二中ブログ

【県立高校入試について】070929

 ニュースでご覧になった事と思いますが、熊本県教育委員会は、現在は前期(特色選抜)・後期(学力選抜)としていた県立高校の入試を、今の中学2年生の学年から一本化する方式をいったん見送って、当面の間は今の方式を続けることを9月22日の県議会で表明しました。

 国が志望順位を付けた上で複数の高校を受験できる「デジタル併願制」の検討を進めていることもあり、国の動向を見極めて適切な方向性を決めたいとのことです。

 このことを帰りの会で伝えたところ、2年生からは「やったー!」との声が上がったとのことです。担任はこの「やったー!」からは、「初年度受験の不安がなくなった」事より、「面接を頑張ればいい」、「作文を練習すればいい」、「テストを受けなくてもいい」、「早く決まって遊べる」などどちらかと言えば学習に消極的な本音を感じたとのことです。

 そういうものではないということを生徒にはしっかり伝え、勉強や体験的活動をばりばり積み重ねさせたいと思います。大事なのは不断の努力です。

 

県教育委員会のHPより(参考)

 令和8年度(2026年度)以降(※)については、新制度による入学者選抜を実施することとしていましたが、現在、国で検討されている新たな高校教育改革の動向等を見極める必要があることから、当面の間、現行制度の入学者選抜を継続することをお知らせします。

※今年度(令和7年度(2025年度))の中学校2年生が対象となる「令和9年度(2027年度)入学者選抜」以降