいさつをレベル3にしていきたいです。(1年代表Nさん)」
「ひとりぼっちのいないクラスを目標に、お互いに声を掛け合って過ごしていきます。3学期も楽しく過ごしたいです。(2年代表Tさん)」
「明日からの冬休み、3年生は、面接や作文練習、過去問等に取り組みます。力を合わせて受験に向かい、取り組んだ成果を発揮できるように頑張ります。(3年Hさん)」
「これからは、1・2年生が3年生のバトンを受け継いでいかないといけません。一人に任せるのではなく、みんなで役割を分担し、自分たちで企画・準備・運営ができるようにしていきましょう。(生徒会代表Mさん)」
等、2学期の反省をもとに3学期に頑張りたいことを発表してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日から冬休み。2024年も、あと6日で終わります。“自律・協働・貢献”の学校教育目標スローガンのもと、子どもたちは、さまざまな活動に意欲的に取り組んでくれました。仲間と協力しながら自分を高め、成長した姿を至るところで見ることができました。終業式で子どもたちには、元旦に自分のやりたいこと(目標)を考え、文字にしてくださいと話しました。2025年を、その目標が実現するよう努力し続ける1年にしてほしいと願います。保護者の皆さまには、さまざまな教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。来年も、皆さまにとりまして良い年になりますようお祈り申し上げます。 m(_ _)m

大健闘!! ~八代中学生マラソン大会~

 12月21日(土)、球磨川河川敷スポーツ公園において第17回八代中学生マラソン大会が開催されました。本校からは、13名の生徒が参加し、中学3年男子の部でMさんが2位、中学3年女子の部でYさんが優勝の好成績を収めました。

 

 

 

 

 


 朝ランニングを始めとした日頃の努力が実りました。おめでとうございます。なお、Mさんは、来年2月9日(日)に開催される第51回郡市対抗熊日駅伝の八代市代表チームの候補選手として選ばれています。さらなる健闘を期待します。 (^^)/

教師修養 第3弾 ~共生社会の形成に向けて~

 18日(水)、熊本県立菊池支援学校からM指導教諭をお招きして、「特別支援教育」についての校内研修を行いました。熊本県では、「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システムの構築を目指して」の基本方針に基づき、障がいのある子供と障がいのない子供が可能な限り同じ場で共に学ぶことを追求するとともに、誰もが授業内容が分かり学習活動に参加している実感と達成感を持ち、生きる力を身に付けることができるよう、全ての学校等において特別支援教育の一層の推進を図ることを目指しています。

 

 

 

 

 


 講話では、特別支援教育の理念に始まり、行動分析に伴う子供の捉え方、個別の教育支援計画・指導計画の作成に至るまで、具体例を挙げながらわかりやすく説明していただきました。

 

 

 

 

 

「自分の思い込みで考えない」
「うまくいかなかった授業を子供のせいにしない。方法が原因と考える」
「問題の背景を考え、事前に対応策を考えておく」
「問題行動を起こす前の支援(声かけ・活動)が大事」

等、支援を行う上での重要なポイントがよくわかり、職員一同、大きな学びになりました。
 また、スクールワイドPBS(学校全体で取り組むポジティブな行動支援)という、応用行動分析学に基づくメソッドについても紹介していただきました。組織的な支援の在り方を校内で再度共有し、子どもたちの可能性を最大限に伸ばし、自立と社会参加に向けた「生きる力」を身に付けさせていきます。M指導教諭、お忙しい中、ご講話くだりありがとうございました。 m(_ _)m

※スクールワイドPBS:児童生徒の問題行動に対して、罰を与えたり、叱ったりするのではなく、「望ましい行動を育てる」という観点から、ポジティブな行動支援をすべての児童生徒対象に実施する組織的なアプローチのこと。アメリカで開発されたメソッドで、国外ではオーストラリアやノルウェー、カナダの国々で、国内では宮崎県や徳島県の学校で導入されています。

追伸:講師のM指導教諭は、Y先生が前任校時代に大変お世話になった、尊敬かつ憧れの先生です。感謝の思いを伝えるY先生への温かな眼差し・・・。M指導教諭の思いは確かに受け継がれています。

 

「15の春に向けて」 ~3年面接指導が始まりました!~

 三者面談が終わり、16名の子どもたちがそれぞれの進路希望を決定しました。来年の受検(験)に向け、願書記入に加えて、昨日から面接指導が始まりました。

 

 

 

 

 


 まずはよくないお手本です。Y先生がマナー(扉の開閉・姿勢・言葉遣い等)や質問への回答で面接官にアピールができていない例を実演します。「どうすればよかったか?」子どもたちに考えさせながら、適切な対応を学ばせていました。(Y先生の名演に子どもたちからは笑みがこぼれます!)

