令和7年度生徒会スローガン
学校経営グランドデザイン(PCで見てね).pptx パワーポイントです
050401:418493→060331:514058(95565)→070331:735542(221484)
令和7年度生徒会スローガン
学校経営グランドデザイン(PCで見てね).pptx パワーポイントです
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「モス日通信」コーナーの「モス日アルバム」にたくさんの写真をアップしています。ぜひご覧ください。
③エカテリーナ宮殿【世界遺産の一部】
エカテリーナ宮殿はサンクトペテルブルクでもとても人気の高い観光地です。特に琥珀の間と呼ばれる特別な部屋がNo.1の見どころです。建物の名前にもなっているエカテリーナ2世がこよなく愛した琥珀を部屋一面に使ってあり、大変きれいな部屋でした。また、安倍晋三元総理が訪れた際の写真もありました。
④血の上の救世主教会【正式名称はハリスト復活大聖堂】
血の上の教会と呼ばれるのは、ロシア皇帝アレクサンドル2世が革命派による凶弾に倒れた場所に建てられた場所だからです。正式名称はハリスト復活大聖堂といいます。
他にも多くの歴史的建造物がありました。サンクトペテルブルクはとてもきれいな町でした。少しでも興味をもってもらえると嬉しいです。
「モス日通信」コーナーの「モス日アルバム」にたくさんの写真をアップしています。ぜひご覧ください。
②ペテルゴフ宮殿(夏の宮殿)【世界遺産】
ピョートル大帝が1714年から建設を開始した宮殿であり、綺麗な噴水や庭園が特徴的である。第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けましたが、戦後に修復・復元され綺麗な状態を保っています。ペテルゴフ宮殿の見どころは何といっても噴水のある庭園です。見た瞬間に「これは世界遺産で納得だな。」と感じました。それほど圧巻でした。ロシアでは冬になると水道管破裂防止のため、噴水の水はすべて止めるため、この噴水は夏にしか見ることができないため貴重な場所でした。
10月11日(土)・12日(日)にエコパークで開催される「第54回日本男子ソフトボールリーグ第4節熊本大会」に、二中生5名が役員(放送)として参加します。夏休みから5~6回の打ち合わせや練習を経て本大会に臨みます。水俣市ソフトボール協会副会長のTY先生と一緒に裏方として頑張ってきます。
大成裏の昼休み 畑耕やす3年生 みんなで大根植えるんだ
畑の脇に咲いている 彼岸花は赤と白 やっぱりないよ青い花
鬼舞辻無惨に 伝えなきゃ
大人の部活動、PTA合唱の練習が始まりました。「1曲はPTA花壇に関して、1曲は3年生が入学した時の最初の学活の担任の言葉から。二中と関連のある2曲を選びました。」とのことです。今年はプラスワンも予定しています。
11月30日(日)に実施する、二中体育館を会場にした「地域とつながるスポーツフェス」の案内を配付しました。誰でも気軽に参加できるニュースポーツを通して、二中校区に住む方々と、二中の子どもたちが一緒に楽しむ機会を、保体部、食育部、地区部、執行部合同で企画し準備を進めています。今年は豚汁も振る舞います。ぜひご参加ください。
令和7年度も今日で1/2が終わります。各学年の皆さん、中学生のうちに身に付けたいこと、成し遂げたいことの1年生は1/6、2年生は3/6、3年生は5/6に到達できたでしょうか。何かを目指すときには、常に先人の言葉を傍に置いておくとよいですよ。
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」
上杉治憲(鷹山)うえすぎはるのり(ようざん) 江戸時代中期 出羽国米沢藩9代藩主
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」 イチロー
「小さなことからコツコツと」 西川きよし
「Rome wasn’t built in a day(ローマは一日にして成らず)」
※無駄な努力はしたくないと考えてしまう人にはこれも追加
「努力をしても報われない奴はいる。間違いなくいる。ただ成功した奴は、必ず努力をしている。」 長州力
私の校長としての小さいことの積み重ねの一つは「毎日、学校HPを更新する」こと。目標は田浦中・湯浦中校長時代の実績から、3年間でブログ更新1095回(365回×3年)、閲覧数438000回(1095回×P数200人×2倍)にしました。今朝8時現在で、半年を残して更新1122回(+27回)、閲覧数468643回(+30643回)とどちらも大きく上回ることができました。もう一つの「正門と闘魂碑周辺の整備」も教諭の時から続いています。あと半年、さらに積み重ねて終わりたいと思います。
モス日通信⑦が届きました。サンクトペテルブルク旅行の様子です。「モス日通信」コーナーの「モス日アルバム」にたくさんの写真をアップしています。ぜひご覧ください。モスクワは冬に入り最低気温は3℃程度、来週は1℃の予報が出ているそうです。記事の内容は4日(土)・5日(日)のブログで紹介します。
前回の通信でお伝えした通り、今回はサンクトペテルブルクについての紹介をします。少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
①エルミタージュ美術館(冬の宮殿)世界遺産の一部
世界三大美術館の1つに数えられる有名な美術館です。(ちなみに、あと2つはルーブル美術館、メトロポリタン美術館)展示品は約300万点にも及び、展示室だけでも約400室あり、全室を回ろうとするとその距離は27kmにもなると言われています。私は2時間以上歩いて回りましたが、すべてを見ることはできませんでした。
9/21にモスクワマラソンで人生初の42.195kmを走りました。日本人学校には部活がなく、体を動かす機会を作ろうと思いエントリーしたのがきっかけですが、モスクワの綺麗な街中を走ることができました。何とか完走することができ、次はハーフマラソンも走りたいと思っているところです。
ニュースでご覧になった事と思いますが、熊本県教育委員会は、現在は前期(特色選抜)・後期(学力選抜)としていた県立高校の入試を、今の中学2年生の学年から一本化する方式をいったん見送って、当面の間は今の方式を続けることを9月22日の県議会で表明しました。
国が志望順位を付けた上で複数の高校を受験できる「デジタル併願制」の検討を進めていることもあり、国の動向を見極めて適切な方向性を決めたいとのことです。
このことを帰りの会で伝えたところ、2年生からは「やったー!」との声が上がったとのことです。担任はこの「やったー!」からは、「初年度受験の不安がなくなった」事より、「面接を頑張ればいい」、「作文を練習すればいい」、「テストを受けなくてもいい」、「早く決まって遊べる」などどちらかと言えば学習に消極的な本音を感じたとのことです。
そういうものではないということを生徒にはしっかり伝え、勉強や体験的活動をばりばり積み重ねさせたいと思います。大事なのは不断の努力です。
県教育委員会のHPより(参考)
令和8年度(2026年度)以降(※)については、新制度による入学者選抜を実施することとしていましたが、現在、国で検討されている新たな高校教育改革の動向等を見極める必要があることから、当面の間、現行制度の入学者選抜を継続することをお知らせします。
※今年度(令和7年度(2025年度))の中学校2年生が対象となる「令和9年度(2027年度)入学者選抜」以降
家の言片付けをしていると、一中が毎年作っていた文集「若竹」が出てきました。ぱらぱらめくっていると知った名前が。NY先生が中学2生の時に書いた「佐賀のがばいばあちゃん」の読書感想文が掲載されていました。片付けを一時中断して読みました。感想文は「心をもっともっと磨いて行きたい。」と閉じられていました。職員室でその話をするとN先生は「似た名前の人がいるなぁ。」と思って聞いていたようです。ご本人です。
息子たちの絵や作文も出てきました。聞くと「捨てていい。」というのですが、その時にしか書けない絵柄や文字の貴重なものです。私には処分できません。とりあえず絵は写真に撮り、作文やノートはまた保存することにしました。もう少し暇になってから全部デジタル化しようと思います。
私が小学生の頃に書いた絵日記も出てきました。これは私の親が捨てられずにとっておいたものでした。
正式名称は「カプセルトイ」。バンダイが商標登録をしているのが「ガシャポン(1985)」、「ガチャガチャ(1988)」、「ガチャポン(2002)」。タカラトミーアーツが商標登録をしているのが「ガチャ(1988)」。最近はいろいろなショッピングモールにカプセルトイのコーナーが設置されています。
平成30年10月の田浦中ブログに「実物の10倍サイズのだんごむしのカプセルトイ(いわゆるガチャガチャ)が発売され人気を博している。何と本物のように丸くなる。オオグソクムシやイモムシ、害虫、爬虫類等、誰が買うんだというようなカプセルトイが発売されているがどれも大人気。だんごむしはすぐに売り切れるらしく、なかなか見かけない。発売が発表された時に息子から『お父さん、買わんでね。』と釘を刺された。さすが息子、父のことが良く分かっている。」という話を書きました。
第1弾は人気があり過ぎて手に入れることができませんでしたが、息子の言葉は意に介せず第2弾、第3弾~と随分集めました。最近はガチャガチャの前で足が止まると、孫から「しないで!」と全力で止められます。こちらの言うことは聞きます。
最新技術により新規造形された「だんごむし」の発売が告知されました。可動箇所が24箇所から72箇所へと3倍に増えています。ガチャガチャ友の会の私とO先生の間だけで盛り上がっています。転売ヤ―の餌食となりませぬように。と、公式ブログにふさわしく社会面の話題にすり替えて話を終えます。
水俣市の校長会で社会教育を担当している関係で、「熊本県社会教育研究大会・公民館大会in水俣芦北」に参加してきました。「地域、学校、家庭、世代間の連携による『つながる社会』をめざして」を大会テーマに、「子どもたちの笑顔のために」~児童福祉施設の現場から~と題した堀浄心氏(水俣市・光明童園理事長)の講演や、芦北町の「放課後子ども教室の活動」と津奈木町「小学生によるサラダ玉ねぎのアグリビジネスチャレンジ」の実践報告がなされました。
給食の時間の食育講座、今回は地元食材が今日の給食にどのように使われているかのお話でした。
今年度の執行部の公約には二中生の「あいさつ」を良くすることが掲げられていました。朝から正門通りに立って、元気なあいさつでみんなを迎えています。
随分秋めいてきました。気温が下がり、熱中症リスクも低下。1年生は学年行事で疲れているはずですがなんのその。待ってましたとばかりに運動場に飛び出す二中生の楽しい昼休みです。汗びっしょりで教室に戻る生徒もたくさんいます。汗の管理をしっかりしましょう。
今日は「秋分の日」、秋の彼岸の中日で「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日。」ことを趣旨とした休日です。祝日法により、天文観測による秋分が起こる9月22日から9月24日ころのいずれか1日の秋分日が選定され休日となります。
春の彼岸の頃に「牡丹の花」に見立てたのが「牡丹餅」、変化して「ぼたもち」。秋の彼岸の頃に「萩の花」に見立て、丁寧な言い方をしたのが「おはぎ」だそうです。「おはぎ・ぼたもち」が登場するお話を紹介します。
『ぼたもちと観音様』:ある寺に、だん家からぼたもちが送られてきました。和尚さんは小僧に自分が帰るまで観音様にお供えしておくよう伝えて出かけました。小僧は我慢できずにそれを一つ残らず食べてしまいました。叱られると思った小僧は観音様の口の周りにあんこを塗って誤魔化しました。和尚さんが帰って来ると小僧は「観音様がぼたもちを食べてしまった」と言い訳をしました。~。
『かえるになったぼたもち』:嫁と姑が、田植えの後にぼたもちをつくって食べました。腹いっぱい食べて、残りは4つ。これを翌朝独り占めして食べようと思った姑は、「嫁の顔を見たらかえるになれ。」と言って、鍋の中に隠して寝ました。~。
『首ひねり』:菊池を旅した行商人が、一軒の民家に泊りました。疲れて眠っていると、隣の部屋から「今晩は手打ちにしようか?半殺しにしようか?」という声が聞こえてきました。~。
