日々の生活の中で
オニヤンマ
中庭に出てみると、どこからかパタパタパタパタと羽音が聞こえてきました。何だろうとさがしてみると、調理室前の渡り廊下のところにトンボがいました。大きさと色からすると、たぶんオニヤンマだと思います。オニヤンマは、5年という長い期間をヤゴのまま過ごし、良く晴れた夏の夜に羽化し、朝方になって成虫として活動を開始するそうです。それまでに10回ほど脱皮を繰り返します。
ハンドボール部、ワークキャンプ
8月9日(火)、今日より1泊2日の日程でワークキャンプが行われます。今回は、ハンドボール部1年生7名が、あやすぎ荘でボランティア活動に取り組みます。社会で働く人たちの中に入って活動することで、自ら考えて行動する力や気配りや心配りの大切さについて体験を通して学びます。学校生活や部活動、さらには、学校外での生活全般において必要とされる力を少しでも身につけていくことを期待しています。慣れないことばかりだと思いますが、その慣れない環境だからこそ、貴重な体験ができます。積極的に人と関わることにチャレンジしてほしいと思います。
県青少年赤十字リーダーシップトレセン
8月6日(土)~9日(火)まで、豊野少年自然の家にて県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニングセンター研修が開催されています。これは、集団生活と学習を通して、自ら気づき、考え、実行する態度を養い、学校や地域社会のリーダーを育成することを目的とした研修です。本校からも2年生男女4名が参加しています。
グループインタビュー、非常食体験、国際理解、救急法の学習、リーダーシップについての講話、トピックアルバム作成、フィールドワーク、キャンドルの集い、ワークショップ、先見についてなど、多岐にわたるプログラムが準備されています。
本校生徒も元気に活動しています。他校の生徒とも活発に交流しとても有意義な時間を過ごしています。明日まで活動がありますが、学んだことをみんなに伝え、自治的な学校をつくる推進者として、今後、大いに活躍してくれることを期待しています。
かほくまつり振興会総会
昨日8月1日(火)19時30分より、第37回かほくまつり振興会総会が行われました。中川振興会会長の挨拶では、「実りの秋とともにかほくまつりを迎えたい。山鹿市主催行事から地元主催行事となって2年目、みんなの力を結集してまつりを成功させましょう」との言葉にまつりを大切にしている思いが伝わってきました。
中学生も鹿北町の一員として、合唱、吹奏楽部の演奏、募金活動、抽選券配付等でまつりに参加します。第1回から大切にされ変わっていない大会テーマ「手をつなぎみんなで伸ばそう鹿北町」のもと、人の絆が強まるまつりとなるよう地元の中学校も頑張っていきます。
ワークキャンプ2日目
ワークキャンプ2日目。生徒はかなり疲労している様子でしたが、何とか最後までやり切ることができました。小規模多機能ホームかほくでの2日目は、パン教室、介護者との集い、利用者との交流、おやつ準備、反省会などの活動を行いました。生徒は、普段経験しない社会との接点での活動に戸惑いを見せながらも、たくさんの学びを経験することができました。この経験をこれからの生活にどう生かすかが大切です。
小規模多機能ホームかほくのスタッフの皆様、社会福祉協議会の皆様、2日間ご迷惑をおかけしましたが、様々な活動やお話をしていただき、ありがとうございました。
卒業生が来校しました!
