学校生活
優しく温かい仲間、かわいい後輩、熱心に指導してくださる先生方に出会うことができて、幸せでした。 ~~第54回卒業証書授与式 Part1~
校舎を囲む桜の木々も小さなつぼみをつけ、開花の準備をしています。先日、第54回卒業証書授与式が行われ、17名の卒業生が東陽中を旅立ちました。
先月、子どもたちが植えたナデシコやパンジー、ビオラの花々も大事な門出を祝っています・・・。
9時55分 卒業生入場。卒業証書授与では、緊張のなかにもまっすぐな眼差しで証書を受け取る姿・・・。
校長式辞:「三年間を振り返ると、時には友人や家族、先生と気持ちがぶつかってしまったり、勉強や部活動がうまくいかなかったりしたこともあったでしょう。でも、そのたびに、周りの人達に支えられ、自分の言動を振り返ってきたのではないでしょうか。その繰り返しの中で、あらゆる他者を尊重すること、多様な価値観、考え方をもつ人々と協働することなど、社会人として大事なことを身につけてここまできました。(中略)皆さんは、今日で東陽中学校を旅立ちますが、九年間で学んだ「自主・剛健・奉仕」の精神を忘れず、自立貢献する立派な社会人になってほしいと願っています。」
教育委員会告辞:「日本遺産中学生ボランティアガイドの取組では、東陽しょうが祭りにおける観光ボランティアガイドデビューに向けて、資料の準備、ガイド練習などにおいて、1・2年生をリードしていました。イベント当時は、19団体41名の方に丁寧にガイドすることができ、東陽中に新しい伝統の1ページを築くことができたと聞いています。学校をリードしてきた皆さんの姿は、きっと後輩に受け継がれていくことと思います。そして、学校生活を通して学んだことや経験したことは、今後の人生において大きな支えとなることでしょう。」八代市教育委員 S様
祝詞・祝電披露:「これから皆さんがそれぞれに進まれる新しい道の前途には洋々たる素晴らしい人生が待っています。その一方、乗り越えなければならない試練も数多く待ち受けていることと思います。そのような時は、これまでお世話になった先生方のご指導や先輩、仲間とともに学んだことを思い出し、決してくじけず、真摯に立ち向かってください。多くの経験を通じて心と体を鍛え、たくましく成長されるとともに、それぞれが描く『夢』を実現されることを願っております。」八代市長 中村 博生 様
その他、前校長(現八代教育事務所)のK様を始め、さまざまなお立場から、卒業生の門出を祝うメッセージをいただきました。ありがとうございました。 m(_ _)m
Part2につづく・・・
卒業までのカウントダウン・・・、いよいよ明日お別れです。
卒業までのカウントダウン、いよいよ明日でお別れです・・・。 (T_T)
3校時には、予行練習を行いました。今年は、保護者の方の座席を卒業生席の真後ろの位置に変更しました。たくましく成長したお子様の姿を、ぜひ間近で見守ってください。
4校時には、表彰並びに3学年修了式。表彰では、「スタディタイムパーフェクト賞」「歯優良賞(乳歯、永久歯 むし歯なし)」「全国中学生人権作文コンテスト熊本県大会入賞」「ハッピーブック賞」、これまでの努力の証です。おめでとうございます。続いて、修了式。修了証授与では、クラス代表のMさんの凜とした大きな返事が、体育館中に響き渡ります。記念品贈呈では、八代市教育委員会からいただきました卒業証書筒入れを贈呈しました。
校長の話では、修了式の意味をもとにこの1年で成長した(学んだ)と思うことを一人一人に尋ねました。「準備をすることの大切さ」「リーダーシップ」「周りを思いやる心」等々・・・。それぞれが自分の成長を、自分の言葉で発表してくれました。生徒発表では、「(この1年を振り返って)心が大きく成長しました。新しい考え方を身につけることができました。みんなとこれから毎日会えなくなると思うと寂しいですが、それぞれが新しい道に進むことを楽しみにしています。」と、Kさんが未来への思いをエールにして述べてくれました。
