学校生活

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命を生み出す大人になるために ~性教育講演会~

 17日(金)、性教育講演会を開催しました。朝から生徒会執行部を中心に会場設営を行ってくれました。(^^)
 講師は、八代市健康推進課鏡保健センターの保健師、E様、Y様です。
 「命の授業 ~中学生のみなさんに伝えたいこと~」と題して、生命誕生までの軌跡や思春期の身体の変化、相手を思いやることの大切さについて話していただきました。

 

 

 

 

 


 赤ちゃん抱っこ体験や妊婦体験では、人形を恐る恐る抱っこする姿や、妊婦体験ジャケットを着ると座ることにも悪戦苦闘する姿が見られ、出産や育児の大変さを身をもって感じていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子宮に着床するのは宝くじが当たるくらいのすごい確率であること、自分自身が大切な存在であること、周りの人もそうであること・・・等々、命を生み出す大人になるために、自分も他人も傷つけない力を身に付けることが大事であることを学びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 時折ユーモアを交えながら、とてもわかりやすくお話ししてくださり、子どもたちも自他の大切さと親への感謝の気持ちを改めて感じていたようです。感想を一部、紹介します。
「私たちの命はとても大切なもので、お母さんたちにとっては宝物なんだなと思いました。(1年)」
「赤ちゃんを抱っこする体験では、思ったよりも重たく、赤ちゃんの頭を自分の腕に乗せるのも難しかったです。(2年)」
「自分が生まれてきたこと、周りの友だちと出会えていることがどれくらいすごいのかを改めて知ることができました。(3年)」
 鏡保健センターのE様、Y様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。 m(_ _)m

未来の自分と向き合いました! ~2年立志式~

 16日(金)、立志式を行いました。 立志式とは、橋本左内の教えに学び、

○今の自分をふり返り、自己の生き方を真剣に考える機会とする。
○3年の進路選択を前に、将来への目標を持ち主体的に進路を拓いていこうとする態度を育てる。
○将来への考えや思いから、ともに学び合い高め合う集団を目指す。

ことを目的に、2年生が行う式です。

 

 

 

 

 


 幼い頃の写真を背に、一人ひとりが、
「連載を楽しみにされる漫画家になりたい」」
「看護師の母のように人を助ける仕事をしたい」
「理学療法士になり、関わった人々を笑顔にしたい」
「将来の夢はまだ決まっていませんが、私らしく生きたい」等、未来の自分を語ってくれました。
 また、なりたい自分になりために、
「わからないところがあるとあきらめていたので、これからは質問していきたい」
「凡事徹底を意識し、努力することで達成感を味わいたい」
「勉強や友人関係のわずらわしさから逃れるために、夜中までゲームに没頭していた。これから早寝早起きを心掛け、遅刻しないようにしたい」
「生活リズムを整え、学校に登校できる日を増やしたい」等、今までの自分をふり返り、これからの生き方を真剣に考えてくれました。
「誰にでもやさしく対応できる美容師になり、母の髪を一番にセットしたい」
「これまで、間違えたらどうしよう、迷惑をかけたらどうしようと自分に自信が持てていなかった。学童員をしている母のように、自信をもってみんなの前に立ちたい」等、これまで支えてくださった家族への感謝の思いを口にする生徒もいました。

 

 

 

 

 


 保護者を代表して、I様からは「何かしら夢中になるものを見つけて、やりつづけてほしい」、U様からは「(ご自身が勇気づけられた絵本を読んでくださり)上手くいかないときは、時には逃げ出すこともいいんですよ」と愛情溢れるメッセージをいただきました。
 これまで言えなかった思いを勇気を出して言葉にする生徒、仲間の思いをしっかりと受け止める生徒、見守る保護者の方々・・・、互いにつながり合う温かな雰囲気に教室が包まれました。 (^^)
 2年生のみなさん、素晴らしい志をありがとうございました。ご参加いただきました保護者の皆さま、ありがとうございました。

 

