学校生活
旅立ちが近づいています Part2 ~花いっぱい運動~
20日(火)、1・2年生で「花いっぱい運動」を行い、キンギョソウやビオラ、ナデシコの花苗をプランターに植えました。
花いっぱい運動は、戦後まちが荒廃し人々の心にも余裕を持てない中で、①「社会を美しく・明るく・住みよくする」、②「花を通じて人々の気持ちを豊かに」との願いを込め、昭和27年4月8日、当時長野県松本市の小学校の教員だった小松一三夢先生によって始められました。50年以上が経ち、花いっぱい運動の心は、日本国内はもとより世界中にひろがり、「花いっぱい」は今では世界の共通語となっています。【引用:街を花いっぱいにする会HP】 |
順調に育てば、卒業式や入学式で満開の花をお披露目できると思います。私たちの願いを込めた花々で、参加される皆さんの心に豊かな花が咲くことを願っています。準備、運営を行ってくれた生活・環境委員会の皆さん、ありがとうございました。
旅立ちが近づいています ~クラスマッチ~
22日(木)、クラスマッチを行いました。種目は「バレーボール」!サーブキャッチあり等、学年関係なく、みんなが楽しめるよう、体育委員会が企画してくれました。第1試合は3年VS1年、第2試合は2年VS1年、第3試合は3年VS2年です。
結果は・・・、2年生との試合で1点差の接戦を制した3年生が優勝しました!授業でまだバレーを習っていない1年生が善戦する等、好プレーあり、珍プレーありと笑顔あふれるクラスマッチになりました。3年生にとっても忘れられない思い出になったことでしょう。私もとても楽しかったです。体育委員会の皆さん、ありがとうございました。
なんのために学ぶのか ~学ぶことは楽しいこと Part2~
昨日20日(火)から明日22日(木)の3日間、1・2年生の後期期末考査を行っています。「国語は自信あります!!」「理科以外はできました!」「空欄をつくらずに答えることができた!」等、初日を終えての感想に、子どもたのやる気を感じました。
以前、ご紹介したジャーナリストの池上彰氏は、著書「なんのために学ぶのか」の中で
高校生のときは、対数の勉強など一体何の役に立つんだろうと思いながら数学の授業を受けていましたが、対数を使えば、地震のエネルギーのように小さなエネルギーから非常に大きなエネルギーまで一つの指標で簡単に表せるし、航海にも役立つものとは。 それがわかったとたんに、「なんであの時、対数はこんなふうに役に立つんだよって教えてくれなかったのか。それがわかっていれば、もっと興味深く対数を勉強できたのに」と思ったものです。 このように、私が「学ぶことって楽しいな」と思えるようになったのは、大学を卒業して社会に出てからです。一度学びの楽しさを味わってからは、やみつきになりました。学べば学ぶほど、いままでわからなかったことがわかるようになり、それによって自分の視野が広がります。知らないことや新しいことに出合うとかえって好奇心が刺激され、もっと多くのことを学びたくなります。学ぶことに知的スリルを覚えるようになるのですね。好奇心が満たされれば、大きな喜びにひたることができます。 こういう学びの楽しさを、小学生、中学生、高校生の頃から体験することができたら、どんなに素敵でしょうか。 |
と述べています。
学びの楽しさを知るきっかけは人それぞれです。教え方のとても上手な先生に出会ったとか、受験対策で始めた勉強なのにいつの間にかその科目の魅力にとりつかれたとか、海外に行ってカルチャーショックを受け、日本についてもっと知りたくなったとか、本人が予想していなかった偶然であることが多いです。ただ、それは学び続けていないと巡り合えません。今、勉強が好きじゃなくても、取り組み続けることが大事です! Fight!1・2年生!! (^^)/
追伸:昨日の放課後、各教室を覗いてみると・・・、2年生は立志式を欠席していた2名の生徒の決意表明を、1・3年生は期末考査や入試に向けての自主学習に取り組んでいました。この子たちと学びの楽しさとの出会いはもうすぐだと確信しました!!
