日々の生活の中で

城北高校招待リレー

10月1日(土)城北高校の体育大会がありました。その中で近隣の中学校の招待リレーが行われ本校からも男女各1チームが出場しました。男子は、硬式野球のメンバー、女子はハンドボール部のメンバーで出場しました。

一生懸命、真剣に走る姿が印象的でした。入賞は逃しましたが、「鹿北中ここにあり」と力強く示してくれました。その姿に感謝しています。本当にありがとうございました。

10月行事予定掲載(右のカレンダー)

 10月の行事予定をトップページのカレンダーに掲載しました。10月は、清流祭、駅伝大会、科学展発明工夫展、特別支援学級学習成果発表会及び作品展、英語暗唱大会、薬物乱用防止教室、高校説明会などが予定されています。
 小中連携行事として、交流給食やwakuakuさるきタイムが計画されています。たくさんの交流をしましょう。
 地域行事では、ナイトハイクがあります。原則全員が参加ということで考えています。
 10月は、気候的にも過ごしやすくなります。計画的に学習や運動に取り組めるようご家庭でのサポートよろしくお願いします。

中間テスト始まる

9月29日(木)、今日から2日間、中間テストが行われます。普段の学習の成果を確認し、学力の定着が不安定な教科や分野については、学習のあり方を見直していく、そんなことのためにあるのが定期テストです。

点数も気になるところですが、それ以上に、自分の学習について見つめる機会としてほしいものです。みんなガンバレ!!

駅伝代表選手紹介

 9月23日(金)の給食の時間に、駅伝代表選手の紹介を行いました。選手代表として、中島君(3年)、島北さん(2年)が抱負を発表しました。そして、選手への激励の言葉を伊織さん(3年)が発表しました。
 鹿北中の代表として決意を新たにした瞬間となりました。

駅伝練習開始!

 9月22日(木)の朝より山鹿市中体連駅伝競走大会に向けての練習が始まりました。学校の代表として出場する選抜メンバーは、朝、夕ときつい練習が続きますが、この練習を通して心も体も一歩も二歩も成長させてほしいと思います。
 1本のたすきをつなぐことは、責任やプレッシャーを感じることでしょう。しかし、だからこそ、やりきった時の感動は大きいものです。その感動を味わえるチャンスをぜひ自分のものにしてください。
 みんなの頑張りを応援します。

居住地交流

9月21日(水)、菊池支援学校の生徒が居住地交流のため来校しました。本校生徒もこの日を楽しみにしており、たくさんの準備をして交流当日を迎えました。歓迎の言葉のあと、体育館での交流活動、そして調理室での共同制作活動を行いました。みんな笑顔で活動することができました。昼食も一緒に食べ、楽しく語らうことができました。また、交流の機会をつくりたいと思います。楽しい時間をありがとうございました。

山鹿市中体連陸上競技大会

9月16日(金)快晴の下、山鹿市中体連陸上競技大会が開催されました。本校からは代表選手とともに、応援団を結成し、全校生徒が中体連陸上に参加しました。今回の市中体連陸上競技大会は、熊本地震の影響で県大会が中止となったため、種目が若干縮小されての大会となりました。しかし、夏の暑い時期の練習に耐え、精神的にも体力的にも一回りたくましく成長した一人一人にとっては、練習の成果を発揮する大切な大会です。まずは自己ベスト、そしてその先の記録を目指し全力で競技する選手の姿は、迫力があり、とてもはつらつとしていました。汗の玉をつくり、歯を食いしばる一人一人の頑張りに応援も力が入りました。鹿北中の応援の声は、競技の初めから終わりまでグラウンドいっぱいに響き渡っていました。その元気な声と応援の一体感は、本部席でも話題になるほどすばらしいものでした。

 「チーム鹿北」で全員が参加した中体連陸上。このエネルギーと団結力を10月9日の清流祭につなげていきましょう。

鹿北中の生徒は、一歩一歩確実に成長し続けています。





秋は給食室から! 

9月15日(木)、今日の給食は、「お月見献立」ということで月見団子がついていました。また、おかずは「さんまの塩焼き」ということで、給食室から一足早い秋を届けていただきました。

さんまの食べ方は、なかなか難しいですが、けっこう上手に食べることができる生徒が多く、「さすが中学生!」と思いました。

 

【お月見をしませんか】

 昔から、秋は月がきれいに見える季節といわれ、十五夜と十三夜の2回、お月見の行事が行われてきました。お月見といえば、月見団子が欠かせません。丸いお団子を、十五夜には15個、十三夜には13個お供えしますが、地域によっても異なります。関西地方などでは、先をとがらせた里いものような形にしたお団子、静岡の一部では、平らにして真ん中にくぼみをつけた「ヘソモチ」をお供えするそうです。(給食献立表より)

心温まる掲示物

 学校には、様々な掲示物があります。お知らせ、進路情報、ポスター、はがき新聞、生徒作品・・・などなど。その中から今回は、美術の授業でつくった生徒作品を紹介します。2階から3階へ行く階段の踊り場に掲示されている作品です。いつも通るたびに、立ち止まって読み返しています。
 学校の中には、元気が出たり、ホッとしたり、心が温まったりと、とても安心できて自分を見つめることができる空間があります。自分にとって居心地がよい場所をたくさん見つけられたらいいなあと思います。

