学校生活
見聞を広め、よりよい人間関係を築くための体験を積む ~京都班別自主行動~
明日から3日間、2年生が修学旅行を行います。修学旅行等の旅行・集団宿泊行事で求められる内容は、
平素と異なる生活環境にあって、見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、よりよい人間関係を築くなどの集団生活の在り方や公衆道徳などについての体験を積むことができるようにすること【学習指導要領 第5章第2〔学校行事〕】 |
です。2日目に、班別自主行動が計画されていますが、状況に応じた適切な判断力と行動力を身につけ、仲間と協力することや助け合うことの大切さを学ぶ絶好の機会です。(昨年の修学旅行では、観光客が非常に多くてバスに乗れず、急遽、地下鉄で移動した班もありました・・・。)
先日、教室を訪れた際は、「○○を是非観てみたい!」「(出発地の)清水寺から近いところは・・・」「お土産は何?」「ご飯、どこで食べる!?」等々、楽しそうに話し合っていました。 (^^)/
明日は、7時50分に新八代駅に集合です。充実した学びができるよう、準備を早めに終え、今日は十分な睡眠をとりましょう!
学んだ知識がどのくらい定着しましたか? Part2 ~熊本県および八代市学力・学習状況調査~
先月29日(金)、2日(月)、熊本県および八代市学力・学習状況調査を1・2年生で実施しました。4月に実施した全国および八代市学力・学習状況調査に続いて、本年度2回目の調査です。
この調査の目的は、子どもたちの学力や学習状況について調査・分析することにより、課題克服に向けて授業の改善や学習習慣・生活習慣の見直しを図ることです。4月の調査結果を受けて、これまで以下のような取組を行ってきました。
授業改善 ①「学習リーダーの育成」および「定着確認の徹底」の小中共通実践 ②学習に困り感を持つ生徒への支援(toyoティーム・ティーチンク) 学習習慣の定着 ①toyoスタディタイム:自ら取り組む家庭学習 ②チャレンジタイム:朝自習と家庭学習の時間を活用した5教科の基本事項の定着 ③toyo寺子屋:学年の垣根を越えた縦割り班での全員学習会 生活習慣の見直し ①toyoいきいきウイーク:三点固定運動+メディアコントロールデー ②親子教育講演会「SNS利用に係るトラブルの現状 SNS利用に係る犯罪被害防止」 |
調査結果は、後日、学校に届きます。結果は子どもたちにお知らせするとともに、これらの取組が課題改善につながっているのか?検証・改善をさらに進めていきます。「自らの学びを知り、次の学びに向かう熊本の子どもたちに!」夢を実現するための礎となる「確かな学力」の育成に向け、保護者の皆様の側面からの支援(ペースメーカー・サポーター・ファシリテーター)をよろしくお願いいたします。
東陽中の未来を託す Part2 ~立会演説会~
29日(金)、生徒会役員選挙立会演説会を行いました。東陽中の未来を託すリーダーを選ぶ選挙です。立会演説会では、政見放送で訴えた東陽中をよりよくするための思いを、さらに熱く、具体的に述べてくれました。
真剣な思いを受け、他の子どもたちも、「課題を共に解決しく候補者は誰なのか?」を真剣に考え、投票していました。
“学校生活をよりよくするため、学校生活の中での課題を見いだし、その解決のために話し合い、合意形成を図り、実践していく・・・。” 生徒会活動のねらいに沿った素晴らしい立会演説会でした。立候補者の皆さん、選挙管理員会のKさん、Iさん、Hさん、生徒会執行部のTさん、Mさん、ありがとうございました。
追伸:開票の結果、会長候補者の得票数が同数になりました。実際の選挙では、公職選挙法第95条第2項の規定により、くじ引きで当選人を決定しますが、選挙管理委員会および両候補者と協議し、再度、演説・投票を行うことにしました。主権者として、積極期に社会(児童生徒にとっては学校生活)に参画する意識を高めるよい機会になりました。
伝統を引き継ぎ、、、中学生ボランティアガイド(1・2年生体制)デビュー