さて、どんな結末でしょう。
今日の午前中、1年生は学年PTA行事でSUP(スタンドアップパドルボード)体験を行いました。湯の児海水浴場までバスで移動して楽しい半日を過ごしました。大澤基夫様、渚の交番HIMETATSU様には大変お世話になりました。
水俣二中は令和6・7年度の2年間、熊本県教育委員会から「学校体育研究推進校」の指定を受け、「自ら考え行動し、様々な“あい”から互いを高め合う生徒の育成~豊かな心・健やかな体の育成を通して~」を研究主題に教育実践を重ねてきました。
その取組の成果を紹介する研究発表会を11月17日(月)に開催します。発表会は教職員対象ですが、保護者の皆様には事前準備や当日の対応等大変お世話になることがあるかと思います。その際はご協力をよろしくお願いいたします。
発表会では、1年1組の皆さんの総合的な学習の時間(みなまたを知ろう・みなまたの食を知ろう)、2年2組の皆さんの保健体育(球技 ベースボール型)の授業を公開します。また生徒会役員の皆さんには全体会で実践発表を行います。ナイス二中生の姿を広めたいですね。
これまでの実践に関するHPブログを集めましたのでご覧ください。
詳細につきましては後日文書でお知らせいたします。
「国宝」、「鬼滅の刃」などヒット作が続いています。私も敬老の日に、息子と孫娘2人の4人で某映画館に行きましたが、チケット販売機は長蛇の列でした。やっとチケットを買い、席に着くと同時に本編が流れ始めました。ぎりぎりセーフです。「ジュラシックパーク」が気になりましたが、始業式で予告した通り、観たのはもちろん「キミとアイドル♪プリキュア」です。
私は息子2人でしたのでセーラームーンやおジャ魔女どれみ、プリキュアなどには全く縁のない生活でした。映画と言えば「ゴジラ」や「ジュラシックパーク」、「ハリーポッター」などでしたが、今回が初プリキュアです。やっとメンバーの名前を孫から覚えさせられたくらいで映画に臨みます。内容には触れませんが、感動しました。息子も普通の映画よりレベルが高いとの感想でした。涙腺が緩んだ60歳は何度もピンチでした。
映画館を出た後、目をキラキラにした孫娘たちはグッズコーナーで真剣にお土産選びをしていました。快く散財しました。プリキュアのガシャポンをしようとしたら、孫からなぜか全力で止められました。「アレっ?」
帰宅してネットで映画の評価を検索しましたが、どのサイトも高評価で「プリキュア映画の最高傑作」との意見でした。他のは見たことがないけれども納得しました。あまりにもいろいろなサイトを検索したので、「お勧め」にたくさん挙がってきます。
翌日の朝、体育担当のY先生から「昨日、娘とプリキュアを見に行ってきました。」と話しかけられ、感動を共有しました。いまのところこの話題についていけるのは私とY先生だけです。よい敬老の日でした。
熊本県の私立高校の令和8年度入試情報です。3年生だけでなく、1・2年生の生徒・保護者の皆さんもぜひご確認ください。リンクリストの「熊本県私学協会」からも見ることができます。
2日間の職場体験学習が終わりました。いろいろな仕事に支えられて私たちの生活が成り立っていること、働くとは「傍(はた)を楽(らく)」にさせるということを実感できたようです。「楽しかった。」という感想も多くありました。そう、1~2日であれば仕事は楽しいのですよ。(活動中の写真は、「学校だより」コーナーの9月HPに後日追加します。)
今日は2年生の市内4中学校合同職場体験学習の1日目です。緊張しながら頑張っています。今日はみんな疲れて帰って来ることでしょう。しっかり食べて、しっかり睡眠をとって明日も頑張りましょう。
今日はM先生の1年数学の研究授業を行いました。移項の考え方を使って方程式 5x=6+3x の解き方を考えました。集中した1時間だったのでしょう。授業の最後にKくんから「えっ!もう終わったの!」という声が漏れていました。
今朝の整美・環境委員会の活動は、次年度の活動につながるヒマワリの種の収穫作業です。たくさんとれたので、ほしい人に分ける方法も委員会で考えたいと思います。
じいじと呼ばれて早4年。腰痛、ひざ痛、背中の痛み、指の関節痛、手足のしびれ、カスミ目などなど祝われるにふさわしい体になってきました。今日は敬老の日です。
国民の祝日に関する法律では「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としています。これは、兵庫県多可郡野間谷村村長の門脇政夫さんが「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という趣旨から昭和22年(1947年)に開いた敬老会が始まりと言われています。
当時は終戦間もない時期で、子供を戦場へ送った親たちも多く、精神的な疲労の極にあったそうで、そうした親たちに報いるべく「養老の滝」の伝説にちなみ、農閑期にあたり気候も良い9月中旬の15日を「としよりの日」として、55歳以上の人を対象に敬老会を開催したそうです。今なら教頭先生を最年少とする「二中ベテランズ」全員が対象者です。老人福祉法では「老人の日(9月15日)と老人週間(9月15日より1週間)」もありますので、草刈り、農園の整備、部活動指導と容赦なく鍛えられている「二中ベテランズ」への、生徒及び「若モンズ」の皆さんの日々の温かい声掛けと気配りをよろしくお願いします。
出水市(薩摩藩)は水俣市(肥後藩)との境に位置し、防衛上の重要な拠点でした。出水兵児修養掟(いずみへこしゅうようおきて)は、江戸時代の後期に、青少年をたくましく育てるために作られた武士の心構えを示したもので、かなり厳しいことも書かれていますが、今日でも生きる心構えとして通用するところが多く、多くの人に親しまれています。出水市出身のÝ先生も小学生の頃に習ったそうです。「嘘を言わない」、「人を困らせない」、「相手の心の傷みが分かる優しい心を持て」。普遍的な価値ですね。詳しくは出水市役所のHPをご覧ください。
人は正しいことをしないといけない。
正しいこととは、嘘を言わないこと、自分よがりの考えをもたないこと、素直で礼儀正しく、目上の人にぺこぺこしたり目下の人を馬鹿にしたりしないこと、困っている人は助け、約束は必ず守り、何事にも一生懸命やること、人を困らせるような話や悪口などを言ってはいけないし、自分が悪ければ首がはねられるようなことがあっても弁解したり恐れたりしてはいけない、そのような強い心を持つことと、小さなことでこせこせしない広い心で、相手の心の痛みが分かるやさしい心を持っているのが、立派な人と言えるのです。
教科書の表記が変わったという話を以前書きましたが、今回の2年生定期テストの解答「リアス海岸」も随分前に変わったことをご存じでしょうか。30歳以上の皆さんは知識のリセット、リセット。
株式会社 帝国書院のHPより
「リアス(rias)」とは、スペイン語で入り江を意味する「リア(ria)」の複数形です。スペイン北西部のガリシア地方には入り江が多く見られ、「リアスバハス海岸」とよばれています。この「リアス」を由来として、山地や丘陵の谷に海水が浸入してできた入り江が顕著に連なってみられる海岸地形のことを、「rias coast」(英語)というようになりました。この和訳として「リアス式海岸」という表記が昭和30年代以降使用され、定着してきました。しかし、「リアス」そのものが入り江の地形を表す語であるので、あえて「式」を入れる必要はなく、地理学・地形学の学術用語としては「リアス海岸」という表記がより適切であるとされるようになりました。
地図帳・教科書でも、長らく「リアス式海岸」と表記していましたが、こうした近年の学界等の動向をふまえ、平成20年度用のものから「リアス海岸」に表記を変更しました。
モス日通信6号はY先生の夏休みについてです。サンクトペテルブルクへ旅行をしたことが紹介されています。
夏休みは、ロシアのことをもっと知りたいという思いから第二の都市サンクトペテルブルクを訪れました。サンクトペテルブルクはモスクワから約700km(新幹線のような特急列車で約3時間半、飛行機だと約1時間半)のところに位置しています。また、隣の国フィンランドのヘルシンキまでは約300kmです。
実は、1712年から1918年までロシアの首都はサンクトペテルブルクでした。今でこそロシアの首都はモスクワですが、以前はサンクトペテルブルクが首都で、ロシア革命後にモスクワに移されました。歴史に詳しい人は知っていましたね。
サンクトペテルブルクは歴史的に貴重な建物や文化遺産が多く、世界遺産に登録されているものも多くあります。私も、世界遺産の建造物や世界3大美術館の1つともいわれるエルミタージュ美術館を訪れました。次回の通信で、①エルミタージュ美術館②ぺテルゴフ宮殿③エカテリーナ宮殿④血の上の救世主教会を紹介したいと思います。楽しみにしていてください。
今日の生徒会の時間に、第28回「火のまつり」に供するための、一人一人が願いを込めたメッセージを書いた折り鶴を作りました。
火のまつりは不知火海における水銀汚染の犠牲になった全ての生命に対する祈りと、地域再生への願いを火に託し、水俣の過去と未来に想いをはせる、火のまつり実行委員会による市民手作りの行事です。今年は11月22日(土)に開催され、慰霊と再生の願いを込めた「火」が場内に灯されます。
坂本しのぶ様、谷由布様、梅田卓司様をお招きして、全校生徒を対象に「胎児性水俣病患者としてミナマタに生きる」と題した講演会を行いました。耳と目、心を十倍にしてしっかり聴く姿がありました。放課後は梅田様を講師に職員向けの研修を行いました。学びを深めた1日でした。
社会を明るくする運動の標語の当選作品を栞にしていただきました。優良標語作品100点が市内各所に立看板として展示されています。立看板が欲しい当選者は、令和8年5月末までに保護司会までご連絡いただくと、掲示が終わった令和8年の今頃、ご家族へ渡されるそうです。保護司会の連絡先は学校までお尋ねください。
会津藩(現在の福島県西部と新潟県および栃木県の一部)では、同じ町に住む6歳から9歳までの藩士の子供たちが、十人前後で「什 (じゅう)」という集団をつくっていました。毎日順番に、什の仲間のいずれかの家に集まり、什長(年長者・座長)が
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ ならぬことはならぬものです
といった「お話」を一つひとつみんなに聞かせ、昨日から今日にかけて「お話」に背いた者がいなかったかどうかの反省会を行いました。
そして、背いた者がいれば、什長はその者を部屋の真ん中に呼び出し、事実の有無を「審問」し、事実に間違いがなければ、年長者の間でどのような制裁を加えるかを相談して、無念(むねん)、竹篦(しっぺい)、絶交(ぜっこう)といった制裁を加えました。
「お話」も「制裁」もすべて大人たちに言われてつくったものではなく、子供たちが制約や強制を受けずに自分たちでつくり、「会津武士の子はこうあるべきだ。」ということを互いに約束し、励み合ったそうです。「絶交」もいつまでも引きずらず、許される手段があるのがさすがです。詳しくは会津藩校「日新館」のHPをご覧ください。
今日は湯の児で「さかなクン in 湯の児 海のギョギョッと大作戦」が開催されました。ハコフグちゃんやサメの帽子をかぶった子どもたちもたくさんいました。海中ライブ観察、タッチプールコーナー、くまモン登場などたくさんの人出で賑わいました。湯の児住民の何十倍の人でしょう。さかなクン人気で朝から車の大行列、他県のナンバーも多く見かけ臨時駐車場もいっぱいでした。
昨日は水俣市校長会の研修会で「水俣ダイビングサービスSHAHORSE」代表の森下誠さんに講話をお願いしました。美しい水俣の海と、ヒメタツをはじめとするそこで暮らす生き物の映像に癒されました。森下さんのふるさと水俣への熱い思いを受け止め、校長としてそれぞれの学校の子どもたちに何を伝えるかを考える時間になりました。
講話の中でも紹介がありましたが、「みなまた・あしきたギョギョギョ大使」である「さかなクン」が、9月7日(日)に開催される「さかなクン in 湯の児 海のギョギョッと大作戦」にやってきます。
ヒメタツをはじめとする海の生き物を海中ライブで観察したり、タッチプールコーナーで魚と触れ合うことができます。美味しい&楽しいマルシェも開催するなど、お楽しみ企画が満載です。「くまモン」も遊びにやってきます!
