学校生活
さまざまな選択は未来とつながっている ~日本生命「金融経済教育」出前授業~
18日(火)、日本生命保険相互会社から3名の講師の方をお招きして、「金融経済教育」の出前授業を3年生で行いました。成年年齢の引き下げやキャッシュレス化の進展などを受け、児童生徒がその発達段階に応じて、金融経済に関する基本的な仕組みや考え方を身に付ける重要性が高まっており、2022年4月から小学校・中学校・高校での金融経済教育が義務化されました。
本日のテーマは、「わたしのライフデザイン ~みらいとつなぐ~」、
①大切にしたいことの実現に向け、さまざまな選択肢があることに気づき、今、何をするかを具体的に考える。 ②自分らしく生きるためには、人生のさまざまなできごとに備えることが重要であり、「まさか!」に備えるための方法には、さまざまなものがあることを知る。 ③大切にしたいことをもとに、自分が何をするのか考えることが、自分の未来をつくることにつながっていることに気づく。 |
のねらいのもと、子どもたちは自分のライフデザインを思い描きながらワークに取り組んでいました。
「それぞれやりたいことは違っても、資金を貯めることは同じでした。(Kさん)」
「(まさか!のできごとが起こると)お金に困ると思います。(Hさん)」
等々、将来の自分の暮らしを設計すること、不足の事態に備えた貯蓄や保険の機能を理解することができました。
最後に講師のK様が、「さまざまな選択は未来とつながっています。未来をつくるのはあなた自身です」と子どもたちに温かなエールをくださいました。私も、改めて未来設計をきちんとしないといけないなあと痛感させられました。卒業を間近に控えた3年生にとって、将来の自立に向けた大きな学びになりました。日本生命保険相互会社のF様、K様、M様、ありがとうございました。 m(_ _)m
追伸:講師のM様は、本校の保護者でもあります。「『まさか!』のできごとに備えるために、これから気をつけることや、やることを書きましょう。」の欄に、Mさんはしっかり“保険”と書いていました。親子の信頼関係を感じました!!
東陽中のいいね! ~学校運営協議会員さんに聞いてみました~
14日(金)、学校運営協議会員の皆さまにご来校いただき、本校の子どもたちのようすについて意見交換の場を設けました。今回はこれまでと趣向を変え、本校事務主査のM先生がファシリテーターとなり、「東陽中のいいね!」についてご意見を伺いました。
絵や図形を用いる「グラレコ(グラフィックレコーディング)」という手法を用いて、意見を整理していくと・・・、
「あいさつの声が大きい」「側溝にはまった車の救出を二つ返事で手伝ってくれた」「伝統文化学習のお礼の手紙を自分の言葉で書いている」「年下の面倒見がいい」「(周りに流されず)自分が好きなものは好きと言える」等々、私たちも知らなかった子どもたちの良いところをたくさん挙げてくださいました。改めて、地域の方々が見守り、支えてくださっていることを実感しました。
記録した広用紙は、生徒昇降口から2階に昇る階段踊り場に掲示してあります。ご来校の際、見ていただければ幸いです。学校運営協議会員の皆さま、ありがとうございました。 m(_ _)m
“共育”を目指して Rart3 ~第2回PTA総会~
14日(金)、性教育講演会の後に「第2回PTA定期総会」を開催しました。まず、「令和6年度事業報告」と「令和7年度PTA本部役員」が承認されました。H会長を中心に本部役員、委員の皆さまのおかげで、令和6年度の事業がつつがなく実施できましたことに感謝申し上げます。また、新役員の皆さま、どうぞよろしくお願いします。
続いて、八代市PTA連絡協議会への次年度の加盟について、全家庭から意思を伺う旨の提案がH会長からなされました。会員の皆さま方には、今後の東陽中PTAの在り方をお考えいただき、意思表示をお願いいたします。
学校としましては、加盟の有無に関わらず、これまで通りご家庭と同じ方向を向き、「共に子どもを育てていく(共育)」視点を大事にして教育活動を進めていきたいと考えております。今後とも、保護者の皆さまの温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。 m(_ _)m
