2023年3月の記事一覧
先生方のことは一生忘れません・・・ ~令和4年度退任式~
昨日、退任式が行われ、3名の職員が東陽中を旅立つこととなりました。
退任の挨拶では、
「中学校のときに、もうちょっと頑張っていれば変わっていたのではないかと感じています。なりたい自分になるために、遅すぎるということはことはありません。今という時間を大事にしてください。」、
「伝えることを大切にしてください。伝えることで、仲間や助けてくれる人、わかってくれる人が増えていきます。私も新天地で不安だらけですが、みんなが頑張っていると思うので、私も頑張ります。」、
「卒業生の新しい制服姿が見られないのが残念ですが、これからも17人でつながっていってほしいと願っています。これから素晴らしい花を咲かせてください。最後が東陽中で本当によかったです。」
等、温かいメッセージや感謝の思いを口にしていました。
2年生のUさんからは、
「寂しさが込み上げてきます。先生方のことは一生忘れません。健康に気をつけて頑張ってください。」
と、生徒代表お別れの言葉を述べてくれました。
「あなたたちが大好きです!」3名の先生方が、何度も何度も口にされた言葉です。これまで、多くの愛情を子どもたちに注いでくださいました。先生方が影になり、日向になり、サポートしてくれたおかげで、自立し貢献する子どもたちが育っています。本当に、お世話になりました。今後の先生方のご健康とご多幸をお祈りしています。 m(_ _)m
次は、1年後の自分に向けてのスタートです! ~令和4年度修了式~
本日、令和4年度の各学年の全課程を修了します。子どもたちは、この1年間本当によく学び、自己を鍛え、目標に向け努力し続けました。そして、大きく成長しました。1年の節目として、3校時に修了式を行いました
まずは、表彰です。第18回八代亜紀絵画コンクール入選、第16回「いじめ防止標語コンテスト」中学生の部 全国賞、ハッピーブック(多読者)表彰。今学期は、文化系での活躍が目立ちました! (^o^)
続いて、修了式。修了証授与では、2年生Sさん、1年生Yさんが学年を代表して修了証を受け取りました。
校長の話では、修了式の意味をもとに、特にこの1年で成長したと担任が挙げてくれた3名を、クラスの子どもたちに考えてもらいました。
生徒発表では、
「2年生になったら、予習・復習をしてわからない問題はわかる人に聞いていきたいです。新1年生に頼られる2年生になりたいと思います。(1年生Kさん)」
「学習等、やるべきことをして、22時30分には寝るようにしたいです。合同運動会では、自分で考えて積極的に参加していきましょう。(2年生Mさん)」
「生徒会執行部として、3学期は人権集会と3年生を送る会を頑張りました。2年生になったら、3年生をしっかりサポートしていきましょう。最上級生は、2年生での学びを生かし、一歩踏み出してよりよい東陽中をつくっていきましょう。(執行部Tさん)」
等、新年度に向け、とても前向きな決意が聞かれました。
次は、1年後のなりたい自分に向けてのスタートです。目標を明確に持つこと。それを文字にすること。そして実現するまで努力を続けること・・・。なりたい自分をイメージし、一歩ずつ踏み出していきましょう。卒業生からバトンを受け取った新3年生を中心に、みんなで力を合わせ、さらに素晴らしい東陽中を創っていきましょう。4月10日(月)、希望に満ちた子どもたちに合えることを楽しみにしています。
保護者の皆様、これまでの1年間、本校の教育活動に対し、ご理解、ご協力をいただき、ありがとうございました。令和5年度も、“自立し、貢献する生徒の育成”に向け、全職員で導き、サポートしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 m(_ _)m
人生が夢をつくるんじゃない! 夢が人生をつくるんだ!!
