学校生活

日々の生活の中で

広島 72回目の原爆の日

平成29年度「平和への誓い」

原子爆弾が投下される前の広島には、
美しい自然がありました。
大好きな人の優しい笑顔、温もりがありました。
一緒に創るはずだった未来がありました。
広島には、当たり前の日常があったのです。

昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分、
広島の街は、焼け野原となりました。
広島の街を失ったのです。
多くの命、多くの夢を失ったのです。
当時小学生だった語り部の方は、
「亡くなった母と姉を見ても、涙が出なかった」と語ります。
感情までも奪われた人がいたのです。
大切なものを奪われ、心の中に深い傷を負った広島の人々。

しかし、今、広島は人々の笑顔が自然にあふれる街になりました。
草や木であふれ、緑いっぱいの街になりました。
平和都市として、世界中の人に関心をもたれる街となりました。

あのまま、人々があきらめてしまっていたら、
復興への強い思いや願いを捨てていたら、
苦しい中、必死で生きてきた人々がいなければ、
今の広島はありません。

平和を考える場所、広島。
平和を誓う場所、広島。
未来を考えるスタートの場所、広島。

未来の人に、戦争の体験は不要です。
しかし、戦争の事実を正しく学ぶことは必要です。

一人一人の命の重みを知ること、互いを認め合うこと、
まっすぐ、世界の人々に届く言葉で、
あきらめず、粘り強く伝えていきます。

広島の子どもの私たちが勇気を出し、心と心をつなぐ架け橋を築いていきます。

広見の星空まつり・岳間の夏まつり

8月5日(土)の夜は、広見の星空まつりと岳間の夏まつりが行われました。

広見の星空まつりには、本校吹奏楽部が出演し、演奏とともに進行を自分たちで行うなど「さすが中学生!」と感心させられました。演奏後は、吹奏楽部OB・OGからの励ましの言葉や演奏に対するアドバイスをもらい、とても有意義な時間となりました。まつりは、小学生なども参加できる楽しい企画があり、また出店もあり、地域の方々の笑顔があふれ歓声が響いていました。

 岳間の夏まつりは、台風の影響で体育館で行なわれましたが、地域の方々がたくさん来られていて、いろいろなお話を聞かせていただき、地元ならではの温かさがあふれていました。まつり最後の抽選会は、たくさんの賞品があり、当たるたびに歓声が聞こえました。中学生もたくさん賞品が当たりました。卒業生とも会えて近況を知ることができ、頑張っていることが伝わってきてうれしかったです。

 広見の星空まつりも、岳間の夏まつりも、ふるさとの良さがあふれ、何となく懐かしさを感じさせてくれるすばらしいまつりでした。

広見の星空まつり



岳間の夏まつり

ガンバレ!吹奏楽部

8月5日(土)吹奏楽部は、今日の広見の星空祭りに向けて練習を頑張っています。暑さを避けて、玄関前での練習です。何度も何度も繰り返し、自分たちの演奏を確認していました。自分たちも楽しく、そして聴いてくださる方々にも音楽の楽しさを届けてください。もうすぐ、本番です。

台風接近に備えて

8月4日(金)、朝の陸上練習後、台風接近に備えるために、生徒、職員で飛ばされそうなものを校舎の中に入れたりしました。3年生は教室のカーテンをしめてくれました。よく見るとカーテンをしめた校舎の窓に夏の青空と白い雲が映ってきれいです。
 どこにも台風が来ないことを祈ります。

県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター

8月2日(水)から5日(土)までの3泊4日、県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(JRCトレセン)が阿蘇青少年交流の家で開催されています。このトレセンに本校から4名の生徒が参加しています。4日間でリーダとしての自覚を高めスキルを磨きます。また、県内の様々な中学校の1・2年生が参加しているので、他校の生徒との交流も大きな目的の一つです。

 活動としては、グループインタビュー、非常食体験、国際理解について、防災教育プログラム、救急法、リーダーシップについて、トピックアルバム作り、フィールドワーク、キャンドルの集い、ワークショップ、朝の集い、夕べの集い、ホームルームなど多岐にわたります。

 様々な活動は、コミュニケーション、状況判断、リーダーシップ、問題解決、タスク(役割)配分などを意識して行われます。そして、連絡事項はすべて黒板に掲示されたものを確認するなど、常に自分が動くことが求められます。

鹿北中の4名の生徒は、話し合いや体験活動など積極的に交流し笑顔で取り組んでいました。たくさんのことを、感じとって帰ってきてほしいと思います。そして、リーダーとして力を発揮してくれることを期待しています。