2024年10月の記事一覧
自分が描きたいふるさとの風景を、どのように表現するのか? ~校内写生大会
10日(木)、校内写生大会を行いました。写生大会の目的は以下の通りです。
・周辺の豊かな自然や伝統的な建築物の美しさやすばらしさに気づき、それらをよく観察して描くことにより、豊かな情操をはぐくみ、自然や文化への畏敬の念やそれ らを大切に守っていこうとする心情を培う。 ・スケッチを通して美術科における基礎的・基本的な能力を身につけ、工夫することによって個性的で創造的な表現力を養う。 |
さまざまな行事との兼ね合いもあり、写生大会を開催しない学校が、最近増えてきました。しかし、「自分が描きたいふるさとの風景を、どのように表現するのか?」、画用紙と向き合う長い時間は、中学生にとって大切な経験です。一昨年、3年生のKさんが描いた「重見橋」が、「八代亜紀絵画コンクール」で見事大賞を受賞しました。主催者の八代亜紀さんは、「絵に描くことでふるさとへの愛情が何倍にもなる。多くの人にふるさとの絵をかいてほしい。」と話されています。【引用:熊本日日新聞(令和5年3月4日)】
ぜひ、皆さんの描きたいふるさと(東陽)を表現してほしいと願います。子どもたちが描いた作品は、11月13日(水)の文化祭で展示します。多くの保護者の皆さまのご来校をお待ちしております。
追伸:風で飛んだ画用紙を救い出したり、ALTのショーン先生の多才さが見られたりした大会でした。使わせていただいた定住センターのトイレを、最後に生活・環境委員会の皆さんがキレイにしてくれました。 (^^)
自分の現在地を知る ~前期通知表渡し~
本日、子どもたちに前期通知表を渡しています。通知表は、前期(4~9月)に身につけた学力等の現状を評価するとともに、今後、子どもたちのよさを一層引き出し、意欲を喚起するためのものです。
保護者の皆さまには、学習の評定だけでなく、所見や出席の記録等もご覧いただき、前期のお子様の頑張りや成長を認めていただければと思います。保護者の皆さまの称賛や励ましの声が、子どもたちの自信とやる気につながります。その後に、今後の課題や後期に取り組んでほしいことについて話し合っていただければと思います。
「5年後、10年後のなりたい自分になるために・・・」“自律・協働・貢献”する生徒を、ご家庭と連携しながら育ててまいります。後期もよろしくお願いいたします。
発見!広がる未来 ~八代地区科学発明工夫展~
八代地区科学発明工夫展が、5日(土)、6日(日)桜十字ホールやつしろで開催されました。本校からは、2年生Sさん、Iさん、Tさん、Sさんの自由研究「氷を一番早く溶かせる液体は何か?!」を出品しました。
本日、ランチミーティングを行い、自由研究に取り組んだ感想を尋ねました。
①なぜ、氷の溶ける速さを調べてみようと思ったのですか? 「夕食のとき、家族が飲んでいたビールやジュース、お茶に入れていた氷の溶ける速さが違っていたからです。ちなみに、お茶→ジュース、ビールの順に氷が溶けました。」 「楽しそう。前にやろうと思っていたテーマで興味がありました。」 ②自由研究に取り組んでみて、楽しかったことは何ですか? 「液体の種類がたくさんあり、やりがいがありました。」 「皆とワイワイやりながら出来たのが楽しかったです。」 ③大変だったことは何ですか? 「砂糖水と食塩水がわからなくなって、再実験したことです。」 「広用紙にまとめるのが大変でした。休みの日にも、集まりました。」 ④今後、調べてみたいテーマはありますか? 「糖分を含む液体が遅いとの結論に達しましたが、ジュースには他の成分も入っています。再度調べて、溶ける法則を見つけてみたいです。」 「生姜が入っているジンジャーエールでも調べてみたいです。」 |
大変だったけど、最後までまとめることができた!という充実感を、話を聞いて感じました。 (^^)/
自由研究に取り組むことで、①課題を決定する(テーマ決定)→②解決策を考える→③何を調べるのか話し合う(実験方法の確認)→④自主学習する(実験を行う)→⑤獲得した知識を整理する(考察)→⑥成果をまとめるという「問題解決型学習(PBL)」の手法が身につきます。
ぜひ、身の回りにある「不思議だなあ」「何故だろう」と思ったことを調べてみてください。知らないことを追求することは楽しいですよ!!