12月1日、今年度4回目の「日本遺産石橋巡り中学生ボランティアガイド」を行いました。先日のしょうが祭りを最後に、中学生ボランティアガイドを3年間支えてきた3年生が引退しましたので、1・2年生の新体制で臨む初めてのガイドになります。
今回は八代観光ガイド協会の研修の一貫で、17名の方がガイドツアーを申し込まれました。快晴の天気のもとで、1・2年生が東陽町の魅力についてお伝えしてきました。
ガイドに旅立つ前に、町づくり協議会のH様からは「説明も大切ですが、途中のコミュニケーションもしっかり楽しんでください」と激励がありました。意気込んで出発していった子ども達ですが、実際はどうだったでしょうか。
参加者の皆様は終始笑顔で中学生と関わって頂きました。ガイド終了後、挨拶されたH様からは「生徒一人が参加者一人について、ずっとお話ししていました。もしかしたら、3年生よりも上手だったかもしれません(笑)」との感想もいただきました。別のグループでは、なかなか自ら話しかけられず、ガイド以上にコミュニケーションを図る難しさも感じた子ども達もいたようです。
八代観光ガイド協会のI様に感想を伺ったところ、「1年生と話しましたが、2回目のガイドと聞いてびっくりしました。観光ガイドは初対面の方ばかりを対応するので、とてもハードルが高いと思います。でも頑張ってコミュニケーションをとろうとしていました。」と笑顔で語っておられました。また、「地域の方が地元のことを知らないことが意外と多いです。中学生がガイドをすることで、地域の財産を掘り起こしているのはすばらしいですね」とも話しておられました。一方で、「常に、説明文を読んでいるのではなくて、目線を意識してもらうともっといいですね」とも指摘され、今後の課題も教えて頂きました。(率直なご感想、ありがとうございました!)
無事、デビュー戦を終えた1・2年生ですが、また次の機会が必ずあります。次回も参加者が笑顔になるガイドを行ってくれることを期待しています!(お疲れ様でした!)
東陽中の未来を託す ~政見放送~
明日、生徒会役員立会演説会が行われます。これから東陽中の中心となって活躍してくれる生徒会役員を選ぶ大切な選挙です。昨日、今日の給食の時間に立候補者7名の政見放送を行いました。
「独りぼっちがいない学校、挨拶・返事がしっかりできる学校を創ります。また、自分の苦手とするコミュニケーション能力を高めていきたいです。(会長候補 Iさん)」
「役員の先輩方に憧れをもったから立候補しました。独りぼっちがいない学校を創ります。また、役員になることで、自分の心を成長させたいです。(会長候補 Oさん)」
「皆さんの役に立ちたい、一人一人が輝ける学校を創りたいと思って立候補しました。1年間、書記を務めた経験を生かしていきます。(副会長候補 Uさん)」
「いい経験になると思ったからです。みんなの意見を聴き、過ごしやすい学校を創ります。(書記候補 Sさん)」
「相手の目を見て明るく挨拶ができる東陽中、ハキハキと返事ができる東陽中を創ります。(書記候補 Tさん)」
「学級委員として、積極的に発言・行動することを心掛けてきました。安心・楽しい学校を目指します。(書記候補 Mさん)」
「礼儀正しく、明るい学校にしたいと思ったからです。皆さんの心も整えられる学校にします。(書記候補 Mさん)」
と、一人一人が立候補した理由とよりよくするための抱負を述べてくれました。
生徒全員が東陽中学校生徒会の一員です。 “自分たちの学校は自分たちで創る!” 当事者意識を持って明日は投票してほしいと思います。
進路選択や将来の生き方について考える Part3 ~三者面談~
昨日26日(火)から3年生の三者面談が始まりました。中学卒業後の進路を決定する大事な話し合いです。何を基準にして進路先を選ぶのか?は、一人一人違います。その高校で「何を学びたいのか?」「何を頑張るのか?」によって、授業内容を重視したり、進路実績や課外活動(部活動等)を重視したりします。他にも、校風や通学状況、学費等も考慮することでしょう。まだ、迷っている人もいるかもしれません。大事なのは、将来の生き方(働き方)と関連付けて考えることです。
フリージャーナリストとして活躍されている池上彰氏は、「本当にやりがいのある会社の選び方」として、
