学校生活
ピカッと、安全! 命を守る早めのライトと反射材 ~秋の全国交通安全運動~
9月21日(土)から30日(月)まで秋の全国交通安全運動が実施されています。
今年、交通事故によって亡くなられた方が38人、半分近くが歩行者や自転車に乗っている方だったそうです。日没がだんだんと早まるこの時期、歩行者には反射材等の着用促進(自転車は反射器材の取付け)、ドライバーには夕暮れ時の早めのライト点灯が推進されています。お互いが交通安全を意識し、事故防止を心がけましょう。
民生児童委員様を始め、多くの地域の方の見守り、ありがとうございます。 m(_ _)m
ご結婚、おめでとうございます
21日(土)、3年生担任のM先生が結婚式を挙げられました。出席させていただきましたが、新郎、新婦のお人柄(誠実・笑顔・感謝)が溢れる結婚式でした。
本校からは、「トヨナンデス ご結婚おめでとう編」を制作し、子どもたちからのお祝いのメッセージを贈らせていただきました。
○地理や歴史の授業をわかりやすく教えていただき、ありがとうございます。M先生は、おもしろい先生だと思います(1年) ○去年は、担任をしていただいてありがとうございました。とても熱い先生です。(2年) ○初めて会ったときは、熱血教師だと思いましたが、いろんな悩みに寄り添ってくれて優しい先生だなと思いました。駅伝大会、絶対、県に連れて行きます。(3年) |
VTRの最後には、サプライズとして、昨年度のインタビュー映像を流しました。ノリノリで答えている自身の姿に、「恥ずかしい・・・」と汗を拭う姿も見られました。(会場は大ウケでした!!)
謝辞では、結婚式のテーマを3K(感謝・感動・交流)としていたこと、感謝の気持ちを伝えるためにどのような工夫ができるか?考えてきたこと等を伝えてくれました。昨年、亡くなられた祖父のことを思い出し、涙ぐむ場面もみられる等、想いが込められたとても感動的な式でした。
M先生、ご結婚、おめでとうございます。末永くお幸せに! (^o^)
※イラストは、事務室のM先生が描いてくれました。
「共感」「交流」「向上」 ~大自然の中で多くのことを体験してきました~
先週行った集団活動教室のようすを紹介します。1日目は、まず、「水俣病歴史考証館」を訪問しました。水俣病の被害や患者の闘いなどを、被害者の視点からわかりやすく説明していただきました。その後、「百間排水溝」や「水俣慰霊碑」を訪れ、半世紀ほど前、病に冒された人々が理不尽な差別を受けてきたことを、改めて実感していました。
あしきた青少年の家に到着後は、館内ウォークラリーで班の交流を深めました。2日目は、お待ちかねのマリン活動(カッター船)です。天気は快晴、波も穏やかの好条件!最初は遠慮がちで、声も小さく、船もなかなか進みませんでしたが、掛け声に合わせてオールを漕ぐうちに、グングン進むようになりました。仲間と心を合わせることの大切さを感じてくれたようです。
2日間の活動を通し、「共感」「交流」「向上」等、多くの学びや体験をすることができました。学んだことを日々の生活にも生かしていきましょう。 (^^)/
学校評価アンケートのお願い
学校の教育活動を改善・充実させるとともに、信頼され開かれた学校づくりを推進するため、「学校評価アンケート(上期)」を実施します。保護者の方に本校の教育活動を評価していただき、評価結果を今後の学校運営に生かしていきたいと考えています。
本日、お子様を通じて、アンケート用紙を配布しております。ご多用な中に申し訳ありませんが、9月27日(金)までにお子様を通して担任まで提出いただくようお願いいたします。
「共感」「交流」「向上」 ~1年生集団宿泊教室~
今日、明日の2日間、1年生は集団宿泊教室を行います。今朝の出発式では、Yさんから「集団宿泊教室では、①仲間同士で争わないこと、②水俣病などをしっかり学んでくること、③他の学校に迷惑をかけないことを心掛けましょう」との呼びかけがありました。天気予報によると、芦北地方は、今日は「晴れ 時々 くもり」、明日は「晴れ」。天気にも恵まれ、充実した活動が行えそうです。
熊本県立あしきた青少年の家では、以下の3Kを掲げています。
「共感」・・自然に触れ、自然の中での活動を通し、自然・地域に共感する。 「交流」・・友達や仲間はもちろん、他の利用者や地域の方々とも交流を深める。 「向上」・・いろいろな体験や学びにチャレンジし、自分自身を向上させる。 |
13名全員が達成できるよう、大自然の中で多くのことを体験してきてください!