21日(日本時間22日)、アメリカ・フロリダ州マイアミで行われたWBCの決勝戦、日本が3対2でアメリカに勝利し、14年ぶり3回目の優勝を果たしました。準決勝のメキシコ戦での逆転サヨナラ勝ち等、最後まであきらめない全力プレーの数々に熱い声援を送った方も多かったのではないでしょうか?(9回裏、村上選手が打った瞬間、私も両手を挙げて叫んでいました・・・。)
大会MVPに輝いたのは、大谷翔平選手。投手として2勝1セーブ、打者でも打率4割3分5厘、1本塁打、8打点と大活躍でした。実は、大谷選手。花巻東高校3年時に作成した人生の目標シートで、27歳の欄に「WBC日本代表MVP」と書いています。1つ年齢を重ねましたが、今回、本当に目標を達成してしまいました・・・。
目標を明確に持つこと。それを文字にすること。そして実現するまで努力を続けること。夢の実現に向け、大切なことを改めて教えてくれました。
5年後、10年後のなりたい自分になるために・・・。すべての一歩は、「やりたい!」という気持ちで始まります。子どもたちには、ぜひその一歩を踏み出してほしいと願っています。大谷選手が目標シートの余白に書いた言葉をエールとして贈ります。
“人生が夢をつくるんじゃない! 夢が人生をつくるんだ!!” (^^)/
噴火する仕組みがよくわかりました!! ~熊本高専連携授業~
16日(木)、熊本高等専門学校八代キャンパスから3名の先生をお招きして、1年理科で「連携授業」を実施しました。実験テーマは、「スライムを使って火山のでき方を調べる実験」。列状に並んだ日本列島の火山の分布を知り、噴火と多様な山の形がどのようにしてできるのかを実験を通して体験的に理解させることをねらいとしています。
スライムを作ること自体が初めての生徒もおり、
「東陽の地層のことやスライムを使ってマグマから噴火するようすを学べました。楽しかったです。」、
「火山と地震の関係を学びました。最後にスライムを作りました。手について扱うのが難しかったです。」
等の感想が聞かれました。
子ども達一人ひとりの「知の創造性」を育むという観点で非常に重要なアプローチとなる「STEAM教育」が、経済産業省より2019年に提言されています。
※Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の5つの単語の頭文字を組み合わせた造語。
この体験を通して、科学技術やものづくりへの興味や関心(ワクワク)を高めてほしいと思います。
お忙しい中、授業していただきました熊本高等専門学校のO様、K様、J様、ありがとうございました
とても勉強になりました・・・ ~2年生音楽示範授業~
16日(木)、2年生音楽科の授業で示範授業を行いました。本校O先生の学習指導力をぜひ学んでもらいたいと八代市立第八中学校のY校長先生の依頼で実現したものです。
本時のめあては「ブルタバ(モルダウ)の情景と音楽の関わりに迫ろう」、ブルタバの情景を表現するために、音楽要素(音色、旋律、テクスチャ)がどのように働いているか?考えて伝えることが目的です。
「音楽のよさを伝えたい!」、O教諭の全身から溢れる思いに、子どもたちも自然と引き込まれます。もう一度聴きたかったり、聴きのがしたりすることがないよう、タブレット端末を活用して鑑賞します。ペアで感じたことを出し合い、互いの考えを深めていきます。最後に、自分たちが聴いた音楽がどの情景を表していたか、根拠をもとに全体に発表しました。
授業の後には研究会も行い、本校のO先生からは、授業づくり、特に教材研究について初任2年目のM先生にアドバイスを行いました。M先生からは、「生徒一人一人の振り返りから導入に入るなど、学習者の視点に立った授業づくりがとても勉強になりました。」との感想をいただきました。
今日、学んだことを、第八中の子どもたちに生かしてくれたらと願います。O先生、2年生の皆さん、素晴らしい授業をみせていただき、ありがとうございました。 (^^)/
一年前のペースでは物足りない・・・ ~朝ランニング~
昨年5月から始めた朝ランニング、部活動生を中心に継続して取り組んでいます。卒業生のOさん、Sさんも参加してくれました。 (^^)/ バドミントン部顧問のM教諭も、次年度の熊本城マラソンに向け、トレーニングを始めました。(歴史めぐりフルマラソン種目で4時間を切ることが目標だそうです!)
