令和7年度生徒会スローガン
学校経営グランドデザイン(PCで見てね).pptx パワーポイントです
050401:418493→060331:514058(95565)→070331:735542(221484)
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親鸞聖人が9歳で仏門に入る決心をし、夜に天台座主の慈円僧正を訪ねたとき、「時刻も随分遅いし、疲れているでしょうから、明日の朝に得度の式をしましょう。」と言われたそうです。その時、幼い親鸞聖人が、返事として「明日ありと思う心の仇桜 夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは」という歌を詠まれたそうです。
平成28年12月30日、大学生の次男を迎えに行った帰りに実家に寄ろうと考えていたのですが、夜も遅くなったため「正月には会うから、今日はそのまま水俣に帰ろう。」という話をしながら、田浦ICを通過しました。
31日の朝、母から「父の様子がおかしい、反応がない。」との電話がありました。すぐに救急車を呼ぶように伝えました。脳出血でした。「夜半に嵐」が吹きました。
搬送された水俣医療センターでは最初は1週間と告げられました。令和7年11月24日の朝に息を引き取るまで、意思疎通もできないまま、ほぼ9年間に亘り芦北町の病院に入院していました。
コロナ禍以降、家族でも面会が制限された時期です。孫たちが結婚してひ孫ができたことも、私が校長になったことも知りません。母はどんな状態でも生きていてほしいという思いでしたが、食事を口から摂ることもできなくなり、何度も危ない日を繰り返し、辛い9年間だったと思います。
親と過ごせる残りの日数の目安は、1年で親と過ごす日数×(平均寿命-親の年齢)だそうです。息子たちと過ごす時間を計算すると、月に1回+盆正月で2回、8時間ずつ会うとして(8時間×14回)×(84歳-60歳)=112×24=2688時間=112日ということになります。288ヶ月の内の4か月ほど。少ないですね。「明日ありと思う心の」ですよ。
管理責任者 校長 畑口益喜
運用担当者 情報教育担当者 畠山葵汐