学校生活

日々の生活の中で

【学校生活】「鹿北ふれあいデー」の取組始動

 10月20日(火)の7時間目、総合的な学習の時間に取り組みました。1年生代表生徒は、図書室で地域の方々と冊子作成の編集会議を行いました。また教室では、鹿北ふれあいデーの展示等について考えました。

 2年生は、カフェの経営準備。自分たちで準備できるもの、学校にお願いすること、さらには、地域の方々に依頼することなど、今後の活動の仕分けを行いました。
 3年生は、鹿北ふれあいデー全体のプロデュースや様々な企画について具体化の話し合いを行いました。

 いよいよ鹿北ふれあいデーの取組が本格的に始まりました。

【学校生活】清流祭振り返り

10月20日(火)の5時間目、各学級で総務委員が司会進行を担当して、清流祭の振り返りを行いました。

 テーマの達成や自分の殻を破ること、また、成果を確認して、どのように次の鹿北ふれあいデーにつなげていくのかなど、活発に意見交換を行いました。

 1・2年生教室での話し合いには、生徒会三役の3年生が入って、話し合いの趣旨説明をしたり、思いを伝えるなど、より深い話し合いとなるようアドバイスしていました。

 5時間目の話し合いの結果を踏まえて、6時間目は体育館で全体の話し合いが行われます。

 6時間目、体育館に全校生徒が集合し、5時間目の学級での話し合いをもとに、清流祭の成果と課題を共有しました。

 各学年の代表生徒から、学級での話し合いで出された意見などが報告され、他学年からの意見や感想などが伝えられました。

 9月の小中合同運動会、10月の清流祭、11月の鹿北ふれあいデーと続く学校行事には、学びの連続性があります。

 運動会の成果は清流祭に生かされ、課題として残った部分は、清流祭の取組を通して再チャレンジされていきました。

 同じような形で、鹿北ふれあいデーの取組に臨んでいきます。だからこそ、徹底した振り返りが大切となります。

 今日の全校集会で「(小中合同運動会+1)+(清流祭+1)」について共有し、鹿北ふれあいデーの取組に生かされていきます。

 話し合い活動を通して、生徒会年間テーマ「前進」を生徒自らが体現しようとする姿に接し、鹿北中生の集団の質の高さを感じました。

【学校生活】第36回清流祭

 10月18日(日)、8時30分より、鹿北中体育館にて、多数の保護者の皆さまにご来場いただき、第36回清流祭を開催しました。

 今年の清流祭テーマは「友輝 ~自分の殻を破り、ともに踏み出そう新たな自分へ~」。直前の生徒集会でも、再度テーマ、サブテーマを確認し、一人一人が自分の殻を破るとは具体的にどんなことなのかを考え清流祭に臨みました。

オープニング

 生徒会三役による劇。目標に向かって一緒に進んでいく中で大切なものは何かを問いかけました。一人一人の個性を大切にしていくことなど、鹿北中生が大切にしていることを表現しました。

音楽部の演奏

 今年も鹿北を!山鹿を!そして皆さんを!笑顔にすることをコンセプトとして「パワー」を届けてくれました。そして、リコーダーやトーンチャイム、ベルハーモニーなど様々な楽器で癒しの空間を演出しました。

作文発表

 鹿北町は「小さな親切運動」を実践しています。鹿北中でも「小さな親切運動実践校」として、定期的に作文発表を行っています。今年の清流祭でも各学年代表生徒の発表があり、会場が温かい空気に包まれました。

ビブリオバトル

 鹿北中として初めての試み。おすすめの本を紹介し合い、「一番読みたくなった本」を決める知的書評合戦。各学年の予選を勝ち抜いた3名の生徒による代表決定戦。鹿北中初代チャンプ本は3年生代表生徒が紹介してくれた本に決定しました。 

