水俣二中学校経営グランドデザイン(PCで見てね).pptx パワーポイントです
050401:418493→060331:514058(95565)→
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3点目。文科省から教職員の月の超過勤務時間は45時間以内、年間360時間以内というガイドラインが出ています。
私の妻は土日出勤の仕事でしたので、人吉勤務の頃は金曜の夜に子どもを預けに田浦の実家に行き、土日に部活をして、日曜の夕方に迎えに行く生活。
以前二中に勤務していた頃、年に360日出勤、超過勤務が150時間を超えるような月が何度もある年もありました。二中の電話番号「3651」は「365日と後1日働けということ」、午後10時頃退勤しようとすると「年休届出した?」というような自虐的な冗談を言って過ごしていました。
3年生担任の頃は隣のクラスのM先生と「じゃあ6時間後に」と言って帰宅。家族よりもM先生と過ごした時間の方が長い1年間でした。
でもこれでは「元気に生徒に向き合えない。」学校行事、部活動などスリム化できるところはスリム化する。学校がすることか、家庭がすることか、地域がすることか、本来の役割を問い直す。
何のために。それは「元気に子どもたちに向き合うため」、保護者の皆様のご理解とご協力をお願いします。
子どもたちは中学校3年間で心も体も大きく成長します。3年間という時間は振り返ると一瞬です。すべてが貴重な貴重な時間です。子どもたちに、水俣二中が将来に亘って、心の拠り所となるような時間を過ごさせたいですね。
※文字だけ読むときつい内容もありますね。ぜひ来年は会場へ。
最後にPTAと一緒に考えていきたいことやご理解いただきたいことを3点
1点目。これまでも悲惨な虐待事件が多く報道されることがありました。学校や地域はその情報をつかんだ時に児童相談所等へ通告する義務があります。知っていたのに何もしなかったという不作為が最大の罪。保護者からは事情を聞いて、学校で通告するかしないかを判断するという事はできないことになっています。これは空振りでもよいというスタンスです。
私たちが子どもの頃と今とでは虐待に関する社会の捉え方は大きく変化しており、しつけだから、自分もされたことだから、叩かれて良くなったから等の認識を変え、保護者間で子育ての互いの悩みを共有できる取組を進めたいと考えるところです。
2点目。SNSの利用に関して。
SNSで知り合った人に実際会ったことがある人の割合は、実に40%から50%恐ろしい数字です。
昨年度末は中学生や高校生、中には大人の回転寿司店での「迷惑動画」、もとい「犯罪動画」が繰り返し報道されました。彼らは全世界に向けて発信しているという意識はなかったはずです。仲間内だけの悪ふざけが、他者によって全世界に発信され、自分のみならず家族まで特定され全世界にさらされる。
現在、就職の際は応募票を出した段階で過去にアップした発言や画像を調べるといいます。匿名でも、IPアドレスをたどっていけば確実に本人が特定できる。消したとしても、その人が過去につながっていた友達から調べていく。
誤解がないように聞いていただきたいですが、子どものすることです。SNS利用に関しては子どもを信頼はしても信用はしないことが大事です。使い方のレベルは子どもたちの方がはるかに上です。
また、子どもが交通事故を起こしたからと言って、自動車学校に電話をかける人はいません。事が起こったときは買い与えた者として、責任と覚悟は必要です。
子どもを自立させるために、学校の職員を「高い壁」のままにさせておいてください。親は壁にはなれません。なぜか、子どもたちは、親は「最後は自分を許してくれる。」と思っているからです。ちゃんと階段が付いています。
社会規範の一つである先生を乗り越えさせてしまうと、子どもは何も怖いものがなくなってしまいます。
簡単に子どもに「おかしいよね」と賛同しない、「なぜだと思う。」「どうすればよかったと思う。」「本当は自分でも分かっているよね。」の言葉掛けで、しっかり判断させてください。指導で疑問に思われたことはこそっと相談されてください。
過去に大変な生徒指導の問題を起こしてしまい、「昔はかわいかったんですけど」と泣かれた保護者の方がいらっしゃいましたが、「かわいい時が勝負です。」
表が白、裏が黒の一枚の紙があります。子どもの思考は1枚の紙だそうです。どんなに今まで助けてもらったり、褒めてもらったりしても、怒られると。裏側の黒が表に出て、黒しか見えなくなるそうです。
大人の思考は立体だそうです。怒られたとしても、こんなことで誉められた、こんなことで支えてもらった。と他の面も見えるそうです。子どもにかける言葉は、「ほかの面も見てごらん。」です。
お茶は好きですか?おいしいと思われますか?
お茶のおいしさが分かるのは人間だけだそうです。他の生き物は、お茶は「苦い」「毒だ」で終わるそうです。人間だけが「苦み」の先に「美味さ」があることがわかるそうです。
中学校生活は「嫌なこと」ありますよ。「辛いこと」ありますよ。「したくないこと」山ほどありますよ。集団生活の中でそれらにどう向き合っていくか、そして、それらを越えた時にどのようなゴールが待っているのか。ご自身の経験をもとに、子どもたちに語ってください。子どもたちは「昔と今は違う」と言うかもしれません。
タモリさんは昔、「男の子は肉食って、カード集めていればそれで満足。」などという事を言っていますが、将来が漠然と保障されていた昔の話。それでも皆さんが「中学生の時にこんなことをやっておけばよかった」という思いを持っているはずです。
成人年齢が18歳になり、残りの6年間で学ぶべきことははるかに増えています。
携帯電話を契約する、アパートを借りる、クレジットカードをつくる、ローンを組む。親の同意がなくても、こうした契約が自分一人でできるようになります。猶予はたったの6年間です。
「中学校は義務教育最後の学校」です。充実した人生を切り拓いていくための最低限の知識や技能、課題対応する能力、人や社会との関わり方を身につけさせ、卒業後の自立につなげることが私たちと保護者の役割です。水俣第二中学校の一つ一つの取組は自立をゴールにしています。
HP等で使用する画像使用のお願いを配付しました。5月12日(金)までにご提出ください。集団宿泊のブログ写真は背中から写したもの、小さいものだけにしていますが、承諾確認ができた後のブログは正面からが主になります。
名札やゼッケン等が名前が判別できる程度に映り込む場合は【体育大会結団式】050425 のブログのように加工します。
修学旅行も現地からどんどんアップしますので、ご理解とご協力をお願いします。
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管理責任者 畑口益喜
運用担当者 畠山葵汐