 

 

 

 

 


 これから、実際の場面を想定して面接練習を行いますが、一番大事なことは、「その高校でなければならない理由」を具体的に答えることです。5年後、10年後のなりたい自分になるために・・・。自分をしっかりアピールしてください!応援しています。Fight!!3年生!!

意志あるところに道あり ~校内持久走大会~

 16日(月)、校内持久走大会を開催しました。寒風吹きすさぶ寒い1日でしたが、子どもたちの全力を出し切る姿や仲間を懸命に応援する姿のお陰で、心が温かくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 開会式の後、まずは女子の部がスタート!!八代中体連駅伝大会に出場した2年生のSさんを先頭に、氷川沿い周回コースを駆け抜けます!3年生のYさん、1年生のMさんが追いかけますが、そのままリードを保ち、1位でゴールしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 続いて、男子の部がスタート!!こちらも、八代中体連駅伝大会に出場した3年生のMさん、Kさんでトップ争いを繰り広げます。大会記録を上回るペースで走るMさんが徐々にリードを広げ、ゴールテープを駆け抜けました。大会記録の更新、おめでとうございます! (^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 持久走大会の目的は、「目標達成に向けて努力を積み重ね、達成する喜びを味わうことや、困難を克服しようとする強い精神力を培うこと」です。順位やタイムだけを価値づけるのではなく、努力した過程や自分の弱さを乗り越えた見えにくい部分にも、価値を見出してください。持久走大会テーマの「Where there is a will,there is a way ~意志あるところに道あり~」のように、自分に挑み、力を出し切った素晴らしい走りでした。

 

 

 

 

 

 

 追伸:安全に大会が行えるよう、PTA体育安全委員の皆さまや有志の保護者の皆さまに交通指導をしていただきました。ありがとうございました。(1枚目)飛び入りで参加してくれたショーン先生も、素晴らしい走りを見せてくれました。(2枚目)体育委員会の子どもたちが、開会・閉会の運営やトイレ清掃を行ってくれました。立派な“自立・協働・貢献”です。ありがとうございました。(3枚目)

希望する高校に向けて脱皮(成長)した姿を見せてください ~門松づくり~

 14日(土)、地域にお住まいのN様とN様にご指導頂き、門松づくりを行いました。例年、苦戦する竹の切り出しは、事前にN様と保護者の方で行ってくださいました。ありがとうございました。
 今日は、切り出した竹の中から門松にする竹を選ぶことからスタートです。竹の長さを揃え、先端部分を斜めに切ります。慣れた手つきでチェーンソーを操る熟練の技に、拍手が自然と沸き起こります。 (^o^) 作業の合間には、切り口や竹の長さの意味についても教えていただき、日本古来の風習についても学ぶことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子どもたちも、竹の袴づくりにチャレンジ!ナタの扱い方に四苦八苦しながらも、次第にコツを掴み、器用に割ってくれました。

 

 

 

 

 


 竹を入れ、土台に割った竹を巻き、松や梅、南天で飾り付けをして、立派な門松が完成しました!!

 

 

 

 

 


 N様からは、「合格祈願の門松です。巳年にちなんで、受験の困難を丸呑みし4月には脱皮(成長)した姿を見せてください。」との言葉をいただきました。切り口の笑い顔に、たくさんの福(幸せ)がやってくることと思います。来校された際には、ぜひご覧下さい。
 ご指導頂きましたN様とN様、お手伝い頂きました3年生保護者の皆様、3年生の皆さん、立派な門松をつくっていただきありがとうございました。