1年 総合的な学習の時間のようす

 9月14日(水)1時間目、1年生の総合的な学習の時間では、先日行った体験活動をもとに文化祭での発表に向けての話し合いを行っていました。
 体験活動を体験のみで終わらせることなく、学んだことや感じたことを共有し、これからの生活にどのように生かしていくのか、自分の生き方を見つめつつ考えていきました。
 話し合いが形となり、表現活動へと高まっていくことを楽しみにしています。

いよいよ明日 中体連陸上

 いよいよ明日は、山鹿市中体連陸上競技大会です。選手のみなさんは、今まで頑張ってきたことを自信に変えて強い心で大会に臨んでください。応援の生徒のみなさんは、鹿北中での元気のよいまとまった応援を大会会場でも見せてほしいと思います。

天気は夜中から雨との予報。開催か延期か難しい判断になりそうですが、「チーム鹿北」の団結力をどんな状況であっても発揮することを期待しています。
 ガンバレ鹿北中!!


市中体連陸上競技大会選手推戴式

 9月12日(月)、朝8時10分より、市中体連陸上競技大会選手推戴式を行いました。その中で、選手や応援の生徒に次のような激励の言葉を伝えました。以下に掲載させていただきます。
 生徒のみなさん、今まで夏の暑い時期の練習、本当におつかれさまでした。
 
山鹿市中体連陸上競技大会では、練習してきたものを出し切るとともに、自己ベストを目指して、大会に臨んでください。まずは、自分に勝つことを目指しましょう。
 
先日のオリンピックで銅メダルを獲得し、日本勢96年ぶりの表彰台に上がり、全米オープンテニスでもベスト4に入った錦織圭選手。みなさんも知っていると思いますが、錦織選手の言葉に次のようなものがあります。

「まずは、目の前のボールだけに集中する。一瞬一瞬、自分にやれることをやろうと考えて。」

試合の時は常にこのことを繰り返し、最高の状態で勝負する。だから、勝つことができるのだと思います。

「一瞬一瞬」というのがすごいことです。一瞬の積み重ねを連続させることが最高のプレーにつながる。そのことができるところに、人としての強さが見えてきます。

 選手のみなさん、様々な場面で、どんな状況でも、プレッシャーがかかる状況でも、ここぞと思う勝負の時、弱気にならず、あせらず、うろたえず「一瞬一瞬、自分にやれることは何かを考えて」勝負する。そんな強さをもって大会に臨んでほしいと思います。

1位をとることは難しいことかもしれません。しかし、自己ベストは  
誰にでもチャンスはあります。

 みなさんの「これでもかの頑張り」で自己ベストを勝ち取りましょう。あとの結果は自己ベストの先についてくるはずです。

また、今年は、鹿北中と鶴城中のみ全校応援となります。選手のみんなに思いが届く応援をするとともに、会場に来られた方々に「鹿北中の応援はすごいぞ」と思ってもらえるような応援をぜひお願いします。

全校生徒で、中体連陸上競技を戦いましょう。

以上、激励の言葉とします。

鹿北小学校運動会

9月11日(日)、鹿北小学校運動会が快晴のもと行われました。鹿北中学校からは、プログラム「ようこそ母校へ」に1年生が出場しました。2チームに分かれてのリレーのあと、本部席前に集合し、代表生徒が近況報告と決意を力強く発表しました。小学校の先生方や地域の方々に、成長した姿を見ていただくことができました。

 また、今年は、運動会の最初から最後まで、中学生がボランティアとしてお手伝いをしました。各部活動ごとに時間を割り当て、招集、決勝審判、用具係などいろいろな場面で中学生がサポートしている姿を見ることができました。小学生と中学生がゴールテープを一緒に持つのも鹿北小・中ならではのことだと思います。


閉会式後には、暑い中、中学生が、イスや机、道具の片付け、テントの撤収から倉庫への搬入まで汗をかきながら一生懸命頑張ってくれました。中学生が活動している姿を見られた来賓の方々、地域の方々からたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

 休みの日にもかかわらず、ボランティアとして活動してくれた鹿北中生のみなさんに「ありがとう」と心より伝えたいと思います。

読み聞かせ ~心がホッとする時間~

9月9日(金)、8時10分より、今日はマザーグースのみんさんによる「読み聞かせ」の日です。月1回のこの日は、絵本のやさしい世界との出会いの日です。

 1年生は、谷川俊太郎さんの詩と素晴らしい風景との出会いがありました。

 2年生は、ぼくのおじちゃんの顔との出会いで笑顔になりました。

 3年生は、満月をまってという人権について考える長編の絵本との出会いがありました。

 朝のさわやかな日射しと空気の中、静かな感動を感じるひとときとなりました。マザーグースのみんさん、ありがとうございました。

読み書かせ後の語らいの時間もとても楽しかったです。


本日の昼食

9月8日(木)、今日は給食がありませんので、昼食は2年生が職場体験活動を行っている「おあしす」に食べに行きました。ソースカツ丼(特盛り)、日替わり定食、やわらかとんかつ定食などをみんなで注文しました。カツがやわらかくとてもおいしくいただきました。男子生徒も食器を洗ったり、接客をしたりとよく動いていました。今日で3日目、最終日ということで、昼食は、特別にとんかつ定食をいただいたとこのことです。

鹿北町のみなさま、中学生のために、様々な形で体験活動をさせていただき本当にありがとうございました。今回の体験を事後の学習や取組にも生かしてまいります。

 

