学校生活

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一人一人が行動する必要がある ~人権子ども集会・フェスティバルinやつしろ~

 8日(日)人権いきいきふるさとづくりを目指し、人と人との交流を通して、人権について身近に考えることを目的に、「人権子ども集会・フェスティバルinやつしろ」が開催されました。本校からも、1・3年生16名の生徒がWEBによるライブ配信で参加しました。

 

 

 

 

 


 解放子ども会や幼稚園、各中学校の差別やいじめをなくす取組に対して、

「『一人一人が差別のない平等な社会にするために、一人一人が行動する必要がある』ということが、各発表に共通していたと思います」
「『いじめをなくして笑顔をふやそう』という言葉が一番印象に残りました」
「相手のことを知り、自分と相手の違いを認め合うことが必要だと思います」
「これからは、あまり話さないクラスメイトや先輩に対しても、相手のことを知って、自分の思いも伝えようと思いました」

等、これまでの自分を振り返りながら考えていました。お互いを尊重し、差別のない社会を実現していくために、まず私自身が、周りの人とつながりながら差別をなくしていく力をつけたいと考えています。子どもたちと共に、日常での学びや人権学習を重ねていきます。

修学旅行3日目 〜助け合って行動しているところを見習いたい〜

 修学旅行最終日は、USJです。冷たい風が時折吹きましたが、日差しは暖かく、アトラクションに乗るには絶好の天候です。

 早く乗りたいTさん、Sさんは、記念撮影の後、猛ダッシュ‼️その後も、絶叫系のアトラクションを楽しんでいました。(ただ、Sさんはハリーポッターで撃沈していました…)


 USJが掲げる行動規範は、『私たちは、全員がエンターテイナーの気持ちで、ゲストにパークを存分に体験して楽しんでいただきます。』です。そのために、クルーの皆さんは積極的に挨拶をしてくれたり、手を振ってくれたりします。そして、最後は「楽しんでください!!」と笑顔で手を振って見送ってくれます。笑顔で見送られた私たちも、自然と笑顔になっていく…。USJのクルーの方のおもてなしは、私たちが多様な人々と関係を築くうえで、大切なものを教えてくれています。


 お世話になったツアーガイドの方からは、『皆さんには、私が助けられました。友人と助け合って行動しているところを、私も見習いたいです。』と嬉しい言葉をいただきました。お互いが楽しめるように、気遣い、話し合いながら行動を決定していく…。東陽中が目指す"自律""協働"をさまざまな場面で実践してくれました。
 “自分がされて嬉しいことを、周りの人にしていく”   修学旅行で学んだことを、これから生かしていきましょう。

修学旅行2日目 〜京都市内班別自主学習〜

 昨夜は興奮のためか?はたまた新幹線の中で爆睡したためか?消灯前も元気で心配しましたが、ぐっすり眠れたようで安心しました。朝食をモリモリ食べ、自主行動に出発‼️


昨年同様、どの観光地も修学旅行生や外国人観光客が多く、京都市が抱えるオーバーツーリズムの問題を身をもって体感しました。(清水寺行きのバスは常に20分待ちの長蛇の列ができていました…。)


二条城からの帰りを迷って地下鉄に何度も乗ったり、バス乗り場を探し回ったりする等、班によっては計画通りにはいかなかったようですが、これもいい経験です。また、バス乗り場を優しく教えてくれた店員さんや、『はい、500万円!得したね!!』と関西のノリでお釣りを渡してくれた店員さんもいて、人と人との温かな触れ合いも感じたようです。全く知らない町を、仲間と相談しながら行動した今日の1日は、まさしく"自律・協働"した1日でした。


明日は、いよいよ最終日。USJのカンパニーメッセージは、「 NO LIMIT!」。ゲストが体感したことのない超感動と超興奮を届け、ゲストが自分の殻(限界)を破り、『超元気』になれるテーマパークをめざすとの意味が込められています。ゲストを超元気にするおもてなしを体験し、多くのことを学んでほしいと思います。

修学旅行1日目 〜歴史や文化を感じ、見聞を広める〜

 今日から3日間、2年生が修学旅行を行います。まずは初日のようすをお伝えします。
 最初に出発式のようすです。早朝より多くの保護者の皆さまにお見送りをいただきました。ありがとうございました。新八代駅を出発し、車内で早めの昼食。今年は博多駅での乗り換えがなく、ゆったりと過ごすことができました。(あまりの快適さに爆睡の子どもたちもいました…。)


水平社博物館では、水平社宣言に込められた多様性を認め合う寛容な社会と、人間の尊厳の実現を求める理念に直に触れ、いじめや差別のない社会の実現に向け、決意を新たにしていました。集合時間ギリギリまで、熱心にメモをとる姿も見られ、大きな学びになりました。
奈良公園は修学旅行生に加え、海外からの観光客も多く、多くの人で賑わっていました。『大仏様は台座も含めて高さが18mあります。座高がガンダムと同じ大きさです!』とのガイドの方の説明に、皆ビックリ!!鹿との触れ合いタイムでは、『可愛い〜』の声があちらこちらから上がりました。迫り来る鹿の迫力に後退りしたり、◯◯を踏んで悲しんだりしたのも、良き思い出です。
夕方は少し肌寒くなりましたが、体調を崩すこともなく、皆元気です。バイキング形式の夕食も、お代わりしながらペロリと平らげていました。この後、班長会議、入浴、就寝です。明日は、京都班別自主学習を予定しています。今夜はしっかり休んで体力を回復してください。