たくさんの愛情を受けて、ここにいることを忘れないでください ~性教育講演会~
14日(金)、性教育講演会を開催しました。講師は、八代市健康推進課鏡保健センターの保健師、N様、H様です。「命の大切さ」と題して、①命の誕生を振り返る、②妊婦疑似体験、③赤ちゃん人形抱っこ体験と講話のみならず、さまざまな体験をさせていただきました。
受精卵の大きさ(0.13mm)や羊水の中で聞こえる声、妊婦の動きづらさ、赤ちゃんの大きさを実際に体験することで、たくさんの愛情を受けてここに存在していることを実感していました・・・。講話の最後には、「人は大事にされるから成長できます。ぜひ、自分を大事に、相手を大事にしてこれから生活してほしいです」と大切なメッセージをいただきました。
「命の大切さ」について、深く深く学ぶことができました。鏡保健センターのN様、H様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。 m(_ _)m
自己の生き方を真剣に考える・・・ ~2年立志式~
14日(金)、2年生が立志式を行いました。橋本左内の教えに学び、
○今の自分をふり返り、自己の生き方を真剣に考える機会とする。 ○3年の進路選択を前に、将来への目標を持ち主体的に進路を拓いていこうとする態度を育てる。 ○将来への考えや思いから、ともに学び合い高め合う集団を目指す。 |
ことを目的に、次年度進路選択を控えた2年生が行う式です。
幼い頃の写真を背に、一人ひとりが、
「人と関わって、人の役に立てるような大人になりたいです」
「将来人を助ける仕事に就きたいです」
「言葉で人を笑顔にできる大人になりたいです」
「何事にも一生懸命に取り組める大人になりたいです」
「将来、人の役に立つ仕事に就きたいです」
「将来の夢は、保育士になることです」
「将来の夢は看護師です」
「将来の夢や、どんな大人になりたいかはまだ悩んでいます」
「みんなから頼られる人になりたいです」
「将来頼りにされる大人になりたいです」
等、未来の自分への決意と、
「家族がいてくれるおかげで、学校の悩みの相談にのってくれたり、進路の事について話してくれてとても助かっています」
「やりたいスポーツをさせてくれた家族に感謝しています」
「送り迎えや大会の応援などたくさんのサポートをしてくれて緊張せずに大会に挑めます」
「自分の好きなバレーを全力で応援、サポートをしてくれて、自分は心置きなくバレーができます」
「大会などで、思ったようにプレイが出来なかった時に一緒に考えてくれてありがとう」
「楽しかったことや嬉しかったことを一緒に聞いてくたり、困った時に声をかけてくれて、とても嬉しかったです」
「私の話をいっぱい聞いてくれて本当にありがとう」
「学校に行くために送り迎えをしてくれてありがとうございます」
「いつも仕事を頑張りながら私たちの面倒も見てくれてありがとう」
「お母さんから試合が終わった後「頑張ったね」と言われると、また頑張ろうと思えます」
等、これまで支えてくださった家族への感謝の思いを述べました。
保護者を代表して、O様からは「祖父がよく言っていた言葉が、『したしこ、自分のもん』です。やった分、頑張った分、努力した分、自分の力になり自信にもつながります。失敗を恐れずに、何事にも挑戦し苦手なことにも一生懸命取り組みましょう」、M様からは「私の好きな言葉に老子の『足るを知る者は富む』があります。ないものねだりではなく、あるものを見て幸せになるという意味です。社会のため、世のため、人のために優しい未来にしてほしいと思います」と愛情溢れるメッセージをいただきました。
勇気を出して言葉にする生徒、仲間の思いをしっかりと受け止める生徒、見守る保護者の方々・・・、つながり合う温かな雰囲気に教室が包まれました。 (^^) 2年生のみなさん、素晴らしい志をありがとうございました。ご参加いただきました保護者の皆さま、ありがとうございました。
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