全学年、校外での体験学習実施

9月7日(水)、今日は全学年学校を離れての体験学習です。

1年生は、鹿北町の史跡や神社、寺院、石碑めぐりや、道の駅や地域の事業所を訪問しお話を伺います。5班に分かれて自転車で鹿北町を巡ります。高低差があり大変ですが、

風を感じながら多くの発見があることを願っています。

 2年生は、昨日に引き続き職場体験学習です。保育園や郵便局、鹿北の産業である製茶工場や森林組合、木材工業などで仕事を体験させていただきます。特に接客を伴う仕事では、挨拶やコミュニケーションをとることなどで苦労する人もいるかと思います。しかし、その苦労こそが最高の体験となるはずです。

 3年生は、様々な福祉施設での福祉体験活動に取り組んでいます。高齢者の方々、障がいを持たれている方々のお世話や交流を通して、働くこと、社会の有り様について考えていきます。慣れない環境での体験ですが、たくさんの人との出会いがあり、その出会いから新鮮な刺激を受けることができるはずです。貴重な学びとなることを願っています。

2年生、職場体験学習始まる

本日、9月6日(火)より3日間の日程で、2年生の職場体験学習が始まりました。鹿北町の様々な事業所での体験活動です。学校生活とは違い、いろいろな方々とのコミュニケーションや臨機応変な対応、自ら考えたり、気配りなど社会性が求められます。
 社会の接点での体験活動を通して、自分がどれだけ通用するのか、しないのかなど、今まで培ってきた「生きる力」を確かめる貴重な機会となるはずです。この3日間で何を感じるのか、そこから、どんな力をつけていかなければならないのか、しっかり見つめて自分を成長させてほしいと思います。

3年生、共通テスト

 9月6日(火)、3年生は共通テスト2日目(社会・数学)です。みんな真剣に問題に取り組んでいました。張り詰めたような空気の中、テストに集中する表情はとても引き締まっていました。
 2学期は、自分の進路を見つめつつ、清流祭や合唱など学級のなかまとの絆を深められる行事にも精一杯取り組むこととなります。中学校生活一日一日を大切にしていくことを願っています。

夏休みの宿題 ~絵画~

 夏休みの宿題から、絵画を紹介します。みんな一生懸命描いていました。その中から一部の作品ですが紹介します。

交通事故防止ポスター


人権ポスター


私の愛するやまがポスター


市PTAフラバールボールバレー大会

9月3日(土)13時00より、市PTAフラバールボールバレー大会が菊鹿町で開催されました。最初はグリーンパルスにて、AEDの使い方や心肺蘇生の講習会がありました。いざという時に活用するための講習会です。とても真剣な時間となりました。その後、フラバールボールバレーを行いました。鹿北中からは、3チームが参加しましたが、気持ちと体の動きがなかなか一致せず、珍プレー続出の爆笑の試合が続きました。結果は・・・。しかし、参加したみんながリフレッシュできた楽しい時間を共有できました。


課題テスト、共通テスト始まる

9月2日(金)、1・2年生は課題テスト、3年生は共通テストが実施されました。夏休みの学習の成果を確かめるためにも大切なテストとなります。また、3年生は、今後の進路選択の重要な資料となるテストです。みんな真剣に取り組みました。テストが終わった時のホッとした表情が印象的でした。ぜひ、力を最大限に発揮してほしいと思います。
 なお、3年生の共通テストは、台風接近のため、全県下5日(月)から6日(火)に変更となります。

朝のランニング、頑張ってます!

 2学期が始まり、また、朝のランニングが始まりました。自主的に走る生徒の姿が増えつつあります。毎日の積み重ねは、必ず大きな結果となります。そのことを実感してほしいと思います。
 体育委員会からも、「朝のランニングに参加しよう!」との呼びかけがありました。朝走ることで、心も体もスッキリします。

「1日にスタートはランニングから!!」

防災教室

8月31日(水)防災教室を行いました。今年は熊本地震という大きな災害を経験しての防災教室です。具体的な状況を想定して、命を救うためにできることを体験を通して学びました。その中でも、AEDの使い方と心肺蘇生法は、いざという時に素早く行動するために、使い方や方法を頭と体でしっかりと理解しました。社会福祉協議会と山鹿消防署鹿北分署のみなさま、ご講話、ご指導ありがとうございました。


2学期が始まりました。


 8月29日(火)、いよいよ2学期の始まりです。始業式では、各学年と生徒会執行部の代表が2学期の決意を発表してくれました。みんな、具体的に頑張りたいことチャレンジしたいことを決めていることがすばらしいと思いました。

 校長からということで、「凡事徹底」について話をしました。これは、「当たり前のことを徹底して行う」ということです。

 イチロー選手はよく、小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道」と、言われます。

そして実際に「僕は高校生活の年間、日にたった10分ですが、寝る前に必ず素振りをしました。その10分の素振りを365日、年間続けました。これが誰よりもやった練習です。」と言っています。

「なんでもない当たり前のこと」をやる上で才能は必要ありません。なぜなら、そのことは、誰でもできることだからです。そこから結果がでるのかでないのかはその当たり前のことを徹底してできるかできないかの差なのです。

また、「凡事徹底」をしていくためには、目標を定めることが大切だと言われます。その目標について、イチロ-選手は、こんなことを言っています。 
 

「【目標】って高くし過ぎると絶対にダメなんですよね。必死に頑張っても、その目標に届かなければどうなりますか? あきらめたり、挫折感を味わうでしょう。それは、目標の設定ミスです。頑張れば何とか手が届くところに目標を設定すれば、ずっとあきらめないでいられる。そういう設定の仕方が一番大事だと僕は思います。」


