日々の生活の中で
【学校生活】臨時全校集会
2月28日(金)、午後2時40分からランチルームで臨時全校集会を行いました。3月2日からの休校について全校生徒に伝えました。
新型コロナウイルス感染が中国の武漢から始まり、横浜港のダイヤモンドプリンセス内での感染拡大、九州福岡での感染、熊本でも感染する人が出ました。
そして、今日は3月から休校と、知らず知らずのうちに自分たちも新型コロナウイルス感染が続く中、当時者になっていたことに、気持ちがついていけない状況です。
しかし、無症状でも感染している人がいる以上、けっして人ごとではないのです。今この時にも感染が拡大し、感染した方々は必死に生きようと病気とたたかっています。
だからこそ、一人一人が自分の命を自分で守っていく意識を高めていかなければなりません。そのことをしっかりと受け止めてほしいと思います。
全校集会では、生活面、学習面、健康面での話が担当の先生からありました。
【学校生活】中学校生活「最後の給食」となってしまいました
2月28日(金)、今までになくあわただしい一日が始まりました。昨夜の安倍総理の発言を受けて、学校はたいへんな状況となりました。6時過ぎから、すべての時間割を変更し休校に備えました。そして、午前10時からの臨時校長会で教育長から3月2日からの休校が正式に伝えられました。
3年生にとっては、公立高校後期選抜を受検する生徒もおり、また、卒業に向けて気持ちを高め、いろいろな方々に感謝の気持ちを伝えようと準備を始めていましたが、すべて吹っ飛んでしまいました。
ただし、後期選抜は通常通り行われるので、動揺せず勉強に集中してほしいと思います。
給食も今日が突然最後となってしまいました。給食終了後、3年生は全員で食器や食缶を給食室に返却に行き、みんなで3年間、そして、9年間の感謝の気持ちを伝えました。
給食の先生方からも温かいメッセージをいただき、給食室前では、笑顔の輪が広がりました。
「もっと給食を食べることができると思っていたのに残念です。」との心の声が聞こえてきます。だけど、笑顔で感謝の気持ちを伝える3年生の姿は本当に、本当にすばらしいと思いました。
【学校生活】美術の授業を通して
2月26日(水)の午後、1・3年生は美術の授業が行われました。
5時間目は、1年生が自分で選んだ漢字を自由にレイアウトしながら画用紙上に表現する活動に取り組んでいました。漢字に合ったイラストやマークなどが漢字を構成する要素となり、発想の豊かさに「なるほど!」と感心させられます。
この自由に自分で考えて表現するという活動は、けっこう大変な活動です。なぜなら、何もないところから、いわば0から自分で考えたり、判断しなければならないからです。一人一人の感性が試される時間です。
このような活動こそが、心を耕し、心を豊かにしてくれる活動なんだと、生徒の真剣な表情を見ていて感じました。
6時間目は、3年生が「色紙入れ」を製作していました。卒業制作となります。彫刻刀で模様などを完成させた生徒は、集まって楽しそうにニスを塗っています。そんな3年生の姿を見ていると、「ああ!もうすぐ卒業なんだ」と気づかされます。
あと何日かで3月です。公立高校後期選抜の日が間近にせまってきます。後期選抜を受検する人たちのためにも、1時間1時間の授業を大切にする3年生の姿を見ていると、目には見えませんがなかまとの絆を感じます。
卒業するという実感はまだまだわいてきませんが、確実に卒業の日が近づいています。
【学校生活】感性を磨く
2月26日(水)、今日も玄関を入ったところの棚に置かれている水槽の前に生徒が集まっています。水槽の中をのぞき込みながらとても興味深そうに話をしています。その声は校長室まで聞こえてきます。
近づいてみると、指を指しているその先には小さいタニシがいます。それも、水槽の壁面にいくつものタニシがへばりついています。いつの間にこんなに増えたのだろうと驚くぐらいの数です。
足を止めてタニシを見つめるほんの少しのなにげない時間、こんな時間が生徒の感性を育んでくれるのかもしれません。
【学校生活】学年末テスト
2月20日(木)、1・2年生の学年末テストも最終日です。3日間で9教科のテストを行うことで、この期間、集中して学習に取り組める反面、テストのための勉強になっていて、「最大瞬間学力」を図ることが目的になっているようにも感じます。
生徒が自主的に学びを継続し、効果的に学力を定着させられるようにするには、どうすればよいのか、次年度に向けて協議が必要であると、生徒の一生懸命な姿を見ていて感じました。
