二中ブログ

二中の最新情報!

【校長式辞2】060317

 運動面では、郡市総体を経て野球部、男女バスケットボール部、ソフトテニス部、陸上競技部、水泳、空手道が県大会に出場し、野球部は三位入賞。駅伝男子は県大会五位入賞。野球も駅伝も他の学校がうらやむこれほどの結果をあげながら、悔しいという感情が先に来るハイレベルなチームに育ちました。この思いはきっと後輩たちがつなぎます。

 また、社会体育の新体操、フットサルも全国レベルの活躍を見せました。

 文化面では、税の作文や人権作文、絵画や作品展、SDGs未来都市みなまたオリジナルロゴマークなど多くの表彰を受けました。一階廊下を飾った皆さんのすばらしい美術作品の数々は、来校者を楽しませました。

 その集大成である文化祭。O実行委員長は「3年間で初めての文化祭。授業での学びを工夫して楽しく、展発表や展示をすることができたこと、各学年が一丸となって練習し、最高の合唱ができたことなど、生徒一人一人が挑戦し開花した文化祭だった。」と振り返っています。 

 特に皆さんの合唱は水俣市小中学校音楽会でも、いろいろな方から褒めていただきました。今日も圧倒的な歌声で、下級生が越えられない壁となって卒業してください。

 生徒会活動にも創意工夫がありました。毎月のいい朝いいあいさつの日に二小に出かけてのあいさつ運動、校舎周辺のゴミ拾い、闘魂碑周りの整備と自ら「風格ある二中生」としての範を示しました。A生徒会会長を中心に、信頼され実行力のある生徒会執行部でした。

 加えて、先月末の水俣市民駅伝では、3年生有志で「Winner’s」というチームを作り、見事優勝。苦労を共有してきた仲間だからこその結果でした。

 リセットされた学校生活の中で「挑戦」とは、「開花」とは、「躍進」とはを常に問い続け、結果で後輩を導いてきた卒業生の皆さん。皆さんのこれまでの頑張りに対し、改めて称賛の拍手を送ります。

【校長式辞1】060316

 振り返れば入学からの2年間は、感染症拡大防止のために三密を避けた生活が続きました。行事や部活動の制限、リモートによる全校集会、修学旅行も貸し切りバスでの集団行動、会話が楽しい給食は一方向を向いての黙食など、学校生活は大きく制限されました。

 そのような日々でしたが、皆さんは『夢に向かって挑戦する生徒 自立と自律』という学校教育目標の具現化に向けて、『挑戦・開花・躍進 ~共力しあって 理想を追求し続ける二中~』の生徒会スローガンのもと、水俣二中の伝統と校風をより輝かせてくれました。

  行動制限が解除された今年度、最上級生としての集団の力は、まず体育大会で発揮されました。2年間の積み重ねが少ない中、大会を成功に導くには大変な苦労があったかと思います。

 T体育大会実行委員長は、「一番大きな声を出して頑張りましたが、たくさん失敗しました。しかし毎日の練習が終わるたびにその日の反省をして、次の日には前の日の自分より成長できるように努めました。」と、振り返っています。

 中でも、全国陸上選手権大会に出場した県トップ選手2人による男子1500m走の同着優勝。今後も体育大会の度に語り継がれる名場面です。

 その後も皆さんは輝き続けました。

【2組担任より】060315

3年2組の皆さんへ

 後期入試も終わり、クラスマッチで良い思い出も作り、いよいよ卒業式を待つのみになりました。今、どのような心境ですか。あっという間の3年間でしたか?入学してから長かったですか?人それぞれ、様々な感情がわいてくると思います。

