二中ブログ

二中の最新情報!

【教科書】070608

 今年度から教科書が新しくなりました。ぜひ歴史の教科書を開いてみてください。私が教えていた頃は世界最古の人類は「アウストラロピテクス」でしたが、F先生、M先生が習った最古の人類は「サヘラントロプス・チャデンシス」です。世代によって知っていることに差があるのは当たり前です。

 鎌倉幕府の成立も、前の教科書では1185年と1192年が本文中にありましたが、最新版では1192年のみ。解説のコーナーには「1180年、1183年、1185年、1192年などいくつかの画期があるが、1192年に最終的に確立したとみられる。」というようなことが書かれています。   

 こんな記事を読みました。「インドで、小麦粉からつくられているパンはなんですか。」というテスト問題。

 ある生徒の解答は「そうです。」

 間違いを笑うのは簡単ですが、出題者はどんな配慮をすればよかったのでしょうか。「文末を“パンの名前を答えなさい。”」、「“なん”を漢字で“何”にする。」にするのも良いでしょう。これを社会科担当者に聞くと「そもそもインドで一般的に食べられるのは“チャパティ”や“米”が主流なので、“ナン”を答えさせるのはクイズレベル。」「すべての教科書に掲載されていない内容を問うのは、学習の定着度を測るのに適当ではない。」などこじゃっか意見がたくさん出ます。

 知識の量は人生を楽しくします。ぜひ子どもさんの教科書を開いて、以前との違いをご確認ください。カラーページや資料も満載で楽しいものになっています。

【五月雨】070607

 来週はずっと雨の予報です。外種目は郡市総体前で練習が気になるところでしょう。昔の人は外を眺めながら何を感じたのでしょうか。

 五月雨(さみだれ・さつきあめ):梅雨のころに降る長雨のこと。旧暦では5月ころ(現代の6月ころ)夏の季語。「ブログも中休みかよ今日は」五月雨の俳句を集めてみました。もっともっとたくさんあるのですが、あまり並べると画面が五月蠅く(うるさく)なるのでこのくらいで。

松尾芭蕉~1694

 五月雨を集めて早し最上川

 五月雨を降り残してや光堂

与謝蕪村~1784

 さみだれや大河を前に家二軒

小林一茶1763~1828

 五月雨や胸につかへる秩父山

正岡子規1867~1902

 五月雨や上野の山も見飽きたり

夏目漱石1867~1916

 五月雨も中休みかよ今日は

高浜虚子1874~1959

 五月雨の夕雲早し木曽の里

【郡市総体】070606

 2日間の定期テストが終わり、今日から郡市中学校総合体育大会に向けての仕上げの練習が始まります。二中生出場種目の会場を紹介します。応援よろしくお願いします。試合開始時刻や対戦相手などにつきましては20日のHPに、大会結果は21日と22日の夜にアップします。

6月21日(土)

 サッカー エコパーク陸上競技場8:30

 バスケットボール 水俣市総合体育館8:45

 剣道 水俣市立武道館9:30

 バドミントン団体戦 しろやまスカイドーム(佐敷)9:00

 軟式野球 芦北総合グラウンド(スカイドーム下)9:00 予備会場(エコパーク野球場)

 空手道 芦北町地域資源活用総合交流施設(スカイドーム隣)9:10

6月22日(日)

 バドミントン個人戦 しろやまスカイドーム(佐敷)9:00

 バレーボール 芦北町地域活性化センター(田浦)9:10 

【定期テスト1日目】070605

 定期テスト1日目、1年生の始業前の風景です。朝早く登校して勉強することにしたそうです。初めての定期テストにしっかり向き合おうとする姿勢が良いですね。

 私は最初の中間テストの朝は、いつものように早く登校して体育館で友達とバスケットボールをして遊んでいて、担任のO先生から「中学校のテストは勉強して受けんばんとぞ!」と随分叱られました。返ってきたテスト結果はそれはそれは見事なもので、かつ、上位30人は廊下に名前が貼りだされていた時代でしたのでクラクラでした。挽回にはとても苦労しました。

 さあ、テストが始まります。最後まであきらめずに頑張りましょう。

【明日から定期テスト】070604

 私たちが中学生の頃、社会科などはほとんどが一問一答形式の内容で、教科書丸ごと暗記で対応できていました。授業で使うワークテストなどをそのまま切って貼り付けて印刷したテストもありました。高校では達筆すぎる崩した文字の先生や、特徴的なくせ字の先生もおり、問題文を解読するのに苦労した覚えがあります。
 初任の頃はワープロ専用機で問題を作成していました。資料のスペースを考えて文字を打って、後から貼り付け。調整に苦労していました。
 そして今は、観点別の工夫した内容で出題。文章で答えさせる問題も多く、問題作成にも採点にもとても時間がかかります。パソコンが導入されたのが帰って大変、画像を取り込み、統計資料は数値を確認して、社会科は1学年作るのに丸一日かかっていました。当日、生徒がすぐに解くのをあきらめるとショックでした。FK先生もそんな感じでしょうか。
「正解を『ア』にすると、他の選択肢を読まないから『イ』か『ウ』にしよう。」、「出題したけど詳しく説明していなかったから、今日の授業でそこだけもう一度説明しておこう。」、「今、『べらぼう』を放送しているから、喜多川歌麿や田沼意次を出題しておこう。」、「採点しやすいように、記号問題には自分だけにわかる規則性をもたせよう。」…問題作成者のあるあるです。