学校生活

日々の生活の中で

【学校生活】防災教室

 8月29日(木)5・6時間目、鹿北中伝統の防災教室が行われました。昨年度は3年に1回の宿泊を伴う防災教室を行ったので、今年度は午後の2時間の防災教室です。前半、釜石の奇跡に学び、後半は、救命救急・AED講習を行いました。

 特に、「想定にとらわれるな」、「その状況下で最善を尽くせ」、「率先避難者たれ」との三原則について確認し、鹿北版防災クロスロードにチャレンジしました。

 後半の講習は、山鹿消防署鹿北分署から4名の方に来校していただき、胸骨圧迫とAEDの使い方について教えていただきました。やはり、やってみないと、いざという時になかなかでいないので、今日は全員が、胸骨圧迫とAEDを実際に取り付ける練習をしました。

 学校には、体育館と玄関の2カ所にAEDが設置されていることも確認しました。

 鹿北分署の方々からは、

・まずどう自分の身を守り、それから、どう人を助けるのかが大切。

・班の話し合いの中で、一人だけ違う意見があった。その意見に耳を傾けてほしい。

なぜなら、みんなが気づいていないことに気づいているかもしれないから。

・そばにいるあなたにしか救えない命がある。行動する勇気を持ってほしい。

 とのお話をいただきました。しっかりと心に刻み、行動できる人でありたいと思います。

 鹿北分署の皆さま、今日はご多用の中、鹿北中生のためにありがとうございました。

【学校生活】1・2年生課題テスト始まる

 8月29日(木)、今日から2日間、1・2年生は課題テストが行われます。夏休みに学習したことを確認するためのテスト。課題テストに取り組む生徒の真剣な姿からは、もう夏休み気分は消えています。

 勉強、スポーツ、様々な行事に全力で取り組み、どこまで成長できるのか、そんなチャレンジが始まったことを感じさせてくれる教室の静けさです。

【学校生活】2学期が始まりました。

 8月27日(水)、今日から2学期が始まりました。元気に登校してくる生徒。だけど、部活動や克己タイム、サマースクールなどで、生徒は毎日のように登校してきていたので、2学期が始まって久しぶりに生徒と会ったという感覚ではないかなと思いました。

 2学期最初の活動は、大掃除です。夏休みの間、まったく使っていなかった教室やずっと掃除をしていなかったところがたくさんあるので、普段の掃除より時間を多くとって頑張りました。体育服に着替えて掃除をしている姿を見ると、「ああ!2学期が始まった」という気持ちになりました。

 8月27日(水)午前9時30分より、ランチルームで表彰式、報告会、そして始業式を行いました。

 表彰式は、県中体連大会で優勝した弓道女子団体と代表個人で3位入賞の井上さん、鹿本町招魂祭奉納中学軟式野球大会で優勝した野球部の表彰を行いました。今、玄関前には、優勝旗が5本飾られています。全校生徒55名の学校としては、快挙だと思います。また、優勝にはとどかなくても、努力やチャレンジし、自分との戦いを毎日のように繰り返している運動部活動生やクラブチームに所属している生徒の成長した姿は、優勝旗と同じくらい価値があると思います。

 生徒一人一人の成長につながる活動をこれからも大切にしていきたいと思います。

 報告会は、JRC(青少年赤十字)トレーニングセンターに参加した生徒、福祉施設でのワークキャンプに参加した生徒の活動報告です。トレセン参加生徒は、4日間を通して、先見やVSなど自主的に次のことを予測しながら動いたり、活動することが大きな学びになったこと、また、学校に戻って具体的に何に取り組むのか考えてきたことを一人一人が発表しました。「トレセン後の初めの一歩」を踏み出すことができました。

 ワークキャンプ参加生徒は、福祉施設でのボランティア活動を通して相手の立場を考えること、そして、元気づけようとの思いで行ったけど、逆に元気づけられたり、励まされることがあった。ボランティア活動を通して考えたり気づいたことを、学校生活にも生かしていきたいと伝えてくれました。 

 始業式では、教務の橋本先生から2学期の行事や活動に取り組む時の意識や心のあり方、何のために2学期はたくさんの行事があるのかなど、2学期の大切さについて話がありました。

生徒会長からは、生徒会目標達成に向けての決意や具体的な取組について思いを込めて話してくれました。2学期が目標達成のリミットであり、1つ1つの行事を通してみんなで目標に近づき達成しようと力強く話してくれました。

校長からは、学校教育目標達成に向けて話をしました。「一人一人の個性の開花」個性=自分らしさ。いい面も自分がいやな面も含めて自分。自分の強みや良いところを生かすことで自分らしさが輝く、そんな2学期にしてほしいと伝えました。
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 始業式後の学活では、宿題の回収、担任の先生、2学期の目標など様々で、今日が2学期に1日目ということが感じられる内容でした。あやすぎ学級では、バルーンアートづくりにもチャレンジしていました。 

 午前中の活動が終わって、いよいよ給食です。給食の時間はホッとします。みんなランチルームで楽しそうにいただいていました。

今日のメニューは、キーマカレー、ナン、かみかみするめサラダ、そして、デザートには手作りみかんゼリーがついていて、バランスがよくて、味付けもやさしい感じがしました。