見聞を広め、よりよい人間関係を築くための体験を積む ~京都班別自主行動~

 明日から3日間、2年生が修学旅行を行います。修学旅行等の旅行・集団宿泊行事で求められる内容は、

平素と異なる生活環境にあって、見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、よりよい人間関係を築くなどの集団生活の在り方や公衆道徳などについての体験を積むことができるようにすること【学習指導要領 第5章第2〔学校行事〕】

です。2日目に、班別自主行動が計画されていますが、状況に応じた適切な判断力と行動力を身につけ、仲間と協力することや助け合うことの大切さを学ぶ絶好の機会です。(昨年の修学旅行では、観光客が非常に多くてバスに乗れず、急遽、地下鉄で移動した班もありました・・・。)

 

 

 

 

 


 先日、教室を訪れた際は、「○○を是非観てみたい!」「(出発地の)清水寺から近いところは・・・」「お土産は何?」「ご飯、どこで食べる!?」等々、楽しそうに話し合っていました。 (^^)/
 明日は、7時50分に新八代駅に集合です。充実した学びができるよう、準備を早めに終え、今日は十分な睡眠をとりましょう!

学んだ知識がどのくらい定着しましたか? Part2 ~熊本県および八代市学力・学習状況調査~

 先月29日(金)、2日(月)、熊本県および八代市学力・学習状況調査を1・2年生で実施しました。4月に実施した全国および八代市学力・学習状況調査に続いて、本年度2回目の調査です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この調査の目的は、子どもたちの学力や学習状況について調査・分析することにより、課題克服に向けて授業の改善や学習習慣・生活習慣の見直しを図ることです。4月の調査結果を受けて、これまで以下のような取組を行ってきました。

授業改善
①「学習リーダーの育成」および「定着確認の徹底」の小中共通実践
②学習に困り感を持つ生徒への支援(toyoティーム・ティーチンク)
学習習慣の定着
①toyoスタディタイム:自ら取り組む家庭学習
②チャレンジタイム:朝自習と家庭学習の時間を活用した5教科の基本事項の定着
③toyo寺子屋:学年の垣根を越えた縦割り班での全員学習会
生活習慣の見直し
①toyoいきいきウイーク:三点固定運動+メディアコントロールデー
②親子教育講演会「SNS利用に係るトラブルの現状 SNS利用に係る犯罪被害防止」

 調査結果は、後日、学校に届きます。結果は子どもたちにお知らせするとともに、これらの取組が課題改善につながっているのか?検証・改善をさらに進めていきます。「自らの学びを知り、次の学びに向かう熊本の子どもたちに!」夢を実現するための礎となる「確かな学力」の育成に向け、保護者の皆様の側面からの支援(ペースメーカー・サポーター・ファシリテーター)をよろしくお願いいたします。

参考:側面からの支援(ペースメーカー・サポーター・ファシリテーター).pdf

東陽中の未来を託す Part2 ~立会演説会~

 29日(金)、生徒会役員選挙立会演説会を行いました。東陽中の未来を託すリーダーを選ぶ選挙です。立会演説会では、政見放送で訴えた東陽中をよりよくするための思いを、さらに熱く、具体的に述べてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 真剣な思いを受け、他の子どもたちも、「課題を共に解決しく候補者は誰なのか?」を真剣に考え、投票していました。

 

 

 

 

 

 

 


 “学校生活をよりよくするため、学校生活の中での課題を見いだし、その解決のために話し合い、合意形成を図り、実践していく・・・。” 生徒会活動のねらいに沿った素晴らしい立会演説会でした。立候補者の皆さん、選挙管理員会のKさん、Iさん、Hさん、生徒会執行部のTさん、Mさん、ありがとうございました。

 

追伸:開票の結果、会長候補者の得票数が同数になりました。実際の選挙では、公職選挙法第95条第2項の規定により、くじ引きで当選人を決定しますが、選挙管理委員会および両候補者と協議し、再度、演説・投票を行うことにしました。主権者として、積極期に社会(児童生徒にとっては学校生活)に参画する意識を高めるよい機会になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

伝統を引き継ぎ、、、中学生ボランティアガイド(1・2年生体制)デビュー

 12月1日、今年度4回目の「日本遺産石橋巡り中学生ボランティアガイド」を行いました。先日のしょうが祭りを最後に、中学生ボランティアガイドを3年間支えてきた3年生が引退しましたので、1・2年生の新体制で臨む初めてのガイドになります。