【学校生活】山鹿市宮古島交流報告
2月6日(木)~8日(土)の2泊3日で行われた、宮古島交流については、このホームページでも紹介させていただきました。そのホームページ内容より、宮古島交流報告を作成しましたので掲載いたします。
今回の交流をどのように発展させていくのかが大切となります。
【学校生活】音楽の授業 ゲストティーチャー
2月14日(金)、中学校音楽室では、小学6年生の音楽の授業が行なわれています。そして、今日の授業にはゲストティーチャーが登場し、子供たちは大喜びです。
そのゲストティーチャーとは、クリス先生です。
クリス先生は、キルトを着て登場されました。ビッグベンやロンドンアイという大きな観覧車のことや、2階建てバスの写真をたくさん見せてくださり、イギリスのことを紹介してくださいました。
その後、キルトが日本で言う着物のような服であること、いろんな模様があることなど、キルトについて説明してくださいました。
さらに、バグパイプの作りについて説明をされ、実際に動画を見せてくださいました。動画はバグパイプで蛍の光を演奏しているところで、蛍の光がスコットランド民謡であることも教えてくださいました。
スコットランドのさわやかな風が音楽室に流れたよう授業、クリス先生、ありがとうございました。
【学校生活】新入生保護者説明会
2月13日(木)午後7時より、ランチルームにて新入生保護者説明会を行い、たくさんの保護者の皆さまに来校していただきました。
最初に、鹿北中が大切にしている「保小中連携教育」「地域連携教育」による「出会いの教育」についてお話させていただきました。
次に教務の先生より、学校生活の説明や購入品、入学式、4月行事などについて具体的な説明がありました。
質疑応答のあと、山鹿市教育委員会の百田至道主事より、「春の安心ネット・新学期一斉行動~インターネット利用をするために保護者ができること~」との内容で約15分間、お話をしていただきました。
ネットの世界に潜む危険について様々な角度からお話ししていただきました。
また、同じランチルーム内には、保護者会終了を待ちながら勉強する小学6年生もいて、話しかけると笑顔で答えてくれました。
4月から一緒に学校生活を創っていくことが楽しみになってきました。
【学校生活】卒業生来校
2月13日(木)午後1時過ぎ、本校を卒業した鹿本高校生2名が来校しました。来校の目的は、みらい創造科発表会の案内を届けることです。笑顔で教頭先生に全校生徒分のちらしを渡してくれました。
卒業生の笑顔から、充実した高校生活を送っていることが伝わってきてうれしくなりました。発表会の取組を通して、また一歩成長することと思います。
ガンバレ、卒業生!!
【学校生活】城北高校にて体験学習
2月12日(水)、午前9時より2年生が城北高校に赴き、医療福祉科の先生、生徒のご協力をいただき福祉についての講話及び医療福祉の体験学習を行いました。
初めに、担当の先生より、福祉についてお話していただきました。お話の中で、「お互いに違う価値観を認め合うこと、尊重することが大切。協力し愛、認め愛、許し愛、そして、奇跡の出愛に感謝」とn言葉がとても印象に残り温かい気持ちになりました。
その後、車いすからベッドへと移動するための介助の実際について体験する班、介護の様々な日常の道具(はしやおさら)ポータブルトイレなどを実際に使用する班の2班に分かれて実習をさせていただきました。
介助は、相手の気持ちに寄り添うことで、言葉がけや介助での優しさが出てくると城北高校の生徒のみなさんの動きを見ていて感じました。鹿北中の2年生も介助を体験しましたが、マニュアル通りに行うことを意識したため、相手に寄り添うことがおろそかになってしまいました。
また、介助は力が必要と思っていましたが、けっしてそうではなく、科学的な視点を意識すると、力を入れずに介助できることがわかったことは大きな発見となりました。
短い時間でしたが、なるほどと思うことがたくさんあり、介助する側の感性を豊かにしていくことが大切だと思いました。
城北高校の生徒のみなさんの明るい笑顔とやさしく教えてくださる姿に、人格を日々磨きながら高校生活を送られていることが伝わってきました。
また、鹿北中2年生全員が、今日の感想を自分の言葉でしっかり伝える姿を見たとき、また一歩成長したことを実感しました。とてもうれしくなりました。
ご多用の中、本校生徒のために充実した時間を創っていただき、また、校長先生自ら中学生に語りかけてくださり、本当にありがとうございました。