追伸:1年生保護者の皆さまには、地域ポータルアプリで活動の様子を随時配信しています。お知らせよりご覧ください。
未来の自分を幸せにできるのは自分しかいません ~人権教育講演会~
昨日、3年生を対象に人権教育講演会を行いました。講師は、H様、M様。現在、学んでいる「美子のたたかい」は、H様の手記をもとにつくられています。
高校3年生の時、自身が受けた就職差別に対して、差別を許さず、力強く立ち向かっていった姿に、子どもたちからは
・高校時代、人権サークルに入部するきっかけは何でしたか
・差別とたたかうと決められた時、誰に相談されましたか
・心が折れずに、最後までたたかうことができたのはなぜですか
・入社後の会社側の対応はどのようなものでしたか
・いつから差別に立ち向かえるようになったのですか
等のさまざまな質問が出されました。
ご自身の経験をもとに、
「小学生の頃、住んでいた大阪では民族差別がありました。おかしいと思っていても、何一つできませんでした。小学生の自分は逃げていたんです。」
「(人権サークルも)最初は一生懸命するつもりはありませんでした。高3の人権劇で、一番前に座っていたお婆ちゃんが、涙ながらに『頑張れ!』『負けるな!』と声をかけてくれました。そのお婆ちゃんと出会って、振り返ったときに納得できる自分でいよう、傍観者にだけはなるまいと決意しました。」
「自分だけだったら、たたかえなかった。先生方が支えてくれたから、頑張ることができました。」
「会社の人は親切でしたが、社長からは要らない従業員と陰で言われました。差別とたたかっている人を認めてもらうために、飛び込み営業等、必死に頑張りました。」
「正しいことを貫くことは本当に大変でした。『美子のたたかい』が終わってからは、波風をたてないように生きてきました。でも、子どもを産んで、自分で幸せに生きていけるように自立することが大事と言っておきながら、そうしていない自分に気付きました。」
「未来の自分を幸せにできるのは自分しかいません。」
「10年後の自分を想像し、今は結果が出なくても、正しいかどうかを自分で判断し、行動してください。」
等、さまざまなメッセージを伝えてくださいました。
子どもたちを代表して、Tさんが、「私だったら挫折したり、不安になります。美子さんを見習い、10年後の自分を想像して、何が正しいか?自分で判断して行動していきたいです。」と、自分と重ねながらお礼の言葉を述べました。講演会終了後には、H様、M様のお話し聴いて心に残った言葉やこれからの決意を綴りました。
この世に生を受けた人間は、誰もが自分らしく幸せに生きる権利を持っています。すべての人は、自分の夢を持ち、自由に生きることができるはずです。しかし、社会には、まだ様々な偏見や差別が残っています。そのことが、私たちの自分らしい生き方を奪っています。だから、私たち一人一人が、差別を見抜き、差別と闘い、差別をなくしていく力をつけなければなりません。学校は、そのための学習を毎日のくらしの中で行っています。
おかしいことには「おかしい」と声を挙げ、正しいことが通る学級や学校にしていきたいと思います。そして、人と人とのつながりを大切にし、誰かを幸せにする温かい言葉があふれる東陽中学校を、子どもたちと職員みんなの力で創っていきます。
H様、M様、大きな学びと一歩踏み出す勇気をくださいました。ありがとうございました。 m(_ _)m
教えることで自分の勉強が足りていないことがわかりました ~小中合同寺子屋~
9日(月)、小中合同toyo寺子屋(全員学習会)を行いました。7月に続いて、今年度2回目の実施です。前回の反省を生かし、①一人学びの時間(約10分~15分)、②学び合いの時間(約25分~30分)、③振り返りの時間(約5分~10分)にわけ、中学生リーダーが中心となって進めてくれました。振り返りでの感想を、一部紹介します。
○小学生に教えられた部分や教えてあげたこともあって、いい勉強会になったと思います。(1年Kさん) ○小学生の問題がわからなかったので、家でも復習して中1の問題につなげたい。(1年Nさん) ○小学生に教えることが難しかったので、自分で理解するだけではなく、人に教えることができるようになりたい。(2年Iさん) ○上手く教えたつもりでも、本人はわかっていないようだったので、少し苦戦しました。(2年Tさん) ○小学1年生に教えるときは、指を使ってわかりやすく教えることを意識しました。先生たちの大変さがよくわかりました。(2年Uさん) ○楽しく交流できてよかったです。(2年Mさん) ○積極的に教えたりすることができました。小学生は問題を解くのが早くて、びっくりしました。(2年Iさん) ○教えることで自分の勉強が足りていないことがわかりました。わかりやすく教えるのが難しかったです。(3年Yさん) |
合同寺子屋の目的は、「①小学生への学習支援を行うことにより、小学校時に学習した内容の再理解が深まり、自分の学力向上につなげる、②自分の役割を果たし、充実感を味わうことで、今後の学習へのモチベーション向上につなげる」です。小学生との学び合いを通して、己の学習の定着度を知り、今後の自分の学びに生かしてほしいと思います。
地域全体で子どもたちの学びや成長を支える ~地域学校協働活動~
八代市教育委員会では、地域の高齢者、成人、学生、保護者、PTA、NPO、民間企業、団体・機関等幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「地域とともにある学校づくり」「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動を推進しています。【引用:八代市HP】 |