 どうか、一人ひとりが自分が頑張れば何とか手が届く目標
を設定して、凡事徹底にチャレンジして、2学期を充実させてほしいと思います。


 

 

 

オーストラリアのクーマ市派遣選考会面接連取

 8月18日(木)今日は、オーストラリアのクーマ市派遣事業に参加を希望している生徒4名の面接練習を行いました。どうしてクーマに行くことを希望したのか、日本の伝統文化で伝えたいことは何か、この経験をどのように生かしたいか、国際理解で大切なことは何かなどたくさんの質問をしました。一人ひとり一生懸命自分の思いを伝えてくれました。

日本とは言葉も文化も習慣も違う国に行くことは不安もあるけど、とてもよい経験になるはずです。ぜひ、21日(日)の選考会でも自分の思いをしっかり伝えてクーマ行きを実現させてほしいと思います。ガンバレ!!

うれしい便り

先日、初任の中学校(東京都板橋区立赤塚第二中学校)の卒業生より、うれしいメールが届きましたので抜粋して紹介させていただきます。

 

本日はご相談とお願いがございまして連絡をさせていただきました。

現在、板橋区の区議会議員を務めており、区民の方々から様々なご要望をいただきますが、その中で熊本の中学生や小学生のために何かできることをしたいとのご相談を受けました。具体的には、読売巨人軍のオレンジ色のタオルを100枚~150枚程度あるので、熊本で野球を頑張っている中学生や小学生に送りたいとのことです。タオルは未使用のものです。

 そこで先生にお願いですが、先生のお勤めの中学校に寄付をして、野球部などの部活動で活用していただけないかと考えております。

 タオルの受け入れが可能かどうか、ご検討いただければ幸いです。

                            田中康智(平成元年卒)

 

卒業して30年近く経つ卒業生からのメールはとても温かいものでした。熊本地震の時にも、卒業生から「大丈夫ですか」「少しずつ落ち着いてきましたか」などのメールをいただきました。何年経っても、また、離れていても心配してくれて感謝です。

 

さっそく、お礼のメールを送りました。

 

※ 個人的なことなので掲載するかどうか迷いましたが、熊本のことを気にかけてくれている人がまだまだいることを知っていただきたくて掲載しました。

 人と人とのつながりをこれからも大切にしていきたいと思います。

突然の天気の変化

 

   8月16日(火)、午前9時過ぎから、雷の音とともに一気に雲が広がり、雨が降り始めました。雨は1時間もしないうちにやみましたが、あっという間の天気の変化だったのでびっくりしました。昨日の青空の下での学校とは、空気が一変しました。どんよりとした雲に覆われ、周囲が暗くなり、気温も下がり、何となく気持ちもすっきりしません。

  自然が私たちの生活に与える影響は小さくないことを感じさせられた時間となりました。


オニヤンマ

中庭に出てみると、どこからかパタパタパタパタと羽音が聞こえてきました。何だろうとさがしてみると、調理室前の渡り廊下のところにトンボがいました。大きさと色からすると、たぶんオニヤンマだと思います。オニヤンマは、5年という長い期間をヤゴのまま過ごし、良く晴れた夏の夜に羽化し、朝方になって成虫として活動を開始するそうです。それまでに10回ほど脱皮を繰り返します。

 ところで、トンボの飛行能力は鳥を含めた生物界全体でトップだそうです。現代のヘリコプターの航空機動力をはるかに越えています。急停止、飛んだままでの空中静止、急加速が可能だとか。そして、日本のトンボの中でも格段に大きなオニヤンマは、あの恐ろしいスズメバチでさえ補食するとのことです。 

ハンドボール部、ワークキャンプ

8月9日(火)、今日より1泊2日の日程でワークキャンプが行われます。今回は、ハンドボール部1年生7名が、あやすぎ荘でボランティア活動に取り組みます。社会で働く人たちの中に入って活動することで、自ら考えて行動する力や気配りや心配りの大切さについて体験を通して学びます。学校生活や部活動、さらには、学校外での生活全般において必要とされる力を少しでも身につけていくことを期待しています。慣れないことばかりだと思いますが、その慣れない環境だからこそ、貴重な体験ができます。積極的に人と関わることにチャレンジしてほしいと思います。




県青少年赤十字リーダーシップトレセン

 8月6日(土)~9日(火)まで、豊野少年自然の家にて県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニングセンター研修が開催されています。これは、集団生活と学習を通して、自ら気づき、考え、実行する態度を養い、学校や地域社会のリーダーを育成することを目的とした研修です。本校からも2年生男女4名が参加しています。

 グループインタビュー、非常食体験、国際理解、救急法の学習、リーダーシップについての講話、トピックアルバム作成、フィールドワーク、キャンドルの集い、ワークショップ、先見についてなど、多岐にわたるプログラムが準備されています。

 本校生徒も元気に活動しています。他校の生徒とも活発に交流しとても有意義な時間を過ごしています。明日まで活動がありますが、学んだことをみんなに伝え、自治的な学校をつくる推進者として、今後、大いに活躍してくれることを期待しています。




かほくまつり振興会総会

昨日8月1日(火)19時30分より、第37回かほくまつり振興会総会が行われました。中川振興会会長の挨拶では、「実りの秋とともにかほくまつりを迎えたい。山鹿市主催行事から地元主催行事となって2年目、みんなの力を結集してまつりを成功させましょう」との言葉にまつりを大切にしている思いが伝わってきました。