午後の式準備では、「~してください。」と言われなくても、「~しましょうか?」と自主的に動く1・2年生の姿が見られました。これも、先輩たちの背中を見て、自然と学んでいったものです・・・。
「まだ実感が湧かない・・・」卒業生を間近で見てきた先生の言葉です。3年生は、この1年、さまざまな場面で「自立貢献」を具現化し、現在の「伸びゆく東陽中」をリードしてくました。お別れするのはとても寂しいですが、旅立ちの時をみんなで祝い、感動を共有したいと思います。
明日は10時00分開式です。多くの保護者の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。 m(_ _)m
さりげない行動に感心しました! ~地域の方からのうれしいお電話~
27日(月)、八代市西宮町にお住まいのS様より、うれしいお電話をいただきました。
「先月18日(土)に、道の駅『東陽』で交通事故があったが、怪我した運転手を車から助け出して介抱してくれた中学生と小学生がいました。名前を告げずに立ち去ったので・・・。東陽中の生徒ではないですか?なかなか出来ることではないので、感心して電話しました。」とのことでした。
尋ねてみると、2年生男子のKさんとSさんでした。
「車の中から煙が出ていたので、爆発したら危ないと思って助けました。すぐ判断することができて、よかったです。」と話してくれました。
事故時の対応等、わかっていてもなかなか出来ることではありません。学校教育目標スローガンの「自立貢献」をまさに体現してくれた姿に嬉しくなると同時に、頑張っている姿を地域の方々が温かく見守ってくださることにも感激しました。 (^o^)
旅立ちが近づいています Part2 ~クラスマッチ&生徒集会~
6校時にクラスマッチ、放課後に生徒集会を行いました。種目は「ドッジボール」!学年や男女関係なく、運動が得意な子も苦手な子も、みんなが楽しめるよう、体育委員会が企画してくれました。
第1試合は3年VS1年、第2試合は3年VS2年の学年対抗戦。第3試合は紅団(3年・1年)VS白団(3年・1年)、第4試合は紅団(3年・2年)VS白団(3年・2年)の団対抗形式です。結果は・・・、一日の長もあり学年対抗戦では3年生が、団対抗戦では白団が勝利しました!好プレーあり、珍プレーありと笑顔あふれるクラスマッチになりました。 (^^)/
生徒集会では、各委員会からの報告の後、生徒会執行部から令和5年度の生徒会テーマの発表がありました。「挑め ~成長への第一歩~」です。
令和5年度生徒会テーマは、「挑め~成長への第一歩」に決定しました。現在の東陽中生の現状として、運動会や文化祭などの行事には意欲的に取り組むことができますが、学校生活や生徒会活動では、自主性があまり感じられません。その原因として、仕事を人任せにしたり、自分の失敗を恐れたりして、先生から指示を待っていることなどが挙げられます。そこで、少しでも東陽中生の自主性を高めるために、生徒が自分の役割に責任を持ち、意欲的に企画・準備・運営をしていけるような学校を目指します。目指す学校は、「活気あふれる学校」「温かい学校」「最後まで責任を持って取り組む学校」です。みなさん、一緒に学校を盛り上げていきましょう。 |
テーマへの思いを、生徒会長のIさん、副会長のUさんが力強く語ってくれました。
続いて、3年生を送る会。執行部が考えたのは、豆つかみ大会と、わたしは誰でしょうクイズです。まずは、豆つかみ大会。掃除縦割り班での熱き闘い・・・、焦れば焦るほど大豆がつまむことができません。クイズでは、その人に関するヒントが出されますが・・・、「バレーが趣味」「1月生まれ」、「(アイドルの)○○○○が好き」等々、その人のことをよく知っていないと全くわかりません!?次々と正解するようすに、子どもたちのつながりをここでも感じました。 (^o^)
