学校生活

日々の生活の中で

鹿北町駅伝大会近づく!

2月4日(日)に開催される鹿北町駅伝競走大会の日が近づいてきました。今年も鹿北中生が作成したポスターを町内各所に掲示させていただいております。これは、地域行事に積極的に関わるという生徒会活動の一環として行われています。

駅伝には中学生も各地区の代表として出場します。鹿北小・中学校でも先生と児童・生徒が集まり1チームつくり参加します。

昨年は雨で中止となってしまいましたが、今年は開催できそうです。協力して頑張っていきましょう!



水俣病から宝物を伝えるプログラム

1月30日(火)の午後、「水俣病から宝物を伝えるプログラム」の取組として、ほっとはうすから施設長の加藤さん、胎児性水俣病患者の永本さん、松永さんの3名が鹿北に来てくださいました。そして、小学5・6年生と中学1年生との交流活動を行いました。水俣病公式確認から62年。痛めつけられてもたくましく生きてきたこと、差別されいやなこともたくさんあった。お金がもらえていいなあと言われる。だけど、お金よりも体を返してほしい。この言葉に、水俣病の歴史と人生を重ねながら生きてきたことが伝わってきました。

楽しいこともたくさんあった。それぞれが自分のできることに精一杯取り組んでいる。なかまがいること、ほっとはうすの存在が何より大きい。ほっとはうすは高校生が名づけてくれた。ひらがなにした。ここに来るとほっとしていやされるそんな場所がほっとはうす。優しくてほっとする声をかけていきたい。

 永本さん、松永さんから、自分の好きなものを見つけてほしい。今日の出会いを大切にしてほしいとの言葉をいただきました。

 最後に、水俣の小学生がつくった「海」という歌を全員で歌い、握手をして交流会を終了しました。握手には、これから差別とたたかうなかまとしてつながっていくという思いが込められています。

 今日の出会いを大切にするとともに、差別とたたかう新たな一歩としていきます。

 加藤さん、永本さん、松永さん、鹿北まで来ていただきありがとうございました。


がんばれ、3年生!

 1月30日(火)朝7時30分。校長室で公立高校前期選抜のグループ討論の練習をしました。9名の生徒で、「スーパーのレジ袋は有料にすべきか」「無言掃除に賛成か反対か」など、テーマをいくつかしぼって自分の意見を言ったり、質問をするなど、活発な討論を行いました。2月1日(木)の前期選抜まであとわずか。真剣な雰囲気の中で討論が行われました。

 テーマの本質を見抜くこと、自分の意見を簡潔にまとめメモすること、自分と反対意見のポイントをメモすることなど、討論をしながら確認していきました。

 入試のためだけでなく、討論を通して学ぶことがたくさんあると思いました。

 当日は、落ち着いて、自分の意見を伝えていくことです。ガンバレ3年生!

特別活動講演会

1月26日(金)15時00分よりランチルームにて、清水弘美先生(東京都八王子市立弐分方小学校の校長先生)の講演会を開催いたしました。鹿北小・中学校の教職員をはじめ山鹿市内外の先生方にも参加していただき有意義な会となりました。

演題は「人の役に立つ喜びを知る特別活動」。子どもの自尊感情や学級の支持的風土を高める先進的な特別活動の実践について学ぶことができました。清水先生のすばらしい実践とともに、元気と情熱にあっという間に時間が過ぎていきました。鹿北小・中学校に新しい風を吹き込んで下さいました。これからの実践に生かしていきます。

清水先生、お忙しい中熊本まで来ていただきありがとうございました。

私の決意(1月17日、夢プロジェクトにて)

私の決意

西牟田 光虹

 

 私は今まで、壁にぶつかったり、悩んだりした時に、たくさんの人に応援してもらい、支えてもらいました。

 私は、昨年の11月に生徒会長になりました。初めての役割が町のお祭りで、ずっと歌い継がれてきた伝統ある合唱の指揮をすることでした。伴奏と指揮が合わず、自分の指揮が思うようにいかなくて先生からの厳しい指導もあり、毎日毎日がつらかったです。先生と校内で顔を合わせることすら緊張しました。そんな時、母や先生が、「初めは誰でもできない」と励ましてくれました。私はその時、「上達するためには練習を積み重ねる必要があるから、初めはできなくて当然だ。でも、そこであきらめずに努力を続けてほしい。」ということを伝えたかっただろうということに気づきました。このことに気づくまでにどれくらい時間がかかったでしょう。もっと早く気づいていれば心も強くなり、深く落ち込まなくてよかったのかもしれません。しかし、今気づいたからこそ、これまで支えてくれた人たちに感謝したいという気持ちがわいてくるのだと思います。つらいことから逃げずに、努力することは、必ず自分のためになるということを学びました。

また、冬休みに行われた生徒会リーダー研修会では、友だちと本音で話し合うことの大切さに気づきました。来年度の年間テーマについての話し合いが行われる中、初めはなかなか意見が出ませんでした。私は、自分の意見を言うことで、相手がどう思うか不安で発言することをためらいました。しかし、話し合いを進めるうち、みんな自分の気持ちを伝えたいと思っている、相手からも伝えてほしいという気持ちを持っていることを知りました。伝え合うことで、信頼関係が生まれると思います。これから、お互いに安心して気持ちを伝え合えるなかまづくりをしていきたいです。

 そして、私を支えてくれたたくさんの人の中には、私に夢をくれた人がいます。それは保健の先生です。悩んだ時に、保健室に行くと「光虹さんなら大丈夫。きっとやりとげられるよ。」とやさしくアドバイスをしてくださいました。そんな温かい場所が学校にあることは心の支えです。いつしか私は、誰からでも相談される温かい人になりたいと思うようになりました。

 私の夢は、私の学校の保健の先生のような養護教諭になることです。私が大人になった時、悩みがある子どもに、自分の経験を話し少しでも勇気づけることができたらいいなと思っています。そして、「またがんばろう」と思えるような居場所になるためには、たくさんの経験が必要だと思います。このような経験を通して、私たちは自立に向けて進んでいくと思います。

 これからさらに、自分を磨き、自分の経験を通して、子どもたちの悩みに寄り添うことができる養護教諭になりたいです。今から先も壁にぶつかることがあると思います。しかし、一つ一つ乗り越えることで夢を叶えていきます。

 これが私の決意です。