「一年前のペースでは物足りない・・・。」子どもたちは、徐々に体力がついてきていることを実感しています。
運動によって脳内で働く神経伝達物質のひとつであるセロトニン(別名「幸せホルモン」)が増える等、朝ランニングは良いことづくしです。まだ参加したことがない1・2年生の皆さん、少し早起きして参加してみませんか?お待ちしています。
確かな学力の育成に向けて ~頑張ってます!弱点克服ドリル~
昨年12月1日(木)に実施した熊本県並びに八代市学力・学習状況調査。(結果については、「東陽の旋風2月10日号」をご覧ください。)夢を実現するための礎となる「確かな学力」の育成に向け、①子どもたちが主体的な学び手となる授業改善と②家庭と連携した学習習慣の形成(家庭学習の充実)に取り組んでいます。
2月16日(木)からは、朝自習の時間に弱点克服ドリルの取組を始めました。教科担当だけでなく、複数体制で支援を行っています。
調査結果から見えた課題(1学期に習った内容が定着できていない、文章から数量関係を読み取ったり立式したりすることができない生徒が多い、場面に応じて書く英作文での未回答が多い等)に応じた復讐問題に取り組むことにより、基礎・基本の定着を図るとともに、「課題を克服する自主学習」という意識を高めて、日々の学習習慣や家庭学習の質を向上させていきたいと考えています。
学習習慣の形成には、ご家庭との連携が重要です。ぜひ、ご家庭でも、先月配布しました個人票を今一度ご確認いただき、側面からの支援(ペースメーカー・サポーター・ファシリテーター)をお願いいたします。
お肉もやわらかく、野菜もシャキシャキの食感で、とても美味しかったです! ~1年調理実習~
7日(火)と13日(月)に、1年生の調理実習を行いました。メニューは、「豚肉のしょうが焼き」と「鮭のムニエル」です。
普段からお手伝いをしている人は、包丁さばきもお見事!手際がいいです。しょうが焼きの実習では、つけ汁も手作り!!しょうが汁につけると、しょうがの分解酵素で肉が柔らかくなり、生臭みもとれるとのこと。味も美味しくなって、まさに一石二鳥!!さすが、しょうがパワーです!! (^^)/
私も、試食させてもらいましたが、その美味しさに感動しました・・・。
子どもたちの感想には、
「しょうが焼きでは、お肉もやわらかく、野菜もシャキシャキの食感で、とても美味しかったです!」
「班で協力してやれたので、スムーズにできました。」
「料理は協力して、空いている時間に皿洗いをすることが大切だと思いました。」
「家でも作ってみたいと思います。」
等、楽しみながら学んだことが書いてありました。
ぜひ、お家の方にも腕をふるってみてください!ゲストティーチャーとしてご指導いただきましたO様、M様、ありがとうございました。
9年間を見通した、子どもの「育ち」と「学び」をつなげるために Part2 ~第4回小中合同会議~
8日(水)、東陽中校区小中一貫・連携教育合同会議を東陽小で行いました。東陽小学校と東陽中学校は、平成25年度より一小一中施設分離型の「小中一貫・連携教育」に取り組んでいます。キーワードは「つながり」と「連続性」。義務教育9年間を見通した、子どもの「育ち」と「学び」をつなぐ教育の展開を目的としています。
前回(1月)の会議で出された成果と課題をもとに、より一層の推進に向けた来年度の活動について確認しました。
小中共通の学校教育目標「ふるさと東陽を愛し、自ら学び、心豊かにたくましく生き、夢実現に向け未来を切り拓く東陽っ子の育成」に向け、校種の枠を超えて、東陽っ子の「育ち」と「学び」の適時性と連続性を重視した指導を展開していきます。保護者の皆様からの温かいご支援とご助言をよろしくお願いします。
追伸:次年度は4年ぶりとなる小中合同運動会を、5月20日(土)、東陽小学校で実施する予定です。今年度同様、子どもたち自身が考え、創り上げる運動会になるよう、側面からサポートしていきます!