3年生への感謝の思いを伝えようと、体育委員会、執行部が趣向を凝らして計画・運営してくれました。その思いは3年生にも、きっと伝わったと思います。心温まる時間になりました。
卒業式まで、あと3日となりました・・・。
旅立ちが近づいています ~卒業式の練習が始まりました~
3月3日(金)、第54回卒業証書授与式を挙行します。今日6校時に、まずは3年生だけで卒業式の練習に取り組みました。最初に、教務のS先生から「卒業式を成功させるための4つの約束」と題して、①さわやかな返事、②服装、③姿勢、④心を込めた歌 について思いを語りました。
式中の姿勢や流れの確認、証書授与の練習等を行いましたが、初めての練習とは思えない程、心がこもった返事や動作でした。別れは悲しいですが、当日は立派な旅立ちの姿を見せてくれることと思います。
卒業式まで、あと4日となりました・・・。
今日の訓練で学んだ事をしっかりと意識して日頃から生活して下さい ~避難訓練~
24日(金)6時間目に避難訓練を実施しました。今回は、地震発生後、家庭科室から火災が発生したと想定して避難をしました。生徒たちは真剣な表情で武道場まで避難をしました。その後、駐車場に移動して、泉分署の隊員の指導により、水消化器を使った消火訓練を行いました。消化器の使い方を詳しく説明していただき、代表生徒が実際に消化器を使って体験をしました。
令和2年度には、全国で約3万5千件の火災が発生しており、八代管内では58件の火災が発生したそうです。火災件数は減少しているが、死者は増えているそうです。火災発生時に一番注意すべきことは、一酸化炭素中毒により意識を無くすことです。
隊員の方からも、「今日の訓練で学んだ事をしっかりと意識して日頃から生活して下さい」と言葉をいただきました。災害はいつ、どこで起こるか誰にもわかりません。落ち着いて、安全に避難できるように、日頃から防災意識を高めておきましょう。
教師修養 第11弾 ~熊本県立教育センター研究発表会~
22日(水)、熊本県立教育センター研究発表会にオンラインで参加しました。「夢の実現に向けて 能動的に学び続ける児童生徒の育成」という研究テーマのもと、学習構想の在り方と、それを支える指導と評価の在り方について学びました。
“進みつつある教師のみ、人を教える権利あり”(ドイツの教育学者ジェステルリッヒ)
令和3年1月に、中央教育審議会から出された「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して」には、Society5.0時代における教師の在り方について、変化を前向きに受け止め、求められる知識・技能を意識し、継続的に新しい知識・技能を学び続けていくことが必要であると述べられています。
夢の実現に向けて 能動的に学び続ける児童生徒を育成するために、私たち教師も能動的に学び続けていきたいと思います。
学問に王道なし Part3 ~1・2年学年末考査~
昨日から1・2年学年末考査が始まりました。子どもたちの生活ノート(デイリーライフ)には、
「今日のテストはは意外に解けた気がします。明日のテストも頑張ります。(1年)」
「今日は、お兄ちゃんと19時30分から勉強しました。(1年)」
「時間が足りなかったり、解けないところがあったりしましたが、全力を尽くせました。(2年)」
「数学は時間が足りなかったです。残念でした(2年)」
等々、書いてあり、テストに向けて意欲的に取り組んでいる様子が伺えました。朝自習では学び合う姿も見られ、共に伸びようとするつながりを感じました!