〇海中ライブ中継 1回目:11時00分頃~ 2回目:13時00分頃~
〇タッチプールコーナー 10時00分~16時00分
〇美味しい&楽しいマルシェ 10時00分~16時00分
〇くまモン登場 12時00分~12時30分
水俣二中文化祭のPTA合唱へ参加のお願い PTA会長・文化部長
今年度の二中文化祭が12月11日(木)に予定されています。
つきましては、昨年に続き「PTA合唱」で子供たちと共に文化祭を盛り上げたいと思います。ご参加頂ける方や大人の部活動(コーラス部)に興味がある方は、下記の合同練習予定日に二中音楽室までお越しください。時間は18時30分~19時30分の1時間程度です。
今年度のPTAスローガンは「子ども達の夢と希望のために今こそつながろうチーム二中」です。美しいハーモニーを通じて仲間との強い絆を築き、会場全体で感動を共有しましょう。迷っておられる方も、お気軽にご参加ください。(男性も大歓迎です。)
皆様、日々お忙しい中ですが、音源を聴きながら自主練習での参加も可能ですので、よろしくお願いいたします。
練習予定日(変更の場合は二中メールでお知らせいたします。)
・9月30日(火) ・10月14日(火) ・10月28日(火)
・11月25日(火) ・12月2日(火) ・12月9日(火)
昨日と今日は、水俣保育園とすずかけ保育園で家庭科の保育園実習です。生徒手作りのおもちゃで保育園児とたくさん遊んで(もらって)きました。
夏休みに頑張った事と2学期の抱負 3年生YYさん
私が夏休みに頑張った事は2つあります。
1つ目は陸上競技です。7月19日には県総合体育大会があり、800m走に出場しました。2分1桁台を目標に頑張りましたが達成できませんでした。しかし、走っているときはいけるような感覚があったため、実際のタイムとはずれがあることに気づくことができました。これからも目標に向けて練習を頑張りたいです。
2つ目は市役所で行われた「みなまた未来ラボ」への参加です。1日目に水俣市の経済や福祉、環境問題などについての講義を受け、2日目は議会での発表内容や質問について話し合いを行いました。子ども議会では実際に議員として席に座り、演台から水俣市の各課の職員の皆さんに質問を行うことができました。各学校から数名しか参加できない中で、とても良い経験をすることができました。
これら夏休みの2つのことを踏まえて2学期は何事にも頑張り、自分の意見を言えるようにしていきます。
今朝、整美・環境委員でマリーゴールドの種植えを行いました。次は正門とPTA花壇のヒマワリの種の収穫です。花いっぱいの学校を持続するために頑張っています。
株式会社 SN食品研究所のHPより
全国の栄養教諭・学校栄養職員の手により災害時学校給食用非常食が開発されました。東日本大震災では建物の損壊、ライフラインの停止による学校給食施設の使用不能や、交通寸断による輸送不能により、給食の提供が不可能になりました。震災直後は救援物資が届かず食料不足に陥りました。そこで、全国の栄養教諭・学校栄養職員の手により、災害被災体験の教訓をもとに非常時に備えることを考え、成長期の子供たちの栄養バランス、心の安定、体力保持等、心身の健康に寄与することを目指して、ライフラインが途絶えた中で、救援物資が届くまでの72時間の間「命をつなぐ」ための非常食を、専門職ならではのこだわりをもって開発されました。
救給カレーの名前について
「いのちをつなぐ」カレーとして、給(食)を救うカレー『救給カレー』という名前になりました。
今日の給食のメニューの主食は救給カレーです。あわせて、切り干し大根やツナ缶など普段から備蓄(ストック)できる食材を使ったストックサラダが出ます。献立表を見て、なぜ?と思った人もいたでしょう。今日は政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する「防災の日」です。
今から100年近く前の1923(大正12)年9月1日 11 時 58 分 32 秒。大きな被害をもたらした関東大震災が発生しました。
内閣府の防災情報のページには、「マグニチュード 7.9 と推定される、近代化した首都圏を襲った唯一の巨大地震であり、南関東から東海地域に及ぶ地域に広範な被害が発生した。死者 105,385、全潰全焼流出家屋 293,387 に上り、電気、水道、道路、鉄道等のライフラインにも甚大な被害が発生した。」「地震が昼食時に起こったこともあり竈(かまど)、七輪から同時多発的に火災が発生し、水道が断水したため最新の装備も役に立たず、おりからの強風によって火災はたちまち延焼し、消防能力を超えた。」と書かれています。
9月1日前後は二百十日にあたり、台風の襲来が多い時期とされています。防災の日制定の前年である1959年9月26日には伊勢湾台風が上陸し、大きな被害をもたらしています。
「政府広報オンライン」の「防災の日」をぜひ検索ください。
始業式の午後はWリーダーを中心にした担任会を開きました。会場は校長室。担任の先生方のアイデアを楽しみながら、邪魔にならないように聞いています。若手の斬新な考えをベテランが支えるのが二中システムです。朝自習の見取、朝の会と帰りの会、班ノートなどの再確認を行いました。共通理解と共通実践が大事です。
夏休みに頑張ったことと2学期の抱負 2年生YSさん
私が夏休みに頑張ったことは部活動です。バレー部の目標は、打倒佐敷中、田浦中です。そのために、みんなでチームや自分の課題を考えその課題をどうやって解決するかについて話し合いました。私の課題はレシーブで、思った方向に上がらなかったりすることが多いです。レシーブが少しでも上手くなるために夜練に行き、コーチの方にアドバイスをもらいました。実際にやってみるといつもの癖が出てしまい上手くいかないことが多かったけど、意識をして練習することで以前よりセッターに上げることができるようになりました。
2学期に頑張りたいことは2つあります。1つ目は勉強です。2学期は定期テストが2回あります。夏休みが終わったらすぐに第2回定期テストがあります。第1回定期テストでは、点数と順位があまり上がらなかったので次の定期テストでは、少しでも点数と順位が上がるように自分にあった勉強方法を見つけて頑張りたいです。
2つ目は、部活です。バレーでは、うまくいかないことなどが多いけど教えてもらったことを意識して苦手なレシーブなどがうまくできるように一つ一つの練習の意味を考え、先生やコーチの人たちに教えてもらったことを意識しながら練習をしていきたいです。
始業式の朝は「夏休みが終わった~」と残念がる3年生の声が聞こえてきました。私も同じ気持ちでした。朝6時の地域ゴミ分別に参加して気合を入れて、夏休み中より20分早く家を出ました。
始業式の給食は「麦ごはん、夏野菜のキーマカレー、2学期ガンバルゾ!サラダ、牛乳、バニラ大福」でした。おいしい給食を食べて生徒は嬉しい半ドンです。「夏休みのリハビリなった。」という声が聞こえてきました。3年生は今日と月曜の確認テストに向けて午後はしっかり勉強できたかな。
令和8年度(2026年度)熊本県立高等学校入学者選抜要項.pdf
今日、熊本県立高等学校入学者選抜要項が発表されました。令和8年度入試はインターネット出願システムの利用などこれまでとは大きく変わった点があります。芦北水俣の進路担当の先生への県からの説明会が済んだ後に、学校から生徒への説明を行いますが、各家庭でも熟読ください。
あわせて、リンクリストの「県立高校入試」「熊本県私学協会」「熊本県立水俣高等学校」「熊本県立芦北高等学校」のHPも定期的にご覧ください。
夏休みが終わりました。皆さんが4つの車のお世話になるような事故や大きなケガもなく、今日を迎えることができたことをとてもうれしく思います。二小の学習会のお手伝い、三者面談、学習会、部活動、駅伝練習、職場体験学習の準備、スポーツや文化活動の大会など、心と体と頭を「鍛える夏」になりました。
6日(水)、第92回NHK全国学校音楽コンクール熊本県コンクールが開催され、水俣二中・水俣一中合同合唱部は銀賞を受賞しました。福山先生は「ここ30~40年は、水俣芦北からは銀賞は出ていないのではないか。」前田先生は「生徒たちは他校の合唱やすばらしさに触れたり、悔しさをバネにがんばったり、とたくさんのことを吸収してくれたと思います。」と話されていました。大会を通しての成長が嬉しかったとのことでした。
長距離走の練習にも例年より多くの生徒が自主的に参加しました。駅伝の選手を目指す者、体力向上を目的とする者。励まし合う姿が素敵でした。
合唱と駅伝を例にあげましたが、皆さんのさまざまな頑張りに対して、地域・保護者の皆さんから多くの激励をいただいています。二中生の活躍が励みとなっていることをあらためて感じました。二中は地域の皆さんの心の拠り所となる学校です。
8月11日には熊本県内各地が豪雨に見舞われました。令和2年7月豪雨の時もそうでしたが、いろいろな高校の生徒が被災地に出向き活動する姿が報道されました。私が見たのは某高校の野球部によるボランティアでしたが、次の大会は応援したくなります。
さて、2学期は職場体験学習、郡市駅伝、県駅伝、生徒会役員選挙、部活動の新人戦、文化祭など一人一人が活躍できる機会がたくさん待っています。
特に3年生の皆さん。中学生活も残り7か月となりました。「最後の駅伝大会、最後の文化祭」、最後の~、最後の~という言い方を良くしますが、今年も二中3年生は「サイゴ」の点々を取って、引っ張って、さらに「サイコーの二中3年生」の姿を下級生に焼き付けましょう。
夏休みも今日までです。振り返りをして終わります。
初旬に3番目の孫が生まれました。入院期間は3歳、1歳の孫娘の守り生活でした。「ディズニープリンセス」と「キミとアイドルプリキュア♪」について詳しくなりました。9月の映画には「じいじもいく?」と誘われています。校長に「プリキュア踊れる?」と聞けるのは孫と二中PTA役員さんだけです。二中のF先生と芦北のコミュニティセンターで会いました。同じく孫のお守りでした。
緑東中の校長先生は、運動場でこれまで最多の10数頭の鹿を見たそうです。湯の児では、夏の初めころから猪の親子を見るようになりました。親1頭、子4頭が本通りではないところを闊歩しています。足跡や崩した崖など広範囲で見かけます。夜中に時々鳴き声が聞こえます。先日の夜はエサを探して温泉街の裏まで来ていました。湯の児の人口を猪口が越えるかもしれません。
この夏、オハギは外での生活の習慣がつきました。ご飯の時間だけ帰ってきてにゃあにゃあ鳴いて入れてもらい、食べたらさっさと出ていきます。お食事処としか思っていないようです。