ご結婚、おめでとうございます Part2 ~トヨナンデス生放送~
本日、生徒集会で放送委員会がトヨナンデス生放送を行ってくれました。テーマは、「M先生結婚特集」です。まずは、先日の披露宴で贈らせていただいた「トヨナンデス ご結婚おめでとう編」を流します。各学年のユーモア溢れるメッセージに、笑顔、笑顔!
続いて、ご本人にインタビュー。
「沖縄へ旅行に行ったと伺いましたが、どんなことをされましたか?」
「お相手はどんな方ですか?」
「手料理は食べましたか?」
「プロポーズの言葉は何ですか?」等の質問に対して、
「国際通りでお土産を買ったり、無人島に行ったり・・・・」
「私よりも熱い人です」
「肉じゃがを食べました」
「私と人生のマラソンを一緒に走りませんか?です。」
と、M先生は、照れながらも誠実に答えてくれました。
最後はお約束とも言える“東陽中学校で一番素晴らしい挨拶”を放送委員会の子どもたちと披露してくれました。幸せのお裾分けを頂き、とても嬉しい気持ちになりました。改めて、M先生、ご結婚、おめでとうございます。 (^o^)
これからは、ボランティアガイドでも生姜の素晴らしさについてお話ししていきたいと思います ~しょうが講座~
6日(日)、ボランティアガイド研修として、生姜講座を実施しました。講師は、JAやつしろ生姜部会のI部会長様です。
・東陽で栽培した生姜は辛みがマイルドで旨味がある。 ・県内の生産量は宇城地区が多いが、東陽では貯蔵管理・加工・商品販売する選果場を設立することで、「八代生姜」のブランドを確立した。 ・これまで取り組んできたこと(作り方・味・香り)が認められ、全国でただ一つGI(地理的表示)保護制度の登録を受けた。 ・生姜の栽培は物語。親(種生姜)を植えると、親は子を育てるために力を使い、しわしわになる。しかし、秋には育った子が恩返しで栄養を与え、親がパンパンになる。 ・東陽の生姜畑は石垣で棚田を造って栽培している。崩れないよう、熊本城の武者返しのように反っている。 |
等々、東陽の生姜の素晴らしさについて熱く語っていただきました。
また、子どもたちの質問に対しても、
「生産量はどれくらいですか?」 ・昨年は1,200トン出荷しましたが、今年は高温の影響でこれまでで1番の不作です。 「生産者は減っていますか?」 ・101軒から99軒と若干減っています。農村RMO(農村型地域運営組織)で移住・定住も含めて取組を進めています。 「生姜の成分を教えてください」 ・辛み成分であるジンゲロールは、血行をよくして発汗させ、身体を冷ます効果があります。熱を加えると、ショウガオールに変わり、持続的に身体を温めてくれます。免疫作用もあります。 「生姜を東陽町に普及させた人は誰ですか?」 ・植物学者の島田弥一です。特産品の晩白柚もです。 |
と、わかりやすく回答していただきました。
今月27日(日)には、しょうが祭でのボランティアガイドを予定しています。「ボランティアガイドで東陽の生姜の魅力を発信してほしい・・・」 思いに応えられるよう、ガイドに取り入れていきたいと考えています。I部会長様、ありがとうございました。 m(_ _)m
追伸:講座の後は、清掃活動を実施しました。
ガイドコースを4つの班に別れて草取りやゴミ拾いを行いました。季節外れの暖かさで汗ばむ陽気でしたが、頑張って作業をしてくれました。アテンダントスタッフ(大人付添人)としてご協力いただきましたS様、O様、H様、I様、O様、お忙しい中、ありがとうございました。 m(_ _)m
未来の八代を担うグローバル人材の育成を目指して ~やつしろ英検ウィーク~
熊本県では、「夢を実現し、未来を創る 熊本の人づくり」の基本理念のもと、令和2年度から第3期くまもと「夢への架け橋」教育プランを推進してきました。これからのグローバル社会を生きる子どもたちの夢を拡げるために、重点取組の一つとして“英語教育日本一”を掲げています。八代市教育委員会でも、英語教育の推進を図るために、①第2回英語検定の検定料を中学3年生は全額補助、②第3回英語検定の検定料を中学1・2年生は半額補助の制度を設けています。
明日4日(金)に、本校で第2回英語検定が行われます。今週を「やつしろ英検ウィーク」と位置づけ、朝自習の時間に英検過去問題や対策問題に取り組みました。
急速に進展するグローバル社会、子どもたちが、多様な価値観を持った人々と協働しながら未来を切り拓いていくためには、異文化を体験し、理解することが重要です。
