日々の生活の中で
【学校生活】はるかのひまわり
8月6日(金)、今年もはるかのひまわりが開花しました。
このひまわりは、はるかのひまわり絆プロジェクトからいただいた種を植えて育てたものです。
水やりをしたり、雑草を取ったり、成長を見守りながら「いのち」について考え見つめる機会となっていました。
はるかのひまわりの開花は、いのちの輝きそのものです。
鹿北中生全員が、ひまわりの開花を喜んでいます。
【学校生活】備えあれば憂いなし
8月6日(金)、現在日本の太平洋上には3つの台風があり、その中でも9号の動きが気になるところです。
明日から、3連休となることから、各学年で分担して飛ばされそうなものを室内に移動したりしました。
「備えあれば憂いなし」です。
【学校生活】平和への誓い
8月6日(金)、76回目の「広島原爆の日」を迎えました。
午前8時15分、広島に原子爆弾が投下され、多くの犠牲者を出し、今もなお苦しみの中で生きておられる方々がいます。
私たちは、76年前の出来事を決して忘れてはなりません。
鹿北中では、今日は半旗とし弔意を表すとともに、原爆が投下された8時15分、全員で黙とうを行いました。その後、3年生代表生徒が平和への決意を発表しました。
ユネスコ憲章前文には、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」とあります。
鹿北中生一人一人の心の中に、どのように平和のとりでを築いていくのか、全校生徒とともに日々考え実践化していきます。
平和への誓い
私たちには使命があります。あの日、広島で起きた悲惨な出来事。そのことを知り、被爆者の方々の思いや願いを聞き、考え、平和の尊さや大切さを、世界中の人々や次の世代に伝えなければならないのです。
昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。赤く燃え、真っ黒に焼け焦げてボロボロになった広島の町。「兄が死ぬより、わしが死んだ方がよかった。」、大切な人が亡くなった悲しみと生き延びた者の苦しみには終わりがありません。
心に深く傷を負った被爆者は、それでも前を向き、「僕ら若人の力によって、きっと平和な世界を築き上げてみせる。」と決意しました。悲しみや苦しみを抱えながらも、被爆者の方々は生きることを決して諦めず、共に支え合い、広島の町の復興に向け立ち上がりました。
本当の別れは会えなくなることではなく、忘れてしまうこと。私たちは、犠牲になられた方々を決して忘れてはいけないのです。私たちは、悲惨な過去をくり返してはいけないのです。
私たちの願いは、日本だけでなく、全ての国が平和であることです。そのために、小さな力でも世界を変えることができると信じて行動したい。誰もが幸せに暮らせる世の中にすることを、私たちは絶対に諦めたくありません。
争いのない未来、そして、この世界に生きる誰もが、心から平和だと言える日を目指し、努力し続けます。広島で育つ私たちは、使命を心に刻み、この思いを次の世代へつないでいきます。
広島市立袋町小学校 6年 伊藤まりあ
広島市立五日市東小学校 6年 宅味義将
【学校生活】山鹿市英語暗唱大会に向けて
8月5日(木)、朝7時30分から全校体育(克己タイム)、部活動と暑い中一生懸命頑張ることができました。
部活動終了後、ランチルームでは、9月に行われる山鹿市英語暗唱大会に向けて練習に取り組んでいました。
英語の先生と共にALTの先生にもアドバイスをいただきながらの練習は真剣そのもの。
まだまだ、練習が必要ですが、練習するごとに上達していくことを実感できます。
鹿北中の代表として、練習を重ねることで自信を深めてチャレンジしてほしいと思います。
【学校生活】山鹿市校長会講演会
8月4日(水)、10時00分より、山鹿市校長会講演会がリモートで行われました。
講演をしてくださったのは、九州学院高校前野球部監督、坂井 宏安様です。
「私と高校野球~教育と育成・組織~」との演題で、熱く語ってくださり、たくさんのご示唆をいただきました。
その一部を紹介させていただきます。
九州学院野球部
・甲子園第一主義ではなく、3年間、九州学院で野球をやってよかったという野球部。
・大切にしている3つのこと(校長先生との約束)
①安全・健康が大切
怪我や体を壊したり、心が病んではいけない。心も体も健康。
②九州学院という学校
まず、学校のことをしっかりやる。学校生活を楽しく充実。
③野球
放課後はみっちり野球に取り組む。
目標と目的は違う
・目標は甲子園出場。目的は自分の心、人間性を育てる。
スローガンは「友喜力」
・親や家族、試合に出られないなかま、地域の方々など応援してくださる全ての人を喜ばせることができる人に。
まずはしつけが大切。「躾」=身を美しく