マールは常に腹ペコです。出したご飯はオハギの分まで完食します。先日、出張で帰宅が遅くなったところ箱が開けられ、破られたカリカリの袋が散乱していました。スープのレトルトパックには穴が開き床はびちょびちょ。処理が終わったのは真夜中でした。
大掃除は夏のうちにした方が良いということで、家の補修やガラス磨き・障子張りなどをしました。猫の手も借りたい忙しさです。障子を3枚張り替えて最後の1枚、障子紙が枠の最後に届いた瞬間、「そこを押さえておいて」の声が聞こえたのか、マールが手伝いに来てくれました。張ったばかりの障子を歩き回ってたわませ、「猫の手って言いましたよね?」と言う顔をして去って行きました。
21日と22日の2日間、熊本城ホールで第76回全九州中学校長研究大会が開催されました。九州各県の校長会が持ち回りで開催している研究会で、前回は校長初任の平成30年度に開かれました。次は引退の年だなと随分先の事のようにとらえていましたが、あっという間に8年間が過ぎようとしています。
全国の動向や学校経営についての分科会、北里英郎氏(北里柴三郎博士のひ孫)による講演など盛りだくさんな内容でした。2日目のスペシャルゲストはくまモン。九州全県の校長先生による「くまモン体操」を見ることができました。
ちなみに、私が平成22年に社会科のテストで出題した「九州新幹線全線開業に向けて『くまもとサプライズ』県民運動を進めるために誕生したマスコットキャラクターは何か?」の写真付きの問いに、「くまモン」と答えることができた佐敷中の1年生は80人中2名でした。
今日も二中生が二小学習会のお手つだいに行ってきました。今年の夏もこれが最後の学習会、宿題の追い込みや課題学習に取り組んでいます。(噂によると、二中生も教室で宿題の仕上げの真っただ中とか。)
以前、特別活動の九州大会で講演をされた筑波大藤田教授が、中・高の勉強について「列車の切符のようになっている。」という話をされました。高校・大学といった「目的地」に到着すると、切符は捨てて(回収されて)いるという意味です。
私は教師の道を選択したので、授業、特別活動、部活動、先生方の話、人間関係の悩みや解決方法など学校での学びがそのまま仕事に生かされ、「勉強」はさらにお金(小・中・高・大の学び)が追加できるICカードのようになっていますが、このような職業はごく少数です。
講演の中で私たちに「立方体を2つ重ねたような形の体積を求めなさい、但し3つ以上の方法で考えなさいという指示をしたとします。ある子どもが、『2つ考えたけど、両方とも答えが同じだったので、これ以外の方法を考えても無駄だと思います。』と言ってきました。先生はその子どもに何と返されますか。」という問いかけがありました。
「またいらんこつば言う。」、「だけん、でけんとたい。」、「お前は何でん、す~ぐあきらめて。」、「入試に出っとぞ。」でしょうか。私たちが「切符」にするような指導をしてしまっているかもしれません。では、どんな話をすればよいのでしょう。
世の中には正解は一つでも、時間、効率、予算など複雑な要素が絡みA案がだめなら、B案。それでもだめならC案、さらにD案というような場面が多くありますね。
初任者も驚くことが多いのですが、学校は他の職業と違って、みんなが児童・生徒時代を経験しているため想像しやすいのでしょう。「今でもそうなんだ。」という思い込みが多いようです。
ネットのコメントでも「内申書に書かれる!」、「内申点を下げられる!」という書き込みを見ます。
「内申書」、たぶん高校入試の際に提出する「調査書」のことだと思います。各教科の評定は日々の授業の評価をもとに共通のソフトを使って処理しています。校長の決裁までにペアで数段階のチェックを行い、違和感がある場合は評価者に説明を求めます。恣意的な改ざんができないようにソフトのルールから外れた変更箇所は色文字に変わります。また、年度末にはデータにロックがかかります。
所見や行動の記録にマイナス内容は一切記入しないので、調査書が不利に働くことはありません。いろいろあっても「元気がよく」、「行動力があり」とリフレーミングをしますが、それも見方を変えた事実ですので許してください。評価を下げることを書くなど、二次募集や浪人による生徒や家庭の心の負担、担任の心労と事務的負担が増すばかりです。その後もしっかり褒めた文章が続きます。
部活動も県大会で何位、〇〇検定が〇級などの成果が判断材料になるだけです。そうしないと、担任の文章表現力が合否に反映されることになってしまいます。
つまり「内申書に書くぞ!」は「良いことを書くぞ!」という意味です。
私たちの夏休みの宿題、11月の研究発表会案内の原稿が完成しました。今週はリーフレットの仕上げ作業です。より分かりやすいものにするためにぎりぎりまで修正を続けています。ちなみに、複数の紙を綴じるのがパンフレット、1枚の紙で作るのがリーフレットです。
水俣市内中学校の保健委員の交流会をオンラインで行いました。食をテーマに充実した交流会になりました。
夏休みも残り1週間、午前中は職員会議、倉庫の整理や草刈りなどの新学期に向けての職員作業を行いました。さて、草刈り機を軽快に操っている私は誰でしょう?
突然の雨でブレイク、昼食を済ませたら午後は研究発表会に向けての研修です。生徒の皆さんと同じく、大忙しの1週間です。
子どもは小さいころに一生分の親孝行をするといいます。
人吉二中に赴任した時は私も25歳でした。土曜日は半ドン(午前中で授業が終わる)の時代です。独身の先生も多かったので、みんなで昼ご飯を食べに行き、その後夕方まで部活をして、夜は温泉に入った後、誰かの家に集まってご飯を食べてしゃべって過ごすというような楽しい生活でした。日曜日も当然のように練習で丸一日の休みは盆正月とテスト前だけでした。
27歳の時に長男が誕生しました。妻は土日が勤務の会社でしたので、育休が終わってからは金曜日の夜に田浦の実家に預けに行き、土曜日の部活が終わってから田浦で子どもと過ごし、日曜日は人吉で部活、終わったらまた田浦に迎えに行くという生活でした。ご自身は子育てに関わってこなかったのでしょう。土日は子どもをみている男性職員がいるという発想が管理職にないのが不思議でした。部員と保護者の皆さんは理解して、いつも感謝の言葉をいただいていたのでありがたかったです。
人吉二中で7年間を過ごし、人吉三中に異動した5月に妻の転勤が急に決まりました。最初は妻と2人の息子は水俣に引っ越し、私は単身赴任をしたのですが、毎晩9時頃にかかってくる長男からの「おとうさん、なんでかえってきないの。」の電話に、「わかった、今から帰るよ。」と水俣に向かう生活が続きました。着いた頃には、5歳と2歳の息子は寝ています。
そこで、私も5月から水俣に引っ越し、片道70分の道を通うことにしましたが、長男は早起きをして、毎朝5時半に出発する私を必ず見送ってくれていました。二生分、三生分の親孝行をしてもらいました。子どもに対して怒り心頭になった時は昔を思い出すと良いですね。
お盆休みが終わりました。夏休みも残り10日間です。毎年恒例、夏休みにほしいドラえもんのひみつ道具一覧です。
①夏休み前
『強いイシ』この石に誓ったことを破ると、石が攻撃してくる。
『ノーリツチャカチャカ錠』これを飲むと、勉強や仕事が能率的に、テキパキできる。
②宿題提出日
『まあまあ棒』これで相手の口をふさぎ「まあまあ」と言うと、相手の怒りが収まる。
『シズメバチの巣』怒っている人を刺して、怒りを静める
『ツモリガン』撃たれた人は、してはいないことをしたつもりになり、すっかり満足してしまう。
③テスト直前
『暗記パン』暗記したいものの上に乗せると、文字が写る。食べると写した内容を暗記できる。トイレに行くと効果がなくなる。
『タイムマシン』時間と空間を越えて移動する機械、夏休みの初日に戻るとき使う。
『もしもボックス』もしもこんなことが?と言うことを実際に試してみることができる。宿題やテストのない世界も可能である。
毎年、毎年、自分に言い聞かせています。「ひみつ道具はないからね。」
6日(水)、熊本県社会科教育研究会の夏季研修会が開かれ、FK先生と一緒に参加してきました。11月の県大会熊本市大会で行う公民的分野の授業の題材は「転売」でした。
「子どもたちには身近な事か」「転売はすべてダメな行為か」、「売り手と買い手の合意があれば良いのではないか」、「生産者の立場からはどうか」、「リサイクルショップは転売か」、「マスクやコメと趣味の物を同列に扱うのはどうか」、「転売が良い悪いを判断するのは道徳的ではないか、経済分野の授業にどう落とし込むのか」など、たくさんの質問や意見をもとに、授業者が作ってきた学習構想案は、ヘビやトカゲの「脱皮」レベルではなく、カブトムシやチョウのような「完全変態」レベルまで再構築されます。
1日かけて練り直した学習構想案は、持ち帰って熊本市の研究会でさらに検討します。私も採用5年目に人吉球磨大会の授業者となりましたが、1年間は寝ても覚めても授業づくりが頭から離れませんでした。
6月1日にも転売ヤーの話を書いていますが、先日は「民泊がポケモンカードの転売基地になっており、カード5枚入りのパック30個がセットになった希望小売価格が5400円を超える「ボックス」が100箱以上も開封されて放置されている。」という記事がありました。
「こんな事するから子供達がポケカ普通に買えなくて遊べなくなってるんじゃないか」など、怒りの声が相次いでいるという記事でしたが、法的にはどうなのでしょう。練りに練った11月の授業が楽しみです。
子どもから「何で勉強せんばんとね。」と聞かれた時に、「勉強せんばんけん勉強せんばんとたい。」という〇〇構文による回答では納得しないでしょう。
数年前、熊本市内のある商業施設で、エスカレーターの私の前に女子中学生らしき2人組がいました。その前からの話の流れがあったのでしょうが、一人から「やっぱり勉強はした方がいいよ。」と言う声が聞こえてきました。続けてなぜ勉強した方が良いのかと言うことを語る語る。なるほど、子どもたちなりにいろいろ考えているんだなぁと思いました。
ネットを見ていると、コップに入った水を例に「なぜ勉強した方がよいのか。」をお母さんが子供に語る動画がありました。「勉強していないと目の前にあるのはただの水の入ったコップだが、理科を勉強していると~、社会を勉強していると~。と、物の見え方が変わる。」と言った内容でした。実に興味深い内容です。探してみてください。