 中学生も鹿北町の一員として、合唱、吹奏楽部の演奏、募金活動、抽選券配付等でまつりに参加します。第1回から大切にされ変わっていない大会テーマ「手をつなぎみんなで伸ばそう鹿北町」のもと、人の絆が強まるまつりとなるよう地元の中学校も頑張っていきます。

ワークキャンプ2日目

ワークキャンプ2日目。生徒はかなり疲労している様子でしたが、何とか最後までやり切ることができました。小規模多機能ホームかほくでの2日目は、パン教室、介護者との集い、利用者との交流、おやつ準備、反省会などの活動を行いました。生徒は、普段経験しない社会との接点での活動に戸惑いを見せながらも、たくさんの学びを経験することができました。この経験をこれからの生活にどう生かすかが大切です。 
 小規模多機能ホームかほくのスタッフの皆様、社会福祉協議会の皆様、2日間ご迷惑をおかけしましたが、様々な活動やお話をしていただき、ありがとうございました。

卒業生が来校しました!

8月1日(月)本校卒業生(高校1年)数名が来校しました。そして、在校生とサッカーをして汗を流しました。さっそくグラウンドに出てみると、しっかりと挨拶ができ、引き締まった表情からは、高校生活が充実していることがうかがえました。写真を撮り、ホームページに載せることを伝えると少し照れていました。いつまでも在校生から目指される存在でいてくれることは頼もしい限りです。

卒業生のみなさん、みなさんの頑張っている様子は、いろいろなところから聞こえて来ます。そんな時はとてもうれしくなります。楽しいことばかりでなく、きついことやつらいこともあると思いますが、「清流の人」としてのプライドを忘れず、今の生活を大切にして充実した日々を送って下さい。


野球部、ワークキャンプ参加

8月1日(月)野球部の1年生が小規模多機能ホームかほくへ1泊2日のワークキャンプに行っています。ボランティア活動ということで行っていますが、中学生の方がコミュニケーションや臨機応変の対応など多くのことを学ばせていただいております。
 地域の方々との交流を通して、社会性を身につけることは、とても大切なことです。今日の活動後は、社会福祉協議会にもどり一日の振り返りを行い、夕食や風呂となります。暑い中ですが、楽しく活動している姿を見て心が温かくなりました。


山鹿市人権教育レポート研究会

7月31日(日)9時より鹿北市民センターにて、約160名の方々が参加して山鹿市人権教育レポート研究会(鶴城・鹿北中学校部会)が開催されました。広見保育園と鹿北中学校より出されたレポートをもとに研究を深めました。 

本校のレポートは、志方先生が「つながる」という題で綴られ、自分のことを語り、さらには、自分の子どもさんのことについて綴り、現在、1年生の担任として、どのような思いで学級づくり、なかまづくりに取り組んでいるのかを伝えてくれました。鹿北中の生徒は、クラス替えがなく中学校に入学します。そんな生徒に出会い直しをしてほしい。知っているようで知らない友だちのいろいろなところを知ることで、なかまとしてさらにつながってほしいとの思いを語ってくれました。

会場からは、自分が語りたくないこと、隠したいことが、本当は一番わかってほしいこと。それを伝え合えるなかまづくりをしていきたいとの発言がありました。

協力者の方からは、同和教育とは、命の教育。自分を語ることは、自分はこういう風に生きていくという宣言。自分を語り受け止めてもらう、そこから、部落差別をはじめ様々な差別解消に私たちは取り組んでいかなければならないとのまとめがあり、これからの教育実践の方向性を参加者が持ち帰りました。

第3回地域未来塾

7月29日(金)9時より「第3回地域未来塾」が行われました。講師として池田先生、六反田先生に来ていただきました。1年生の数学と英語の補充学習を行っていただきました。個別にアドバイスをしてくださり、説明もとても丁寧でわかりやすいと生徒にも大好評です。生徒の学力向上に向けてこれからもよろしくお願い致します。

1・2年生サマースクール

 7月29日(金)9時より1・2年生のサマースクールを行いました。夏休みの宿題をしたり、わからないところを質問したり、それぞれの学習方法で勉強に取り組みました。もう7月も終わります。長いようで速く過ぎていくのが夏休みです。勉強も部活動も遊びも手伝いも計画的に思いっきり頑張ってほしいと思います。


山鹿市教育会夏季研修【中学校社会科】

7月25日(月)、山鹿市内の小・中学校の教職員による教育会夏季研修会が各教科等ごとに行われました。中学校社会科は、地域の産業と人々の暮らしとのテーマを設定し、鹿北町の産業について研修を行いました。午前中は、鹿北中学校図書室にて藤本製茶の藤本邦夫様より、岳間茶の歴史や特色、お茶に関する様々な知識、気候や自然と人々の暮らしについて講話をしていただきました。特に、伝統を守りつつ常に新しいことにチャレンジしている藤本様の生き方は私たちに大きな刺激を与えてくださいました。その後、藤本製茶の工場見学、岳間茶発祥の地である星原地区を訪問しました。




 午後は、幸の国木材工業の工場見学を行いました。代表取締役の藤本義幸様より、会社概要やアヤ杉の特徴などについて説明をいただき、工場長の村木勇一様より、工場内を案内していただきました。

木材が加工され、高精度のプレカットで製品化されるまでの工程を学ぶことができました。


 