 チャンプ本は、「あの夏を生きた君へ」です。

1年生劇「鹿北遺産みーつけた!」

 「ふるさと再発見」をテーマに未来に残したい鹿北の宝「鹿北遺産」について調べ、今まで知っているようで知らなかったことにも気づくことができました。大好きな町だからこそ、たくさんの人たちに鹿北の魅力を伝えたい!!25人の1年生が、劇を通して鹿北の魅力を情感豊かに紹介してくれました。

2年生劇「宮古鹿北物語~出逢いが創る絆と感動~」

 昨年度から、沖縄県の宮古島にある「結の橋学園」との交流活動に取り組んでいる2年生。宮古島のことや鹿北・山鹿のことを調べたり、今年の2月には、実際に宮古島を訪問して、直接、「結の橋学園」の皆さんと交流をしたりしました。その時の体験や感動を劇で表現しました。

合唱祭

 最初に校歌の全員合唱。続いて、1年生が「unlimited」を歌いました。個性豊かな1年生。そんな1年生らしく希望に満ちた今の思いを表現しました。

 2年生の合唱は、「風をみつけて」です。一人一人の思いが重なり合いとても温かく優しい歌声が会場を包んでいきました。2年生が一歩ずつリーダーに成長していることを実感しました。

 3年生の合唱は、「手紙」。進路決定の時期が近づき、不安や悩みに押しつぶされそうな時があります。そんな思いを未来の自分に打ち明けます。自分と重ね合わせながらの合唱は、一人一人の心に熱いものが伝わってきました。

 学年の合唱後、鹿北中が歌い継いでいる「しあわせ運べるように」を、手話をつけて歌いました。熊本地震で被災された全ての方々を元気にしたいと、先輩方が歌い始め、その思いを受け継ぎ、さらに広めようと歌い続けています。

 「山のいぶき」は、鹿北町が四半世紀を超えて歌い継いでいる曲。鹿北町の自然の豊かさ、命の息吹を伝えたいとの思いを込めて歌いました。

 そして、今回からこの2曲に加え、「花は咲く」を歌うことが3年生から発表されました。この曲は、東日本大震災の復興支援ソングです。東日本大震災を風化させないとの先輩方の思いを3年生が具体的な形で伝えていくことを提案しました。

 日本中の全ての方々へ、「ふるさと」を愛する方々へとの思いが込められています。3年生が手話をつけて歌った今日の清流祭が、鹿北中の新たな伝統の出発点となりました。

3年生劇 「私の選択~進路公開に向けて~」

 もうすぐ進路選択、受験を迎える3年生。体験入学や三者面談など、受験に向けて急激に動き始めました。志望校を決める中で、いろいろな思いがぶつかります。それぞれの進路を決めるにあたって何が大切なのか、悩みながらも一番大切にしたいものは何なのかを力強く伝えてくれました。

 1・2年生にとっての憧れであり、大きな壁のような存在となった3年生。さすが3年生です。

 展示見学

 午後は展示見学を行いました。山鹿市科学展、発明工夫展出品作品、美術作品、書写、家庭科のティッシュケースや造花アレンジ、総合的な学習の時間の学びの展示、鹿北絵画クラブの皆さまの作品、支援学級やせせらぎ教室の作品、鹿北中恒例の卒業アルバムの展示など、たくさんの展示作品を丁寧に鑑賞しました。

    今年の清流祭、何といっても全校生徒が参加できたこと。このことが一番うれしかったです。誰一人かけることなく、全員が体育館にいる。なかまのすばらしさを感じました。

 次に、新たな伝統となるビブリオバトルや「花は咲く」など、現状維持に満足せず常に新しい何かを生み出そうとするエネルギーが感じられたことが素晴らしいと思いました。

 そして、生徒会三役や総務委員会を中心に、テーマにこだわり、何度も話し合い、集会活動を行ったり、各学年の取組でも、試行錯誤しながら、ぶつかり合いながら、みんなで劇や合唱を創り上げることができたことで、「大きな学び」が生まれたことがすごいことだと思いました。