8月1日(月)本校卒業生(高校1年)数名が来校しました。そして、在校生とサッカーをして汗を流しました。さっそくグラウンドに出てみると、しっかりと挨拶ができ、引き締まった表情からは、高校生活が充実していることがうかがえました。写真を撮り、ホームページに載せることを伝えると少し照れていました。いつまでも在校生から目指される存在でいてくれることは頼もしい限りです。
卒業生のみなさん、みなさんの頑張っている様子は、いろいろなところから聞こえて来ます。そんな時はとてもうれしくなります。楽しいことばかりでなく、きついことやつらいこともあると思いますが、「清流の人」としてのプライドを忘れず、今の生活を大切にして充実した日々を送って下さい。
野球部、ワークキャンプ参加
8月1日(月)野球部の1年生が小規模多機能ホームかほくへ1泊2日のワークキャンプに行っています。ボランティア活動ということで行っていますが、中学生の方がコミュニケーションや臨機応変の対応など多くのことを学ばせていただいております。
地域の方々との交流を通して、社会性を身につけることは、とても大切なことです。今日の活動後は、社会福祉協議会にもどり一日の振り返りを行い、夕食や風呂となります。暑い中ですが、楽しく活動している姿を見て心が温かくなりました。
山鹿市人権教育レポート研究会
7月31日(日)9時より鹿北市民センターにて、約160名の方々が参加して山鹿市人権教育レポート研究会(鶴城・鹿北中学校部会)が開催されました。広見保育園と鹿北中学校より出されたレポートをもとに研究を深めました。
本校のレポートは、志方先生が「つながる」という題で綴られ、自分のことを語り、さらには、自分の子どもさんのことについて綴り、現在、1年生の担任として、どのような思いで学級づくり、なかまづくりに取り組んでいるのかを伝えてくれました。鹿北中の生徒は、クラス替えがなく中学校に入学します。そんな生徒に出会い直しをしてほしい。知っているようで知らない友だちのいろいろなところを知ることで、なかまとしてさらにつながってほしいとの思いを語ってくれました。
会場からは、自分が語りたくないこと、隠したいことが、本当は一番わかってほしいこと。それを伝え合えるなかまづくりをしていきたいとの発言がありました。
協力者の方からは、同和教育とは、命の教育。自分を語ることは、自分はこういう風に生きていくという宣言。自分を語り受け止めてもらう、そこから、部落差別をはじめ様々な差別解消に私たちは取り組んでいかなければならないとのまとめがあり、これからの教育実践の方向性を参加者が持ち帰りました。
第3回地域未来塾
7月29日(金)9時より「第3回地域未来塾」が行われました。講師として池田先生、六反田先生に来ていただきました。1年生の数学と英語の補充学習を行っていただきました。個別にアドバイスをしてくださり、説明もとても丁寧でわかりやすいと生徒にも大好評です。生徒の学力向上に向けてこれからもよろしくお願い致します。
1・2年生サマースクール
7月29日(金)9時より1・2年生のサマースクールを行いました。夏休みの宿題をしたり、わからないところを質問したり、それぞれの学習方法で勉強に取り組みました。もう7月も終わります。長いようで速く過ぎていくのが夏休みです。勉強も部活動も遊びも手伝いも計画的に思いっきり頑張ってほしいと思います。
山鹿市教育会夏季研修【中学校社会科】
7月25日(月)、山鹿市内の小・中学校の教職員による教育会夏季研修会が各教科等ごとに行われました。中学校社会科は、地域の産業と人々の暮らしとのテーマを設定し、鹿北町の産業について研修を行いました。午前中は、鹿北中学校図書室にて藤本製茶の藤本邦夫様より、岳間茶の歴史や特色、お茶に関する様々な知識、気候や自然と人々の暮らしについて講話をしていただきました。特に、伝統を守りつつ常に新しいことにチャレンジしている藤本様の生き方は私たちに大きな刺激を与えてくださいました。その後、藤本製茶の工場見学、岳間茶発祥の地である星原地区を訪問しました。
午後は、幸の国木材工業の工場見学を行いました。代表取締役の藤本義幸様より、会社概要やアヤ杉の特徴などについて説明をいただき、工場長の村木勇一様より、工場内を案内していただきました。
木材が加工され、高精度のプレカットで製品化されるまでの工程を学ぶことができました。
本日の研修では、地域の気候風土を生かした産業が発展している様子や、地域をとても大切にされている、その思いに触れることができました。今後は、学んだことをどのように社会科の地域教材として生徒に提示できるかを考えていく必要があります。
たいへん有意義な研修となりましたことを、関係者の皆様に心より感謝いたします。
「涼しげな風景」
暑い日が続いています。生徒は毎日「克己タイム」や部活動に一生懸命取り組んでいます。
暑さを少しでも和らげていただくために、「涼しげな風景」をお届けいたします。鹿北にこのような場所があることに驚くとともに、とても感動しているところです。
克己タイム
7月21日(木)、いよいよ夏休み初日です。本校生徒は、朝7時30分行から始まる「克己タイム」に全校生徒が参加しました。これは本校の特色ある取組の1つです。体力向上を目的として、長期の休みには毎回実施しています。短距離グループと長距離グループに分かれてランニングやダッシュを中心にお互いに声を掛け合いながら心も体も鍛えています。平日は、お盆の期間を除いてほぼ毎日午前9時まで行っています。
保護者の皆様、地域の皆様、ぜひ生徒の頑張りを応援していただければと思います。お待ちしております。
1学期終業式・地区生徒会
終業式で生徒に一番伝えたかったこと
今年度、一番期待し力を入れているのは生徒会活動です。特に、自分たちで課題を見つけ、話し合い、自分たちで課題解決していく、そんな力をつけていくことを期待しています。それが「自治力」です。
部活動でも一緒です。ここでシュートを打つのかパスをするのか、自分で判断していく。相手のフォーメーションが変わったら、試合中、自分たちで修正していく。本当に強いチームは、監督の指示を待つことなくそういうことができるチームです。学級でも、学校でもそんな力が求められています。社会に出ても同じです。
生徒会三役は、今年の2月、山鹿市中学校生徒会合同リーダー研修会に参加しました。その研修会で、何時間も協議して、山鹿市中学校生徒会共通行動宣言を作り上げました。
山鹿市中学校生徒会共通行動宣言
つながる 広がる 挨拶
~地域への感謝・思いやり・活性化に努める~
本校においても3月に、菊池少年自然の家にて生徒会執行部が参加してのリーダー研修会を行いました。研修会では、生徒会年間テーマや具体的な活動計画について話し合いました。そして、5月10日の生徒総会では、年間テーマの提案と承認、活動内容の協議と承認などが行われ、今年度の生徒会年間テーマが次ように決まりました。
鹿北中学校生徒会年間テーマ
CHANGE
こんな生徒が集う学校にしよう!
