二中ブログ

二中の最新情報!

【Society1.0~5.0】060824

 聞かれた方も多いとは思いますが、昨日のブログとあわせて、今の子どもたちがどのような社会に生きるか、なぜ主体性が大切なのかという事について考えていただくとありがたいです。よくてワープロ専用機の昭和の最終年度、初任校が決まり挨拶に行くと、年度末に退職される先生から「先生たちも大変ね、これからパソコンちゅうやつの入ってくる。(生徒も打たれんごつなるとも言われましたが、これは昔からだめです。)」と言われたことが懐かしいです。

シンギュラリティ:技術的特異点(Technological Singularity)

 人工知能(AI)の知性が地球上の全人類の知性を超える時点。シンギュラリティが到来すると、AI自身でより賢いAIを作っていくとされている。特に遺伝子工学、ナノテクノロジー、ロボット工学の3分野が飛躍的な成長を遂げ、人類の歴史を永遠に変えるとも予測。2045年に到来するとされ、「2045年問題」とも呼ばれる。が、一気に早まることもあるでしょうね。

Society5.0

 AI(人工知能Artificial Intelligence)やIoT(モノのインターネットInternet of Things)、ロボット、ビッグデータなどの革新技術をあらゆる産業や社会に取り入れることによりする実現する新たな未来社会の姿。歴史の教科書にある狩猟・採集の社会がSociety1.0、農耕・牧畜の社会がSociety2.0、産業革命からの工業化社会が Society3.0、IT革命による情報社会がSociety4.0、それに続く人類社会発展の歴史における5番目の新しい社会の姿がSociety5.0。仮想(サイバー)空間と現実(フィジカル)空間を高度に融合させたシステムにより実現する。さらに進めばいよいよ攻殻機動隊の世界か。

【自主性と主体性】060823

 九州校長研究大会の最終日、神野元基氏(宮崎市教育CIO、東明館中・高の理事長兼校長)による「今、求められる学びの姿~人工知能時代に求められる学びの姿とは~」と題した記念講演がありました。

 スクリーンに最初に映し出されたのは「自主性 主体性 違い」の文字でした。この講演で大事な内容です。調べると、

「自主性」とは、他からの干渉や保護を受けず、独立して事を行うこと。ある程度決められていることを自ら率先して行う態度や性質。
「主体性」とは、自分の意志・判断で行動しようとする態度。独自の意志を持ち、成功や失敗、運・不運といった環境要因を含めて、自分の人生を納得して引き受けること。

 と言ったことが書かれています。いろいろな学校の校訓に「自主」が入っていますが、他人に決められたことをきちんとやることがこれまでの子どもたちに求められる姿だったという事でしょう。やるやらないも含めて自分で決める「主体性」。残り少ない夏休み期間、講演での学びを二中の教育にどのように反映させていくかを主体的に考えたいと思います。

【余裕たい】060821

 校長はスポークスマン。二中の良さを広めるのが役割です。会う人、会う人に「水俣二中のホームページを読んでください。」と話しています。夏休みも毎日450回ほどの閲覧があっています。ありがたいことです。お知り合いの方にもお勧めいただくと嬉しいです。

 田浦中の校長1年目、ある先生から「ブログを毎日更新されている校長先生がいるのですが、校長先生も書かれますか。」の一言。なかなか厳しい要求をしてきますが、「余裕たい。」たいていの事にはそう返事をするようにしています。

「毎日更新」が「時々更新」に訂正されている!と気づいたときに大切なのは、温かい心です。

 土・日はできるだけくだらない話にして、長続きするようにしたいと思います。文中のちょっとした遊びに気づいていただくと嬉しいです。

 実は19日の午後から今日まで、九州校長会研究会参加のため宮崎市にいます。1日分の話のネタができそうです。

【課題点検日】060820

 今日は3年生の課題点検日です。朝から続々と登校してきます。久しぶりに顔を合わせる生徒もいます。毎日のように自主学習に登校した生徒もいます。夏休みの部活動、駅伝、社会体育の練習を経て一段と精悍な顔つきになっている生徒もいます。三者面談や体験入学、オープンスクールで進路についてしっかり考えることができた生徒もたくさんいます。それぞれ鍛える夏になったようです。