先日、八代市の中村市長がTSMC第3工場の八代市への誘致を表明しました。TSMCの新卒採用の面接試験は、日本語または英語を選べますが、ある大学の内定者の多くは英語で面接に臨んだ学生だったそうです。内定後に送られてくる分厚い書類も英語、工場での公用語も英語になるという観測があり、実践的な英語力がますます求められています。
「英語は苦手です・・・」との言葉も聞かれましたが、挑戦することが大事です。夢を拡げるために、頑張りましょう! (^^)/
人と人がつながっていく授業を目指して Part2
昨日、F・氷川ブロック人権同和教育授業研究会を2・3年生で行いました。50名を超える多くの先生方に、本校のなかまづくりの実践をみていただきました。
2年生では、「(全国水平社を創立した)西光万吉の生き方や水平社創立宣言文から自分自身を見つめ直し、自分の考えや思いを伝え合い、これからの生き方を考える」ことを目標に、2人の生徒が綴った作文をもとに自分の思いを伝えました。
3年生では、「美子さんの生き方から自分を見つめ直し、お互いに思いを伝え合いながら、自分の生き方を見つけること」を目標に、3人の生徒が自分の中にある不安な気持ち、大切にしたい気持ちを発表しました。
「小学校で受けた悪口や落書きのこと」
「人前で話すことが苦手だけど、本当はみんなと話したいこと」
「音程が上手くとれないことを、周りからふざけていると思われていたこと」
「家事をほとんどしなければならないことへの辛さと、祖父への感謝」
「2回の転校によるストレス」
等々、これまで伝えることができなかった思いを勇気をもって発表してくれました。発表を聞いた子どもたちからは、「これまで思っていたこと」「友だちに話したいこと」を自分の言葉で返していました。思いがつながっていく温かな時間が流れました・・・。
参観者の感想には、
○班づくりは部落差別をなくすための最小集団、とても刺さりました。 ○これまでの子どもたちとの関わりがあったからこその本時であると思った。 ○あまり自分のことを語らない生徒の想いに寄り添い、この場まで持ってこられたN先生の取組がすばらしいと思いました。 ○自分のクラスとすごく重なった。クラスの生徒で勇気を持って発表してくれる子がいるだろうかと不安にはなるが、「自分の思いを涙ながらに語る。それを仲間の言葉として受け取る」という経験をしてほしいと思った。 ○授業者の話が最後のまとめだけで、子どもたちの語りと返しで進められていたところが素晴らしかった。 ○自分たちの思いを本気で語っている姿が印象的でした。すてきな雰囲気だと思いました。 ○それぞれが抱えている悩みや思いを知れて、これからの生徒の成長が楽しみです。 ○M先生がしっかりと芯をもって生徒たちと向き合う、関わり合う姿に感動しました。 |
協力者の先生方からは、子どもを見るということ、教材とクラスの実態を重ねて授業づくりをしていくこと等、さまざまな視点でご助言をいただきました。また、今後の実践に向けて、「語れたから終わりではなく、ここからがスタート。子どもたちを支えていきたいですね。」とエールをいただきました。
子どもたちが本当につながり合うために、「自分の思いを伝えること」「仲間の思いを受け止めること」をこれからも取り組んでまいります。協力者のI先生、I先生、人権学習講演会でご講話いただきましたH様、M様、これまで大変お世話になりました。ありがとうございました。 m(_ _)m
自分たちの学校は自分たちで創る!Part3 ~9月生徒集会~
27日(金)、9月生徒集会を行いました。最初に、各委員会から9月の活動の反省と10月の活動の呼びかけがありました。
執行部:文化祭に向けて準備しよう 生活・環境委員会:安全な登下校を呼びかけよう 体育委員会:道具の後片付けを徹底させよう 放送委員会:生徒集会の発表を成功させよう 保健・給食委員会:協力して文化祭発表準備をしよう 図書委員会:本をたくさん読んでもらおう |
各委員からの発表では、体育委員会より、「八代中体連駅伝競走大会」の説明が行われました。
まずは、クイズ!
「八代中体連駅伝競走大会はどこであるのでしょう?」
「昨年の男子の順位は何位だったでしょうか?」
「女子の走る距離は何キロでしょう?」
等々、皆の興味を引いたところで、当日のスケジュールやコースの説明を行ってくれました。今年の大会テーマは、「Where there is a will,there is a way.(意志あるところに道あり)」です。昨年を超える熱き走りを期待します!
体育委員会の皆さん、趣向を凝らした発表、ありがとうございました。 (^o^)
熊本県教育情報システム
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管理責任者 校長 松本 卓也
運用担当者 井上 美紀