学校生活
「令和6年能登半島地震」義援金へのご協力のお願い
石川県能登地域を震源とする「令和6年能登半島地震」により甚大な被害が発生し、多くの尊い命が失われました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申しあげますとともに、被害にあわれた皆様、ご家族の方々にお見舞いを申しあげます。
発生から10日以上経ちましたが、現在も2万3,000人以上が避難所生活を強いられ、2,562人が孤立状態という状況が続いております。
始業式で、「大きな災害を経験した私たちだからこそできる支援があります。今度は私たちが勇気や元気を伝えるときです。」と私の思いを伝えたところ、生徒会執行部の皆さんが「私たち一人一人ができること」として、各ご家庭に義援金へのご協力を呼びかけることになりました。すでに義援金や募金等を行ったご家庭もあるかとは存じますが、執行部の子どもたちの思いを受け、学校全体で取り組みたいと考えております。
趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願い申し上げます。
人 ~知る、知ってもらう、考える、行動する~
部落差別をはじめあらゆる差別をなくす「令和5年度(2023年度)熊本県人権子ども集会」が、オンライン(オンデマンド)により開催されています。本校は、11日(木)の4校時に、全校生徒で視聴しました。
県立熊本聾学校の体験・活動報告では、ある生徒が警察官から補聴器をイヤホンと誤解されるという実際に起こった出来事をもとに、自分たちから伝えていくことで聾学校のことを知ってもらい、誤解した警察官とも手話でつながっていったことを劇で表現してくれました。「自分たちから伝えていくことをしなければ、人は社会は変わらない。だから、僕は自分にできることをやるんだ。」と、力強いメッセージを伝えてくれました。
実行委員会の皆さんから、「集会を通して、参加者の一人一人が、体験・活動報告と自分の日常生活を重ねてほしいと思います。自分は、友だちや家族などの周りの人に対して、どのような言葉や行動をとっているのだろうかと自分自身を見つめ直してみてください。そして、自分、みんなの幸せのために、どんなことができるかを考え、行動していくことであらゆる差別を一緒になくしていきましょう。」との開会宣言がありました。
ぜひ、今日の学びを日常生活と重ね、自分自身の行動を振り返ってください。そして、自分や周りの人を幸せにするために何ができるか?を考え、行動につなげていきましょう!
9年間を見通した、子どもの「育ち」と「学び」をつなぐために・・・ ~第3回小中合同会議~
10日(水)、東陽小学校の先生方と小中一貫・連携教育合同会議を本校で行いました。今年度取り組んだ「先生をつなぐ取組」「子どもをつなぐ取組」「地域とつなぐ取組」について、部会毎に評価(Check)し、成果と課題を全体で共有しました。
八代型小中一環・連携教育とは、
子どもたちの「生きる力」を育むため、小中学校が義務教育9年間を見通した目標(めざす子ども像など)や指導内容、指導方法などを共有し、中学校区の実態に応じて、相互に連携・交流し合いながら、子どもたちの育ちと学びの連続性を図る教育活動 |
です。【引用:広報やつしろ(2014年8月号)】東陽中校区は第1期モデル校としての取組を経て、2013年(平成25年)、東陽小学校の開校に合わせて正式に導入しています。
11年目を迎え、今年度は連携をより一歩踏み出すために、共通研究テーマを設定し、年間15回の会議・研修を行いました。「連携」から「一貫」へ!!「夢実現に向け 未来を切り拓く東陽っ子の育成」を目指し、小中職員でさらなる取組を推進してまいります。
今、一人一人ができること ~「思うこと、寄り添うこと」「できることをやっていくこと」「一生懸命取り組むこと」~
今日は1月9日(火)、3学期がスタートしました。始業式に先立ち、令和6年能登半島地震で犠牲になられた方々へ黙祷を捧げました。改めて被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々とそのご家族、ご親族の皆様に心からの哀悼の意を表します。
表彰では、第16回八代中学生マラソン大会女子団体3位の表彰とスタディタイムパーフェクト賞の表彰を行いました。また、生徒会書記の任命式も行いました。
生徒発表では、
「3学期は運動面(部活動や走ること)をもっと頑張りたい。(1年)」
「今年の目標とする字は『試(こころみる)』です。失敗することを恐れず、これからの生活を送っていきたい。(2年)」
「これまでの生活習慣をガラッと変え、受験生としての自覚を持ち充実した日々を過ごしていきたい。(3年)」
「3年生が安心して卒業できるように、自分たちが東陽中を創っていくことを意識して後期を締めくくりましょう。(執行部)」等、「なりたい自分」に向けた意気込みを語ってくれました。
校長講話では、第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、2年ぶり7度目の総合優勝を飾った 原監督(青山学院大学)が、被災地の現状を伝えるニュースを受けて思いを語った「今、一人一人ができること」について話をしました。
「まずは思うこと、寄り添うことが大切だと思う。それを受けて、国、個人として、できることをやっていければいいと思うんですね。個人レベルで言えば、寄付ができる余裕がある方は寄付を、ボランティアができる方はボランティアを。学生はこれから大学受験や、スポーツ活動も始まってますので、そこで一生懸命取り組むことがですね、勇気や元気をお伝えすることができるのかなと思います。」【フジテレビ系「Live News イット!」R6.1.4放送】 |
子どもたちには、「大きな災害を経験した私たちだからこそできる支援があります。今度は私たちが勇気や元気を伝えるときです。」と私の思いを伝えました。私たち一人一人ができることを、子どもたちとともに考えていきたいと思います。保護者の皆様、本年も、本校の教育活動に対しましてご支援とご協力をよろしくお願いいたします。 m(_ _)m
被災された地域の皆様の安全と一日も早い復旧を願っております
1月1日(月)、最大震度7の令和6年能登半島地震が発生いたしました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申しあげますとともに、被害にあわれた皆様、ご家族の方々にお見舞いを申しあげます。
平成28年熊本地震や令和2年7月豪雨の際には、人的支援や物資等、私たちは多くのご支援をいただきました。温かな励ましや人と人とのつながりにどれほど勇気づけられたかわかりません。そのご恩を少しでもお返しできればと思っております。被災された地域の皆様の安全と一日も早い復旧を願っております。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 松本 卓也
運用担当者 井上 美紀