学んだことを、一人一人が日常生活に生かして生きたいと思います。
【学校生活】宮古島交流3日目〜別れ・涙・再会の約束、そして感謝〜
宮古毎日新聞、2月8日(土)朝刊より
今朝の宮古毎日新聞には、昨日行われた結の橋学園との交流が掲載されていました。テレビは明日以降放送される予定とのことです。宮古島の方々に、交流活動が行われたことを知っていただくことは、とても意義深いことだと思います。
【離島式、いよいよお別れです】
午前10時、離島式を行いました。各班の代表生徒がお礼の言葉を伝え、栗川教育委員さんにいただいた来民うちわを贈呈させていただきました。そして民家の方々から挨拶をしていただきました。
みなさんには、宮古島にあたらしい家族ができました。だから、熊本に戻っても、ここ宮古島からみんなのことを応援している人がいることを忘れないでほしい。そして、来年ぜひ宮古島に来て成長した姿を見せてほしい、との言葉が胸に迫ってきます。
民泊のお礼に、「しあわせ運べるように」を歌いました。涙を流して聞いてくださいました。
【別れ・涙・感謝・再会の約束】
記念写真を撮ったあと、それぞれの民家の方とのお別れです。この瞬間、生徒の目からは大粒の涙があふれて止まりません。民家の方々、民泊をお世話してくださった方々も涙、涙です。
たった1泊の短い出会いと交流。しかし、人と人とのつながりは時間ではないことをあふれ出す涙が物語っています。何でこんなに涙があふれてくるのだろう。人と人との出会いとは不思議なものです。そしてあらためてとてもいいものだと実感しました。
今日の涙は一生の宝物となるはずです。
来年、また成長した姿を見せに宮古島に来るとの新たな目標を胸に刻み、バスに乗り込みました。そして、姿が見えなくなるまで手を振り続けました。
【宮古島空港→那覇空港】
宮古島空港でお土産を買って、いよいよ宮古島ともお別れです。満席の飛行機に乗り込み空へと飛び立ちました。機内で食事をすませると、もう飛行機が着陸態勢に入ったとのアナウンス。もうすぐ那覇空港です。
着陸後の機内放送では、キャビンアテンダントの方から「2泊3日の交流の思い出を大切にしてください。」とのメッセージが流れました。
そして、さらに機長さんから、「鹿北中学校の生徒のみなさん、結の橋学園との交流はいかがでしたか、宮古島は私もパイロットとしての訓練をした一生の思い出の地です。今でもその時のことを思い出します。皆さんにとっても、今回の交流は一生の思い出となるはずです。今回の体験で学んだことを生かしてこれからも頑張ってください。
そして、出発前、コックピットに向かって手を振ってくれた生徒さんがいました。とてもうれしかったです。タラップを降りて振り返ると、そこからコックピットが見えます。また、手を振ってくれたらうれしいです。」との異例の長文のメッセージを伝えて下さいました。
タラップを降りて振り返ると、そこには、コックピットの窓を開けて、笑顔で手を振ってくださる機長さんの姿がはっきり見えました。
本当にありがとうござます。
【那覇空港→福岡空港】
那覇空港の乗り継ぎロビーにて、搭乗手続きの時間が来るまで思い思いに過ごしています。何となく祭りのあとのような虚無感を感じている生徒もいるみたいです。それだけ、宮古島での2泊3日はすばらしい時間であったということです。
飛行機は那覇空港を定刻より20分ほど遅れて、福岡空港に向けて離陸しました。眼下に見える雲のじゅうたん、吸い込まれるような深い青色の空も当分見納めです。
【解団式 鹿北市民センターにて】
予定より10分ほど遅れて、福岡空港に到着。ちょっとしたハプニングもありましたが、無事バスに乗り込み、一路鹿北へと向かいます。
高速を降りて、一般道に入り、いよいよ小栗峠へと坂をのぼっていきます。2日間見てきたさとうきび畑が広がる平坦な景色とは明らかに違った風景が車窓から見えます。いつもの見慣れた風景が、どこか新鮮に感じられます。
18時00分、予定通り、鹿北市民センターに到着しました。
バスの運転手さんに、みんなでお礼を言って、すぐに解団式を行いました。
教育委員会の富田さんにも3日間のお礼を伝え、また、迎えに来てくださった保護者の皆さまにもお礼を言って、鹿北中学校1年、宮古島交流団の解団式を終了しました。
2泊3日の宮古島交流。当初思っていた以上にすばらしい3日間となりました。特に結の橋学園の生徒の皆さんとの交流、民泊させていただいた家庭での交流、鹿北中が大切にしている「出会いの教育」の中で、生徒は貴重な体験を重ねることができました。