子どもに「勉強は中学生の仕事だけんたい!」と答えたら、「しごと…か、だったら労働基準法第56条第1項では、使用者は、児童が満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまで、これを使用してはならないとされています。勉強が仕事なら法律違反になりますよ。勉強させていいんですか。」と返されました。さて、何と返しましょう…。
海の近くに住んでいますが、お盆を過ぎるとイラ(クラゲ)が多くなるので海水浴も終わりです。雨が続いて連休中に泳げなかった孫たちは「えーっ!」と言っています。イラは植物の棘のことで、イラガ、イラクサなどの刺す生き物や植物の名前に使います。刺されてイライラするからイラです。調べてみると九州ではアンドンクラゲをイラというそうです。
祖父母や両親から「お盆は海では泳ぐな」と言われ続けてきました。何かに「引かれる」そうです。何かとは何かの事です。最近、見えたような気がしてドキドキしたことが何度もあります。いかんいかん、教師たる者は科学的な発言をしなければ。
「線香は亡くなった方のご飯」、「お墓はご先祖様そのものなので上から水をかけてはいけない。」、「亡くなった方は香りを楽しむのでビールやお酒などのふたは開ける。」など、この時期のテレビは墓参り情報満載です。
九州では馴染みがありませんが、キュウリとナスに割りばしなどを刺して作った馬と牛を模したお供え物「精霊馬(しょうりょうま)」も紹介されました。先祖の霊に早く帰ってきてほしいので行きは「馬」、ゆっくりあの世へ戻ってほしいので帰りは「牛」だそうですが、最近ではバイクや車、飛行機などいろいろな乗り物が作られてネットにアップされています。時代です。
水俣ではやっていないようですが、田浦ではお盆に「柏だご」をお供えしていました。母によるとダンゴが少ないと、あの世に持って帰ったときに友だちから「お前の所は少なかねぇ。こすかねぇ。」と言われるそうです。「柏団子」で検索したところ、芦北町の大野保育園のHPが挙がってきました。
社会科が専門ですので、重大事件発生時の新聞は保存するようにしています。変色して時の流れを感じることができるのも良さです。子どもの誕生も重大事件です。2人の子どもたちの誕生日の新聞も生まれた日から20歳までの21年分保存していました。「いました」と書いたのは、令和2年7月豪雨の1週間前に田浦に移した新聞のほとんどを水没させてしまったからです。
残っていた平成25年の新聞の一面を見ると「TPP交渉 関税撤廃項目90%超」「英、シリア攻撃断念」「最低賃金11円引き上げ 時給664円を答申」「台風15号昼ごろ県内最接近」、テレビ欄は「世界ふしぎ発見!」「嵐にしやがれ」「世界一受けたい授業!!」「あまちゃん」などが並んでいます。中の映画の紹介は福山雅治さん主演の「そして父になる」、スポーツ欄には「楽天イーグルス田中将大投手23連勝」「熊本ヴォルターズ ユニフォーム披露(9月からNBLに参戦)」などなど、誕生日の出来事を振り返ることができます。
孫たちからは誕生日とその翌日(誕生日に何があったか分かるように)の新聞を保存するようにしました。これから親になる皆さんにお勧めです。
今年で3年目となる「みなまた未来ラボ」子ども議会が7日(木)に水俣市議会議場で開かれ、「みなまた未来ラボ」に参加した水俣高校生8人、市内の4中学校生8人の計16人が議員として参加しました。二中からも3人が議員として参加、本物の議場での会議に緊張していましたが、YT議員は事前に議長に選出されて堂々と議事を進めました。産業・経済分野では二中のYY議員が「中心市街地の賑わいづくりについて」質問に立ち、生活基盤分野では二中NA議員が学習成果発表を行いました。
議会の様子は撮影ができないため、後日「広報みなまた」等でご覧ください。
ひどい雨でした。皆様、ご無事でしょうか。帰省中の二中の先生方とも被害状況について連絡を取りましたが、住んでいる地域によっては厳しい状況の報告がありました。満潮は10時頃、雨と重なりどんどん水位が上がっていきました。
全国ニュースも熊本県の雨の情報が主でした。熊本市西区や八代市など息子や弟、甥が住んでいる地域の様子が映し出されます。それぞれから動画も送られてきましたが、田浦の母たちは大丈夫のようです。西区の息子はお嫁さんのご両親の家に避難しました。八代の弟は家の前の道が川と同じ水位になっています。水が掃けないのでトイレが使えず、簡易トイレを準備したとのことです。同じく甥も同じような状況です。
子どもを連れて帰省している息子は、出産で八代に入院中のお嫁さんとやり取りです。そういえば息子が生まれた時は大きな台風で妻が入院中だったことを思い出します。病院に落雷があり停電、アパートの車は水没が心配です。芦北の令和2年7月豪雨で被災しているので、今後の対応の大変さに頭を抱えています。
八代の弟から、午後1時前に水がやっと引いたとの連絡がありました。その後追加で、「中学生の息子はさっき起きてきて何も知らない。幸せです。」無事で何よりです。
今日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨とする「山の日」です。漢字の「八」が山の形に見えることや、「11」は木が立ち並ぶイメージがあることから、8月8日が山梨県・岐阜県、11月11日は香川県・愛媛県・高知県など、各都道府県の山の日で「8」や「11」が多く用いられているそうです。8月11日はお盆前で連休にしやすいという利点もあるようです。皆さんにとっては夏休みの中の祝日はあまり関係がありませんが、大人になると嬉しい休みです。
ある方の「海の日があるのに山の日がないのはなぜだ~!」という意見が「山の日」を制定しよう議論の始まりだったとか。そういうことなら「空の日」「平野の日」「盆地の日」「河岸段丘の日」「三角州の日」「扇状地の日」「大陸棚の日」、地理で習った用語で意見を述べてみることとしますか。
6日(水)、熊本県立劇場で第92回NHK全国学校音楽コンクール熊本県コンクールが開催され、12番目に登場した水俣二中・水俣一中合同合唱部は、出場校から4校が選ばれる銀賞を受賞しました。顧問のFY先生によると「自分が知っているここ30~40年では、水俣芦北からは銀賞は出ていないのではないか。」とのこと。自身がお世話になった音楽の先生に電話して確認していました。顧問のMY先生は「生徒たちは他校の合唱やすばらしさに触れたり、悔しさをバネにがんばったり、とたくさんのことを吸収してくれたと思います。」と話されていました。大会を通しての成長が嬉しかったとのことでした。
研究授業の指導助言で来校されたK指導主事の右腕が腫れていました。聞くと自宅に巣を作ったスズメバチの駆除中に刺されたとのこと。途中でスプレーが切れたのが敗因でした。
暑すぎる夏と早すぎる梅雨明けでスズメバチの活動時期が早まっているそうです。厚生労働省の人口動態調査によるとハチ(大部分がスズメバチ)による死者の数は平成29年13人、平成30年12人、令和元年11人、2年13人、3年15人、4年20人、5年21人です。過去15年間の統計では80歳以上が75人(29.3%)を占めて最も多くなっています.以下は70歳代69人(27.0%)、60歳代67人(26.2%)、50歳代が30人(11.7%)の順で、高齢者が多いという特徴があるそうです。私の母も落ちていたスズメバチの腰から下をゴミだと思って素手で触ったところ刺されて即病院行きでした。死骸も危険です。
スズメバチは外敵が巣に近づく(約10m)と、「相手の周りをしつこく飛ぶ。相手に狙いをつけて、空中で停止する。最後の警告としてあごをかみ合わせてカチカチという音を立てる。」などの行動を行います。攻撃態勢に入ったスズメバチは、黒いものに向かってきます。(巣を攻撃して幼虫や蜜をとる熊が黒だからという説あり。)白や黄色がより安全な色のようです。もし巣に近づいてしまったらすばやい動きに対して攻撃してくるため手でふりはらったりせず、頭などの黒い部分を隠し、低い姿勢で静かに後ずさりするのが得策だそうです。また、スズメバチが近づいてきたらじっとしておくのが良いようです。
教訓です「駆除には完全防備の上、駆除スプレーは満タンの状態で臨みましょう。」
今日のテーマは画像の「ヒマワリ」にとまっている「ミツバチ(ニホンミツバチ)」です。花粉を体にいっぱいつけて花と同化しています。私が子どもの頃は田浦の実家では、祖父が趣味で養蜂をしていました。動画共有サイトを見ると、趣味の養蜂がたくさんあがっていますが、実家の最初の群れは祖父が若い頃に、人吉から担いで田浦まで歩いて運んだそうです。地方ではまだ車が普及していない昭和の始めの話です。
ミツバチの群れは、1匹の女王蜂と約5万匹の働き蜂(雌蜂)、繁殖期には全体の1割ほどの雄蜂で構成されています。働き蜂のエサとなるのは集めてきた花の蜜や花粉で、一度に40mg(自身の体重のおよそ半分)の蜜を運びます。私が45㎏を抱えて飛ぶのと同じです。一匹のミツバチが一生で集める蜜の量はスプーン1杯(5g)程度だそうです。
スズメバチと違い、ミツバチはおとなしく人を刺すことは滅多にありませんが、子どもの頃は洗濯物についていたりした蜂に年に数回は刺されていました。慣れていた頃は蚊に刺された程度にしか感じませんでしたが、最近では刺されたところやはり痛いですね。ミツバチは刺すと針(一緒に内臓ごと)がとれてしまい、興奮物質が周りに広がります。その興奮物質によって他のミツバチから攻撃されることがあるそうです。特に巣を攻撃されたと感じた時はガンガン攻撃してきますので、巣の傍を通る時は用心しましょう。
莫斯科と書いてモスクワと読みます。時差は6時間。二中時間は午後2時半、モスクワ時間は午前8時半です。モスクワ日本人学校の吉田先生と二中の先生がオンラインで交流を行いました。吉田先生とは3月の退任式以来の会話です。モスクワでの生活の様子や、二中生の頑張る姿についてお話しすることができました。次回は冬休みを計画しています。
「モス日通信」のコーナーもぜひご覧ください。
人吉市の永国寺(曹洞宗蓬来山永国寺)は「ゆうれい寺」として知られます。今年は8月2日に「ゆうれい祭り」が開かれ、寺に伝わる幽霊の掛け軸の開帳、実行委員会による「ゆうれい屋敷」などがあり賑わいました。 私も平成3年から7年間、永国寺と道を挟んだところに住んでいましたが、祭りの日は朝から読経が聞こえていました。
お寺ができた1408年頃のこと、ある有名な武士の妾が、本妻の激しい嫉妬により球磨川に身を投げて死んでしまいました。その怨念は幽霊となって本妻を苦しめました。永国寺の裏の池に出てきた幽霊が実底超真和尚によって諭されるとともに、掛け軸に描かれた自分の今の姿を見てショックを受け、ゆうれいは望んで和尚に成仏させてもらいました。
