学校生活

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令和6年度「教師修養」第1弾 ~どのような表現にすると聞き手に分かりやすく伝わるか?~

 5日(水)、八代市教育委員会からI指導主事をお招きして、3年生英語科の研究授業を行いました。授業者は本校2年目のN教諭です。
 本時のめあては、“修学旅行で行ったことのある場所について友達に伝え合おう”。修学旅行で行ったことのある場所を友達に伝えるために、理由や情報等を交えながら自分の気落ちや考えを整理し、伝え合うことが目標です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 まずは、Warming-up。前時の学習の定着確認(eライブラリのドリル学習)→Two minutes word practice(新出単語の発音練習)→Small Talk(現在完了形を用いた例文トーク)から本時の課題につなげます。現在完了形の文をどのように入れたら聞き手に伝わりやすいかを考え、発表ノート(スカイメニュー)に作成していきます。「この語句を使ってみたら?」「感想を入れるとわかりやすいよ。」等々、学び合いを通して考えを深めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ここで中間指導。他の生徒のアイデアや助言を受けることで、作成した英文を見直します。まとめたものをペアを変えながら伝え合います。4つのポイント(nice smile(笑顔)・good gesture(身振り手振り)・eye contact(相手の目を見て話す)・clear voice(聞き取りやすいはっきりした言葉で話す))を意識しながら、懸命に自分の考えを表現していました・・・。

 

 

 

 

 


 最後に、課題に対するまとめを行い、eライブラリで振り返りをしました。東陽小・中が目指している、「主体的に学び続ける児童生徒」の姿を体現した非常に意欲的な授業態度でした。 (^o^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 授業研究会では、私たち職員も子どもたちに負けじと、「学習リーダーの育成」「定着確認の徹底」について主体的な協議を行いました。
 I指導主事からは、授業や校内研究の気づきとして、

○実態を踏まえた適切な取組の設定であった。
○言いたいことを笑顔で伝え合う子どもたちの姿が素晴らしい。
○学習リーダーが進行役、モデルとしてよく動いていた。周囲の生徒を引っ張っていた。
○定着確認については、eライブラリだけでなく、small talkや展開部の言語活動等、いろいろな場面で工夫が見られた。
▲今日のようすから、学習リーダーがもっと出ることができると思った。また、いろいろな生徒を活躍させるためには、活動によってはスモールティーチャーという方法もある。
▲たくさん英語を使わせたい。ペアでのsmall taikでまちがいを拾って中間指導につなげていく方法もある。
▲現在完了形だけでなく、もっとたくさんの経験用法を出させたい。めあてを修学旅行に絞らない方がよかったのではないか。
・授業研究会でも、先生方の活発な協議が見られた。「学習リーダーとは?」「定着確認とは?」について、ぜひ、研究を進めていただき、他の学校でもできることを東陽小・中学校からどんどん発信してください。

等、多くの指導助言をいただきました。
 I指導主事、非常にお忙しい日々をお過ごしの中、本校へのご指導・ご助言ありがとうございました。


 追伸:I指導主事は本校第26期(1995年3月卒業)の卒業生で、PTA会長のHさんや副会長のMさんと同級生とのことでした!後輩たちをこれからもよろしくお願いいたします。 m(_ _)m