・野球で一番になりたかったら、他のことでも一番に。あいさつで一番、ルールを守ることで一番。
・ダメなものはダメ。
・「おこる」と「しかる」は違う。
・おこるは、命に関わることなどは厳しく言う
・しかるは、人をよくするため。こうしたらもっと良くなる。伸びる。
体罰は絶対ダメ。
・言葉でどうやって納得させられるか。体罰をしてしまう指導者は、そのことを勉強していない。
身近な人を大事に
・一番身近にいる親を大事に。
・毎日弁当を作ってくれる。洗濯をしてくれる。
・だからこそ、「ありがとう」、「いただきます」「ごちそうさま」「お願いします」「ありがとう」の一言が言える人に。
・ユニフォームを着る時だけしっかりしてもダメ。
監督に元気なあいさつ。
それ以上に親や担任の先生、近所の方々に元気なあいさつができる人でなければならない。
・室内で大きなあいさつをするのはダメ。場を知ること、空気を読むことが大切。
野球はキャッチボールが大事
・ボールを使ったキャッチボールは野球の基本。
しかし、言葉のキャッチボールも大切。
これができたら今度は、心のキャッチボールができる人に。
悩んでいる人、苦しんでいる人に声をかけることができる人に。
トイレ掃除
・九州学院では、キャプテンや主力選手が行う。便器は手でぞうきんを使って磨く。
・ヤクルトの村上選手も高校時代トイレ掃除を行っていた。
・トイレが汚いと練習をやめる。
・甲子園に行くなら、甲子園に行くだけの人格を磨く。
高校3年間
・3年間で何かを身につけてもらいたい。
・就職したとき、親になったときに、先生が言ったことは、こういうことだったんだと思ってもらえればよい。
・例年通りが一番よくない。
・練習も毎年違う。そのチームに合った練習。
・来てくれた生徒、送り出してくれた親がいる。監督も努力しなければならない。成長しなければならない。
・甲子園も大切だが、高校卒業後の進路保障もしっかり行う。校長先生との約束
・大学からも九州学院の生徒がほしいと言われる。選手として、学生コーチとして、部員としていろいろな状況であっても頑張ることができるのが九州学院の生徒だから。
甲子園
・抽選会。大阪城ホールに集まってのあの緊迫感がたまらない。
・開会式。甲子園を堂々と行進している生徒。ここまでよく頑張った。涙が出てくる。
・自分の試合。相手への大歓声の中での試合。その流れに乗るしかない状況の中での試合。子どもたちを育ててくれる。
・甲子園は人を育ててくくれる。また、人をダメにもするところ。
村上宗隆選手
・昭和の時代のにおいのする子。前向き、くじけない、やんちゃ。
・下級生を大事にする。
・決勝で秀岳館高校に負けたとき、村上は泣かなかった。泣きじゃくる後輩に対して、「オレたちが力がなかったから負けたんだ。お前たちはよく頑張った。
秀岳館のベンチを見ろ。来年はお前たちがあんな風に喜べ」と言った。
そして、九州学院のグラウンドに戻ってきてグラウンドで様々な思いを語り合い、みんなが帰った後、一人だけ残っていて、監督のところにきて、「先生をもう一度甲子園に連れていきたかった」と言ってわんわん泣いた。
そんな選手が村上宗隆。
・ベンチではいつも監督の横に座って、何でも吸収しようとしていた。
・小さいときからダメなものはダメと教えられてきたのだろう。
だから、注意されたときも、僕のために言ってくれていることを理解できている。これは親のしつけのたまもの。
人をみられたら情けない
・手が汚れたら洗えばよい、汗をかいたら流せば良い、人をみられたら情けない。
「はい」と言ってやれるかどうか。
「はい」と言ってやることができれば自分も爽快、人も喜ぶ。そうでないと、頼まれなくなる。「あの人は」と人をみられたら情けない。
伸びる選手
・好きでやっている。好きで練習をしている。体力があり怪我が少ない。
・がまんできる。自分のルーティーンをもっている。
・イチロー選手もずっと練習していた。毎日の小さな差が2年、3年経つと大きな差になっている。
・みんなが遊んでいる時に頑張れる子。
・10頑張るではなく、11まで頑張りきれる。やりきれる。
・きつくても、やらなければいけないと思える。
最後に
・中体連大会などで、熊本の子が頑張っていることがとてもうれしい。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 西浦 伸一
運用担当者 教諭
◆熊本県教育広報誌
ばとん・ぱす vol.79
◆熊本県人権情報誌
コッコロ通信 vol.59
山鹿市立 鹿北中学校
- Kahoku Junior high school -
住所:〒861-0601 熊本県山鹿市鹿北町四丁1464番地
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