○一人ひとりの個性が尊重され、大切にされる学校にしよう
○当たり前のこと(あいさつ・服装・無言掃除)ができる生徒になろう
○自ら考え、行動する生徒になろう(自発的な活動)
1学期、熊本地震募金活動、体育大会、小学生との交流、毎月の委員会活動、鹿北カップなど、様々な取組を行ってきました。また、学級の課題を見つめ、その課題を解決するための具体的な活動について生徒集会で発表しました。1学期の終わりに当たり、生徒総会で確認した「こんな生徒が集う学校にしよう!」にどれだけ近づくことができたのかを一人ひとりが振り返ってほしいと思います。その振り返りから、2学期の具体的な活動について、生徒会執行部や総務委員会を中心に協議をしてほしいと思います。
決めたことを実行するのが実は一番難しいことです。勉強でもみなさんは、夏休みの目標と計画は立てたことと思います。その目標を達成するために、明日から、夏休みの生活を自分でつくっていくことになります。これは本当に難しいことです。しかし、自分が決めたことをやり切る。このことは、夏休みの生活でも、生徒会活動でも同じことなのです。明日からの夏休み、自分自身の「自治力」を育てる絶好の機会と捉えて、自分の目標達成のため、自分が立てた計画をやり切る「実行力」を発揮していくことを期待しています。
今日の給食~お盆献立から
今日は、山鹿の「お盆献立」です。お盆とは、「ご先祖様の霊をまつり、おむかえして、感謝の気持ちを伝える日」のことです。そこで献立には、「じゃがたら」と「あんこかし」を入れました。「じゃがたら」とは、じゃがいもと魚のたらを一緒に甘辛く炊いたものです。たらのえらや内蔵をとって干したものを「たらおさ」と言い、新鮮な魚が手に入りにくい山では貴重なもので、お盆や正月など「ハレ」の料理に使われています。また、「あんこかし」は、田植えが終わった時やお盆によく作られ、お菓子がなかった時代は、ごちそうとして食べられていました。昔から伝わる料理やその時代背景を知ることも立派な食育です。ぜひ、おうちの人ともお盆の料理について話してみてくださいね。
(栄養教諭の馬場先生がいつも書いている「今日の献立」より)
地域未来塾
先週より、地域未来塾が始まりました。地域未来塾は、個別指導を中心とした学習で、生徒の学力を安定させ向上させようとする取組です。1年生を対象に毎週月曜日と水曜日を中心に行っています。数学は、元鹿本中学校校長であり現在は和水町教育委員会にお勤めの池田勝吉先生に、英語は、本校サポートティーチャーの六反田祥子先生にご指導をいただいております。
生徒がやる気があり、とても楽しく学習できるとの言葉を池田先生からいただきました。これから1年間、しっかり学習に取り組み、学力を向上させるとともに、「できた」「わかった」という学びの喜びをたくさん感じてほしいと思います。ガンバレ1年生!
