2022年11月の記事一覧
放送委員会 お昼の番組 オンデマンド配信Part5
毎回、さまざまなアイデアで楽しませてくれているお昼の番組。3年生の保護者の方から、「一度見てみたい。」との嬉しい要望をいただきました。
そこで、今回は番組を事前に収録し、28日(月)の給食時間にオンデマンドで配信しました。MCは、放送委員のMさん(2年生)とIさん(1年生)。番組デビューです。
最初のコーナーは、「東陽中学校 ナニコレ問題!!第2弾」。理科室にあるチョークの数や2階廊下の長さ、ヤシの木の数など、今回もマニアックな問題が出題されていました。3階トイレのカーテンの色、間違えました・・・。 (^_^;)
日替わりメニューのショートコーナーは、「R&K」。文化祭の劇で演じたコント(ツッコミ暴走族)をアレンジ!「劇中でバイクが壊れたのは、演技じゃなくて事故!」、「人生初のロン毛とスカート、恥ずかしかったのに誰も笑ってくれなかった・・・。」と裏話を披露してくれました。お笑いコンビになりきったRさん(1年生)とKさん(3年生)のコントに笑いが止まりませんでした。 (^o^)
担当のS先生によると、今回は動画編集や台詞等も自分たちで行ったとのこと、素晴らしい出来映えに感心しました。周りの人たちを笑顔にしようと、アイデアを凝らして制作してくれた放送委員会の皆さん、ありがとうございました。
追伸:今回の番組、2日(金)の学年・学級懇談会の際に、配信を予定しています。ぜひ、ご覧ください。
笑顔をチカラに 地域に活力! 東陽町文化の祭典 ~ステージ部門撮影~
25日(金)、東陽町文化の祭典(ステージ部門)の撮影が東陽スポーツセンターで行われました。
トップバッターは、「坂より上棒踊り」。数百年前、平家の落人が農民の武術として教え、伝えたのが始まりといわれる神秘的な踊りを勇壮かつ華麗に舞ってくれました。
つづいて、「箱石銭太鼓踊り」。大旱魃(だいかんばつ)の危機を救ってくれたお礼と感謝を神に捧げた民俗的な舞を太鼓と笛の音に合わせてリズムよく踊ってくれました。
最後に、「石匠太鼓」。先達の石工への感謝の思いを力強い太鼓や石笛、石を割る音で表現してくれました。
7月から始まった伝統文化学習。これまで7回の練習を積み重ねてきました。東陽に脈々と受け継がれてきた伝統文化、先人の思いを子どもたちはしっかりと受け止め、表現してくれました。
当日の模様は、ケーブルテレビで12月5日(月)から放送される予定です。子どもたちの頑張りをぜひご覧ください。
これまでご指導いただいた指導者の皆様方、大変お世話になりました。 m(_ _)m
「時を守り、場を清め、礼を正す」 ~感謝の精神~
カタールで行われているワールドカップで、日本のチームやサポーターが行った行為が、世界中で賞賛されています。ドイツ戦で使用した後の整理整頓されたロッカールームのようすや、試合後に日本人サポーターがスタンドに落ちていたゴミを拾い集める姿が大きく報道されました。【写真:FIFA公式ツイッター】
「時を守り、場を清め、礼を正す」
この言葉は、教育者であり哲学者であった森信三氏が「職場再建の3原則」として提唱したものです。
「場を清め」の意味は、掃除をすることで、「気づく人になれる」「心が磨かれる」「謙虚になれる」「感動の心をはぐくむ」「感謝の心が芽生える」と述べています。
記事によると、日本人サポーターに「なぜスタンドでゴミ拾いをするのか?」と尋ねると、「私たちは日本人でありゴミを置き去りにしません。そしてスタジアムを尊重しています。」と答えたといいます。ゴミを拾うという行為もですが、日本人の気遣いや謙虚さ、感謝の精神が世界で賞賛されているのだと思います。
この3原則は、すべてが自分のためでもあり、みんなのためでもあります。学校は皆さんがともに生活し、ともに成長する場所です。誰もが、気持ちよく学校生活を送り、成長できるように、「時を守り、場を清め、礼を正す」を実践していきましょう。まずは、無言感動掃除と、ロッカーや机の中の整理整頓を心掛けてください。
生理用品をいただきました ~教育へのCSR~
22日(火)、第一生命保険株式会社の地域貢献活動の一環として、生理用品を寄贈していただきました。
現在、経済的な理由等から生理用品の確保が困難な状況にある「生理の貧困」が社会問題化しています。生理用品の確保に不安を感じることなく、安心かつ健康な学校生活を推進するため、11月から校舎各階のトイレに生理用品を常備しています。寄贈された生理用品も、子どもたちが活用できるよう大切に使わせていただきます。第一生命保険株式会社 熊本支社八代営業オフィスのS様、T様、誠にありがとうございました。
教師修養 第10弾 ~企業は、何を大事にすべきなのか?~
21日(月)、東陽小・中合同研修の一環として、熊本県立教育センターからT指導主事をお招きし、研究授業を行いました。授業者はM教諭。3年生社会科は、3ヶ月連続の研究授業です。
本時のめあては、「企業経営での大事な要素について考えよう」。4つの班が提案するCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)活動を、「社長」、「投資家」、「就職を考えている学生」の立場で評価していく内容です。
資本金1,000万円を元手に、各班が提案したCSR活動は、次の4つです。
①小売業(会社名:DREAM)「社内での募金活動」「募金weekの期間は売上げの5%を募金」
②IT関連企業(会社名:TOMI)「地方公共団体と協力し、地域の魅力を発信」「さまざまな事情で外出できない人もアプリ(仮想空間)を使って外出気分を味わってもらう」
③建設会社(会社名:S建設)「カーボンニュートラルやSDGsへの取組」「地域清掃や職場体験学習の受入」
④自動車会社(会社名:VIモータース)「安価に修理、地域へのボランティア」「福利厚生の充実」
提案を受け、不明な点や疑問点を質問し、効率と公正の観点で評価を相互に行い、これからの社会に求められる企業のあり方について自分の意見をまとめていきました。社会が永続的に発展していくために、企業が社会の一員としてどのように貢献していくのか?企業経営の視点から探求する単元デザインの工夫がみられた授業でした。
授業研究会では、「生徒が主体的な学び手となる授業づくり」に向け、小学校の先生方と活発な協議が行われました。
T指導主事からは、授業や単元構想案の気づきとして、
・子どもたちの能動的(自ら問いを発している、自ら考えている、「協働」して学びを深めている)な姿がさまざまな場面で見られた。
・本時の目標と評価基準、学習課題とまとめに整合性があった。
・投資家や顧客に向けた経営計画(財務計画)の提案もあったので、本時のねらいとする「(CSR活動から)企業が大事にすべきこと」は考えられたのか。
・本時で働かせる社会的な見方・考え方として、「効率と公正」は適切だったか。
・単元構成は、すごく面白い。子どもたちがわくわくする構成である。
等、多くの指導助言をいただきました。
「課題の解決に向け、自分で考え、自分から取り組んでいましたか」の問いに対し、肯定的に回答した3年生の割合が、今回の実態調査では100.0でした。(4月:71.4)今後、各教科、各学年でも、知的好奇心を喚起し、子どもたちが意欲的かつ主体的に考え活動する授業を目指し、授業改善をさらに進めていきます。
T指導主事、公務ご多忙の中、東陽小・中学校へのご指導・ご助言ありがとうございました。 m(_ _)m
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