追伸:PTA学年委員長のO様が豚汁を準備してくださいました。北風が吹くとても寒い1日でしたが、身も心も温まりました。ありがとうございました。

令和6年も共育を目指して Rart2 ~2学期授業参観、学年・学級懇談会~

 12日(木)、「2学期授業参観、学年・学級懇談会」を開催しました。授業参観では、「熊本の心」を活用し、1年生は「俳優 笠智衆」、2年生は「万田坑と共に」、3年生は「さよならの写真」の授業を公開しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当日は東陽小中学校の学校運営協議会員の9名の皆さまにもご参観いただき、

「どの学年も落ち着いた雰囲気でした。八代等、郷土の身近な資料から丁寧に取り組まれていました。(1年)」
「動画をしっかりと見ていて態度もよかった。発表でも、心に残った姿を一人一人考えて発表していた。(1年)」
「実際に働かれている保護者の方々が参加して意見を述べられていたので、新鮮で非常に有意義だと思いました。(2年)」
「職場体験をされたからこそ、色々な思いが伝わっていると思います。将来、自分のためになると思います。(2年)」
「子どもたちのようすが生き生きとしている。先生の授業の進め方が上手だなあと思いました。(3年)」
「後ろ姿の写真だけで、色々な心情を深く掘り下げているのに感心しました。(3年)」

等、嬉しい感想をいただきました。
 また、「学年が上がるにつれて、多様な意見がでていました。3年生、すごいですね。」、「主人公の心情をもう少し深く考えさせると良かったのではないか。(3年生)」等の貴重なご助言や、「伝統文化学習での集合写真、笑顔溢れるいい写真ですね。いつも見ない表情が見られました。」、「文化祭、幕間のインタビュー等、飽きさせない工夫があり、流れが非常にいいと思いました。」、等の授業以外の活動への感想もいただきました。校内でご意見・ご感想を共有し、さらに向上を目指したいと思います。学校運営協議会員の皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 学年・学級懇談会では、すごろくトークで親睦を深めた後、2学期のようすや学校行事の説明に加え、冬休みの過ごし方、ICT機器との上手な付き合い方についてご家庭での見守りをお願いしました。
 ご家庭と学校が同じ方向を向き、「共に子どもを育てていく(共育)」視点を大事にして、3学期も教育活動を進めてまいります。今後とも、保護者の皆さまの温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。 m(_ _)m

核兵器のない社会を願って・・・ ~ノーベル平和賞~

 10日(火)、ノーベル平和賞の授賞式がノルウェーのオスロ市庁舎で行われました。今年のノーベル平和賞を受賞したのは、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)。被爆者の相談・援護活動や原爆被害への国家補償を求める一方、世界に向けて核兵器廃絶や核実験禁止を訴え続けてきました。授賞式では、被団協を代表し、田中熙巳(てるみ)さんが受賞演説を行いました。

「私は長崎原爆の被害者の一人であります。13歳の時に爆心地から東に3キロあまり離れた自宅において被爆しました。長崎原爆の惨状をつぶさに見たのは3日後、私と母は小高い山を迂回し峠にたどり着き、眼下を見下ろしてがく然といたしました。3キロ余り先の港まで黒く焼き尽くされた廃墟が広がっていました。たとえ戦争といえどもこんな殺し方、こんな傷つけ方をしてはいけないと、私はその時強く感じたものであります。」
「想像してみてください。直ちに発射できる核弾頭が4,000発もあるということを。広島や長崎で起こったことの数百倍・数千倍の被害が直ちに現出することがあるということを。みなさんがいつ被害者になってもおかしくない。あるいは加害者になるかもしれない状況がございます。」
「人類が核兵器で自滅することのないよう!!そして核兵器も戦争もない世界の人間社会を求めて共に頑張りましょう!!」

 授賞式を終えて、田中さんは、「次世代にはどんな未来を託したいですか?」の問いに、「自分で考える未来」と答えられました。高校生平和大使として参加している大原さんは、「なぜ被爆者の方がいまノーベル平和賞の受賞に至ったのか、また、なぜ私たちが今こうやって活動しているのか、そういった意味を改めて認識することができて、核も争いもない世界を今を生きるすべての人とともに創っていくべきなんだなと感じました。」と述べました。
 当たり前の日常や誰もが幸せに生きることができる世の中を創っていくことは、今を生きる私たちの「使命」だと考えます。戦争という悲劇を繰り返さないために、平和な社会をつくるために、私たちみんなが一歩踏み出すことが大切です。東陽中の子どもたちが「平和」を創る主体者として育ってほしいと願っています。