以前も述べましたが、「学んだ知識がどのくらい定着したか?」「学んだ知識が使いこなせるようになったか?」というのが、本来のテストの目的です。
フィギュアスケート男子シングルの2大会連続金メダリストの羽生結弦選手が、TVのインタビューで次のような言葉を述べています。
「努力はウソをつく。でも無駄にはならない。」 努力がウソをつかないんだったら、やっぱり練習量を1番している人が、確実に毎回、毎回、優勝できると思うんですよ。(リオデジャネイロ)オリンピックを、今回いろんな競技を観させていただいて、どんなに努力している人も、勝てない時は勝てないんだなって思ったし、逆に本当に若い選手が、勢いで取っちゃうってこともあるので、そういう意味では、努力っていうものはウソをつくなって思います。 だけど、そのウソ自体は無駄ではないし、そのウソをつかれるからこそもっと違う努力をしなきゃいけなかったり、もっと努力の正解というものを見つけることが大切じゃないかなと思います。 |
努力がすぐに結果として表れるとは限りません。しかし、成功するためには何度でも努力を繰り返すことが必要です。学問に王道はありません。日々の積み重ねです。今日、出来なかったとしても、明日に向けて全力で取り組んでください。 Fight!1・2年生!! (^^)/
追伸:今日と明日の2日間、公立後期(一般)選抜が行われます。6名全員、体調も良く試験会場に入りました。これまでの努力の集大成です。遺憾なく力を発揮してください!! Fight!3年生!! (^^)/
“共育”を目指して Rart3 ~PTA総会・学校運営協議会~
16日(金)、性教育講演会の後に「第2回PTA定期総会」を開催され、「令和4年度事業報告」、「令和5年度PTA本部役員」が承認されました。O会長を中心に本部役員の皆様、役員・委員の皆さまのおかげで、令和4年度の事業がつつがなく実施できましたことに感謝します。
次年度も、ご家庭と学校が同じ方向を向き、「共に子どもを育てていく=共育」視点を大事にして教育活動を進めていきたいと考えております。今後とも、保護者の皆さまの温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。新役員の皆さま、 どうぞよろしくお願いします。 m(_ _)m
追伸:当日は東陽小中学校の学校運営協議会員の5名の皆さまにも、性教育講演会、PTA総会をご参観いただき、「性教育講演会、子どもたちはしっかり話を聞いていた。」、「登下校中のあいさつがとてもよい。」、「(小学校のときと比べると)○○さんが成長しているのに驚いた。」等、とても嬉しい感想をいただきました。
また、「伝統文化学習等を通して、子どもと地域とのつながりが強くなっているが、生徒数が少なくなったときに継続できるか?心配している。」、「以前は子どもにどんどやの準備をしてもらっていた。活躍する場面を創りたいが、子どもが減って地域行事に子どもを引き込めない。」、「小中一貫・連携教育には学習や生活習慣改善に多大なメリットがある。連携を深めてほしい。」等の貴重なご助言をいただきました。
今後、東陽小学校とも課題を共有し、改善に努めていきたいと思います。学校運営協議会員の皆さま、ありがとうございました。 m(_ _)m
命を生み出す大人になるために ~性教育講演会~
17日(金)、性教育講演会を開催しました。朝から生徒会執行部を中心に会場設営を行ってくれました。(^^)
講師は、八代市健康推進課鏡保健センターの保健師、E様、Y様です。
「命の授業 ~中学生のみなさんに伝えたいこと~」と題して、生命誕生までの軌跡や思春期の身体の変化、相手を思いやることの大切さについて話していただきました。
赤ちゃん抱っこ体験や妊婦体験では、人形を恐る恐る抱っこする姿や、妊婦体験ジャケットを着ると座ることにも悪戦苦闘する姿が見られ、出産や育児の大変さを身をもって感じていました。
子宮に着床するのは宝くじが当たるくらいのすごい確率であること、自分自身が大切な存在であること、周りの人もそうであること・・・等々、命を生み出す大人になるために、自分も他人も傷つけない力を身に付けることが大事であることを学びました。
時折ユーモアを交えながら、とてもわかりやすくお話ししてくださり、子どもたちも自他の大切さと親への感謝の気持ちを改めて感じていたようです。感想を一部、紹介します。
「私たちの命はとても大切なもので、お母さんたちにとっては宝物なんだなと思いました。(1年)」
「赤ちゃんを抱っこする体験では、思ったよりも重たく、赤ちゃんの頭を自分の腕に乗せるのも難しかったです。(2年)」
「自分が生まれてきたこと、周りの友だちと出会えていることがどれくらいすごいのかを改めて知ることができました。(3年)」
鏡保健センターのE様、Y様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。 m(_ _)m
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