学校生活

2023年8月の記事一覧

貴重なご意見、ありがとうございました。Part2 ~八代市教育委員会学校訪問~

 本日、八代市教育委員会学校訪問が行われ、T学校教育課長を始め、13名の関係者の皆さまが来校されました。今年度はBタイプ訪問で、「教育計画・諸表簿等の整備の充実を図るとともに、学校・園の管理・運営上の課題解決に資する」ことを目的に実施されたものです。
 校長室では学校運営や校内研修についての説明および質疑応答が、職員室や事務室、多目的室では諸表簿の点検が行われました。意見交換会では、「先生方の丁寧な取組により、学力の伸びが見られる。」「ボランティアガイドや伝統文化学習等、子どもたちの活躍の場があり、自己有用感の向上につながっている。」との嬉しいお言葉をいただきました。また、今後の児童生徒数の減少を踏まえ、「小中一貫・連携教育をより一層推進し、そのよさを地域に発信してほしい。」との貴重なご助言をいただきました。今後の教育活動に生かしていきたいと思います。八代市教育委員会の皆さま、本日は大変ありがとうございました。

 

※写真は事務室でのようすです。 

原稿通りではなく、自分の言葉で伝えるようにしています! ~ボランティアガイド交流事業~

 昨日、天草市立河浦中学校の生徒の皆さんとボランティアガイド交流事業を行いました。河浦中学校では、世界遺産に認定された「天草の崎津集落」の観光ボランティアガイドに7年前から取り組んでいます。地域の歴史や魅力をどのように発信しているのか?先駆的な取組を学ぶために、東陽町づくり協議会、行政(八代市役所市民活動政策課)の皆さま方と参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 道の駅「東陽」を出発後、崎津集落ガイドセンターに到着。崎津集落に関する映像を視聴した後、河浦中生のガイドで崎津集落を巡りました。崎津協会や資料館、墓地等、潜伏キリシタンの関連遺産を始め、トウヤ、きんつ市場等、平地が少ないために工夫された集落のつくりや地元の名産を販売する直売所について詳しく案内をしてくれました。(はきはきした大きな声と笑顔がとても印象的でした!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 昼食の後は学習会として、①東陽中学校のガイド披露(ひねり灯篭・鍛冶屋下橋)、②質疑応答、③意見交換を行いました。活動を通して、

○ガイドを始めたきっかけは何ですか?・・・自分が住んでいる町に貢献したいと思ったからです。
○地域の魅力を伝える際、大切にしていることは何ですか?・・・原稿通りではなく、自分の言葉で伝えるようにしています。
○緊張をほぐすために、どういうことをしていますか?・・・頑張って緊張しないようにすることです!(笑)家で一生懸命練習して、自信をもってできるようにしています。

等々、お客様にガイドをする上で大切なことを教えていただきました。
 ボランティアガイドリーダーのMさんも、「しゃべり方やフリップの作り方を学びました。」と感想を述べ、ガイドを受ける立場になって気づいた点等、子どもたちにとって学び多き1日になりました。
 ご対応いただきました河浦中学校、天草市観光振興課、河浦支所の皆さま方、大変お世話になりました。 m(_ _)m

追伸:次回のボランティアガイドに向け、これまでのガイドで出てきた質問や疑問を石匠館のU館長に教えていただきました。ありがとうございました。 m(_ _)m

 

2学期を迎える準備境が整いました!! ~小・中合同親子愛校作業&資源回収~

 本日、東陽小・中合同の親子愛校作業と資源回収を行いました。6時30分という朝早くからの開始でしたが、たくさんの方々にご協力いただき、ありがとうございました。5月に行った愛校作業は小学校での作業だったため、昨年5月以来の環境整備でした。

 

 

 

 

 


 本校は、敷地総面積は11,876㎡と大変広く、環境維持が課題となっています。(生徒一人当たり320.9㎡、何と97.1坪もあります!!)自然環境に恵まれている分、特に、春から秋にかけては夏草との闘いになります。作業途中には、めずらしい赤色のバッタも現れました!!(落ち葉の色と同色で、急に動いたのでビックリされたそうです!)