 3年前、あなたたちと出会って、最後の1年間を担任として関わることが出来ました。そんなあなたたちは、すごく特別な存在です。3-2になって、多くの出来事がありました。中学校最後の体育大会や文化祭で、困難にぶつかっても前を向き、協力しながら乗り越えてきました。3-2の前向きな姿や団結力がとても好きです。この2つの大きな行事での3-2は、先輩として頼もしい姿を後輩に見せてくれていることが、担任として大変嬉しかったです。合唱コンクールでは、みんなで最優秀賞を目指して昼休みも放課後も合唱をしましたね。正直、苦手な人にはきつかったと思います。しかし、文句も言わずに、みんなのために歌う姿が最優秀賞をとるクラスの姿だと感じていました。本番では、緊張しながらも精一杯の合唱を聴かせてくれたことにとても感動しました。また、最優秀賞を取り皆で喜び合った瞬間はとても幸せでした。

 入試が近づいてきて、多くの人が不安を抱える進路選択の時期になると、今までとは顔つきが変わり学習に向かう姿勢が見られ、いいクラスになっているなと感じていました。また、この時期から学び合う姿が増え始めました。卒業が近づくにつれ、いよいよ新たなステージに旅立っていくのかと寂しい気持ちと期待する気持ちと半分半分あります。しかし、5年後、10年後に成長した姿を報告してもらえることが楽しみです。

 私自身、あなたたちを担任でき最後の1年間に関わらせてもらったことは本当に幸せです。出会えて、ともに成長できたことが大切な宝物です。

【1組担任より】060314

3年1組の皆さんへ

 卒業おめでとうございます。いよいよ二中から旅立つ時が来ました。みんなにとってどのような3年間でしたか?

 小学校の時とは違い、みんなが少しずつ大人になっていく中で取り残されているのではないかという不安。毎年のクラス替えの中で、新しい友人関係を築いていくことの難しさ。定期テストがあるたびに出る順位やハードな部活動で自信をなくしてしまったこともあったのではないでしょうか。また、コロナ禍の中で、行事等が制限されることも多くあった3年間だったと思います。

 しかし、最後の1年間、この3-1のメンバーで過ごした時間はとても充実していたのではないでしょうか。みんなで全力で声を掛け合った体育大会、金賞を目指してぶつかって頑張った合唱コンクール、笑いの絶えなかった給食・・・。一つ一つがとても素晴らしい思い出です。

 意見の食い違いで、ときにはぶつかることもありましたが、お互いがお互いを大切にする気持ちを持って、切磋琢磨できる笑いの絶えない素敵なクラスでした。みんなとたくさん関わることのできたこの1年間は私にとっても宝物です。本当にありがとう。みなもたくさんの経験をして心が大きく育ったはずです。どんなことがあっても常に笑顔で、常に前向きに突き進んでください。

3-1のみなさん、ずっと大好きです!これからも応援しています。

【合格おめでとうございます】060313

 今日は公立高校の合格者発表日でした。二中の受検生全員が希望の学校に進むことが決定しました。おめでとうございます。合格はただの通過点、これからが本番です。

 さて、今日の熊日新聞の15面に努力結実「安心できる場を」というタイトルの記事が掲載されていました。津奈木小のH先生が採用試験に挑み続け、昨年夏の選考考査に合格したという話です。記事を見て「なんで年が何回も書いてあっと!」と叫ばれているかもしれません。

 私も田浦中で一緒に仕事をしたことがありますが、バイタリティ溢れる先生で、生徒もとても慕っていました。新聞に載っていない逸話を当時のブログで紹介します。本人に電話したところ「面白い枠」採用かもと話されていました。赴任地でのご活躍と逸話を楽しみにしています。

【師弟対決】投稿日時 : 2018/10/03 
廊下から、生徒と先生の大笑いが聞こえてきた。

近づいて話を聞くと、選手宣誓をすることになったRさんが、原稿の最初を『先生』と書いていたとのこと。先生に向かってするから『先生』と思っていたようだ。最初の言葉は呼びかけと思っていたのか。納得。

その時、他の先生から「それは『宣誓』よ、と笑いながら教えていた先生は『U.S.A.』の歌詞『カモンベイビーアメリカ』をずっと『カモンベイビーハモニカ』と口ずさんでいた。また『関(カン)ジャニ』も『セキジャニ』と読んでいた。」との情報が。

どっちもどっち、さらに大笑いする2人。2人は同じ部活動の師弟である。納得。