 さらに、清流祭終了後の放課後、ほとんどの生徒が下校したあと、生徒会三役と各学年総務委員の生徒がランチルームに集まり今日の振り返りを行いました。活発な意見を出し合い、火曜日の学級活動、生徒集会で何を話し合うのかを考えました。

 

 常に、立ち止まらず、一歩先を考え前に進もうとする姿、その姿は、生徒会年間テーマ「前進」そのものであると感じました。

【学校生活】山鹿市中体連駅伝競走大会

 10月13日(火)、午前、山鹿市総合体育館周辺の周回コースにて、中体連駅伝競走大会が開催されました。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開閉会式は代表生徒のみ参加、保護者の皆さまの応援も事前に名簿を提出していただくなど、いつもとは少し違う雰囲気の大会となりました。

 鹿北中は男女各2チームが参加、そして、補助員や応援生徒など全校生徒で駅伝大会に参加しました。

 選手のみなさん、一生懸命な走り、ありがとうございました。走る時間が近づくにつれて緊張と心臓バクバク。そして、走っている時の苦しさ、きつさ。たすきを渡した時、ゴールした時のホッとした気持ち。悔しさや満足感など。

 いろいろな気持ちをわずかな時間で味わった選手のみなさん。そんな思いを味わった一人一人は、心身ともに成長しているはずです。よく頑張りました。

 補助員のみなさん、選手への温かい声かけ、相手に対するやさしさと思いやりが伝わってきました。選手として走りたかった人もいたかもしれませんが、そんな気持ちを抑えてサポートしてくれた。ありがとう。

 さらに選手、補助員のみなさんの、積極的に誰にでも挨拶する姿、そして、競技終了後、率先して片付けを行う姿、とてもすばらしかったです。

 開会式に参加した代表生徒2名は、教育長等の皆さまが体育館に入られた時、すぐに立ち上がって、体育館に響く大きい声であいさつすることができました。鹿北中の代表として誇らしかったです。

 そして、応援の生徒のみなさん、先生方。どの中学校に対しても大きい声で応援していきました。

 特に、最後の学校の選手が直線道路のかなり遠くの方に見えてきた時、すぐに大きい声で応援しました。近づいてくるにつれてどんどん大きくなる声援と拍手。他の学校の生徒も鹿北中につられて大きな声で応援を始めました。

 ゴールした時にも大きな拍手。今までにない光景が見られました。この光景を創ったのは鹿北中生であったと思います。すごいことです。

 今日の駅伝大会。鹿北中生の当たり前のレベルの高さが、いろいろな場面で見られたことが一番すばらしかったです。それだけ、日々の生活レベルが高いことをあらためて実感しました。

 推戴式では、ここにいるみんなで、中体連駅伝大会を創ってほしいと話しました。見事にそれを達成してくれた鹿北中生。本当にありがとうございました。

 18日の清流祭でも、今自分ができる精一杯を出し切って、一人一人、個性を輝かせ、自分の殻をやぶって、清流祭テーマ「友輝」を達成してほしと思います。

 全員が自分ができる精一杯を出し切った駅伝大会。一人一人の頑張りに大きな拍手を送ります。

 最後になりましたが、心から熱い声援を送り続けてくださいまし保護者の皆さま、地域の皆さま、今日はありがとうございました。とても心強かったです。

 学校に戻ったあとの16時00分より、全校生徒が体育館に集まり、今日の駅伝大会の報告会を行いました。

 担当の先生から、選手一人一人のタイムが温かいコメントとともに発表されました。そして選手を代表して男女各1名の生徒が、感想やお礼の言葉を伝え、その後、応援や補助員の生徒から、選手へのねぎらいの言葉や自分自身の頑張りなど、たくさんの思いが伝えられました。

     駅伝大会の終了は、毎朝走ってきたことの終わりでもあり、次の大会に向けての新たな始まりでもあります。一つの区切りを迎え、これから一気に秋が深まっていきます。