学校評価アンケートのお願い

 学校の教育活動を改善・充実させるとともに、信頼され開かれた学校づくりを推進するため、「学校評価アンケート(下期)」を実施します。保護者の方に本校の教育活動を評価していただき、評価結果を今後の学校運営に生かしていきたいと考えています。
 先日、お子様を通じて、アンケート用紙を配布しております。ご多用な中に申し訳ありませんが、2月22日(水)までにお子様を通して担任まで提出いただくようお願いいたします。

学校評価下期アンケート(保護者用).pdf

 

橋をかける心 ~種山の石工~

 10日(金)の放課後、以前、本校に勤務されていた八代第二中学校のY先生が、1年生の道徳科の授業「橋をかける心」を行うにあたり、本校が取り組んでいるボランティアガイドの取材に来られました。
 「ふるさと東陽町の紹介」や「ふるさとへの思い」、「ボランティアガイドを始めたきっかけ」等をインタビューされ、3年生がそれぞれの思いを答えていました。(緊張のためか最初は表情や言葉がぎこちなく、Take3でこの笑顔!!Y先生からOKがでました・・・。また、後方では、町づくり協議会のHさん、Oさんも見守ってくださいました。後日、インタビューを受けるそうです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ふるさと東陽町の魅力を八代第二中学校の皆さんにアピールできたことと思います。まさに“自立貢献”です!! (^o^)
 日本遺産中学生ボランティアガイドは、毎月第1日曜日・事前申込制で行っています。東陽町に息づく「八代を創造(たがや)した石工たちの軌跡」と東陽町の魅力を、これからの東陽を担う子どもたちが発信します。ガイドをご希望される方は、東陽町づくり協議会事務局(TEL 0965-65-2210)までご連絡ください。

「お互いが思っていることを言い合える、あたたかい学校を目指して」 ~校内人権集会~

 10日(金)6校時にリモートで校内人権集会を行いました。まず。生徒会長のIさんが生徒会執行部からの提言を行いました。

 みなさん、こんにちは。今日は、人権集会を通して差別やいじめをなくしていくために自分たちがしなければならないことを、考えましょう。
 みなさんは、自分がつらい思いをしているときに、周りの友達や家族に「大丈夫じゃない」と素直に伝えることができていますか。自分の考えを伝えることを不安に思い、周りに言えない人が多いのではないでしょうか。そこで、私たち生徒会執行部は『お互いが思っていることを言い合える、あたたかい学校』を目指して、取り組んでいきます。まずは、「おはよう」のあいさつから始めましょう。あいさつで心を通い合わせるようになれば、少しずつ自分のことを話せるようになると思います。
 お互いのことを今よりももっと知って尊重し合えるようになれば、安心して自分のことを話せる関係を築き、困っている人に優しい言葉かけもできるようになると思います。生徒会執行部はこれから、そのための取組を考えていきます。みなさん、一緒によりよい東陽中を目指して頑張っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 クラス発表では、1年生が「話したいと思うようになりました」や「光ば見つけました」の学習を通して、お互いを知ること、価値観を押しつけるのではなく相手の気持ちを尊重すること等を学び、一人一人を思いやり、“お互いの思いをわかり合える明るい学級にしたい”と心を込めて発表しました。2年生は「全国水平社結成と水平社宣言」の学習を通して、クラスの課題(自分の考えに自信がもてない、注意ができない・聞かない)を解決するために、見て見ぬふりをせず、お互いのことをもっと知って寄り添い、“明日も学校に行きたいと思えるような笑顔の絶えないクラスにしたい”と力強く発表しました。3年生は、「握りしめたこぶし」、「私の選択」、「統一応募用紙の闘いに学ぶ」を通して、周りの意見に流されず自分の考えを言えるようになるとともに、“仲間との絆・仲間の大切さを改めて考える進路公開にしたい”、“卒業した後も、17名全員でつながっていきたい”と9年間を見つめなおして発表しました。

 

 

 

 

 

 

 それぞれの学年の発表後には、「返し」の時間があり、発表を聞いて学んだこと、感じたことを自分の言葉で返していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に、2003年2月に制定された「東陽中人権宣言」を皆で斉唱しました。一人一人の思いがこもった素晴らしい人権集会でした。生徒会執行部およびこの集会に向けて努力してくれた皆さんに心より感謝します。