 

 

 

 

 


 グラウンド周辺の草刈りや花壇の周りの草取り等、保護者の皆さまの非常に手際の良い作業のお陰で大変きれいになりました。 (^o^)
 また、作業終了後には資源回収を行いました。PTA三役、地区委員の皆さま方のご協力をいただき、多くの資源物を回収することができました。(ある地区からは軽トラ一杯のアルミ缶をいただき、「こんなに飲むの!?」と子どもたちから驚きの声が挙がっていました・・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 売上金は、小・中の子どもたちの学習環境整備に大切に使わせていただきます。
 親子愛校作業、資源回収、本当にありがとうございました。 m(_ _)m 

教師修養 第4弾 ~東陽フィールドワーク~

 本日、校内研修の一環として、東陽町の文化遺産を学ぶ「東陽フィールドワーク」を行いました。講師は、本校が誇るボランティアガイド、23名の子どもたちです!!1.2kmのAコース、2.2kmのBコースに分かれてガイドを行ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 今年度3回目のガイドということで、説明も慣れたもの!歴史や由来を笑顔で案内するようすが見られました。美しいアーチを描くめがね橋、石積みの棚田等、百余年たった今でも、私たちの暮らしの中に生き続けている文化遺産・・・。改めて先人の方々の偉大さ、東陽町の素晴らしさを感じました。これからも、「石工の郷 八代」の魅力をさらに伝えられるよう、子どもたちと共に取り組んでいきたいと思います。

※画像3枚目~5枚目は8月6日(日)に一般のお客様向けに行ったボランティアガイドのようすです。

みなさんにとって「平和」とは何ですか 

 心配された台風6号、時折激しい雨や強風に見舞われましたが、学校には大きな被害はありませんでした。ご自宅や近くの道路等、如何だったでしょうか。台風が去ったあとも、降り続いた雨により土砂災害などが発生するリスクがあります。引き続き、災害情報等にご留意ください。

 

 

 

 

 【出典:気象庁HP】 

 

 多くの尊い命を奪った太平洋戦争が終結して78年が過ぎました。原爆犠牲者の冥福を祈り、核兵器廃絶と恒久平和の実現を世界に訴えるため、今週8月6日(日)には広島平和記念式典が、9日(水)には長崎平和祈念式典が開催されました。当たり前の日常や誰もが幸せに生きることができる世の中を創っていくことは、今を生きる私たちみんなの「使命」だと考えます。広島平和記念式典では、広島市の小学6年生がこども代表として、「平和への誓い」を読み上げました。

みなさんにとって「平和」とは何ですか。                                                    
争いや戦争がないこと。
差別をせず、違いを認め合うこと。
悪口を言ったり、けんかをしたりせず、みんなが笑顔になれること。
身近なところにも、たくさんの平和があります。

昭和20年(1945年)8月6日 午前8時15分。
耳をさくような爆音、肌が焼けるほどの熱。
皮膚が垂れ下がり、血だらけとなって川面に浮かぶ死体。
子どもの名前を呼び、「目を開けて。目を開けて。」と、叫び続ける母親。
たった一発の爆弾により、一瞬にして広島のまちは破壊され、悲しみで埋め尽くされました。

「なぜ、自分は生き残ったのか。」
仲間を失った私の曽祖父は、そう言って自分を責めました。
原子爆弾は、生き延びた人々にも心に深い傷を負わせ、
生きていくことへの苦しみを与え続けたのです。

あれから78年が経ちました。
今の広島は緑豊かで笑顔あふれるまちとなりました。
「生き残ってくれてありがとう。」
命をつないでくれたからこそ、今、私たちは生きています。

私たちにもできることがあります。
自分の思いを伝える前に、相手の気持ちを考えること。
友だちのよいところを見つけること。
みんなの笑顔のために自分の力を使うこと。

今、平和への思いを一つにするときです。
被爆者の思いを自分事として受け止め、自分の言葉で伝えていきます。
身近にある平和をつないでいくために、一人一人が行動していきます。
誰もが平和だと思える未来を、広島に生きる私たちがつくっていきます。

令和5年(2023年)8月6日 こども代表     【出典:広島市HP】

 「戦争」は、人権侵害の最たるものです。しかし、今もなお戦禍の中で暮らす人々がいます。戦争は決して遠い昔の出来事でも、他人事でもありません。今、世界で起こっている「戦争行為」について、私たちみんなが自分の意見を持つことが大切です。
 自分の思いを伝える前に、相手の気持ちを考えること。友だちのよいところを見つけること。みんなの笑顔のために自分の力を使うこと・・・。
 東陽中の子どもたちが「平和」な未来を創る主体者として育ってほしいと願っています。