学校生活

日々の生活の中で

がんばれ、3年生!

 1月30日(火)朝7時30分。校長室で公立高校前期選抜のグループ討論の練習をしました。9名の生徒で、「スーパーのレジ袋は有料にすべきか」「無言掃除に賛成か反対か」など、テーマをいくつかしぼって自分の意見を言ったり、質問をするなど、活発な討論を行いました。2月1日(木)の前期選抜まであとわずか。真剣な雰囲気の中で討論が行われました。

 テーマの本質を見抜くこと、自分の意見を簡潔にまとめメモすること、自分と反対意見のポイントをメモすることなど、討論をしながら確認していきました。

 入試のためだけでなく、討論を通して学ぶことがたくさんあると思いました。

 当日は、落ち着いて、自分の意見を伝えていくことです。ガンバレ3年生!

特別活動講演会

1月26日(金)15時00分よりランチルームにて、清水弘美先生(東京都八王子市立弐分方小学校の校長先生)の講演会を開催いたしました。鹿北小・中学校の教職員をはじめ山鹿市内外の先生方にも参加していただき有意義な会となりました。

演題は「人の役に立つ喜びを知る特別活動」。子どもの自尊感情や学級の支持的風土を高める先進的な特別活動の実践について学ぶことができました。清水先生のすばらしい実践とともに、元気と情熱にあっという間に時間が過ぎていきました。鹿北小・中学校に新しい風を吹き込んで下さいました。これからの実践に生かしていきます。

清水先生、お忙しい中熊本まで来ていただきありがとうございました。

私の決意(1月17日、夢プロジェクトにて)

私の決意

西牟田 光虹

 

 私は今まで、壁にぶつかったり、悩んだりした時に、たくさんの人に応援してもらい、支えてもらいました。

 私は、昨年の11月に生徒会長になりました。初めての役割が町のお祭りで、ずっと歌い継がれてきた伝統ある合唱の指揮をすることでした。伴奏と指揮が合わず、自分の指揮が思うようにいかなくて先生からの厳しい指導もあり、毎日毎日がつらかったです。先生と校内で顔を合わせることすら緊張しました。そんな時、母や先生が、「初めは誰でもできない」と励ましてくれました。私はその時、「上達するためには練習を積み重ねる必要があるから、初めはできなくて当然だ。でも、そこであきらめずに努力を続けてほしい。」ということを伝えたかっただろうということに気づきました。このことに気づくまでにどれくらい時間がかかったでしょう。もっと早く気づいていれば心も強くなり、深く落ち込まなくてよかったのかもしれません。しかし、今気づいたからこそ、これまで支えてくれた人たちに感謝したいという気持ちがわいてくるのだと思います。つらいことから逃げずに、努力することは、必ず自分のためになるということを学びました。

また、冬休みに行われた生徒会リーダー研修会では、友だちと本音で話し合うことの大切さに気づきました。来年度の年間テーマについての話し合いが行われる中、初めはなかなか意見が出ませんでした。私は、自分の意見を言うことで、相手がどう思うか不安で発言することをためらいました。しかし、話し合いを進めるうち、みんな自分の気持ちを伝えたいと思っている、相手からも伝えてほしいという気持ちを持っていることを知りました。伝え合うことで、信頼関係が生まれると思います。これから、お互いに安心して気持ちを伝え合えるなかまづくりをしていきたいです。

 そして、私を支えてくれたたくさんの人の中には、私に夢をくれた人がいます。それは保健の先生です。悩んだ時に、保健室に行くと「光虹さんなら大丈夫。きっとやりとげられるよ。」とやさしくアドバイスをしてくださいました。そんな温かい場所が学校にあることは心の支えです。いつしか私は、誰からでも相談される温かい人になりたいと思うようになりました。

 私の夢は、私の学校の保健の先生のような養護教諭になることです。私が大人になった時、悩みがある子どもに、自分の経験を話し少しでも勇気づけることができたらいいなと思っています。そして、「またがんばろう」と思えるような居場所になるためには、たくさんの経験が必要だと思います。このような経験を通して、私たちは自立に向けて進んでいくと思います。

 これからさらに、自分を磨き、自分の経験を通して、子どもたちの悩みに寄り添うことができる養護教諭になりたいです。今から先も壁にぶつかることがあると思います。しかし、一つ一つ乗り越えることで夢を叶えていきます。

 これが私の決意です。



道徳、研究授業

 1月24日(水)6校時、道徳の研究授業を行いました。1年生の教室で小島先生の授業です。国際理解についての読み物を通して、国際社会の一員として、大切なことや自分にできることは何かを考えていきました。生徒が安心して活発に自分の意見を言える雰囲気があり、学級のなかまづくりができていて、生徒と先生の関係がとてもよいということが伝わってきました。このことが何よりうれしかったです。

 また、ゲストティーチャーとして3年生の男子生徒が外国での生活体験をもとに、自分が感じたことなどを1年生に伝えてくれました。さらに、内古閑先生が、中国での3年間の生活を通して中国文化を理解することの大切さを伝えてくれました。その国の言葉を理解することは、その国の文化や宗教、生活習慣なども含めて理解することなんだと思いました。

授業後の研究会では、県立教育センターの梶原先生より、道徳の授業づくりについてのお話、相手の国の文化や習慣などを理解することは、実は身近なところで同じようなことを行っている。自分のすぐ隣の人とも考え方や生き方が違うなど。また、教科としての道徳について詳しく説明をしていただきました。考え議論する道徳のありかた、道徳の授業作りの視点など多岐にわたるお話をしていただきました。私たちの感性が曇らないようにしつつ、しっかりとした指導観をもつことの大切さをあらためて感じました。

 梶原先生、本日はありがとうございました。

 1年1組の生徒のみなさん、すばらしい雰囲気の中での授業ありがとうござました。



給食の始まり

 1月24日(水)、今日の給食は、給食が始まった時の献立を再現したメニューでした。シンプルな中にも作ってくださる方々の温かさが感じられました。今は献立も豊富でたくさんの食材を使っての給食ですが、給食がなぜ始まったのか、その原点を忘れずに大切にしていきたいです。