というのが掛け軸について良く知られている話です。人吉の社会科研究会で史跡見学をして回ったときに聞いた話には続きがあって、顔をしっかり観察してください。その後…。はだけた右肩に視線を移してください。
描かれてしばらくたってから、そこに本当の顔が浮き出してきたそうです。画像検索でも良いですがレプリカを本堂に常設してありますので人吉に行かれた際はぜひ見学を。さらに、来年の幽霊祭りではぜひ本物を。
夏休みには普段できない研修の機会が沢山あります。教科ごとの研究会もその一つです。私とFK先生が所属する中学校社会科部会は、芦北町文化振興課主幹の深川裕二さんの案内のもと佐敷城跡(スカイドームを見下ろす位置にあります)や佐敷の街並みの巡検を行いました。石垣は当時の物と再建した物を石の面取りの有る無しで見分けることができるそうです。研修の成果は授業づくりに活かします。
芦北町観光協会のHPによると、「佐敷城跡は加藤清正が島津氏に備え肥薩国境防備のために築城したもので、島津・加藤両氏の戦いの場となりました。廃城時に壊された石垣などが残り、天下泰平銘鬼瓦など注目される遺物も出土するなど、近世初頭の政治・軍事を理解するうえで貴重な遺跡として、2008年に国史跡に指定されています。現在は石垣が再現され、天空にそびえる美しい城跡を見ることができます。」とのことです。
2学期以降のさらなるステップアップを目指し、1年生は夏休みにワークショップを中心にしたリーダー研修を実施しました。まずは分析シートを使った自己理解と、対話によるお互いの理解からスタートです。
ある役員さんのPTA懇親会での注文が話題になったが、私もそうである。「チーズやチーズ味のお菓子をよく買うね。」数年前に妻から言われた。まったく自覚がなかった。そういえば家の冷蔵庫やお菓子箱にチーズ系の食べ物をよく見かける。私が買ったものだったのか。
「変わった味のジュースをよく買うね。」と言われた。少し自覚がある。「ブログのネタにもなるので、変わった物にはとりあえずチャレンジしてみたい。」ということにしている。「ドリアンサイダー」はチャレンジの末、敗北した。
「餡(あん)物をよく買うね。」と言われた。ネコの名前も「おはぎ」にしたくらいだ。これは自覚がある。書きながら祖母がおはぎを「なかめしぐるりあん」と言っていたのを思い出した。フランス語の語感がある。引き出しには弟からもらった、私の来年の誕生日が賞味期限の小さい羊羹を入れている。
「同じ服や靴を色違いで持っているね。」と言われた。これには理由がある。体が割と大きいので、特に靴は気に入ったデザインでサイズが合う物を見つけた時が千載一遇のチャンスだ。
自分では気づいていないことが他にもたくさんあるかも知れない。
水俣高校のスタンフォード大学オンライン講座(Stanford-e-Minamata)の開講式に出席してきました。式典の後、受講生は早速1回の講義に向かいました。
講座ではいろいろなテーマをもとに、スタンフォード大学講師に英語で学び、ディスカッション等を行います。受講生には二中卒業生も選ばれていました。最終回は生徒によるプレゼンテーション発表を行い、成績優秀者は来春、スタンフォード大学現地での表彰式に2名(予定)が参加できます。25名の受講生のチャレンジは水俣高校のHPでも紹介されます。
「明日から頑張る!」と26回言えば始業式、夏休みも3分の1が終了です。暑い日が続き、花壇の花もピンチです。休みの日にも学校に出てきて水遣りをしています。明日の雨予報がいつの間にか晴れに変わっていました。残念。
PTA花壇と正門のヒマワリは満開です。昔、二中で同勤したM先生から「はたぐっちゃんやろ。」と褒めてもらいました。お気づきいただきうれしいです。駐車場の方を向いているのが残念です。
挿し芽から育てたアジサイには日よけをしました。二中を去ってもしっかり育つまでは面倒を見たいと思っています。今年度も3分の1が終わりました。あと224回でブログも終了です。ネタがない時は花か虫の話でごまかしています。昨日も今日も、そして来週の金曜も、ネタが無くてごまかしているなと思いながら読んでください。
出勤時間帯の職員玄関前の樹木ではセミの大合唱。オスの腹腔内には音を出す発音筋と発音膜、音を大きくする共鳴室、腹弁などの発音器官が発達していて、発音筋を1秒間に2万回振動して音を出し、メスを呼びます。
ニイニイゼミは一日中、クマゼミとミンミンゼミは午前中、アブラゼミとツクツクボウシは午後、ヒグラシは朝夕、などと鳴く時間が大別されますが、比較的涼しい朝夕が沢山の種類の声が聞こえるそうで、なるほど出勤時刻です。
幼虫として地下生活する期間は短い種では2年、長い種では17年と昆虫としては寿命が長いですが、成虫になってからの寿命は1か月程度です。以前は1週間とか言っていましたが、研究が進んで分かったそうです。
羽音を立てながらかなりの速度で飛びますが、止まれそうだと判断した場所に手あたり次第に突進する習性があるため、壁や枝にぶつかりながら飛ぶ姿もよく見かけます。
子どもたちが保育園児の頃、帰宅後に必ずしていたのは、全てのポケットをひっくり返してダンゴムシやセミの抜け殻が入っていないかチェックすることでした。セミを大量に捕まえてきて、家の中で放したこともあったそうです。この前は従兄弟と「優しいじいちゃんからはじめてすごく叱られた」と昔を懐かしんでいました。
「洗濯機 ぐるぐる回る ダンゴムシ」 才能有りでお願いします。
二中の夏、鍛える夏。
昨日からバレー部も参加して、40名を超える二中生が朝の長距離走練習に頑張っています。今年は体づくりで参加している生徒も多くいます。塩分タブレット補給、給水時間の確保、熱中症対策もしっかりしながら頑張っています。休憩時間の木陰は天国です。
意外に思われるかもしれませんが、体育的な才能は遺伝しない(諸説あります)そうです。ただ、体型については遺伝的要素が強いし、スポーツ好きの親は、子どもに小さい頃からスポーツ的な遊びをさせる傾向にあるので、自然とスポーツに親しむ習慣ができ、体育的な才能が遺伝したように見えるらしいです。
私自身、小さな頃は親と運動をして遊んだ記憶もないし、母によると家の中のどこにいるのかわからないくらい静かに本を読んで過ごす子どもだったそうです。
足も遅く、運動がとにかく苦手でした。しかし、子どもは成長するものです。6年生の頃に身長は170㎝を越えていたので、それまでは体格に筋力が追い付いていなかったのですが、急に走るのも速くなりました。高跳びの授業でとても良い記録が出て、担任の先生に褒められました。ちょっと運動に興味が向きました。
中高では、当時は県内でも背が高い方でしたので、バレーボールの試合に行くたびに色々な学校の先生から声をかけていただきました。また騙されました。
何事も嫌だと思えばとことん嫌になっていきます。好きだと思えばとことん好きになっていきます。好きになるきっかけは人がつくってくれることも多くあります。
二中生の皆さん、勉強もスポーツも、人との関係づくりも、あえて先生に騙され続けてみてください。
2年生代表 UIさん
私は2学期に頑張ったことが3つあります。
一つ目は無言清掃です。私語をせずに集中すると、普段は見逃してしまいそうな小さなごみや汚れに気づくことができます。このことから私は私語をせずに掃除に集中することが大切だと気付きました。
二つ目は勉強です。分からないところはそのままにしないようにしました。苦手な問題があると後回しにしてしまうことがありました。でも一学期は分からないところがあったらできるだけすぐ先生や友達に聞くようにしました。このことを積み重ねたことで、テストの点数も少しずつ上がっていきました。
三つ目は部活動です。部活動で特に心掛けていたのは自分から行動することです。ただ練習に参加するのだけでなく準備や片付け、声掛けるなど、チームのためにできることを自分から見つけて動くようにしました。部活の中では悔しいことや思うようにいかないこともありました。でもそのたびに前に進もうと努力することができました。
私が2学期に頑張りたいことは発言と発表です。私は授業中に手を挙げたり、自分の意見を言ったりすることが苦手でした。そこで2学期はまず授業中に一度は手を挙げてみたり、友達との会話の中でも遠慮せずに自分の考えを言えたりできるようにしたいです。不安もあるけれどやってみようという気持ちを忘れずに進んでいきたいです。
部屋の掃除をしていたら遭遇。クモが苦手だ。姿、形、ワサワサと移動する格好、死んで裏返った時の足の付け根が特に嫌だ。書きながらも気分が悪くなる。子どもの頃、天井から体のすぐそばに大きなクモが落ちてきて…………腰が抜けた。
中学生の頃、私のクモ嫌いは有名で、ビンに詰めたクモを持ったバレー部の先輩から追いかけられたこともあった。夜のクモ(コブ)は夜コブ(喜ぶ)といって縁起が良いと聞かされても、それはそれ、友達になろうとは思わない。
それでもなぜかクモの本を数冊持っている。テレビで特集があるとビデオに撮ってしまう。『アラクノフォビア(クモ恐怖症)』や『スパイダーパニック』という映画はDVDまで持っている。しかも、子どもの頃に数匹のクモを虫かごで飼ったこともある。木の枝にコガネグモを集めてまわる。子どものすることは矛盾だらけだ……、が怖いもの見たさは人の習性。
我が家は祖父の代からクモが苦手。その流れが私にも刷り込まれたようだ。この流れを断ち切るために子どもの前では平気なふりをしてきたが、実は冷や汗、鳥肌、頭痛、めまい。
『クモのはなし』という本の中に、クモの食べ方という話があった。国によっては比較的動きの遅いクモは重要なタンパク源となっている。串に刺して、足をもいで、焼いて・・。ジャガイモを生で食べたような味がするそうである。
あああ、書きながらめまいが・・・。
大成学級と1年生の技術の授業で栽培に取り組んでいます。大成学級前の花壇にはヒマワリ・アサガオ・オクラ、裏の農園にはスィートコーン、キュウリ、ナス、トマト、ズッキーニ、スイカ、サツマイモが育っています。朝夕の水遣りにも時間がかかります。先日は子どもたちがキュウリを収穫し、塩をつけてかじっていました。採れたては格別でしょう。
3年生の有志も自分たちの畑が欲しいといって、昼休みごとに耕してスィートコーンとスイカ栽培に取り組みました。育てたいという気持ちが大事です。
ところで、私は日曜の朝は『ゲンキの時間(健康)』、『がっちりマンデー(経済)』のあと『野菜の時間(園芸)』、『陽だまり屋(園芸)』、『趣味の園芸(園芸)』を梯子して見ています。
以前は「園芸番組なんて誰が見るんだ。」と思っていましたが。今は雑誌も購読する始末。見据えるのは健康で文化的な退職後の生活です。
