二中ブログ

二中の最新情報!

【SNS禁止】061205

 最近気になったニュースです。

 暴力や自殺、いじめ、違法薬物などから子どもを守ることを目的に「16歳未満は、TikTok、Facebook、InstagramなどのSNSを使えないようにする」法案がオーストラリア議会上院で34対19、下院で102対13の賛成多数で可決された。

 法案では、SNSの運営会社にアカウント作成の際に厳格な年齢確認を義務付け、深刻な違反をした場合は日本円で最大約50億円の制裁金を科す。子どもや保護者への罰則はない。連邦総督の裁可を経て成立する見込みで、施行まで少なくとも1年間の準備期間を設ける。

 アルバニージー首相は「SNSの運営会社が社会的な責任を果たすことを担保する世界でも先進的な取り組みだ」と意義を強調した。

 最新の世論調査では、オーストラリア国民の約77%がこの法案に賛成。約87%が法律を守らなかったSNSの運営会社には厳しい罰則を科すべきだと答えている。

 二中生の意見を聞きたいです。

【子どもの権利条約】061204

 法務省の人権擁護機関では、12月4日から10日を「人権週間」と定め、1949年から毎年、全国的に人権啓発活動を特に強化して行っています。

 中学生の人権に特に関係のある「子どもの権利条約」は、子どもの生存・発達・保護・参加などに関わるさまざまな権利を具体的に定めており、1989年に国連で採択されました。

 この条約では、18歳未満の児童(子ども)を権利をもつ主体と位置づけ、おとなと同様にひとりの人間としての人権を認めています。また、年齢に応じた保護や配慮が必要な面もあるため、子どもならではの権利も定めています。

4つの原則

①「生命、生存および発達に対する権利(命を守られ成長できること)」

すべての子どもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受けることが保障される。

②「子どもの意見の尊重(意見を表明し参加できること)」

子どもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、おとなはその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮する。

③「子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)」

子どもに関することが決められ、行われる時は、「その子どもにとって最もよいことは何であるか」を第一に考える。

④「差別の禁止(差別のないこと)」

すべての子どもは、子ども自身や親の人種や国籍、性、意見、障がい、経済状況などいかなる理由でも差別されず、条約の定めるすべての権利が保障される。

 

【生徒会役員選挙】061203

 今日の午後、生徒会役員立候補者討論会と選挙を行いました。生徒会会長を目指す2年生立候補者4人のスローガンはそれぞれ「課題解決に向かって勇ましく前進する二中生」、「さらに風格ある二中生を目指して、二中の雰囲気が良くなるような取組を徹底的に行っていきます」、「みんなが楽しく過ごせるような二中へ」、「唯一無二の学校づくり」です。個人としてではなく、生徒会(つまり二中生全員で)としてどう具現化していくのか楽しみです。(写真は選挙管理委員長説明と投票の様子)

【あきはたのし~い♪】061203

 先日、ちどり保育園に二中のどんぐりを持って行きました。今日は園児の皆さんがそのお礼に来てくれて「パンどろぼう」の入ったメッセージカードをいただきました。

 その後はまつぼっくりやどんぐり拾い。気に入った落ち葉を紙コップに貼り付けて、気に入ったまつぼっくりとひもで結んで、けん玉の出来上がりです。園児が交互に「〇回入ったよ♪」と報告に来てくれます。一人は「あきはたのし~い♪」と繰り返し言っていました。良い感性ですね。孫と遊んでいるような幸せな気分でした。私にも底に「せんせい」と書いたけん玉をくれました。宝物にします。

 校長室の前にメッセージとけん玉を飾ると、さっそく3年生が遊んでいました。「秋は楽し~い♪」

【教科等研(美術)】061202

 29日(金)、S先生が郡市教科等研究会美術部会を代表して、「美術の力を生かして社会とかかわる」という単元で、ピカソの「ゲルニカ」題材にした鑑賞の研究授業を行いました。「ゲルニカ」はドイツ空軍によってビスカヤ県のゲルニカが受けた都市無差別爆撃を主題とした20世紀を象徴する絵画で、反戦や抵抗のシンボルとしても有名です。授業では、第二次世界大戦時のふるさと水俣の空爆による戦禍と重ねながら、描かれている人たちの心情に迫りました。

 余談ですが、ピカソの本名は長いので有名です。「パブロ ディエーゴ ホセー フランシスコ・デ・パウラ ホワン・ネポムセーノ マリーア・デ・ロス・レメディオス クリスピアーノ デ・ラ・サンティシマ・トリニダード ルイス・ピカソ」が正式です。

 

 

 

