二中ブログ

二中の最新情報!

【宿題】060726

 生徒から「先生は宿題がないからいいですね。」とよく言われます。宿題…。あります。たくさん、たくさん。
 今日は県校長研究協議大会の分科会で司会をしています。この大会で発表を令和元年と令和5年の2回。その他、九州特別活動研究会の助言者、実践論文執筆、群馬県で開かれた全国大会での発表、県教頭会研究大会での指導助言、県事務研研究部会で講話、今回の司会とよく仕事が回ってきます。この夏も九州PTA研究大会の発表原稿の仕上げとプレゼン作成が待っています。
 校長なりたての頃、郡市会長のY校長先生から「先生が仕事を断ったのを見た事がない。」と言われたことがありました。引き受けた後「しまった。」と思う事は多々ありますが、自分が勤務している学校の良さを広めるチャンスと思えば断る理由はありません。ただ、子どもの頃と違って、宿題終わりませんでした、家に忘れてきました、明日出して良いですか?は通用しないのがつらいところです。
 そんな時は、「シン・ゴジラ」の國村隼さんのセリフを思い浮かべます。「礼には及びません。仕事ですから。」

...と言える大人になりたいです。

【掃除】060725

 1学期の校長室の掃除担当は2年生のUさんとEさんでした。学期を通して黙々と隅から隅まで掃除をする姿には感心しました。大掃除の日は、仕上げに雑巾を細く絞ってドアの溝を拭き上げてくれました。バケツの水も真っ黒です。ありがとう。

【しらっぺ】060724

 大学生の時、熊本市周辺出身の友達から指摘されたのが、「ば」で打ち切る表現です。
 芦北方面では、「勉強せんば(いかんたい)」、「きつかばってん走らんば(強ならんぞ)」、のように、( )の中まで言わず「ば」で打ち切ることが多いのですが、友達には違和感があったようです。よく「狸がおってさ。」と続けられました。
 初任校は菊池郡の西合志南中でした。生徒の言う「えじい(怖い)」がまったく何のことやら。人吉二中に転勤した時は、生徒から相づちの表現の「じゃ」について、「友達には“じゃ”、先輩には“じゃっです”、先生には“じゃっとです”」と使い分けていることを教えてもらいました。
 高校卒業以来、18年ぶりに水俣に帰り、水俣二中に赴任しました。ちょうど、津奈木中出身の M 先生(現湯浦中・理科)がいらっしゃいました。4月最初の職員会議の資料の帳合いをしている時、M 先生から出たのは「こら“しらっぺ”やった。」数十年ぶりに聞きました。津奈木でもこのような言い方をしていたようです。
 令和になりましたが、職員室でたまに聞こえる懐かしい表現を嬉しく聞いています。

【アイス指数】060723

 今日も暑い一日でした。今日も午前中は社会科の会議のため校長室で過ごしました。汗をかかないと体調を崩してしまいますので、一日1回は学校の草刈りをするようにしています。今日も汗が止まりません。頭にかき氷やアイスが浮かびます。

 日本アイスクリーム協会のHPによると、20 代~40 代の男女300 人を対象の調査で、アイスクリームがおいしく感じられる気温は、53.0%が「25℃ぐらい」、25.0%が「20℃ぐらい」と回答、平均で24.1℃という結果でした。
 気温が22~23℃を超えるとアイスクリームが、30℃を超えると氷菓やかき氷が売れるようになると言われています。日本気象協会のHPには『アイスクリーム指数』のページがあり、「アイスが食べたくなる」度合いを、天気や気温などのデータから計算しています。数字が大きいほど「アイスが食べたい!」と感じる気象条件で、今日の水俣市の指数は90でした。29日(月)と1日(木)は100の予報です。熱中症にもご注意を。

 同じ話を去年も読んだような?気のせい、暑さのせいです。今夜もこっそり、アイスをお風呂に持ち込むことにします。

【校長面談2】060721

 多少緊張がほぐれた後はいよいよ本題の進路目標や学習状況についての話です。今はネット等の情報もたくさんあり、とても良く調べています。聞いたことのない県外の高校や職業もたくさん登場しました。

 習い事を活かして将来こんな仕事に就きたいと、具体的な職業名を挙げてきたりもしました。将来、サッカーのJ1、J2のほとんどのチームで二中生の姿を見ることができそうです。勉強不足で知らない職業もたくさんありました。ダンサーにもいろいろな種類があるんですね。子どもたちは目的意識をもって社会の変化に適応しています。

 毎日1~2時間は必ず家庭学習をしていると回答した生徒がほとんどでした。3年生になって自分や学級が成長したことは「進路について考えるようになった」「勉強を頑張るようになった」が上位です。行事への取組も積極的になりました。特に体育大会の満足度が高かったようです。「3年生という自覚があった」からだそうです。団席からの応援が体育大会をさらに良いものにしましたね。後輩に良い見本を示しました。伝統となることでしょう。

 友達の良さや、自分のちょっとした頑張りについて気付き、たくさん話してくれました。「気付く」を大切にしたいという話を校長講話でしたことがありますが、それができるすばらしい子どもたちです。