「東陽の未来を託す子どもたち」を育てるために ~第4回学校運営協議会~
7日(火)、第4回東陽小中学校運営協議会が開催されました。
学校運営協議会:法律に基づき教育委員会により任命された委員が、一定の権限を持って、学校の運営とそのため に必要な支援について協議する合議制の機関のこと(引用:熊本県教育委員会HP) |
会の中では、①東陽小・中学校の取組について(学校評価下期を受けて)、②来年度の方向性について、③その他 の3点について熟議がなされました。
「東陽町を大好きな児童生徒を育てる」ために、学校、地域でどのような取組をしていけばいいか?、さまざまなご意見を伺うことができました。
貴重なご意見をもとに「地域とともにある学校」づくりを進め、地域の皆さまの思いとともに「東陽の未来を託す子どもたち」を9年間で育てていきます。さらに、この取組が地域の活性化につながるよう、「学校を核とした地域づくり」にも努めてまいります。
お忙しい中、学校運営協議会にご出席いただき、大変ありがとうございました。 m(_ _)m
「石工の郷 八代」の魅力を伝える ~3月中学生ボランティアガイド~
10月23日(日)東陽しょうが祭でスタートした日本遺産中学生ボランティアガイド。12月より、毎月第1日曜日・事前申込制で行っています。
1月、2月は申込みがありませんでしたが、3月は、日本遺産を巡るジャンボタクシーツアーおよび八代市立代陽小学校運営協議会の2団体11名の方にガイドを実施しました。
今回は、有名な白髪岳天然石橋をご案内するBコース「①石匠館→②橋本勘五郎さんの実家→③権三別当堂の石垣→④白髪岳天然石橋→⑤菅原神社のひねり灯篭→⑤鍛冶屋下橋」を巡る2.2kmのコースです。
始めてのコースということもあり、卒業した3年生も1・2年生のサポート役として参加してくれました。
ガイドに参加された方からは、
「とても良かったです。歩いてウォーキングコースみたいで、おしゃべりしながら参加できて良かったです。」 「説明はわかりやすく、ちょうどよい時間でした。身近にある名所等、なかなか気づかないところもあり、新鮮でした。このコース、5,000歩でした。」 「自分の担当以外のとき、小さな手帳を用意して、質問内容や分からなかったこと、気づきをメモすると、さらにレベルアップすると思います。」 「頑張って準備をしていただいたことが伝わってきました。今後の人生にきっとプラスになる貴重な経験になると思います。」 |
等、嬉しい感想や温かなエールをいただきました。
子どもたちからは、
「始めてBコースを案内して、参加された方から教えられたこともあり、勉強になりました。」 「距離が2.2kmだったので、参加された方に長さを感じさせない工夫が必要だと感じました。」 「もっとガイドの仲間を増やして、個別に対応していきたいです。」 |
との感想や課題が出されました。ガイド終了後には、東陽町づくり協議会のN会長より、3年生に終了証が手渡されました。ガイドスタッフリーダーとして、発足から今日まで1・2年生を導いてくれました。ありがとうございました。
翌日、M教諭が子どもたちに4月のボランティアガイドの希望について尋ねたところ、2年生2名、1年生5名が新たに手を挙げてくれました。先輩たちの背中を見て、後輩たちが思いを受け継く・・・。うれしい伝統が築かれつつあります。 (^o^) さらに充実した取組になるよう、子どもたちと共にこれからも励んでまいります。
新しいコース学習会でお世話になりました石匠館館長のU様、アテンダントスタッフ(大人付添人)としてご協力いただきましたS様、O様、T様、お忙しい中、ありがとうございました。
優しく温かい仲間、かわいい後輩、熱心に指導してくださる先生方に出会うことができて、幸せでした。 ~第54回卒業証書授与式 Part2~
Part1のつづきです・・・。
送辞:「中体連陸上大会で、印象に残っていることがあります。私は競技の前、とても緊張していました。そんな時に、ある先輩が『頑張って』と声をかけてくれました。たった一言でしたが、その言葉がとても心強かったことを覚えています。先輩方と過ごした2年間の思い出と学びは、私たちの大切な宝物です。先輩方が築かれてきたこの学校を発展させていくために、努力していきます。」生徒会長 Iさん