 今回は八代観光ガイド協会の研修の一貫で、17名の方がガイドツアーを申し込まれました。快晴の天気のもとで、1・2年生が東陽町の魅力についてお伝えしてきました。

 

 ガイドに旅立つ前に、町づくり協議会のH様からは「説明も大切ですが、途中のコミュニケーションもしっかり楽しんでください」と激励がありました。意気込んで出発していった子ども達ですが、実際はどうだったでしょうか。

 

 参加者の皆様は終始笑顔で中学生と関わって頂きました。ガイド終了後、挨拶されたH様からは「生徒一人が参加者一人について、ずっとお話ししていました。もしかしたら、3年生よりも上手だったかもしれません(笑)」との感想もいただきました。別のグループでは、なかなか自ら話しかけられず、ガイド以上にコミュニケーションを図る難しさも感じた子ども達もいたようです。

 

 八代観光ガイド協会のI様に感想を伺ったところ、「1年生と話しましたが、2回目のガイドと聞いてびっくりしました。観光ガイドは初対面の方ばかりを対応するので、とてもハードルが高いと思います。でも頑張ってコミュニケーションをとろうとしていました。」と笑顔で語っておられました。また、「地域の方が地元のことを知らないことが意外と多いです。中学生がガイドをすることで、地域の財産を掘り起こしているのはすばらしいですね」とも話しておられました。一方で、「常に、説明文を読んでいるのではなくて、目線を意識してもらうともっといいですね」とも指摘され、今後の課題も教えて頂きました。(率直なご感想、ありがとうございました!)

 無事、デビュー戦を終えた1・2年生ですが、また次の機会が必ずあります。次回も参加者が笑顔になるガイドを行ってくれることを期待しています!(お疲れ様でした!)

東陽中の未来を託す ~政見放送~

 明日、生徒会役員立会演説会が行われます。これから東陽中の中心となって活躍してくれる生徒会役員を選ぶ大切な選挙です。昨日、今日の給食の時間に立候補者7名の政見放送を行いました。

 

 

 

 

 


「独りぼっちがいない学校、挨拶・返事がしっかりできる学校を創ります。また、自分の苦手とするコミュニケーション能力を高めていきたいです。(会長候補 Iさん)」
「役員の先輩方に憧れをもったから立候補しました。独りぼっちがいない学校を創ります。また、役員になることで、自分の心を成長させたいです。(会長候補 Oさん)」
「皆さんの役に立ちたい、一人一人が輝ける学校を創りたいと思って立候補しました。1年間、書記を務めた経験を生かしていきます。(副会長候補 Uさん)」
「いい経験になると思ったからです。みんなの意見を聴き、過ごしやすい学校を創ります。(書記候補 Sさん)」
「相手の目を見て明るく挨拶ができる東陽中、ハキハキと返事ができる東陽中を創ります。(書記候補 Tさん)」
「学級委員として、積極的に発言・行動することを心掛けてきました。安心・楽しい学校を目指します。(書記候補 Mさん)」
「礼儀正しく、明るい学校にしたいと思ったからです。皆さんの心も整えられる学校にします。(書記候補 Mさん)」
と、一人一人が立候補した理由とよりよくするための抱負を述べてくれました。
 生徒全員が東陽中学校生徒会の一員です。 “自分たちの学校は自分たちで創る!” 当事者意識を持って明日は投票してほしいと思います。

進路選択や将来の生き方について考える Part3 ~三者面談~

 昨日26日(火)から3年生の三者面談が始まりました。中学卒業後の進路を決定する大事な話し合いです。何を基準にして進路先を選ぶのか?は、一人一人違います。その高校で「何を学びたいのか?」「何を頑張るのか?」によって、授業内容を重視したり、進路実績や課外活動(部活動等)を重視したりします。他にも、校風や通学状況、学費等も考慮することでしょう。まだ、迷っている人もいるかもしれません。大事なのは、将来の生き方(働き方)と関連付けて考えることです。
 フリージャーナリストとして活躍されている池上彰氏は、「本当にやりがいのある会社の選び方」として、

 その仕事は、その会社は世の中の役に立っているか、人のためになっているか、という視点は非常に重要だと思います。自分が働くことで誰かが喜んでくれる。自分の仕事を必要としている人たちがいる。こうした仕事から得られる「やりがい」や「生きがい」は、変化の激しい不確実性の時代にあって決して変わらない「確かなもの」なんですね。時には「給料は高いけどやりがいのない仕事」と「給料は安いけどやりがいがある仕事」で悩むこともあるでしょう。給料ももちろん大事ですが、仕事はそのためだけにするものではないはずです。
 これから先、自分の生涯をかけて働いていくのであれば、やはりやりがいや働きがい、生きがいに重点を置いた仕事選び、会社選びをしてほしいと思います。【引用:「息子・娘を入れたい会社2023」(ダイヤモンド社)】

と述べています。
 社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら自分らしい生き方を実現していくために・・・。子どもたちには、やりがいや働きがい、生きがいを感じる仕事を目指し、その仕事に就くための「進路選択」をしてほしいと願います。