昨日、3名のサポーターの皆さまにご来校いただき、2年生家庭科の学習支援をしていただきました。
身近な衣服の材料である布を用いた製作活動として、今年も「トートバッグ」づくりに挑戦です。第一次ということで、①しるしをつける、②まち針でとめる、③しつけ糸で縫う、という初歩的な実習でしたが、針の使い方に悪戦苦闘!慣れない手つきで頑張る子どもたちに、優しく指導・助言してくださりました。
地域全体で子どもたちの学びや成長を支える地域の教育力のありがたさを感じました。O様、T様、M様、温かい声かけや支援、大変ありがとうございました。 m(_ _)m
自主性 主体性 違い ~東陽の子どもたちを、「学びの主体」として育てるために~
今日から前期期末考査が始まりました。これまで、toyoスタディタイム(自ら取り組む家庭学習)やtoyo寺子屋(全員学習会)で定着を図ってきました。今日の朝自習の時間も、友人と問題を出し合ったり、疑問点を尋ねたりと、意欲的に取り組む姿が見られました。
「自主性 主体性 違い」・・・この言葉は、8月20日(火)・21日(水)に開催された全九州中学校長研究大会で講演された神野元基さん(宮崎市教育CIO、学校法人東明館中・高等学校 理事長兼校長)の言葉です。
自主性・・・法律の遵守や人権の尊重等、既に決めらていることを率先して行うこと(責任の所在は自分にない) 主体性・・・やる・やらないも含めて、自分自身で考えて物事に取り組むこと(責任の所在は自分) |
2016年に閣議決定された「第5期科学技術基本計画」の中で、日本が目指すべき未来社会として「Society5.0」が提唱されました。原始時代・縄文時代の人間社会をSociety1.0(狩猟社会)、弥生から江戸時代の人間社会をSociety2.0(農耕社会)、明治から昭和時代の人間社会をSociety3.0(工業社会)、平成から現代の人間社会をSociety4.0(情報社会)と定義しています。
Society3.0(工業社会)では、高品質で均一の商品を大量に作り出す必要があったため、教育で重視されたのは、「知識を正確に記憶する基礎学力、忍耐強さ、あらかじめ定められた計画を着実にこなす正確さ」でした。つまり、決められたことを率先して行う「自主性」が重要とされていました。(本校の校訓にも、「自主」が掲げられています)
現在のSociety4.0(情報社会)の教育で重視されているのは、「自分自身の文脈で情報を編集し、協働・対話を通じて新しい価値や『納得解』を生み出す力」、2030年に到来するとされるSosiety5.0(超スマート社会)で重視されていくのは、「より分析的・批判的に思考するための見方・考え方、他者・社会との協働、未知の世界に挑戦する好奇心、苦心してモノを作り上げる力」です。「これからは、自分自身で考えて物事に取り組む『主体性』を育てることが大事です」と、神野さんは力説されました。
3年生のTさんに今日のテストの感想を聞いたところ、「英語が難しかったです。他の教科はまあまあ取れていると思います。」「家庭学習の取組(計画→実践)は上手くいっていることの方が多いです。」と答えてくれました。テスト勉強であれば、「今日は4時間勉強する」「国語と英語は90分、音楽は60分勉強する」「最初に重要語句を見直し、ワークの問題を解く」といった具体的な計画を自分で立てて取り組むことが「主体性」です。まず、昨日の反省を生かし、今日の計画を立ててください。そして、実行することです! Fight!! (^^)/
伝統文化学習スタート ~未来へとどけ ふるさとの舞~
「地域に伝承されている伝統文化やそれを継承している人に触れ、受け継がれてきた伝統文化に関心をもつとともに、伝統文化を体験的に学習し、地域に愛着が持てるようにする。」ことを目標として、今年も伝統文化学習に取り組んでいます。
「箱石雨乞い踊り」:天明年間(1781~1788)の大旱魃(だいかんばつ)の際、農民の危機が救われ、そのお礼と感謝を神に捧げたものという伝承があります。永遠の豊作を祈念した踊り(箱石銭太鼓)の歌としても用いられます。【引用:八代市HP観光サイト】
「坂より上棒踊り」:今から数百年前のこと、源平合戦に敗れた平家の落人が坂より上地区に住みついて、村びとたちに農民の武術として教え、伝えたのが始まりといわれています。落人が亡くなった後、その死を惜しみ、花棒踊りを加えて村びとの平和を祈願して踊りはじめられました。【引用:八代市HP観光サイト】
「石匠太鼓」:「石文化の里づくり」で村おこしをめざす東陽村で新たな価値ある文化の創造を図るために、先達の石工への感謝の思いを記念して東陽石匠太鼓が誕生しました。(平成9年種山小で初演奏を披露)ノミと石づちで石を割る音や石笛の音色を入れたオリジナル曲「匠」が売り物です。【引用:読売新聞1997(平成9年)年5月31日わがまち通信】
東陽小中一貫・連携教育の一環として、これまで大事にしてきた取組です。6日(金)に行った2回目の練習では、姿勢や基本的な動きについて、地域指導者の方々に教わりながらから取り組んでいました。東陽に脈々と受け継がれてきた伝統文化・・・。先人の思いをしっかりと受け止め、引き継いでいきたいと思います。ご指導いただきまし地域指導者の皆様、大変お世話になりました。 m(_ _)m
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 松本 卓也
運用担当者 井上 美紀