その仕事は、その会社は世の中の役に立っているか、人のためになっているか、という視点は非常に重要だと思います。自分が働くことで誰かが喜んでくれる。自分の仕事を必要としている人たちがいる。こうした仕事から得られる「やりがい」や「生きがい」は、変化の激しい不確実性の時代にあって決して変わらない「確かなもの」なんですね。時には「給料は高いけどやりがいのない仕事」と「給料は安いけどやりがいがある仕事」で悩むこともあるでしょう。給料ももちろん大事ですが、仕事はそのためだけにするものではないはずです。 これから先、自分の生涯をかけて働いていくのであれば、やはりやりがいや働きがい、生きがいに重点を置いた仕事選び、会社選びをしてほしいと思います。【引用:「息子・娘を入れたい会社2023」(ダイヤモンド社)】 |
と述べています。
社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら自分らしい生き方を実現していくために・・・。子どもたちには、やりがいや働きがい、生きがいを感じる仕事を目指し、その仕事に就くための「進路選択」をしてほしいと願います。
えがおの花を咲かせよう ~東陽町文化の祭典~
24日(日)、東陽スポーツセンターで「東陽町文化の祭典」が開催されました。「えがおの花を咲かせよう」のテーマのもと、歌や踊り、男女共同参画啓発劇や空手の演武等、さまざまな文化がステージ上で披露されました。
子どもたちは、伝統文化学習で取り組んできた、「箱石銭太鼓踊り」、「坂より上棒踊り」、「石匠太鼓」を、由来や思いを受け止め、華麗に力強く表現してくれました。
子どもたちの振り返りを一部紹介します。
「学んだことは、仲間との協力と、練習すればするだけ成果がでることです。(1年Oさん)」 「今年から1年生に教える立場になり、教えるということの難しさがよくわかりました。(2年Sさん)」 「先人の方々が、どのような思いで踊りを創ったのかを考えることができました。(3年Oさん)」 |
閉会後には、実行委員会副会長のH様から、「感動しました・・・。」とのお言葉をいただきました。地域の一員として、ふるさと東陽に脈々と受け継がれてきた伝統文化を、これからも継承していきたいと思います。これまでご指導いただきました地域指導者の皆さま方、大変お世話になりました。 m(_ _)m
追伸その1:東陽石匠太鼓振興団の迫力ある太鼓の演奏に、小学校1・2年生の可愛らしい合奏、さらにはY先生の赤ちゃんに会える等、心揺さぶられる1日になりました・・・。 (^^)
追伸その2:23日(土)、妙見祭の神幸行列を観覧しました。ショーン先生も笠鉾の巡行に参加されていました! (^^)
心躍る歌、言葉・・・ 物語の世界に引き込まれました! ~芸術鑑賞教室~
20日(水)、オペラ「森は生きている」を東陽小学校、泉小・中学校の皆さんと鑑賞しました。この芸術鑑賞は、「文化芸術による子供育成推進事業」によるもので、
文化庁が選定した文化芸術団体が,学校の体育館や文化施設で実演芸術の巡回公演を行うことで、子供たちの豊かな創造力・想像力や、思考力、コミュニケーション能力などを養うとともに、将来の芸術家や観客層を育成し、優れた文化芸術の創造につなげること |
を目的としています。
「森は生きている」は、ロシア人の児童文学作家である、サムイル・ヤコヴレヴィチ・マルシャーク作の戯曲です。気まぐれな女王が真冬に4月の花マツユキソウをほしいといいだし,国じゅう大さわぎ。褒美の金貨に目がくらむ継母の言いつけで吹雪の森に分け入った少女は、12の月の精たちに出会い・・・という物語が、心躍る歌と言葉で見事に表現されていました。軽快かつ重厚なピアノの音色、歌役者の歌声に加え、舞台美術や衣裳、演出、照明など、総合舞台芸術と言われるオペラの魅力を五感で堪能しました。 (^o^)
途中、子どもたちが歌で参加するシーンもあり、本物の芸術を間近で体験することができました。素晴らしい時間を過ごすことができました。オペラシアターこんにゃく座の皆さん、ありがとうございました。