城北高校、一日体験入学
7月12日(火)、城北高校にて3年生の一日体験入学が行われました。朝、城北高校に到着すると、竹原校長先生をはじめ高校の先生方、生徒のみなさんが多数玄関で出迎えてくださいました。
開校式では、生徒会長や本校卒業生の歓迎の言葉や各科の紹介をしていただきました。生徒のみなさんの言葉から、高校は自分の将来の夢の実現に向けて勉強や様々な活動に積極的に取り組む場所であることが伝わって来ました。
体験授業Ⅰは、普通科特進コースの数学の授業を受けました。高校の井上先生による確率の授業です。中学生のレベルから始まり、最後は、大学のセンター試験レベルの問題に挑戦しました。テンポのよい展開と生徒を引き込む会話が楽しく、知らず知らずのうちに授業に引き込まれていきあっという間の1時間でした。
体験授業Ⅱは、調理科の授業です。調理実習を行いクッキー作りに挑戦しました。高校生がやさしく教えてくださり、楽しく調理実習を行うことができました。安全面や衛生面が徹底されており、楽しさの中にも、調理を行う上での基礎基本を学ぶことができました。
体験授業Ⅲは、看護科の授業です。看護実習ではベッドメイキングの方法と大切さを学びました。ベッドは、患者さんにとっては居住空間であり、いかに快適な環境を整えるかが大切であること、また、私たちが、普段気づかない視点からの見方や考え方があることに気づかせていただきました。
昼食の時間は、調理科の方々が作ってくださったハヤシライスをいただきました。こんなにおいしいハヤシライスは食べたことがないと、生徒も先生も驚いていました。昼食をいただきながら、あらためて調理の奥深さを実感しました。
体験授業Ⅳは医療福祉科の授業です。患者さんへの対応の仕方や看護師の仕事を体験させていただきました。患者さんや様々な人の役に立つことができる仕事のすばらしさについて教えていただきました。仕事というのは、自分の夢の実現とともに、多くの人の役に立つことができる、そこに大きな意義があることを学びました。
体験授業Ⅴは、普通科スポーツ科学コースの授業です。トレーニングルームで、実践トレーニングを体験しました。たくさんの器具があり、高校生のみなさんに使い方を教えていただき、トレーニングを行いました。充実したトレーニング室に生徒は驚いていました。高校の先生からは、高く飛ぶ筋力と速く走る筋力は同じであり、どこを鍛えればよいのかを教えていただきました。また、遠くへ投げる筋力の鍛え方も学びました。
あっという間に閉校式です。竹原校長先生よりとても熱い激励の言葉をいただきました。3年生を代表して、生徒会長の北原君がお礼の言葉を述べました。北原君の言葉には、これから夏休みを迎えますが、計画的に学習し、自分の希望する高校へ入学し、夢の実現のために頑張っていきたいとの決意が込められていました。
行き帰りとも、城北高校のスクールバスを利用させていただき、本校3年生のために、何日も前から準備をしていただいていたことをうかがい、高校の先生方、生徒のみなさんの心遣いに感謝するとともに、人としてのあり方を学ばせていただきました。
竹原校長先生より、「人生の土台をつくるのが高校。高校にはたくさんの人生がつまっている。高校生活は決して楽ではない。楽ではないが、楽しさがたくさんつまっている。みんな勉強やスポーツに一生懸命頑張っている。高校には希望がある。希望があるというのは、自分が変われるということ。高校生活を通して、自分を大きく変えてほしい。」との言葉をいただきました。
この言葉を一人ひとりが大切にし、これから、自分の進路選択に向けてチャレンジしていくこととなります。学習に対する意欲が高まり、自分の進路を見つめる機会をいただいた、すばらしい体験入学となりました。
城北高校の竹原校長先生をはじめ諸先生方、生徒のみなさん、鹿北中学校3年生のために心温まる、そして、充実した時間をつくっていただきありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
小学校の先生方による授業参観
7月11日(月)、小学校の先生方が中学1年生の授業を参観されました。3月に鹿北小を卒業し約3ヶ月、1年生の成長した姿を見ていただきました。中学校の授業のスピードは小学校と比べると速いけれど、一生懸命学習に取り組む姿に安心されたようです。また、積極的に生徒同士で教え合いながら学習している姿に成長を感じることができたとのことです。勉強と部活動の両立や、生徒自らが学級づくり、なかまづくりの主体者となることが中学校生活では求められます。先輩の姿を参考に1年生がこれからも大きく成長していくことを小学校の先生と共に期待しています。
読み聞かせ
7月11日(月)、毎月恒例のマザーグースの皆さんによる読み聞かせが行われました。戦争で亡くなった兵士の生涯をさかのぼっていく物語は、兵士として死んでいった人の幼い時や生まれた時のことを知れば知るほど、親の気持ちを想像してしまい、胸が苦しくなりました。「ひまわり」という絵本はひまわりが成長していくようすが「どんどん」という言葉のみで描かれていました。こんな一言で、ひまわりの成長を伝えられる感性との出会いに、絵本の奥深さを感じました。
また、浦島太郎はあまりに有名ですが、小さい頃に出会った浦島太郎、中学生として出会う浦島太郎、大人になってから再び出会う浦島太郎では、感じ方が微妙に違うことに、人生経験という言葉では説明できない不思議な感覚が湧いてきました。
普段自分から進んで読むことはない絵本ですが、いつも新鮮な感覚を呼び起こしてくれます。中学生にとっても、それは同じだと思います。
マザーグースのみなさん、ありがとうございました。
親子ふれあい作業
7月10日(日)、朝6時30分より、親子ふれあい作業を行いました。今回は岩野校区の生徒と保護者の皆様に行っていただきました。梅雨時期ということで小雨の降る中の活動となりました。草刈りやグラウンドの草取りなど、学校の環境を整えていただきました。本当にありがとうございました。