学校生活

日々の生活の中で

親子ふれあい作業

7月10日(日)、朝6時30分より、親子ふれあい作業を行いました。今回は岩野校区の生徒と保護者の皆様に行っていただきました。梅雨時期ということで小雨の降る中の活動となりました。草刈りやグラウンドの草取りなど、学校の環境を整えていただきました。本当にありがとうございました。



給食試食会

 7月8日(金)、給食試食会を行いました。保護者の方々に、給食の準備、試食、片付けを体験していただきました、おいそがしい中ありがとうございました。試食後には、栄養教諭の馬場先生より、講話をしていただきました。最初に、「サイコロトーキング」を行いました。保護者の皆さま同士で、楽しく語らいました。揚げパンの作り方やレバーが苦手だったことなど、給食の思い出話でとても盛り上がりました。

 講話では、学校給食、朝ごはん、中学生に必要な栄養素について学びました。

学校給食については、余計な味付けをせず、素材の味を生かしていることや地産地消のこと、衛生面は特に気を使っていて、作業ごとに白衣や帽子を取り替え、20回以上手洗いをしているということがわかりました。。

朝ごはんについては、脳のスイッチ、体のスイッチ、胃腸のスイッチの3つのスイッチが入ることがわかりました。また、朝ごはんを食べている生徒と食べていない生徒では、学力調査や体力合計点で差が出てくることを統計結果から示してくださり、朝ごはんの大切さをあらためて認識しました。

 中学生に必要な栄養素では、次のようなことが大切だということです。参考にされて下さい。

① カルシウム(牛乳やヨーグルト、チーズ、ひじき、ししゃも、しらす干しなど)を多く含む食品とマグネシウム(アーモンド、ピーナッツ、ごまなど)やビタミンD(きのこ類、卵など)との組み合わせ。

② 鉄(レバー、パセリ、ひじき、しじみ、煮干し、納豆など)とビタミンC(ピーマン、キャベツ、ブロッコリー、ジャガイモ、イチゴやゆず、柿など)との組み合わせ。

③ 食物繊維(キャベツ、レタス、ほうれん草、タケノコ、大豆、わかめ、ひじき、ごぼう、にんじん、じゃがいも、アボガド、なめこ、プルーン、納豆など)をとること。

 

馬場先生、保護者の皆様ありがとうございました。


認知症サポーター養成講座

 7月6日(水)午後、3年生を対象に「認知症サポーター養成講座」が行われました。

この講座は、認知症を正しく理解をするとともに、そのことを家族や地域に伝え、「誰もが安心して暮らせる鹿北町をつくっていこう」という目的で開かれました。市役所や地域の方々など10名以上の方が来校して下さり、生徒の活動をサポートして下さいました。

 最初に、山鹿市の地域包括支援センターの方々から、認知症についてくわしく説明をしていただきました。

説明をうかがった後、各班ごとに、認知症の方々の気持ちについて考えたり、自分たちに何ができるかなどを考え意見交換をしました。

 認知症の方々の気持ちとして、「周りの状況がわからなくなり怖いのではないか」、「あせると思う」、「今までできていたことができなくなり、ショックだしさびしいと思う」などの意見が出されました。

 私たちに何ができるかについては、「まずは相手の気持ちを考えることが大切」、「優しい言葉がけをしたい」、「そばにいてあげたい」、「怒らない」、「気持ちを察することを心がけたい」などの意見が出されました。

その後、何班かが自分たちの話し合いの様子について発表をしました。積極的に手を挙げて自分たちの班の発表をする姿がとても頼もしく感じました。

 まとめとして、地域包括支援センターの方から、「認知症サポーターとは、認知症の人の「応援団」、何か特別なことをする必要はありません。認知症の人を温かい目で見守る人のことをいいます」との言葉とともに、認知症サポーターの目印としてのオレンジリングを一人ひとりに手渡していただきました。

 最後に、認知症を患っているクリスティーン・ブライデンさんからの「お願い」を紹介します。

 「スピードを落としてちゃんと目を見て話して下さい。身体に触れながら接して、相手が何を表現しようとしているのか、顔の表情などから分かろうとして下さい」

 

山鹿市中体連陸上競技大会に向けて新たなスタート

山鹿市中体連夏季大会が終了しましたが、本校生徒は、すでに9月に行われる山鹿市中体連陸上競技大会に向けて新たなスタートを切りました。部活動を引退した3年生も含めて、全ての生徒が放課後の陸上練習に参加しています。暑い中、お互いに声を掛け合いながら練習に取り組んでいます。この日々の努力、自分とのたたかいこそが、自分の心も体も強くしていきます。

陸上や部活動を通して鍛えた心、我慢する心、挑戦する心、倒れてももう一度立ち上がろうとする心・・・。それらが、陸上や部活動を離れて、教室や地域に帰った時に発揮できるか、実はそこに本当の自分とのたたかいがあります。

生徒一人ひとりが、「集団で学んだことを、集団を離れて一人の時でも出し切れるか」、この勝負に勝つことができる鹿北中生を育てていきます。陸上はそんな人材を育てるための練習でもあります。






鹿北中人権宣言

本校では、朝の会の時に、みんなで声を出して「鹿北中学校人権宣言」を読んでいます。これは、毎日、人権宣言を確認することで、自らの人権意識を高め、一人ひとりの人権が尊重される学級、学校を創っていくとの思いを共有するために行っています。集団生活をする上で、一番大切な「一人ひとりの人権」。これからも、その人権が尊重される学級、学校であり続けるために、もっともっと、私たちの意識を高めていきます。そして、差別を見抜き、差別を許さない、差別とたたかうことができる一人ひとりに成長していきます。

 

鹿北中学校人権宣言

一、私たちは、差別を見抜き、決して差別を許さない学校にします。

一、私たちは、お互いを信頼し、一人ひとりが尊敬される学校にします。

一、私たちは、清流の人としてのプライドを持ち、みんなが行きたいと思える学校にします。