追伸:今朝の熊本日日新聞でも取組が紹介されましたが、24日(日)、「東陽町文化の祭典」が東陽スポーツセンターで開催されます。伝統文化学習で学んできた、「箱石銭太鼓踊り」「坂より上棒踊り」「石匠太鼓」を13時40分(予定)より披露します。多くの保護者の皆さまのご参観をお待ちしております。(写真は取材時のようすです)
コミュニケーションは face to face!! ~相手意識(他者尊重)は絶対に必要です!~
今朝、教諭中傷の動画投稿の疑いで男子中学生が逮捕されるというショッキングな事件が報道されました。改めて、正しいSNSの使い方について、6月に開催した親子教育講演会で学んだことを振り返りたいと思います。
講演テーマは、「SNS利用に係るトラブルの現状 SNS利用に係る犯罪被害防止」、講師は、熊本県警の警部として刑事課長、県警本部特捜班長を歴任された八代市役所市長公室理事のK様でした。
①SNSによるトラブル例 ・SNS依存 ・SNSを通して、いじめの対象になる また、いじめに加担してしまう ・メッセージ投稿や写真・動画投稿による個人情報の流出 ・自分の投稿が炎上を招いてしまう ・他者への誹謗中傷をしてしまう ・犯罪被害に巻き込まれる |
②トラブルにあわない、起こさないために ・直感はすべて正しいとは限らない 先入観は捨てたほうが良い ・コミュニケーションは face to face(対面でのコミュニケーション)!! ・相手のことを深く知る力を身につけてください ・SNSで知り合った相手と直接会わない ・撮らない、撮らせない、送らない ・写真の画質やSNSの公開範囲の設定を適切に |
③SNSトラブルを起こさないために絶対にやるべきこと ・家族でのルール決め(使用時間、使用するSNSの種類・公開範囲の設定、フィルタリング機能の設定、SNSの投稿内容のチェック) |
子どもたちへのメッセージとして、「SNSを利用することは悪いことではありません。危険がたくさんあるということを認識し、正しく使うことが大切です。」を、保護者の皆さまへは、「もう中学生だから、子どもに任せます、子どもの自主性を尊重するでは、とても危険ですし、無責任だと思います。ご家庭でのルール決めと、万が一トラブルになったときには、すぐに相談できるようにコミュニケーションを取っておいてください。」とのアドバイスをいただきました。
SNSは、気軽に情報の発信や収集ができることや、幅広い人と繋がれること等、メリットがたくさんあります。しかし、コミュニケーションツールとして使う以上、相手意識(他者尊重)は絶対に必要です。画面の向こう側にいる相手のことを考えたコミュニケーションを図ってください。ご家庭でも、再度、SNSの利用について、話をしていただければと思います。
追伸:インターネットに起因する少年の非行及び犯罪被害を防ぐため、熊本県警察から「スマホに弱い大人の教科書」が発行されています。少年のインターネットに対する感覚や少年被害の事件捜査経験を有する警察官から見た保護者の関わりの重要性などが紹介されています。お子様との話し合いの際に、参考にされてください。
※https://www.pref.kumamoto.jp/site/police/8731.html
重厚感のある力強い歌声に感動しました・・・ ~メンネルコール~
強い寒気の影響で、一気に冬めいてきました。今朝は10℃を下回りました。体調等、崩さないようにお気をつけください。
先週末、16日(土)に開催された八代メンネルコール第44回定期演奏会を桜十字ホールやつしろで拝聴しました。
男声合唱団ならではの重厚感のある力強い歌声がホール内に響き渡り、芸術の秋を堪能しました。学校運営協議会員でもあられるS様、Y様、感動をありがとうございました。
追伸:明日、東陽スポーツセンターで「芸術鑑賞教室」を開催します。今年度、鑑賞するのはオペラ「森は生きている」です。セリフを歌で表現し、旋律に感情をのせ、客席まで生の声を届けるのがオペラの醍醐味です。開演は13:50、公演は14:00~15:30です。保護者の皆さま、総合舞台芸術といわれるオペラをお子様とご一緒に鑑賞しませんか?お忙しいことと存じますが、ご観覧をお待ちしております。
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