「いろいろな性」とともに生きる ~性教育講演会~
16日(金)、性教育講演会を開催しました。講師は、全国性教育研究団体連絡協議会常任理事(ともに拓くLGBTQ+の会 くまもと代表)のI様です。
「性的マイノリティって知っていますか ~「いろいろな性」とともに生きる~」と題して、
○性的マイノリティの当事者の皆さんはあなたの周囲でともに生活しています
○トランスジェンダー当事者にとっては「こころの性」がその人の性別です
○精神的な病気でも人格的な異常でもない
○LGBTQ+は「性の多様性」の問題です
等、性的マイノリティの問題を正しく理解すること、私たちの中にある偏見や差別をなくしていくことが大切であることを話していただきました。
子どもたちの感想には、
「全性愛という言葉を聞いて、どんな性別でも好きになれるって素敵だなと思いました。(1年生)」
「一番気をつけたいと思ったのは、ピアプレッシャー(同調圧力)です。友達から相談されたりしたときに、無責任なことは言ってはいけないと思いました。(1年生)」
「男性が男性を好きになったり、女性が女性を好きになるのは、少しだけ変だと思っていました。生まれつきそういう感情を持っていることを知り、偏見をもってはいけないと思いました。(2年生)」
「性は『グラデーション』という言葉が印象に残りました。決めつけなどには気をつけていきたいです。(3年生)」
とあり、一人一人の多様性や違いを認め合うことの大切さを改めて感じていました。
全国性教育研究団体連絡協議会常任理事(ともに拓くLGBTQ+の会 くまもと代表)のI様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。 m(_ _)m
今の自分をふり返り、自己の生き方を真剣に考える ~2年立志式~
16日(金)、立志式を行いました。立志式の目的は、
○今の自分をふり返り、自己の生き方を真剣に考える機会とする。 ○3年の進路選択を前に、将来への目標を持ち主体的に進路を拓いていこうとする態度を育てる。 ○将来への考えや思いから、ともに学び合い高め合う集団を目指す。 |
であり、橋本左内が15歳のときに書いた「啓発録」にならい、最上級生の進級を控えた2年生で行っています。
小学校1年生の頃の写真と現在の写真の前に立ち、
「介護士等の人をサポートできる大人になりたい」
「保育士や獣医師になりたい」
「土木関係の仕事をしてみたい」
「我慢強く努力ができて余裕をもって行動できる大人になりたい」
「父に勧められた騎手になりたい」
「自分の夢を見つけて、たくさんの人を笑顔にしていきたい」
「兄のように格好いい料理人になりたい」
「美容師になることが小学校5年の頃からの夢です」
「救命救急士のような人を助ける仕事をしたい」
等、5年後、10年後を見据えた未来の自分を語ってくれました。
また、なりたい自分になりために、
「自分にできることは自分でやる」
「陸上でよい結果を残すためにも、規則正しい生活習慣を身につける」
「苦手な教科も頑張る」等、これから努力すべきことも表明してくれました。
さらに、
「夢を叶えて家族に恩返しをしたい」
「感謝の一環として、家族の髪を最初に切りたい」
「反抗期が多いけれど、心の中では感謝しています」
等、これまで支えてくださった家族への感謝の思いを口にする生徒もいました。
保護者を代表して、Y様からは「夢や目標に向かって頑張ってほしい。悩んだり迷ったりしたときは、話してもらえると、一緒になって考えます。何でも話してください。」と愛情溢れるメッセージをいただきました。
誰にも言えなかった思いを勇気を出して言葉にする生徒、仲間の思いをしっかりと受け止める生徒、見守る保護者の方々・・・、とても温かな雰囲気に教室が包まれました。2年生の皆さん、素晴らしい立志式をありがとうございました。ご参加いただきました保護者の皆さま、ありがとうございました。
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