学校生活

性教育講演会

2月23日(木)午後、ランチルームにて性教育講演会を行いました。今回の講演会は、山鹿市民医療センター助産師の杉本登美代様を講師としてお招きし、「生命誕生~一人一人がたからもの~」との演題で講演をしていただきました。

 最初に「思春期とは何か」についてのお話がありました。第二次性徴を迎え男らしく、女らしく体も心も変化していく。そして、反抗期と重なり社会の矛盾が許せなかったり、生きる意味を考えたり、異性への感心が芽生えたり、恥ずかしさを意識したりと、一言で言えば「ホルモンにほんろうされる時期」が「思春期」と言えるということです。

 その後、性と聞いてイメージするものや、赤ちゃんが泣く意味をみんなで考えたり、どのようにして精子が卵巣まで到達するのかなどのお話を映像を交えてしていただきました。お話の中で、自分が生まれてきた確立は3億分の1であったことを知って参加者全員が驚かされました。

 杉本さんは、自分が本当につらかった時の体験もお話してくださり、私たちに自分の人生を通して「命の大切さ」について語りかけてくださいました。

 「性教育は心の教育」、「自分を大切に、友だちを大切に、いのちを大切に」との言葉は、私たち一人一人がしっかりと受け止め、自分の生き方に生かしていくことが大切だと感じました。

「いのちのバトンを受け継いだあなた、あなたの生き方はあなたが選ぶのです。」最後に私たちに力強いメッセージを伝えて下さいました。

今日は、私たちのためにすばらしいお話をしてくださり、本当にありがとうございました。