あれほどドキドキしていた、人との出会い。気を遣いながらも、徐々に心の距離が近づいていく心地よさ、これは体験した人だけにしかわからない感覚です。そして、別れの切なさ、悲しさ。こんなに心が揺れ動いたことはめったにないことです。
だからこそ、この経験を大切にしてほしいと思います。人と人との交流は面倒くさく時にはやっかいなものです。しかし、人との交流の中には、自分を成長させてくれる機会がたくさんあります。今回の3日間でそのことを実感したのではないでしょうか。
この貴重な体験を、思い出の中にしまい込むのはまだ早いです。これから、どのように人と人との関係の中で自分を成長させていくのか、また、1年生集団をどのような集団に成長させていくのかなど、一人一人が見つめ、意見を交わしながら、考えを深めていかなければなりません。
このことなくして、1年後、胸を張って宮古島にはいけないはずです。なぜなら、みんなの成長した姿こそが、お世話になった方々への本当の恩返しとなるからです。
解団式後の「次の一歩」が何より大切です。
【学校生活】宮古島交流2日目 ~最高の出会い&交流~
宮古島交流2日目、最高の学び、最高の交流、最高の感動を、一人一人が心に刻むことができました
【朝食バイキング】
朝食はバイキング形式。思い思いに自分の食べたいものをお皿にのせていきます。相変わらずの温かさ。男子生徒は半袖ワイシャツ姿です。
朝食後、ホテルの方から、一人一人「ごちそうさまでした。」「おいしかったです!」「ありがとうございました!」と言ってくれたことに驚くとともに、とてもうれしかったですと、声をかけられました。
【前浜ビーチ再び】
朝食後、予定にはありませんでしたが、生徒から、「もう一度前浜ビーチに行きたいです。」とのリクエスト。そこで、急きょ前浜ビーチへと向かいました。
木に覆われた細い道を通り抜けると、そこはもう別世界。
聞こえてくるのは波と風の音だけ、ゆったりと時が流れていきます。こんな贅沢な時間を今過ごせることに感謝です。
【東平安名崎公園】
ホテルを出発して今日の最初の訪問地、東平安名崎公園へとバスは進んでいきます。
車窓から海が見えてくると、歓声があがります。
約15分ぐらいで東平安名崎公園に到着。
そこには,ほぼ360度見渡せる絶景が広がっていました。太平洋と東シナ海がぶつかり白波が上がっています。水平線が丸みを帯びていて、地球が丸いことを実感させられます。
公園の先端には白い灯台がぽつんと建っています。その灯台のらせん階段を、みんなでひたすら登ると、青い海と空、白い雲が迎えてくれました。人工物が何もないただ自然だけの世界に圧倒されます。
灯台の上から生徒が手を振ると、一足先に降りてきた生徒が手を振っています。灯台の高さが伝わってきます。
韓国から来られた方と積極的に会話しながら、バスへと向かいました。バスが留まっている広場では、かき氷が売られています。驚きです。
【地下ダム資料館】
今日2番目の訪問地は地下ダム資料館。環境教育の一環として選択した訪問地です。地下ダムと聞いてもなかなかイメージできませんでしたが、資料館の方に説明していただき、「あっそうか!」と納得。
石灰岩が広がる宮古島では、雨水が地下にしみ込んでいきます。だから川がありません。独特の石灰岩のおかげでハブも生息できない地になっています。地下にたまった水を利用して地下ダムを作っていることなど、丁寧にお話してくださいました。
説明してくださる方の話術と人柄に知らず知らずのうちに引き込まれていきます。「ただ者ではない」オーラが出ています。
あとで聞いてみると、大学の教授の指導も行い、世界各地の専門家の方への説明などもされているとのこと。イギリスや中国での研究生活が長く、この宮古島の自然に魅了されて引っ越してきましたと、笑顔で話してくださいました。
たぶん1日中お話されても話が尽きないくらいの知識と経験を持ち合わせている方のようです。
こんなすごい方との出会いも大切な学びの一つです。
【昼食】
地下ダム資料館を後にして、昼食場所へと移動しました。外はあっという間に青空から雲が広がり暗くなり、雨が降り出しました。ものすごい勢いの雨と風に外に出られるだろうかと心配するほどでしたが、バスを降りる頃には少し風雨もおさまり、ホッとしました。
昼食はボリュームがあり沖縄そばまでついていて、もう満腹状態です。ゴーヤを小皿によけている生徒もいました。証拠写真をカシャ!