答辞:「最上級生としてみんなを引っ張っていく立場となった三年生。最も印象に残っているのは、運動会です。私は、団長としてとても悩みました。どうしたら、きつい練習をみんなが楽しんでくれるか、そもそも自分に務まるのか、不安でいっぱいでした。ですが、練習を重ねていくうちに嫌そうに踊っていたメンバーが、笑顔で踊ってくれた時は、とても嬉しかったです。とても大変だったけれど、より互いの絆を深めることができたと思います。(中略)みんなで一緒に行事を成し遂げていくうちに、少しずつ、クラスの仲が深まり、今では、後輩たちからうらやましがられるほどになりました。こうして、東陽中学校で過ごした3年間を振り返ると、私たちは多くの方々に支えらていたと、改めて感じます。私は、優しく温かい仲間、かわいい後輩、熱心に指導してくださる先生方に出会うことができて、幸せでした。」前生徒会副会長 Sさん
17名の仲間への思い、後輩への思い、保護者の方々への思い・・・、気持ちを込めた言葉の数々に、私の涙腺が・・・。
唱歌「仰げば尊し」、「蛍の光」、「校歌斉唱」。静寂な仲、体育館に歌声が響きます。
保護者代表挨拶:身に余るお言葉をいただき、大変感激しております。S様、ありがとうございました。 m(_ _)m
卒業生退場
学級では、仲間や先生、保護者への感謝の思いを一人一人語ってくれました・・・。
担任からも、エピソードを交えながら最後のメッセージを伝えていました・・・。
卒業生、在校生、職員、保護者、教育委員様等、式に参加された全員の思いが詰まった感動の卒業式でした。17名の卒業生のみなさん、これで本当にお別れです。旅立つ君に、未来が幸多からんことを願っています。
“卒業、おめでとう!”
絵に描くことでふるさとへの愛情が何倍にもなる・・・ ~八代亜紀さん絵画コンクール~
3日(金)、「八代亜紀さん絵画コンクール」の表彰式がお祭りでんでん館で行われ、本校3年生のKさんが、見事大賞を受賞しました!!「自分たちが住んでいるまち」が今回のテーマということで、東陽町が誇る重見橋を色彩豊かに表現してくれました。
八代亜紀さんは、「絵に描くことでふるさとへの愛情が何倍にもなる。多くの人にふるさとの絵をかいてほしい。」と話されています。(引用:熊本日日新聞)
Kさんは、昨年10月にスタートした日本遺産中学生ボランティアガイドのメンバーです。「東陽には、日本遺産に指定されている石橋がまだまだあるので、魅力を発信して多くの人に伝えられたらと考えています。」と話してくれました。ふるさと東陽への思いに溢れた絵が、観る人の心を打ったのだと思います。「石工の郷 八代(東陽)」の魅力を多くの方に発信してくれました。Kさん、大賞受賞、おめでとうございます。 (^^)/
優しく温かい仲間、かわいい後輩、熱心に指導してくださる先生方に出会うことができて、幸せでした。 ~~第54回卒業証書授与式 Part1~
校舎を囲む桜の木々も小さなつぼみをつけ、開花の準備をしています。先日、第54回卒業証書授与式が行われ、17名の卒業生が東陽中を旅立ちました。
先月、子どもたちが植えたナデシコやパンジー、ビオラの花々も大事な門出を祝っています・・・。
9時55分 卒業生入場。卒業証書授与では、緊張のなかにもまっすぐな眼差しで証書を受け取る姿・・・。
校長式辞:「三年間を振り返ると、時には友人や家族、先生と気持ちがぶつかってしまったり、勉強や部活動がうまくいかなかったりしたこともあったでしょう。でも、そのたびに、周りの人達に支えられ、自分の言動を振り返ってきたのではないでしょうか。その繰り返しの中で、あらゆる他者を尊重すること、多様な価値観、考え方をもつ人々と協働することなど、社会人として大事なことを身につけてここまできました。(中略)皆さんは、今日で東陽中学校を旅立ちますが、九年間で学んだ「自主・剛健・奉仕」の精神を忘れず、自立貢献する立派な社会人になってほしいと願っています。」
教育委員会告辞:「日本遺産中学生ボランティアガイドの取組では、東陽しょうが祭りにおける観光ボランティアガイドデビューに向けて、資料の準備、ガイド練習などにおいて、1・2年生をリードしていました。イベント当時は、19団体41名の方に丁寧にガイドすることができ、東陽中に新しい伝統の1ページを築くことができたと聞いています。学校をリードしてきた皆さんの姿は、きっと後輩に受け継がれていくことと思います。そして、学校生活を通して学んだことや経験したことは、今後の人生において大きな支えとなることでしょう。」八代市教育委員 S様