 本日の研修では、地域の気候風土を生かした産業が発展している様子や、地域をとても大切にされている、その思いに触れることができました。今後は、学んだことをどのように社会科の地域教材として生徒に提示できるかを考えていく必要があります。

たいへん有意義な研修となりましたことを、関係者の皆様に心より感謝いたします。

「涼しげな風景」

暑い日が続いています。生徒は毎日「克己タイム」や部活動に一生懸命取り組んでいます。

 暑さを少しでも和らげていただくために、「涼しげな風景」をお届けいたします。鹿北にこのような場所があることに驚くとともに、とても感動しているところです。

克己タイム

7月21日(木)、いよいよ夏休み初日です。本校生徒は、朝7時30分行から始まる「克己タイム」に全校生徒が参加しました。これは本校の特色ある取組の1つです。体力向上を目的として、長期の休みには毎回実施しています。短距離グループと長距離グループに分かれてランニングやダッシュを中心にお互いに声を掛け合いながら心も体も鍛えています。平日は、お盆の期間を除いてほぼ毎日午前9時まで行っています。

保護者の皆様、地域の皆様、ぜひ生徒の頑張りを応援していただければと思います。お待ちしております。

1学期終業式・地区生徒会

 7月20日(水)、1学期の終業式を迎えました。各学年の代表生徒と生徒会代表生徒が1学期の振り返りと夏休みの抱負を述べました。終業式後には、地区生徒会を行いました。夏休み、全員が、まずは無事故で健康に過ごし、計画的に学習や体力づくりを行い元気に生活してほしいと思います。





終業式で生徒に一番伝えたかったこと


  今年度、一番期待し力を入れているのは生徒会活動です。特に、自分たちで課題を見つけ、話し合い、自分たちで課題解決していく、そんな力をつけていくことを期待しています。それが「自治力」です。

部活動でも一緒です。ここでシュートを打つのかパスをするのか、自分で判断していく。相手のフォーメーションが変わったら、試合中、自分たちで修正していく。本当に強いチームは、監督の指示を待つことなくそういうことができるチームです。学級でも、学校でもそんな力が求められています。社会に出ても同じです。

 生徒会三役は、今年の2月、山鹿市中学校生徒会合同リーダー研修会に参加しました。その研修会で、何時間も協議して、山鹿市中学校生徒会共通行動宣言を作り上げました。


山鹿市中学校生徒会共通行動宣言

つながる 広がる 挨拶

~地域への感謝・思いやり・活性化に努める~

   
 
この行動宣言は、先日の山鹿市幼・保・小・中代表者会で、幼稚園・保育園から中学校まで、すべての園、学校の共通行動宣言にしていこうということになりました。あの日、各中学校生徒会の代表約30名で話し合い決めたことが、中学生1300人にとどまらず、山鹿市の子ども約5000人の共通行動宣言となったのです。中学生が決めたことが、大きな広がりを見せ、山鹿の教育にも影響を与えていったのです。みんなには、そんな力があるのです。リーダー研修会の中で、堀田教育長は、「真のリーダーとは、自分の言葉と行動で、相手の心と行動を変えられる人」と言われました。まさに、中学生の行動が多くの人の行動を変えることになったのです。8月には、熊本県・山鹿市幼・保・小・中連携セミナーという先生方の研修会で、各中学校の生徒会代表によるパネルディスカッションが行われます。山鹿市の先生方が、中学校の生徒会活動に注目しているのです。

 

 本校においても3月に、菊池少年自然の家にて生徒会執行部が参加してのリーダー研修会を行いました。研修会では、生徒会年間テーマや具体的な活動計画について話し合いました。そして、5月10日の生徒総会では、年間テーマの提案と承認、活動内容の協議と承認などが行われ、今年度の生徒会年間テーマが次ように決まりました。

鹿北中学校生徒会年間テーマ

CHANGE

 

こんな生徒が集う学校にしよう!

 

  ○一人ひとりの個性が尊重され、大切にされる学校にしよう

  ○当たり前のこと(あいさつ・服装・無言掃除)ができる生徒になろう

  ○自ら考え、行動する生徒になろう(自発的な活動) 

 

 1学期、熊本地震募金活動、体育大会、小学生との交流、毎月の委員会活動、鹿北カップなど、様々な取組を行ってきました。また、学級の課題を見つめ、その課題を解決するための具体的な活動について生徒集会で発表しました。1学期の終わりに当たり、生徒総会で確認した「こんな生徒が集う学校にしよう!」にどれだけ近づくことができたのかを一人ひとりが振り返ってほしいと思います。その振り返りから、2学期の具体的な活動について、生徒会執行部や総務委員会を中心に協議をしてほしいと思います。

決めたことを実行するのが実は一番難しいことです。勉強でもみなさんは、夏休みの目標と計画は立てたことと思います。その目標を達成するために、明日から、夏休みの生活を自分でつくっていくことになります。これは本当に難しいことです。しかし、自分が決めたことをやり切る。このことは、夏休みの生活でも、生徒会活動でも同じことなのです。明日からの夏休み、自分自身の「自治力」を育てる絶好の機会と捉えて、自分の目標達成のため、自分が立てた計画をやり切る「実行力」を発揮していくことを期待しています。