【伊良部大橋】
いよいよ伊良部大橋を渡る時がきました。無料の橋としては日本最長。一番高いところは80mぐらいある独特の形をした橋。
両側にはきれいな海が広がり、一番高いところを通る時はすこしヒヤッとしました。この橋を通る車の時速は遅く、景色を楽しみながら渡っている人が多いのだと思いました。
橋を渡り終えたところでバスは停車。今渡ってきた橋の全景が見えます。あらためて橋の長さと特徴ある形が目に飛び込んできます。生徒は橋の下の道を通って反対側に出たりと興味深そうです。
橋をバックに、みんなで記念写真を撮りました。
そして、いよいよ結の橋学園1年生との交流へと向かいます。みんなドキドキです。
【結の橋学園との交流】
伊良部大橋を出発し、さっきの雨で冠水していたところもありましたが、約10分ほどで結の橋学園に到着しました。
バスの到着を1年生代表生徒と校長先生が迎えてくださいました。
校長先生から、結の橋学園の概要について説明していただき、生徒からは笑顔と歓迎の言葉をいただきました。
きれいで、とても明るい校舎に入り、交流会が行なわれる体育館へと向かいました。まず圧倒されたのは、バスケットコートが3面とれるというとても大きな体育館です。中学校の体育館では見たこともない大きさです。
そんな大きな体育館に元気よく挨拶をしながら入って行きました。
体育館では、結の橋学園の生徒による歓迎の言葉で交流会が始りました。結の橋学園の生徒から缶バッチを生徒一人一人に贈呈してくださいました。みんな緊張している様子ですが、少しずつ笑顔の輪が広がっていきました。
校長先生から、手作りのプレゼンによる学校紹介をしていただきました。昨年4月に開校した結の橋学園は、全国制覇を目指すバレーボール部強豪校であることや、サシバの保護活動から環境問題を考えられていることなど、小中一貫の9年間の連続した学びの中で児童・生徒が学校生活を送っていることを紹介してくださいました。
そして、交流会がスタート。進行は結の橋学園の生徒が行ってくれました。
最初の交流は、名札を配って、その名札の相手を探して、見つけたら首からかけてあげるというもの。名札の相手を見つけるためには会話をしなければなりません。自然と交流の輪が広がっていきます。
相手をを見つけて名札をかけるとお互い笑顔になります。少しずつ心の距離が縮まっていきます。
続いて、じゃんけん列車です。鹿北中でも歓迎会などで行ったことがあります。じゃんけんをしながら、肩に手をかけた長い列ができていきます。
肩にかけられた手から相手の温もりが伝わってきます。触れ合うことで、さらに交流への気持ちが高まっていきます。
3つ目は、新聞たたみゲーム。両校の生徒が一緒に幾つかのチームを作って、代表の先生とじゃんけんをして負けたら新聞紙が半分になり、その上に工夫しながら乗ります。
じゃんけんをするたびに、新聞紙が小さくなるチームがあり、体育館に歓声が響きます。笑顔の輪が1つになります。
この交流会には、宮古毎日新聞やテレビ局の方々などの報道機関も取材に来られていて、鹿北中生も取材に答えていました。堂々と相手を見て、一生懸命答える姿が微笑ましいです。
ゲームの後、結の橋学園の生徒が、歓迎の踊り(ミヤークヅツの踊り)を披露してくれました。
1月の遠隔交流でも何人かの生徒が踊ってくれた踊りを今日は、全員で踊ってくれました。鹿北中生もお礼に、鹿北の茶山唄踊りを踊りました。
交流会の後半は、鹿北中生の司会で話し合い活動を行ないました。両校の生徒合同で7つの班を作り、以下の3点について話し合いました。
1 これまでの交流の振り返り
2 交流を通してどんな自分になりたいか
3 今後、どのような交流をしていきたいか
「どんな自分になりたいか」では、人見知りを直したい、自分の意見を積極的に伝えられる人、初めて会った人とも積極的に交流できる人、交流を深めながら何かにチャレンジできる人、みんなをまとめられる人、親しみやすい人、優しく思いやりのある人など、様々な意見が出されました。
