二中ブログ

二中の最新情報!

【リアス海岸】070913

 教科書の表記が変わったという話を以前書きましたが、今回の2年生定期テストの解答「リアス海岸」も随分前に変わったことをご存じでしょうか。30歳以上の皆さんは知識のリセット、リセット。

株式会社 帝国書院のHPより

「リアス(rias)」とは、スペイン語で入り江を意味する「リア(ria)」の複数形です。スペイン北西部のガリシア地方には入り江が多く見られ、「リアスバハス海岸」とよばれています。この「リアス」を由来として、山地や丘陵の谷に海水が浸入してできた入り江が顕著に連なってみられる海岸地形のことを、「rias coast」(英語)というようになりました。この和訳として「リアス式海岸」という表記が昭和30年代以降使用され、定着してきました。しかし、「リアス」そのものが入り江の地形を表す語であるので、あえて「式」を入れる必要はなく、地理学・地形学の学術用語としては「リアス海岸」という表記がより適切であるとされるようになりました。
 地図帳・教科書でも、長らく「リアス式海岸」と表記していましたが、こうした近年の学界等の動向をふまえ、平成20年度用のものから「リアス海岸」に表記を変更しました。

 

【モス日通信⑥】070912

 モス日通信6号はY先生の夏休みについてです。サンクトペテルブルクへ旅行をしたことが紹介されています。

モス日通信⑥070912.pdf

 夏休みは、ロシアのことをもっと知りたいという思いから第二の都市サンクトペテルブルクを訪れました。サンクトペテルブルクはモスクワから約700km(新幹線のような特急列車で約3時間半、飛行機だと約1時間半)のところに位置しています。また、隣の国フィンランドのヘルシンキまでは約300kmです。
 実は、1712年から1918年までロシアの首都はサンクトペテルブルクでした。今でこそロシアの首都はモスクワですが、以前はサンクトペテルブルクが首都で、ロシア革命後にモスクワに移されました。歴史に詳しい人は知っていましたね。
 サンクトペテルブルクは歴史的に貴重な建物や文化遺産が多く、世界遺産に登録されているものも多くあります。私も、世界遺産の建造物や世界3大美術館の1つともいわれるエルミタージュ美術館を訪れました。次回の通信で、①エルミタージュ美術館②ぺテルゴフ宮殿③エカテリーナ宮殿④血の上の救世主教会を紹介したいと思います。楽しみにしていてください。

【火のまつり】070911

 今日の生徒会の時間に、第28回「火のまつり」に供するための、一人一人が願いを込めたメッセージを書いた折り鶴を作りました。

 火のまつりは不知火海における水銀汚染の犠牲になった全ての生命に対する祈りと、地域再生への願いを火に託し、水俣の過去と未来に想いをはせる、火のまつり実行委員会による市民手作りの行事です。今年は11月22日(土)に開催され、慰霊と再生の願いを込めた「火」が場内に灯されます。

【ミナマタに生きる】070910

 坂本しのぶ様、谷由布様、梅田卓司様をお招きして、全校生徒を対象に「胎児性水俣病患者としてミナマタに生きる」と題した講演会を行いました。耳と目、心を十倍にしてしっかり聴く姿がありました。放課後は梅田様を講師に職員向けの研修を行いました。学びを深めた1日でした。

【当選標語】070909

 社会を明るくする運動の標語の当選作品を栞にしていただきました。優良標語作品100点が市内各所に立看板として展示されています。立看板が欲しい当選者は、令和8年5月末までに保護司会までご連絡いただくと、掲示が終わった令和8年の今頃、ご家族へ渡されるそうです。保護司会の連絡先は学校までお尋ねください。