二中ブログ

二中の最新情報!

【道は一つではない】060809

 三者面談最終日です。高校合格はゴールではありません。目的地までのルートの一つ。将来、どうなりたいかという目標をもって進路選択をしましょう。

 以下、過去のブログの再掲です。

 マンガのドラえもんの第1話では、のび太はジャイアンの妹、ジャイ子と結婚するはずだった。不幸続きの連続で、そんな未来を変えるために「のび太の孫の孫」のセワシがドラえもんを送り込んできた。後にしずかちゃんと結婚することになるが、運命は変えることができるという話を聞いたのび太の疑問が全くその通りだ。「ぼくの運命が変わったら、きみは生まれてこないことになるぜ?」

セワシは言う

「心配はいらない。ほかでつりあいをとるから。」

「歴史の流れが変わっても結局ぼくは生まれてくるよ。」

「たとえば、きみが大阪へ行くとする。いろんな乗りものや道すじがある。だけどどれをえらんでも、方角さえ正しければ大阪へ着けるんだ。」

 正しいような、正しくないような。ただ、徒歩でも到着するが、飛行機が速いのは間違いない。お盆はたくさんの大人に会う良い機会。いろいろな方と話をして、方角をしっかり定めよう。

【こども議会】060808

 水俣市の「子ども議会」が市役所4階の水俣市議会の議場で開かれ、二中からは3年生のMさん、2年生のFさん、Tさんが参加しました。水俣高校と4中学校の代表生徒は、7月23日・24日の未来ラボでの学びを水俣市のまちづくりについての質問にまとめ、それぞれが議員として質問に立ちました。

 たくさんの傍聴者がいる中で緊張もあったでしょうが、Fさんは「水俣高校生が中学生に教える『学びの循環』について」、Tさんは「車の運転ができない高齢者等の支援について」堂々と質問しました。

 Mさんは議長を務め、落ち着いて議事を進行しました。

 議会の様子は、後日、水俣市の広報紙に掲載されます。

 

【銅賞おめでとう】060807

 今日の午後から、熊本県立劇場コンサートホールにおいて「第91回NHK全国学校音楽コンクール熊本県コンクール」が開催され、水俣一中と水俣二中が合同で出場します。朝からの練習を聴かせてもらいましたが素晴らしい出来です。表情も良し!この後10時半にバスは二中を出発します。リラックスして実力を発揮してください。

【追記】合唱、歌い終えました。感極まって涙ぐむ生徒もおり、これまでの取組に、こちらも泣きそうでした。最後まで一生懸命に緊張感をもって、心を込めて丁寧に歌い終えることができました。これまでのお支え、応援、本当にありがとうございました。(14:15、引率のM先生より)

タイトルも変更しました。8年振りの銅賞おめでとう!

【カンタくん人形】060806

 さすがに生徒がいない夏休みはネタが尽きてきました。そうそう、今日はこの話にしましょう。

 県北のT中学校の皆さんへ、私が2年間同じ学校で勤務したH先生を紹介します。

 同勤の頃は臨採でしたので、県外の実家から学校の最寄り駅まで列車で通勤していました。行き帰りに採用選考考査の勉強をするためです。家庭学習ノートを作って渡したところ、同じ学年の先生が毎日点検をしてくれました。それに応えようと一所懸命勉強しました。漢字の再テストを受けさせられている夢を見たこともあるそうです。おかげで採用され、T中学校への赴任が決まりました。

 異動の時に当時の教頭先生からもらったメッセージを今でも名札の裏に入れています。子どものころ、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に写った写真も入れています。人の思いを大切にする先生です。

 今年は県の体育研究会の授業者に進んでなったそうです。学習構想案検討会では、運動の動きが分かるようにと自作の人形を用意してきました。名前は「カンタくん人形」、自分が大好きな先生です。

 H先生から時々メッセージが送られてきます。先日は奥様と建物が写った「私は今どこにいるでしょう?」クイズでした。その前も旅行の晩御飯の写真でした。仕事もプライベートも充実しているようです。

 最後にT中の皆さん、水俣二中の皆さん、学校の先生になることを進路選択の一つにしてくれると嬉しいです。

【蛹(サナギ)】060805

 チョウやカブトムシ等は、幼虫の時はひたすら餌を食べて栄養を蓄えるのに向いた体をしており、餌を認識する最低限のセンサーと消化器官からできているそうです。そして、成虫になる一回前の脱皮の時にサナギになります。サナギの段階で体は一旦ドロドロになり、飛ぶ能力を含めた高い運動性を備えた成虫へと変わります。

 今日は熊本県の社会科教育研究会の夏季研修会でした。11月12日の県大会に向けて、水俣芦北郡市の社会科の先生たちで何度も検討した学習構想案(どんな授業をするかのプラン)を持って会に臨みました。そこで県内の多くの先生方と議論を重ね、熊大の先生から助言をいただき、構想案も授業者の水俣一中I先生の頭の中もサナギになり始めのドロドロの状態です。事前授業を行う水俣二中F先生の頭の中もドロドロだそうです。

 しかし、研修の感想は「とても勉強になった。来年以降も参加したい。」でした。11月には美しく大きな羽を広げた姿をお見せできそうです。(もちろん主役は生徒です。)