 私が中学校の頃、入学式で前に並んだ生徒会執行部の先輩方の姿、行事の頑張り、中体連大会での活躍、様々な場面で圧倒されました。

 今、二中の職員室では「授業の雰囲気が変わった」「3年生の良さが二中を進化させている」という話をよく聞きます。面談をしながらそのことを実感します。二中の新たな流れをつくる自慢の3年生です。自主的な2回戦もお待ちしています。

【校長面談1】060720

PTA新聞の元原稿です。

 「校長面談」と書くと硬く感じますが、要は雑談です。体育大会後に3年生の一人一人と校長面談を始めました。趣味や特技が最初の質問です。マンガ、アニメ、バンド、ゲーム、アイドル、ユーチューバー、習い事など生き生きと語ってくれます。ガンダムや仮面ライダーつながりもできました

 マンガ・アニメで一番人気は「怪獣8号」でした。しばらく校長室前にも置いたので、たくさんの生徒が読みに集まっていました。マンガを否定する方もたまにおりますが、スマホマンガのような縦横のスクロールと違い、コマ割りが工夫された雑誌の漫画は、文脈を理解しながら次の駒を読み進めるのに読解力が必要だそうです。実は楽しみながら鍛えられています。アニメ化されたものは読みながら声優の声で脳内変換しており、これも楽しみながら鍛えられています。

 生徒から聞いたものは必ず帰宅してから見たり調べたりするようにしました。なるほど、人気があるのが分かります。アイドルやバンドの見分けがつかなくなくなりました。私の父母が「近頃の歌手は誰が誰かいっちょん分からん。」と言っていたことに今強く同意します。毎日の除法検索で精神面は若返りましたが、健康面は寝不足でプラスマイナスゼロの1学期でした。時々、会議中に疲れた顔をしているのは退屈しているのではなく、毎晩努力されているからだと温かく見守ってくださいと職員には屁理屈を言います。

 名前の由来について聞くと説明できた生徒は半数ほどでした。「この漢字を使っているのは優しい人に育ってほしいから」「兄弟みんな〇〇に関係がある一文字です」など、保護者の皆さんが宝物に名前を付けた時の思いを聞かせてもらいました。ぜひ、子どもたちに「ちょっとここに座りなさい、あなたの名前はね~。」などかしこまらず、さらっと親の思いを伝えていただくと嬉しいです。

つづく 

 

【虹の終業式】060719

 1学期の終業式の朝は虹から始まりました。

 ALTのブラッドリー先生とは今日でお別れです。大変お世話になりました。お別れ式での強い水俣愛、水俣二中愛のあるスピーチに感激しました。生徒にも意味はすべて分からなくとも心が伝わる感動的な別れのスピーチでした。今後のご活躍をお祈りします。

 保護者・地域の皆様、1学期は水俣二中の教育へご理解とご協力をいただきありがとうございました。

 二中生の皆さん、中学生活は夏休みが勝負です。

 勉強、読書、ニュース視聴。頭を鍛える夏にしましょう。

 家の手伝い、社会体験、ボランティア活動。心を鍛える夏にしましょう。

 駅伝練習、部活動、社会体育、スポーツ活動。体を鍛える夏にしましょう。

 事故は夏休みの最初と最後の1週間に集中して発生します。4つの車にお世話にならないようにしましょう。

【県中学総体】060718

県中学総体の二中関係の日程についてお知らせします。

【軟式野球(二・一・袋・緑)】20日(土)・21日(日)・22日(月)熊本県民総合運動公園野球場A

 対 本渡中 9:30~ 勝利の場合21日(日)11:45

 22日(月)水前寺球場 準決勝9:30~ 決勝14:00~

【サッカー(二・一・袋)】20日(土)・21日(日)本渡運動公園多目的広場

 対 スポーツの森 大津FC 13:00 勝利の場合21日(日)9:30

【男子バスケット(二・一)】20日(土)・21日(日)ウィングまつばせ 

 対 八代一中12:10 勝利の場合2回戦16:10

【女子バスケット(二・緑)】20日(土)宇土アリーナ・21日(日)ecowin宇土アリーナ

 対 小国・南小国中合同13:30 勝利の場合2回戦16:10

【陸上競技】20日(土)・21日(日)えがお健康スタジアム

【水泳】20日(土)・21日(日)アクアドーム

【空手道】21日(日)しろやまスカイドーム

  男女個人形第1ラウンド10:15~ 第2ラウンド10:45~

 男女個人形メダルマッチ11:00~11:50

【取材】060717

 二中は地域ゴミ分別収集の取組が評価され、平成25年に第13回食品容器環境美化協会優良校等表彰の最優秀賞を受賞しています。今回、その事業が25周年を迎えるにあたり、過去に受賞した学校や関係者へのインタビューを通して、表彰事業の意義や成果を伝える動画を作成することになったそうです。

 今日の夕方、受賞当時に二中の1・2年生だった2人の先生と、教頭だった私のインタビュー動画撮影がありました。2人とも二中出身という強みを活かせる環境教育の担当をお願いしています。東京で挙行された表彰式に参加した、当時の環境委員長にも取材に行かれました。動画は本年度の表彰式典等で使用されるそうです。