2024年10月の記事一覧
未来の八代を担うグローバル人材の育成を目指して ~やつしろ英検ウィーク~
熊本県では、「夢を実現し、未来を創る 熊本の人づくり」の基本理念のもと、令和2年度から第3期くまもと「夢への架け橋」教育プランを推進してきました。これからのグローバル社会を生きる子どもたちの夢を拡げるために、重点取組の一つとして“英語教育日本一”を掲げています。八代市教育委員会でも、英語教育の推進を図るために、①第2回英語検定の検定料を中学3年生は全額補助、②第3回英語検定の検定料を中学1・2年生は半額補助の制度を設けています。
明日4日(金)に、本校で第2回英語検定が行われます。今週を「やつしろ英検ウィーク」と位置づけ、朝自習の時間に英検過去問題や対策問題に取り組みました。
急速に進展するグローバル社会、子どもたちが、多様な価値観を持った人々と協働しながら未来を切り拓いていくためには、異文化を体験し、理解することが重要です。
先日、八代市の中村市長がTSMC第3工場の八代市への誘致を表明しました。TSMCの新卒採用の面接試験は、日本語または英語を選べますが、ある大学の内定者の多くは英語で面接に臨んだ学生だったそうです。内定後に送られてくる分厚い書類も英語、工場での公用語も英語になるという観測があり、実践的な英語力がますます求められています。
「英語は苦手です・・・」との言葉も聞かれましたが、挑戦することが大事です。夢を拡げるために、頑張りましょう! (^^)/
人と人がつながっていく授業を目指して Part2
昨日、F・氷川ブロック人権同和教育授業研究会を2・3年生で行いました。50名を超える多くの先生方に、本校のなかまづくりの実践をみていただきました。
2年生では、「(全国水平社を創立した)西光万吉の生き方や水平社創立宣言文から自分自身を見つめ直し、自分の考えや思いを伝え合い、これからの生き方を考える」ことを目標に、2人の生徒が綴った作文をもとに自分の思いを伝えました。
3年生では、「美子さんの生き方から自分を見つめ直し、お互いに思いを伝え合いながら、自分の生き方を見つけること」を目標に、3人の生徒が自分の中にある不安な気持ち、大切にしたい気持ちを発表しました。
「小学校で受けた悪口や落書きのこと」
「人前で話すことが苦手だけど、本当はみんなと話したいこと」
「音程が上手くとれないことを、周りからふざけていると思われていたこと」
「家事をほとんどしなければならないことへの辛さと、祖父への感謝」
「2回の転校によるストレス」
等々、これまで伝えることができなかった思いを勇気をもって発表してくれました。発表を聞いた子どもたちからは、「これまで思っていたこと」「友だちに話したいこと」を自分の言葉で返していました。思いがつながっていく温かな時間が流れました・・・。
参観者の感想には、
○班づくりは部落差別をなくすための最小集団、とても刺さりました。 ○これまでの子どもたちとの関わりがあったからこその本時であると思った。 ○あまり自分のことを語らない生徒の想いに寄り添い、この場まで持ってこられたN先生の取組がすばらしいと思いました。 ○自分のクラスとすごく重なった。クラスの生徒で勇気を持って発表してくれる子がいるだろうかと不安にはなるが、「自分の思いを涙ながらに語る。それを仲間の言葉として受け取る」という経験をしてほしいと思った。 ○授業者の話が最後のまとめだけで、子どもたちの語りと返しで進められていたところが素晴らしかった。 ○自分たちの思いを本気で語っている姿が印象的でした。すてきな雰囲気だと思いました。 ○それぞれが抱えている悩みや思いを知れて、これからの生徒の成長が楽しみです。 ○M先生がしっかりと芯をもって生徒たちと向き合う、関わり合う姿に感動しました。 |
協力者の先生方からは、子どもを見るということ、教材とクラスの実態を重ねて授業づくりをしていくこと等、さまざまな視点でご助言をいただきました。また、今後の実践に向けて、「語れたから終わりではなく、ここからがスタート。子どもたちを支えていきたいですね。」とエールをいただきました。
子どもたちが本当につながり合うために、「自分の思いを伝えること」「仲間の思いを受け止めること」をこれからも取り組んでまいります。協力者のI先生、I先生、人権学習講演会でご講話いただきましたH様、M様、これまで大変お世話になりました。ありがとうございました。 m(_ _)m
自分たちの学校は自分たちで創る!Part3 ~9月生徒集会~
27日(金)、9月生徒集会を行いました。最初に、各委員会から9月の活動の反省と10月の活動の呼びかけがありました。
執行部:文化祭に向けて準備しよう 生活・環境委員会:安全な登下校を呼びかけよう 体育委員会:道具の後片付けを徹底させよう 放送委員会:生徒集会の発表を成功させよう 保健・給食委員会:協力して文化祭発表準備をしよう 図書委員会:本をたくさん読んでもらおう |
各委員からの発表では、体育委員会より、「八代中体連駅伝競走大会」の説明が行われました。
まずは、クイズ!
「八代中体連駅伝競走大会はどこであるのでしょう?」
「昨年の男子の順位は何位だったでしょうか?」
「女子の走る距離は何キロでしょう?」
等々、皆の興味を引いたところで、当日のスケジュールやコースの説明を行ってくれました。今年の大会テーマは、「Where there is a will,there is a way.(意志あるところに道あり)」です。昨年を超える熱き走りを期待します!
体育委員会の皆さん、趣向を凝らした発表、ありがとうございました。 (^o^)
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 松本 卓也
運用担当者 井上 美紀