 給食は大人になっても楽しみな時間です。

今日は水曜日で、NO部活動です。生徒が帰ったあと、先生方は「道徳教育」の研修を行いました。パワーアップ研修に参加した吉村先生が、プレゼンを使って参加型の研修です。特に、道徳の教科化に伴い、評価について、様々な角度からみんなで考えていきました。

短い時間でしたが、いろいろと考えることができました。

【学校生活】ボランティア活動

 8月23日(金)、ワークキャンプの時、小規模多機能ホームかほくでボランティア活動をした生徒たちが、夏祭りのお手伝いに行きました。積極的に参加したいとの意欲的な気持ちがとてもすばらしいです。

 鹿北中の生徒は、様々な交流活動を通して成長していきます。

 「交流」は鹿北中教育活動のキーワードとなっています。そんなことを感じさせてくれるボランティア活動です。

【学校生活】オーストラリア中高生との交流

  8月19日(月)、オーストラリアのクーマから山鹿市にホームステイで滞在している中高生と鹿北小・中学校の児童・生徒との交流会が行われました。

 9時30分過ぎ、鹿北中に到着した中高生の歓迎セレモニーが行われました。鹿北中生が歌い継いでいる震災復興の歌「しあわせ運べるように」を手話を交えて歌い、生徒会長の歓迎の言葉と続きました。オーストラリア中高生からは、オーストラリアの自然や歴史、文化や学校紹介などが行われ、交流がスタートしました。

 体育館から弓道場に移動し、日本の伝統武道である弓道を弓道部の生徒が披露してくれました。一つ一つの動きに興味深そう見入っていて、矢が的に当たるたびに、拍手や歓声があがりました。

 再び体育館に戻ると、鹿北小学校の児童が、けん玉、竹とんぼ、かるた、相撲、福笑い、火起こし、縄跳びなどのブースを準備していて、日本の伝統文化を通しての交流活動を行いました。けん玉が上手にできた時の笑顔、福笑いで爆笑する姿、火起こしで火がついた時の喜ぶ顔、かるたに熱中する姿など、たくさんの笑顔を見ることができました。小学生のアイデアはすごいと思いました。 

 午前中最後の交流活動は、ランチルームでの書道とうちわへの文字入れです。筆の持ち方や文字の書き方などを丁寧に教える鹿北中生、一生懸命に真剣に字を書くオーストラリアの中高生、片言の英語を駆使して、またジェスチャーを交えて積極的に交流する鹿北中生の姿はとても微笑ましいです。うちわは日本での楽しい思い出となることと思います。 

 体育館で記念写真を撮って、1・2年生とはここでお別れとなります。アーチを作って言葉を交わしながらの別れは名残惜しいものがありました。

 オーストラリアの生徒は、バスで旧岳間小学校に移動しました。そこには、地域の方々が心を込めて作ってくださったたくさんの料理が準備されていました。鹿北中3年生も、11時前に岳間に移動し、昼食の準備などを行いました。

 鹿北の地域の皆さまは、前日から準備をしてくださり、本当においしくて手作りのご馳走に、みんな驚いていました。

 昼食後は、近くの川で水遊びです。制服の生徒もいたので、足だけを水につけるようにとオーストラリアの先生から言われていたようですが、途中からは、もうそんなことは関係なく水をかけあったり、みんなびしょ濡れになりながら思いっきり遊びました。歓声が山にこだまするくらいにぎやかな時間となりました。

 旧岳間小に戻り、保護者の方々と3年男子生徒が竹で作った流しそうめん。日本の伝統文化を楽しみました。器もはしも竹製です。そうめんが流れてくるたびに、上手にはしを使って器にそうめんを入れていきます。もう必死です。そして、楽しそうです。言葉は通じなくても、楽しいとかうれしいなど、心で通じ合うことができることを生徒たちの様子を見ていて教えられました。

 最後は、恒例のスイカ割り。前回よりもスイカの数を増やしました。希望者を募るとたくさんの生徒が手を挙げました。レフトとかライト、ゴーやバックなどみんなが英語で指示し、スイカが割れたときは大歓声、当たらなかった時は大爆笑。すごい一体感です。その後、みんなでスイカをいただきました。 

 すべての活動が終了し、3年生代表生徒の別れの言葉、そして、オーストラリア中高生からの感謝の言葉が伝えられました。そして、今日の午前中の活動をまとめた写真をプレゼントしました。満面の笑顔で喜んでくれました。最後に地域の方々や保護者の方々もみんな一緒の記念写真。最高の笑顔です。

 一人一人とハイタッチをして別れを惜しみながらも、バスに乗り込んでいきました。バスが見えなくなるまでみんな手を振り続けました。

 鹿北の小中学生、保護者の皆さま、地域の皆さまのあたたかな心、おもてなしの心、そして、鹿北の自然の豊かさなどを感じてもらえたことと思います。言葉での交流、言葉を超えた交流、様々な形で人と人とは思いを伝え合うことができることを学びました。

 今年の夏も、すばらしい成長の軌跡をまた一つ刻むことができました。