祝詞・祝電披露:「これから皆さんがそれぞれに進まれる新しい道の前途には洋々たる素晴らしい人生が待っています。その一方、乗り越えなければならない試練も数多く待ち受けていることと思います。そのような時は、これまでお世話になった先生方のご指導や先輩、仲間とともに学んだことを思い出し、決してくじけず、真摯に立ち向かってください。多くの経験を通じて心と体を鍛え、たくましく成長されるとともに、それぞれが描く『夢』を実現されることを願っております。」八代市長 中村 博生 様
その他、前校長(現八代教育事務所)のK様を始め、さまざまなお立場から、卒業生の門出を祝うメッセージをいただきました。ありがとうございました。 m(_ _)m
Part2につづく・・・
卒業までのカウントダウン・・・、いよいよ明日お別れです。
卒業までのカウントダウン、いよいよ明日でお別れです・・・。 (T_T)
3校時には、予行練習を行いました。今年は、保護者の方の座席を卒業生席の真後ろの位置に変更しました。たくましく成長したお子様の姿を、ぜひ間近で見守ってください。
4校時には、表彰並びに3学年修了式。表彰では、「スタディタイムパーフェクト賞」「歯優良賞(乳歯、永久歯 むし歯なし)」「全国中学生人権作文コンテスト熊本県大会入賞」「ハッピーブック賞」、これまでの努力の証です。おめでとうございます。続いて、修了式。修了証授与では、クラス代表のMさんの凜とした大きな返事が、体育館中に響き渡ります。記念品贈呈では、八代市教育委員会からいただきました卒業証書筒入れを贈呈しました。
校長の話では、修了式の意味をもとにこの1年で成長した(学んだ)と思うことを一人一人に尋ねました。「準備をすることの大切さ」「リーダーシップ」「周りを思いやる心」等々・・・。それぞれが自分の成長を、自分の言葉で発表してくれました。生徒発表では、「(この1年を振り返って)心が大きく成長しました。新しい考え方を身につけることができました。みんなとこれから毎日会えなくなると思うと寂しいですが、それぞれが新しい道に進むことを楽しみにしています。」と、Kさんが未来への思いをエールにして述べてくれました。
午後の式準備では、「~してください。」と言われなくても、「~しましょうか?」と自主的に動く1・2年生の姿が見られました。これも、先輩たちの背中を見て、自然と学んでいったものです・・・。
「まだ実感が湧かない・・・」卒業生を間近で見てきた先生の言葉です。3年生は、この1年、さまざまな場面で「自立貢献」を具現化し、現在の「伸びゆく東陽中」をリードしてくました。お別れするのはとても寂しいですが、旅立ちの時をみんなで祝い、感動を共有したいと思います。
明日は10時00分開式です。多くの保護者の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。 m(_ _)m
さりげない行動に感心しました! ~地域の方からのうれしいお電話~
27日(月)、八代市西宮町にお住まいのS様より、うれしいお電話をいただきました。
「先月18日(土)に、道の駅『東陽』で交通事故があったが、怪我した運転手を車から助け出して介抱してくれた中学生と小学生がいました。名前を告げずに立ち去ったので・・・。東陽中の生徒ではないですか?なかなか出来ることではないので、感心して電話しました。」とのことでした。
尋ねてみると、2年生男子のKさんとSさんでした。
「車の中から煙が出ていたので、爆発したら危ないと思って助けました。すぐ判断することができて、よかったです。」と話してくれました。
事故時の対応等、わかっていてもなかなか出来ることではありません。学校教育目標スローガンの「自立貢献」をまさに体現してくれた姿に嬉しくなると同時に、頑張っている姿を地域の方々が温かく見守ってくださることにも感激しました。 (^o^)
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