今日の給食~お盆献立から


 今日は、山鹿の「お盆献立」です。お盆とは、「ご先祖様の霊をまつり、おむかえして、感謝の気持ちを伝える日」のことです。そこで献立には、「じゃがたら」と「あんこかし」を入れました。「じゃがたら」とは、じゃがいもと魚のたらを一緒に甘辛く炊いたものです。たらのえらや内蔵をとって干したものを「たらおさ」と言い、新鮮な魚が手に入りにくい山では貴重なもので、お盆や正月など「ハレ」の料理に使われています。また、「あんこかし」は、田植えが終わった時やお盆によく作られ、お菓子がなかった時代は、ごちそうとして食べられていました。昔から伝わる料理やその時代背景を知ることも立派な食育です。ぜひ、おうちの人ともお盆の料理について話してみてくださいね。

         (栄養教諭の馬場先生がいつも書いている「今日の献立」より)


地域未来塾

先週より、地域未来塾が始まりました。地域未来塾は、個別指導を中心とした学習で、生徒の学力を安定させ向上させようとする取組です。1年生を対象に毎週月曜日と水曜日を中心に行っています。数学は、元鹿本中学校校長であり現在は和水町教育委員会にお勤めの池田勝吉先生に、英語は、本校サポートティーチャーの六反田祥子先生にご指導をいただいております。

 生徒がやる気があり、とても楽しく学習できるとの言葉を池田先生からいただきました。これから1年間、しっかり学習に取り組み、学力を向上させるとともに、「できた」「わかった」という学びの喜びをたくさん感じてほしいと思います。ガンバレ1年生!


城北高校、一日体験入学

7月12日(火)、城北高校にて3年生の一日体験入学が行われました。朝、城北高校に到着すると、竹原校長先生をはじめ高校の先生方、生徒のみなさんが多数玄関で出迎えてくださいました。

 開校式では、生徒会長や本校卒業生の歓迎の言葉や各科の紹介をしていただきました。生徒のみなさんの言葉から、高校は自分の将来の夢の実現に向けて勉強や様々な活動に積極的に取り組む場所であることが伝わって来ました。

 体験授業Ⅰは、普通科特進コースの数学の授業を受けました。高校の井上先生による確率の授業です。中学生のレベルから始まり、最後は、大学のセンター試験レベルの問題に挑戦しました。テンポのよい展開と生徒を引き込む会話が楽しく、知らず知らずのうちに授業に引き込まれていきあっという間の1時間でした。

 体験授業Ⅱは、調理科の授業です。調理実習を行いクッキー作りに挑戦しました。高校生がやさしく教えてくださり、楽しく調理実習を行うことができました。安全面や衛生面が徹底されており、楽しさの中にも、調理を行う上での基礎基本を学ぶことができました。

 体験授業Ⅲは、看護科の授業です。看護実習ではベッドメイキングの方法と大切さを学びました。ベッドは、患者さんにとっては居住空間であり、いかに快適な環境を整えるかが大切であること、また、私たちが、普段気づかない視点からの見方や考え方があることに気づかせていただきました。 

 昼食の時間は、調理科の方々が作ってくださったハヤシライスをいただきました。こんなにおいしいハヤシライスは食べたことがないと、生徒も先生も驚いていました。昼食をいただきながら、あらためて調理の奥深さを実感しました。

 体験授業Ⅳは医療福祉科の授業です。患者さんへの対応の仕方や看護師の仕事を体験させていただきました。患者さんや様々な人の役に立つことができる仕事のすばらしさについて教えていただきました。仕事というのは、自分の夢の実現とともに、多くの人の役に立つことができる、そこに大きな意義があることを学びました。

 体験授業Ⅴは、普通科スポーツ科学コースの授業です。トレーニングルームで、実践トレーニングを体験しました。たくさんの器具があり、高校生のみなさんに使い方を教えていただき、トレーニングを行いました。充実したトレーニング室に生徒は驚いていました。高校の先生からは、高く飛ぶ筋力と速く走る筋力は同じであり、どこを鍛えればよいのかを教えていただきました。また、遠くへ投げる筋力の鍛え方も学びました。

 あっという間に閉校式です。竹原校長先生よりとても熱い激励の言葉をいただきました。3年生を代表して、生徒会長の北原君がお礼の言葉を述べました。北原君の言葉には、これから夏休みを迎えますが、計画的に学習し、自分の希望する高校へ入学し、夢の実現のために頑張っていきたいとの決意が込められていました。

 行き帰りとも、城北高校のスクールバスを利用させていただき、本校3年生のために、何日も前から準備をしていただいていたことをうかがい、高校の先生方、生徒のみなさんの心遣いに感謝するとともに、人としてのあり方を学ばせていただきました。

 竹原校長先生より、「人生の土台をつくるのが高校。高校にはたくさんの人生がつまっている。高校生活は決して楽ではない。楽ではないが、楽しさがたくさんつまっている。みんな勉強やスポーツに一生懸命頑張っている。高校には希望がある。希望があるというのは、自分が変われるということ。高校生活を通して、自分を大きく変えてほしい。」との言葉をいただきました。

この言葉を一人ひとりが大切にし、これから、自分の進路選択に向けてチャレンジしていくこととなります。学習に対する意欲が高まり、自分の進路を見つめる機会をいただいた、すばらしい体験入学となりました。

 

 城北高校の竹原校長先生をはじめ諸先生方、生徒のみなさん、鹿北中学校3年生のために心温まる、そして、充実した時間をつくっていただきありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