私たち昭和40年度生まれの学年は、今年度に還暦同窓会をすることが多いようです。出身の田浦中は1月2日、水俣二中は10月11日に行うと聞きました。水俣高校は仕事に一区切りついた令和8年11月21日(土)開催で話が進んでいます。
出席確認や情報交換にSNSが活躍していますが、今週は大きなニュースが二つ入りました。
一つ目は「松本俊造さん(佐敷中出身)の芦北町副町長就任が昨日の臨時町議会で承認されました。」というニュースでした。元水俣市長の江口隆一さん(水俣三中出身)があげてくれました。祝福と「ふるさと納税します」のリアクションでにぎわいました。
二つ目は「プロデューサーをしている映画『レイニーブルー』が上映中です。京都でも公開がスタートします。」というニュースでした。熊本を舞台にした高良健吾さんも出演される映画とのことで、熊本の情報番組で見て知ってはいましたが、浜島玲恵さん(水俣一中出身)がプロデューサーまでは知りませんでした。早速、映画の公式HPを見ました。熊本での上映は7月31日までとのことでした。
60歳の還暦は通過点だと感じました。70歳の古希(古来稀なり)もそのうち近普(近年普通)になるのかな。
14日(月)に今年度第1回の学校運営協議会を開きました。関係の深い二中と二小は、小中9年間を通して地域の子どもたちを育てようというねらいで、第1回と第3回の協議会を合同で開催しています。
今回は二小を会場に、最初に両校長から学校経営方針と児童・生徒の様子について詳細に説明しました。その後の協議では小中共通で取り組むべき項目として「あいさつ(自分からのあいさつができない子どもが増えている)」「交通安全(登下校の様子・自転車の安全な乗り方・学校への自動車での送り迎えの多さ)」「職業観を育む取組(未来お仕事探検隊・職場体験・職業講話・学校卒業後を見通させる取組)」が話題となりました。
二中生が二小生のあこがれとなるように、二小を会場にした長距離走の練習や、夏休み学習会の手伝い、6年生の二中合唱コンクールの参観などを昨年に引き続きお願いしたい、二小・二中のそれぞれのPTA活動への互いの乗り入れをお願いしたいなど、9年間がつながる取組の提案もありました。
毎年の夏休みの二小学習会の手伝いを二中生の希望者が参加しています。今回は1年生から6年生まで120人近くの児童が参加したとのことでした。13人の二中生が児童にしっかり寄り添って質問に答えていました。
生徒会執行部代表 FNさん
私が1学期頑張ったことは新入生歓迎行事です。1年生や2・3年生が楽しんでいる姿を見てとても嬉しかったですが、そこに行くまでにとても時間がかかりました。春休みから執行部全員で計画を立てていて「こうした方がみんな楽しめると思う」など色々な案を出し合いました。何回も考え直したりして、とても大変でした。うまくいくか心配でしたが、当日の様子を見て、安心し、やりがいを感じることができました。この気持ちを忘れずにこれからも取り組んでいきたいと強く思いました。
そして、2学期に頑張りたいことは、文化祭です。この文化祭は令和七年度生徒会執行部で行う最後の仕事だからです。一年間を振り返って発表をできたらいいなと思います。残り約7ヶ月ほどしかないので、スローガンを達成するために生徒会のみんなで理想を現実にできるように意識し、生徒会活動など頑張っていきましょう。
今日は海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う「海の日」です。田浦に住んでいた子どものころは、御立岬海水浴場も整備されておらず、海水浴場は「太田の浜」が主でした。私が卒業した田浦小学校の旧校歌には「太田の浜の白波に~」、田浦中学校校歌には「朝なぎの太田の浜に新潮光り」と太田の浜が一番の歌詞に読み込まれています。田浦(たのうら)の語源は手浦(てのうら)、手の指のように海岸線が入り組んでいることを表しているそうです。「手(て)」は「手綱(たずな)」のように「た」とも発音します。
では、海に関するクイズを少し。
1 海岸線が長い都道府県を順番に5つ答えなさい。
2 海がない県はいくつあるでしょう。
3 河豚と書いてフグ、水豚はカピパラ、では海豚は?ついでに海狸は?
【答え】
1 1位:北海道4,460km 2位:長崎県4,183km 3位:鹿児島県2,666km 4位:沖縄県2,037km 5位:愛媛県1,716km
2 8つ(栃木県・群馬県・埼玉県・山梨県・長野県・岐阜県・滋賀県・奈良県)
3 海豚(イルカ)、海狸(ビーバー)
祝祭日に関連付けて、いろいろなことに興味を持ってくれると嬉しいです。
大成農園の野菜に虫が集まると、捕食者もやってきます。「カマキリ」の名前は「鎌で切る」から「鎌切り」となったという説と、「キリ」はヤブキリ、クサキリ、ササキリなどのキリギリスの仲間の名に含まれる「キリ」で、「鎌をつけたキリギリス」の意味という2つの説があるそうです。
カマキリは獲物をねらうときに、胸の前でカマをそろえて静止しますが、これが祈っているように見えるということで、「おがみ虫」という方言で呼ぶ地方も多いそうです。英名は「Praying mantis」です。「pray」は「祈る」、「mantis」はギリシャ語で「預言者や占い師」を意味します。
次の話は何ということわざになったでしょう。中国の斉の荘公が猟に行ったところ、ひかれそうになりながら、前足を振り上げ車に向かってくる虫がいた。荘公が家臣に「これは何という虫だ」と尋ねたところ、「カマキリという虫で、進むことしか知らず、退くことを知りません。自分の力量をかえりみず相手に立ち向かっていきます」と答えた。荘公は「この虫が人間なら勇士だな」と言って車を避けさせた。『韓詩外伝』
※蟷螂の斧(とうろうのおの)
「社会を明るくする運動」の標語の入選作品が決定しました。作品は立て看板にして市内各所に掲示されます。写真は二中正門横のPTAヒマワリ園。先週末から咲き始めました。こちらは二中の「社会を明るくする運動」です。
自分から 笑顔でいれば いい気分 1年NSさん
みんなでさ 楽しく過ごす この町で 1年SAさん
本当に 使っていいの そのサイト 1年MMさん
ねぇまって 観て見ぬふりも いじめだよ 1年FHさん
薬物で 一つの未来 くずれ散る 2年UJさん
見つけよう いろんな人の いいところ 2年MNさん
手をつなぎ 歩けばきっと 明日がある 2年NTさん
「大丈夫?」 その一言で 救われる 3年FNさん
今どっち? 傷つける人 救う人 3年YAさん
流されず 自分で判断 良し悪しか 3年HYさん
各学年の先生に「どんなところが成長しましたか?」と聞いてみました。
1年生:長距離走の朝練習に参加している生徒が多くいます。小学生の頃はついていけるかなと思っていた人も多かったようですが、先輩に刺激を受けて頑張っています。全体的にきついことの中に楽しみを見つけようという雰囲気ができてきました。
2年生:両クラスとも男女の仲が良く、居心地の良い雰囲気があります。授業中の返事や反応が心地 よく、学ぶ姿勢ができてきています。朝自習テストの結果を見ても、地道に勉強している様子が見えるようになってきました。
3年生:競技で勝負という本来の体育大会の姿を大切にした取組ができました。生徒会執行部と各委員会は、何をやっているかが見える活動ができています。行事や諸活動を通して3年生らしい姿に成長しています。テストや説明会、三者面談を通して進路意識が高まり、勉強しようという空気もできてきました。
というように、どの学年も成長の跡が見えました。
さて、中学生にとって明日から勝負の夏休み。「夏を制する者は〇〇を制する」とはよく聞く言葉です。ですが努力の結果はすぐ出るものでもありません。大事なのは継続することです。学期中より自由が利く夏休みは、自分を律し努力を継続するには良い機会です。
勉強、読書、ニュース視聴。頭を鍛える夏にしましょう。
家の手伝い、社会体験、ボランティア活動。心を鍛える夏にしましょう。
駅伝練習、部活動、社会体育、スポーツ活動。体を鍛える夏にしましょう。
最後に長期休業前のいつもの約束です。事故は夏休みの最初と最後の1週間に集中して発生します。4つの車にお世話にならないようにしましょう。
昨日の5時間目はFY先生と給食センターのH先生が研究授業を行いました。講話をお願いした大澤さん、農山さん、天野さん、森下さんや生産者・旧センターの皆さんの取組を思い浮かべながら、食について考えました。
8日(火)は森下誠さんに全校生徒を対象にした講話をお願いしました。森下さんは高校卒業後に愛知県の自動車部品製造会社に入られましたが、自然の中で働きたいと、海洋生物を学べる専門学校を経てダイビング店に勤め国内外の海に潜られました。帰郷されて1年間の潜水調査の後、平成21年に「水俣ダイビングサービス SEA HORSE」を開業されました。
その後はテレビ出演や新聞等の取材、小中学校での講演を通して水俣の良さを発信する活動に取り組まれており、令和5年度の熊本県PTA研究大会芦北水俣大会では、水俣会場の講師を務められました。また、辰年にちなみ、令和5年から6年にかけてのNHK「ゆく年くる年」にもヒメタツと一緒に水中から出演されました。今日は映像を交えながら故郷水俣への思いを熱く語っていただきました。
モス日通信第5号はパスポートについて。全文は添付ファイルをご覧ください。
現在日本には大きく分けて4種類のパスポートがあります。1つ目は一般旅券(Ordinary Passport)といわれるものです。一般旅券は2種類(紺色と赤色)の色があります。この色の違いは使用可能な年数です。5年用旅券(紺色)は申請日に18歳未満の人が取得できます。18歳以上の方も選択可能ですが、容姿の変化が著しい未成年者に推奨されます。10年用旅券(赤色)は申請日に18歳以上の人が取得できます。最も一般的なパスポートです。用途としては、国の用務ではない、個人的な旅行や留学、仕事など、一般の海外渡航に利用されます。今回偽造防止のため顔写真ページがプラスチックに変更されました。
2つ目は公用旅券(Official Passport)といわれるもので緑色の表紙をしています。用途としては、国会議員、公務員などが公務で外国に渡航する場合に発給されます。今回私はこのパスポートでモスクワ日本人学校に赴任しております。モスクワにいる日本にルーツを持つ子供たちの教育を行いながら、日本へ様々なことを発信していくことが大きな役割だと思っています。