【立候補者討論会】061201

 初めて水俣二中に赴任した平成14年、特別活動と生徒会を担当しました。その時に私が始めたのが立候補者討論会です。それまでは用意された原稿を応援者と立候補者が読むだけの立会演説会でしたが、歌を歌って当選した、面白いことを言って当選した、単に人気がある人が当選したなど、生徒会活動で生徒を育てるというねらいに合わないものでした。新生徒会のスタート時点から変える方法はないかと考え、討論会を思いつきました。

 校長先生に相談の上、職員会議で提案をした時には二中の現状でできるのかという声も上がりました。継続させるには1回目を成功させることが大事、勇気をもって立候補した生徒に達成感を持たせることが大事と考えましたので、立候補者を毎日昼休みと放課後に集めて、討論会の練習を行いました。

 この間、他の立候補者の意見に気付かされ、さらに自分の考えを練り上げ、二中に対する思いを高めることができました。

 当日の司会は私(2年目からは議長)が行いました。生徒にやり切った感のあるとても良い討論会になりました。

 郡市の特別活動の研究会で取組を紹介したり、異動した佐敷中学校でも実践したりして他校に広まっていったのはとても嬉しいことです。

 いよいよ3日は23回目の立候補者討論会です。議論の深まりを楽しみにしています。

【修学旅行クイズの解答】061130

〈1日目〉

1 新水俣・新八代・熊本・新玉名

2 狛狐(こまぎつね)・白狐(びゃっこ)。狐(きつね)といっても、野山に生息するきつねではなく、稲荷大神と同様に目に見えない透明の白狐(びゃっこ)

3 望月の歌「この世をば我が世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思へば」

詠んだのは藤原道長

4 藤原頼通 私は「道が長い」ので「寄り道」したと覚えました。

5 平等院は10円貨幣、鳳凰の南像は福沢諭吉(新)の1万円札

〈2日目〉

1 正解は12日に清水寺で。

2 「鹿苑寺」ちなみに銀閣は慈照寺

3 「足利義満」昔のアニメ、一休さんに登場する将軍様です。

4 「大政奉還」教科書に載っているその場面の絵が有名ですね。

5 地球は360度で24時間。1時間に15度ずれる計算になるので、京都・水俣間の5度のずれは約20分。水俣より暗くなるのが少し早く感じるはずです。

〈3日目〉

1 「薬師寺東塔」大小の屋根が重なるリズミカルな建築美から。ちなみに「凍れる音楽」という表現は、ドイツの哲学者シェリング、文豪ゲーテらが文学的な比喩として使っていたそうです。

2 「運慶」平成の解体修理の際に、像内納入文書から運慶、快慶、定覚、湛慶(運慶の子)が小仏師多数を率いて造ったことが裏付けられました。

3 「聖武天皇」全国に国分寺や国分尼寺を建立し、それらの総本山として745年に東大寺の造営を命じるなど、仏教によって国の安寧を保ちたいと願いました。

4 ア 1325頭(「一般財団法人奈良の鹿愛護会」のHPより)

5 法隆寺(607年)→東大寺の大仏(開眼会は752年)→金閣(1397年)→銀閣(1490年)→二条城(1603年)

【パンどろぼう】061129

 先日まつぼっくり拾いに来てくれた、ちどり保育園の園児もみんな知っていました。プレゼントしたフィギュアは、まつぼっくりといっしょに保育園の玄関に飾ってありました。

 お茶目で憎めないパンどろぼうが、今日も事件をまきおこす!読み聞かせが楽しいユーモア絵本、これまで「パンどろぼう」「~vsパンどろぼう」「~と にせパンどろぼう」「~と なぞのフランスパン」「~ おにぎりぼうやのたびだち」「~と ほっかほっカー」「~と りんごかめん」の6冊が出版されています。二中の図書室にはなかったので私物を持ってきました。さっそく、生徒も立ち止まって読んでくれています。孫ができて絵本の情報に強くなりました。大人になって読む絵本もなかなか良いものです。来校の際はぜひご覧ください。

【銀杏並木】061128

 今朝、M先生から「昨年と色づきがずいぶん違いますね。」と声を掛けられました。上は今日の、下は昨年の今日の水俣二中の銀杏並木(4本間引いています。)です。紅葉が昨年より遅れています。職員玄関のコキアももう一息です。修学旅行先の奈良・京都はどうでしょう。残っているといいなぁ。

【プロジェクト会議】061127

 26日、水俣市学校教育改革プロジェクト会議の研究授業を二中のFY教諭が行い、一中の音楽の初任者の先生も参観しました。「アイーダ」を題材にして、「あい活動」で感情をどのように表現しているかを考える授業でしたが、メロディーを口ずさみながら音楽室をあとにする生徒がいるなど、いつもながら余韻の残る授業でした。

※古代エジプト時代のエジプトとエチオピア、2つの国に引裂かれた男女の悲恋を描き、現代でも世界で最も人気の高いオペラの一つ。作曲はジュゼッペ・ヴェルディ