小学校の先生方による授業参観

7月11日(月)、小学校の先生方が中学1年生の授業を参観されました。3月に鹿北小を卒業し約3ヶ月、1年生の成長した姿を見ていただきました。中学校の授業のスピードは小学校と比べると速いけれど、一生懸命学習に取り組む姿に安心されたようです。また、積極的に生徒同士で教え合いながら学習している姿に成長を感じることができたとのことです。勉強と部活動の両立や、生徒自らが学級づくり、なかまづくりの主体者となることが中学校生活では求められます。先輩の姿を参考に1年生がこれからも大きく成長していくことを小学校の先生と共に期待しています。


読み聞かせ

7月11日(月)、毎月恒例のマザーグースの皆さんによる読み聞かせが行われました。戦争で亡くなった兵士の生涯をさかのぼっていく物語は、兵士として死んでいった人の幼い時や生まれた時のことを知れば知るほど、親の気持ちを想像してしまい、胸が苦しくなりました。「ひまわり」という絵本はひまわりが成長していくようすが「どんどん」という言葉のみで描かれていました。こんな一言で、ひまわりの成長を伝えられる感性との出会いに、絵本の奥深さを感じました。

 また、浦島太郎はあまりに有名ですが、小さい頃に出会った浦島太郎、中学生として出会う浦島太郎、大人になってから再び出会う浦島太郎では、感じ方が微妙に違うことに、人生経験という言葉では説明できない不思議な感覚が湧いてきました。

 普段自分から進んで読むことはない絵本ですが、いつも新鮮な感覚を呼び起こしてくれます。中学生にとっても、それは同じだと思います。

 マザーグースのみなさん、ありがとうございました。


親子ふれあい作業

7月10日(日)、朝6時30分より、親子ふれあい作業を行いました。今回は岩野校区の生徒と保護者の皆様に行っていただきました。梅雨時期ということで小雨の降る中の活動となりました。草刈りやグラウンドの草取りなど、学校の環境を整えていただきました。本当にありがとうございました。



給食試食会

 7月8日(金)、給食試食会を行いました。保護者の方々に、給食の準備、試食、片付けを体験していただきました、おいそがしい中ありがとうございました。試食後には、栄養教諭の馬場先生より、講話をしていただきました。最初に、「サイコロトーキング」を行いました。保護者の皆さま同士で、楽しく語らいました。揚げパンの作り方やレバーが苦手だったことなど、給食の思い出話でとても盛り上がりました。

 講話では、学校給食、朝ごはん、中学生に必要な栄養素について学びました。

学校給食については、余計な味付けをせず、素材の味を生かしていることや地産地消のこと、衛生面は特に気を使っていて、作業ごとに白衣や帽子を取り替え、20回以上手洗いをしているということがわかりました。。

朝ごはんについては、脳のスイッチ、体のスイッチ、胃腸のスイッチの3つのスイッチが入ることがわかりました。また、朝ごはんを食べている生徒と食べていない生徒では、学力調査や体力合計点で差が出てくることを統計結果から示してくださり、朝ごはんの大切さをあらためて認識しました。

 中学生に必要な栄養素では、次のようなことが大切だということです。参考にされて下さい。

① カルシウム(牛乳やヨーグルト、チーズ、ひじき、ししゃも、しらす干しなど)を多く含む食品とマグネシウム(アーモンド、ピーナッツ、ごまなど)やビタミンD(きのこ類、卵など)との組み合わせ。

② 鉄(レバー、パセリ、ひじき、しじみ、煮干し、納豆など)とビタミンC(ピーマン、キャベツ、ブロッコリー、ジャガイモ、イチゴやゆず、柿など)との組み合わせ。

③ 食物繊維(キャベツ、レタス、ほうれん草、タケノコ、大豆、わかめ、ひじき、ごぼう、にんじん、じゃがいも、アボガド、なめこ、プルーン、納豆など)をとること。

 

馬場先生、保護者の皆様ありがとうございました。


認知症サポーター養成講座

 7月6日(水)午後、3年生を対象に「認知症サポーター養成講座」が行われました。

この講座は、認知症を正しく理解をするとともに、そのことを家族や地域に伝え、「誰もが安心して暮らせる鹿北町をつくっていこう」という目的で開かれました。市役所や地域の方々など10名以上の方が来校して下さり、生徒の活動をサポートして下さいました。

 最初に、山鹿市の地域包括支援センターの方々から、認知症についてくわしく説明をしていただきました。

説明をうかがった後、各班ごとに、認知症の方々の気持ちについて考えたり、自分たちに何ができるかなどを考え意見交換をしました。

 認知症の方々の気持ちとして、「周りの状況がわからなくなり怖いのではないか」、「あせると思う」、「今までできていたことができなくなり、ショックだしさびしいと思う」などの意見が出されました。

 私たちに何ができるかについては、「まずは相手の気持ちを考えることが大切」、「優しい言葉がけをしたい」、「そばにいてあげたい」、「怒らない」、「気持ちを察することを心がけたい」などの意見が出されました。

その後、何班かが自分たちの話し合いの様子について発表をしました。積極的に手を挙げて自分たちの班の発表をする姿がとても頼もしく感じました。

 まとめとして、地域包括支援センターの方から、「認知症サポーターとは、認知症の人の「応援団」、何か特別なことをする必要はありません。認知症の人を温かい目で見守る人のことをいいます」との言葉とともに、認知症サポーターの目印としてのオレンジリングを一人ひとりに手渡していただきました。

 最後に、認知症を患っているクリスティーン・ブライデンさんからの「お願い」を紹介します。

 「スピードを落としてちゃんと目を見て話して下さい。身体に触れながら接して、相手が何を表現しようとしているのか、顔の表情などから分かろうとして下さい」