交流を通して、みんな自分を成長させたい、コミュニケーション力や発信力を身につけて社会で自立して生きていく力を身につけたい、との思いを持っていることが伝わってきてうれしくなりました。
今後の交流については、今までのように遠隔交流を行う、手紙の送り合い、行事の報告会、特産物や伝統文化を見せ合う、2年生の時に鹿北中生に来てもらい、3年生の時、結の橋学園生が熊本に行き交流するなどの意見が出されました。
話し合い活動の後、鹿北中生が歌い続けている「しあわせ運べるように」を披露し、熊本地震からの復興を続けている熊本の思いを届けることができました。
いつもは上級生がリードしてくれますが、今日は1年生だけです。自分たちだけで歌えたことで自信につながったことと思います。
最後にみんなでの写真撮影。みんなホッとした表情をしています。今日が新たな交流のスタートとなったことと思います。
バスの中でドキドキしていた鹿北中生。そして、交流が終わった後の安堵の表情。このドキドキこそが学びであり、交流をしてよかったと思えたことが、これから生きていく上で大切な感覚となります。 交流の心地良さを心に刻んだ人は、これからも出会いを大切にできる人に成長していくはずです。
また、あまり積極的になれなかったなあという人も、次はもう少し話してみようとか、ほんの少しチャレンジができるようになっていきます。自分のペースで出会いを成長のチャンスとしてほしいと思います。
約1000km離れた結の橋学園と鹿北中学校。今日の交流を通して心の距離が大きく縮まりました。これから、どんな交流を創っていくのか、両校生徒のアイデアと行動力が楽しみになってきました。
結の橋学園の生徒のみなさん、そして、校長先生をはじめ多くの先生方、このような心温まる交流、楽しく有意義な時間を創っていただき心より感謝申し上げます。
そして、これからも両校の交流がさらに深まりますよう、ご協力お願い申し上げます。
【入町式、民泊お世話になります】
結の橋学園での交流を終えて、車内は充実感に包まれています。そして、さらなる出会いを鹿北中生は経験します。
今日は、民泊を通して、宮古島の暮らしを体験させていただきます。4班(女子3班、男子1班)に分かれて、一般の家庭に宿泊させていただき、手伝いや体験活動を通して暮らしや文化、自然を体感させていただきます。
再び、出会いの緊張感がこみ上げてきます。この緊張感が、明日はどのように変わっていくのか楽しみです。
入町式後、磯釣りや郷土料理づくりなどを体験させていただきました。初めて釣りを体験した生徒もいて、えさのつけ方から教えていただきました。釣れた時は、とてもうれしそうでした。
午後7時過ぎ、各民泊先を訪問させていただきました。サーターアンダギー作りやバーベキューなど、それぞれの家庭で楽しく過ごしています。
緊張感もとれて、家の方々と自然に関わる姿に頼もしさを感じました。手伝いなども積極的に行っていました。
気を遣いながらも楽しい時間を過ごしているようです。
【学校生活】宮古島交流1日目 〜学び・感動・発見〜
宮古島交流1日目、充実した時間を過ごしています。
【昼食 那覇空港にて】
那覇空港に到着し、まず暖かな空気につつまれていることを感じました。朝マイナス4度の鹿北を出て、数時間後には、春の温かさの中にいます。宮古島に行く飛行機への乗り換えまでに時間があるので、空港ロビーで昼食をとりました。
そして13時前、いよいよみ宮古島に向かう飛行機の搭乗が始まりました。
【離陸 那覇空港→宮古島空港】
那覇空港は自衛隊との併用です。出発に向けて滑走路を移動中、自衛隊機が窓の外に見えてきました。沖縄を感じた瞬間です。
そしていよいよ離陸。あっという間に上昇していきます。また、雲が下に見え、空の深い青色と再び出会うことができました。
【宮古島との出会い】
高度約5000mから飛行機は宮古島空港への着陸態勢に入りました。下に見えていた雲が近づき雲の中に入り、外はしばらく真っ白い雲しか見えませんでした。
その雲を抜けてまず視界に飛び込んできたのは、今まで見たこともないきれいな色、宮古島ブルーの海でした。感動!