明日15日(火)から3年生の三者面談です。11日(金)には3年生と保護者を対象にして国立熊本高等専門学校、八代高等学校、八代白百合学園高等学校、秀岳館高等学校、芦北高等学校、出水中央高等学校、水俣高等学校、自衛隊熊本地方協力本部水俣地域事務所から来校いただき、上級学校説明会を行いました。とある高校の説明を聞いて「〇〇高校に行こうかなぁ。」と話していた生徒もいたそうです。
水俣高校の説明には二中卒業生と湯浦中校長の時の生徒も来ました。驚きました。嬉しくなりました。中学生の時の担任にすぐ報告しました。
自衛隊の説明には教師生活最後の担任の生徒である二中卒業生のNKさんが来ました。さらに驚きました。会うのは成人式以来です。さらに嬉しくなりました。彼はボーイスカウトをしていてボランティア活動に興味を持っていたこともありますが、小学生の頃に父親と宝川内地区の被災現場で救助や復興に当たる自衛隊の皆さんを見て、自衛隊を志したそうです。成人式後の同窓会では、挨拶・整理整頓・時間厳守といった自衛隊で学んだことについて話してくれましたが、10年たってさらに成長した姿に感動しました。
説明会の頃、突然雨が降りました。曇りの天気予報を信じ、外に出してきた洗濯物も全く気にならなくなりました。心が晴れの日になりました。
当時の記録を読むと、田浦では11日から14日にかけて1時間雨量65mm、2時間雨量120mmと短時間に集中して降り、田浦川等、吉尾川等が氾濫して大きな被害が発生したとあります。ちなみに、雨量は令和2年7月豪雨の方が多かったそうです。
私は水俣にいたため、田浦水害のまさにその時の怖さは体験していません。聞くところによると、小学校の運動場横の土手が決壊し、大量の水が流れ込み運動場が見る見るプールのようになったそうです。低学年だった私の弟たちは怖くて泣きだしたそうです。
ある先生は当時保育園入園前だったそうですが、庭に水がどんどん入ってきた記憶があるそうです。お母さんは小学校からの電話連絡を受け、膝上まで水につかりながら、宮坂医院前の三差路に張ってあったロープを伝って、低学年のお姉さんを学校まで迎えに行かれたそうです。
私の父は学校からの電話を受け「学校が一番安全だけん、学校に残してください。」と言ったそうです。家庭も学校も判断が難しい状況だったと思います。
「天災は忘れた頃来る」物理学者で俳人の寺田寅彦氏がしばしば語ったという言葉があります。災害は語り伝えないと風化していきます。隣町の出来事で、二中生に直接の被害はなかったため、令和2年7月豪雨の記憶はほとんどの子どもたちには残っていません。7月12日と7月3日を「絶対はない」「想定外のことを想像する」と言うことを肝に銘じる日、生徒に記憶を伝える日にしています。
二中の皆さんに話をするのも今年度が最後ですので、災害に関することは繰り返し伝えておきたいと思います。
私が高校2年生だった昭和57年7月12日(月)の昼前のこと、「田浦中出身の生徒は集まってください。」という放送が入りました。何かと思って指定された教室に行くと、「田浦が大変な大雨になっていて、帰すことができない。水俣の友達の家に泊まるように。」との説明がありました。「いつも通り朝6時過ぎの列車に乗って駅を出たのに、水俣もそんなに降ってはいないのに。急に泊まれと言われても困るのに。」情報源も今とは違いスマホもなく、私たち高校生には切迫感はありませんでした。
午前10時までの1時間の雨量は65mm、1日の雨量が328mm。不知火海の満潮とも重なって田浦川等が氾濫、肥後田浦駅周辺や小中学校周辺も家屋への浸水が続出したとのこと。テレビには駅前の被害の様子が映し出されました。
八の字坂の線路側にあった同じクラスの友達の家(今村商店)に、田浦中出身の3人で泊まらせてもらいました。テレビのニュースはずっと大雨関係ばかり。不安な夜を過ごしました。
翌朝、高校が借りたバスで田浦へと向かいました。国道3号線は渋滞、8時間近くかかって田浦に着きました。途中は泥道。船江付近では、甘夏ミカンの木が根が付いたままで海に浮かんでいました。色の変わった壁を見て、水の高さに驚きました。町中、泥の匂いがしました。あちこちに消毒のための石灰が巻かれていました。
明日12日(土)から以下の県内各会場で熊本県中学校総合体育大会が開催されます。応援よろしくお願いします。(初戦以降は本校勝利の場合の日程です。)
12日(土)
軟式野球 川上哲治記念球場(人吉市) 対 長嶺中学校(熊本市)11:30
新体操 芦北高校体育館 10:20
柔道 山鹿市総合体育館 9:30
13日(日)
軟式野球 多良木球場 2回戦9:30
空手道 菊陽総合体育館 個人形9:10
柔道 山鹿市総合体育館 9:30
19日(土)
軟式野球 川上哲治記念球場 準決勝9:30 決勝14:00
バスケットボール女子 益城町総合体育館 対 三和中(熊本市)12:10 2回戦16:10
陸上競技 えがお健康スタジアム 9:00
サッカー 県営八代運動公園陸上競技場 対 山鹿・鹿本合同(山鹿)9:30
剣道 山鹿市総合体育館 11:20
水泳 アクアドームくまもと 9:30
20日(日)
バスケットボール女子 山都町総合体育館パステル 準決勝9:30 決勝12:10
陸上競技 えがお健康スタジアム 9:00
サッカー 県営八代運動公園多目的広場 2回戦9:30
剣道 山鹿市総合体育館 10:00
水泳 アクアドームくまもと 9:00
22日(火)
サッカー 県営八代運動公園陸上競技場 準決勝9:30 決勝15:00
2年生は9月に職場体験学習を行います。4日は職業講話でパティシェ―ルの長友美波さん(お菓子の国あん・さんく)からお話を聞きました。生徒の感想を読んでみると、11年間修業をされたこと、お菓子を作ることしかイメージになかったけど、重い材料を運んだりと力仕事が多いこと、使う材料は農家を訪ねて自分の目で見て決めていることなどのお話が心に強く残ったようです。職場体験で学びを活かしたいとの声も多くありました。
5日の県代表者会の抽選で二中生の対戦相手が決まりました。いよいよ12日から県中学校総合体育大会です。昨日は選手激励式を行い気持ちを高めました。出場するのは軟式野球(一中・二中・袋中・緑東中合同)、女子バスケットボール(一中・二中・緑東中)、サッカー(一中・二中・袋中)、剣道(一中拠点校)、空手道、陸上競技(陸上部とフィオーレAC)、社会体育から新体操(水俣ジュニア新体操)、水泳(水俣悠泳クラブ・芦北スイミングクラブ)、柔道(EDGE&AXIS)の皆さんです。フェアプレーの精神で、風格ある二中生としての誇りをもって大会に臨みましょう。
なお、大会日程は11日のHPにアップします。応援よろしくお願いします。
1年生は総合的な学習の時間の「水俣について知る」学習の中で、地域の食に携わる皆様から多くのことを学んでいます。2回目はモンヴェール農山の農山文康さんに講話をお願いしました。
農山さんは「公害が起こった水俣に住み、水俣で仕事をしているからこそ発信していきたい。発信し続けることが大切。」という思いで、独自の循環システムにより、生産者と消費者どちらも幸せになるような「山を育てるために豚を飼う」取り組みをされています。
「しちせき?」「ななゆう?」なぜ「たなばた」。今日は令和7年7月7日です。入籍された方も多かったと聞きます。おめでとうございます。
日本には神様を迎えるために水辺に設けた機屋に入り、棚機(たなばた)と呼ばれる機織り機で神様に捧げる神御衣(かんみそ)を織りあげる女性「棚機つ女(たなばたつめ)」の伝説がありました。それが、中国の織姫と結びついて七夕「しちせき」を「たなばた」と読むようになったとか。
おり姫星(こと座のベガ)と、ひこ星(わし座のアルタイル)の距離は光の速さで15年かかる距離です。「来年また会いましょう。」と言って別れた2人が実際に会えるのは、光の速さで家に帰るや否や光の速さで折り返して15年後の30歳の時。私の年になるまで4回しか会えません。
ウルトラマンタロウに登場する地球防衛隊ZATの車がウルフ777ということにちなんで。光の速さはマッハで表す音速の88万倍です。現在1万2千歳のタロウが最高速度のマッハ20で飛んだときに、どのくらいの時間で往復できるでしょう。
教科書が変わった話の続きです。今回は明日の七夕に関連して星の話です。
携帯電話の「すいきんちかもくどってんかい」、「~、~、速いんかい」のCMであれっと感じた30歳以上の方、お気持ちはよく分かります。「宇宙大帝ゴッドシグマ」のエンディングテーマで太陽系の惑星の並びを刷り込まれた私は、「かいめいじゃないの?」と違和感でいっぱいです。
さらに、1979(昭和54)年2月7日から1999(平成11)年2月11日までは軌道の関係で最後は「めいかい」でした。
ところが、冥王星は2006(平成18)年の国際天文学連合総会で準惑星に分類されたため、教科書に補説が入ったりしながら、平成24年度以降の教科書では「水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星」の8つです。
英語では、水星 Mercury(マーキュリー)、金星 Venus(ヴィーナス)、地球 Earth(アース)、火星 Mars(マーズ)、木星 Jupiter(ジュピター)、土星 Saturn(サターン)、天王星 Uranus(ウラヌス)、海王星 Neptune(ネプチューン)。授業で扱うと一昔前の中学生は〇〇ムーンだと喜んでいました。
水俣高校体育館で、水俣市PTA連合会のビーチボールバレー大会が開かれました。二中からは3チームが出場、決勝トーナメントでは二中同士の対戦もありました。二中PTAはAチームが準優勝に輝きました。大会後の他校との交流会ではチームワークの良さをみせ優勝(会場認定)でした。
1年生は総合的な学習の時間で「水俣について知る」をテーマに、「食」に携わる皆様のお話を聴く機会を設けています。
第1回は無農薬の柑橘栽培をされている「からたち」代表の大澤基夫さんです。無農薬栽培を始めたきっかけ、なぜ「からたち」という名前にしたか、現在の取組などいろいろなお話を聴くことができました。
大澤さんは強豪水俣高校カヌー部のコーチもされており、チームを今年も九州大会とインターハイへの出場に導かれました。O先生もOBで、高校生時代は随分鍛え上げられたそうです。
今日は令和2年7月豪雨が発生した日です。(写真は当時の新聞です。)3年生は避難所設営シュミュレーション学習に取り組みました。体育館を避難所として、通路、各家族のスペース、掲示板等の基本的な配置を決めました。その後は停電、断水等の厳しい条件の中で追加される「着替えをしたい」「洗濯をしたい」など避難者からの様々な要望にどう対応するかを検討しました。
管理責任者 校長 畑口益喜
運用担当者 情報教育担当者 畠山葵汐