【宮古島空港にて】
14時過ぎに宮古島空港に到着。空港では宮古島市教育委員会教育長をはじめ、宮古島の方々が私たちの到着を待っていてくださり、熱烈に歓迎してくださいました。
山鹿市との交流を大切にしてくださっていることが伝わってきます。代表生徒がお礼のあいさつ、宮古島市教育委員会教育長から歓迎の言葉をいただきました。
その後、みんなで記念写真を撮りました。
【宮古南静園ハンセン病歴史資料館訪問】
宮古島に到着し、最初の学びの地である南静園へと向かいました。15時頃に到着。ここではハンセン病の元患者の方々に、差別による苦しみ、差別とたたかってこられた思いを語っていただきました。
正しく知らないことからの偏見や差別が、人の人生をめちゃくちゃにしてきたことへの怒りがこみ上げてきます。
資料館を案内していただき、差別のきびしさを目の当たりにして胸がしめつけられます。
生徒一人一人が、人権の大切さを学び、人権を守るために勇気をもって行動することに大切さを学びました。
【ホテルへ、そして前浜ビーチへ】
16時30分頃、南静園を出発し、ホテルへと向かいました。早めにホテルへ向かったのは、ホテル到着後、ホテルのすぐ前に広がる前浜ビーチに行くためです。荷物を部屋に置いてロビーに集合し、前浜ビーチへ。
木々に覆われた細い道を抜けると砂浜が広がっています。砂浜の砂は今まで感じたことのない粒の細かさです。
粒と言うよりも粉といった方がぴったりな感じです。海の色も、宮古島ブルーです。誰もいないビーチを鹿北中1年生が独り占め。何と贅沢なことでしょうか!
【夕食】
ホテル1階ロビーの食事スペースでいただきました。班ごとにいただきますをして、いただきました。食事の時間は子どもも大人もホッとします。
【レクリエーション&今日の振り返り】
夕食後、みんなでジェスチャーゲームなどをして楽しみました。そして、今日の振り返りをしました。
南静園での学びを振り返り、自分が感じたこと、今日の学びをこれからの生活にどのように生かしていくのかなどを見つめ、発表しました。
あっという間の1日。しかし振り返ると、たくさんの出会い、学び、発見がありました。すばらしい1日、宮古島に、そして、宮古島の方々に感謝です。
【学校生活】福岡空港いよいよ離陸!空の旅へ
離陸の準備が終わりましたとの機内放送。そして約2分後、背中がシートに押し付けられるような圧を感じる加速とともにあっという間に離陸し市街地が小さくなっていきます。
雲仙普賢岳、有明海、天草諸島の形が、地図帳で見てきたようにはっきりと見ることができます。
10分もたたないうちに雲の上に。今まで雲は下から見上げるのが当たり前だったけど、今、雲を眼下に見おろしています。不思議な気持ちです。また、空の色がこんなにも青いものかと驚かされます。
機長さんが、今、九州の南の海上に出たことを伝えてくれました。また、「眼下には種子島や屋久島が見えてきます。」と、アナウンスしてくださいました。
生徒は、音楽を聴いたり、雑誌を読んだり、眠ったりとみんなリラックスして過ごしています。
快適な空の旅を楽しんでいます。
飛行機は揺れることなく穏やかなフライトで、空の旅の素晴しさを一人一人が実感していることと思います。
【学校生活】宮古島交流に行ってきます。
2月6日(木)1年生は今日から2泊3日の宮古島交流に出発です。朝6時過ぎ、まだ暗く寒さが厳しい中、市民センター駐車場にて出発式を行ないました。
そして、たくさんも保護者の皆さま、教育委員会の先生、鹿北中の先生方に見送られながら、鹿北を出発しました。
九州自動車道に入り、基山サービスエリアでトイレ休憩をとり、福岡空港へとバスは進んでいきます。外もだいぶ明るくなり、バスの中では、しあわせ運べるようにの練習を行いました。
1回歌うごとに自分たちで反省点を出し合い2回、3回と歌っていきます。その姿に自治力の高さ、集団の質の高さを感じました。
福岡空港に無事到着。人が一気に多くなり、活気が感じられます。チケットを受け取り、搭乗手続きを行いました。
男子は制服の上を脱ぎ、ポケットの中の物を全部出してチェックを受けました。ちょっとした緊張感を味わいました。6番搭乗口で搭乗のアナウンスを待っています。
もうすぐ雲の上に行きます。みんなドキドキです。
【学校生活】1年生、宮古島交流出発式
2月5日(水)の給食の時間、ランチルームにて、1年生宮古島交流出発式を行いました。1年生代表生徒から交流に向けての決意を発表しました。
積極的に交流することや、様々な違いを見たり感じたりしながら、ふるさと鹿北を見つめ直していきたい、友だちの新たな一面との出会いを楽しみにしたいとの言葉が印象的でした。
明日から2泊3日の宮古島交流。一人一人にとって最高の学びの時間となることを期待しています。
【学校生活】今日の3年生!
2月5日(水)今日は城北高校の入学試験が行なわれています。本校3年生も受験にチャレンジしています。
だから、3年生教室はいつもより閑散としています。理科の授業も少人数でアットホームな感じで行われていました。
しかし、休み時間になると、人数は少ないですが、いつもと変わらないにぎやかさになり少しホッとしました。
受験に行っている生徒も、今問題と向き合って頑張っていることと思います。
ガンバレ、3年生!
【学校生活】読書活動 ~感性を磨く~
2月4日(火)今日は1年生が振替休業日で学校は2・3年生だけです。すこし静かですが、2年生は朝から図書室で読書をしています。
普段は教室で毎朝短編小説中心に10分間読書を行っていますが、週1回は、図書室で興味関心がある本を借りての読書活動です。
朝の陽射しが差し込む中、図書室は静かに時が流れていきます。
【学校生活】今週1週間
今週は2年生最大の行事「沖縄修学旅行」が行われたくさんの出会い、発見、学びがありました。学校は2年生がいなくてちょっと静かでしたが、それでもいろいろな場面で生徒、先生の頑張りが見られました。
1年生は、山鹿市青少年健全育成大会に向けて歌の練習に取り組ました。給食準備中は3人での練習、朝は全員で練習。校内にきれいな歌声が響いていました。
3年生は、朝と昼、面接練習を様々な場所で行いました。志望動機、高校で頑張りたいことなど堂々と伝える姿が頼もしいです。英語での質問や数学の口頭試問にも一生懸命答えていました。
玄関前の水槽には、めだかやタニシがいますが、生徒が足を止めて熱心に水槽を見ています。水槽を見つめながらのんびり話をしている姿もいいものです。
先生も頑張っています。体育の免許を持つ有働先生は、今週2回保健体育の授業にチャレンジしました。大脳の働きについて1年生と勉強しました。
おだやかに会話するようにていねいに話す姿、生徒のつぶやきを大切にし、その一言から興味関心を引き出したり、またわかりやすい板書など、時間をかけて準備して授業に臨んでいることがうかがえます。
学校でも沖縄でも、いろいろな場面で生徒、先生の充実した活動がたくさん見られた1週間でした。
今日は2年生が修学旅行から戻ってきたので、また普段のにぎやかな学校となりました。
【学校生活】2年生、沖縄修学旅行(3)
那覇空港を約1時間遅れで飛び立った飛行機は、無事福岡空港に到着。福岡空港内で解団式を行いました。3日間は過ぎてみればあっという間です。だけど、この3日間は、10年、20年経っても色あせることなく鮮明な記憶として心に刻まれていくはずです。
中学校時代の大きな財産を手にした鹿北中学校修学旅行団は、現在、鹿北へと帰ってきています。
様々なことを考え、見つめ、学び、体験してきた2年生。絆も一歩深まり、これからのさらなる活躍が期待されます。